向井理さん主演のドラマ『10の秘密』第6話のネタバレあらすじ&感想をまとめてみました。
『10の秘密』は完全オリジナル脚本の本格サスペンスです。
向井理さん演じるシングルファーザー・白河圭太が娘を誘拐されるところから話は始まります。
犯人からは娘を返してもらうためには仲間由紀恵演じる元妻・仙台由貴子を探せとの連絡が。由貴子にはとんでもない秘密があることを知った圭太。秘密を追えば追おうとするほど次々と新たな秘密が判明し、事件が起きていく——。
今期のドラマは『テセウスの船』や『アリバイ崩し承ります』などをはじめとするサスペンスや推理ものが多いですが、原作なしの『10の秘密』に大きな期待をしています!
脚本:後藤法子
演出:宝来忠昭、中西正茂
主題歌:秋山黄色『モノローグ』
以下『10の秘密』第6話のネタバレあらすじ&感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『10の秘密』第6話をまだご覧になっていない方はご注意ください。
『10の秘密』第6話までのおさらい(一部ネタバレあり)
シングルファーザーの白河圭太(向井理)は14歳の娘・瞳(山田杏奈)と2人で暮らす建築確認検査員。
ある日娘が誘拐され、犯人から娘を返して欲しければ元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)の行方を探せと言われる。
幼馴染の保育士の石川菜七子(仲里依紗)の協力を得ながら手がかりを探す圭太。そんな中、由貴子から連絡があり、自殺した帝東建設の矢吹という男の自宅から偽装建築の証拠を盗み出してくれば瞳を救うことができるという。圭太はその証拠を盗み出し、由貴子に渡し、由貴子が瞳と交換条件にそのデータを犯人に渡したのだった。
しかし、実は誘拐は由貴子が仕組んだことで、建築知識のある圭太に偽装建築の証拠を盗み出させるための自作自演だった。由貴子は圭太が盗み出した証拠を元に帝東建設の社長(佐野史郎)をゆすって合計6億円を得ようとしていたのだった。
その事実を知った圭太は半グレの男に協力をあおぎ、お金を受け取った由貴子から3億円を奪ったのだった。しかし、由貴子は“どんな手を使ってでもお金は奪い返す”と圭太に宣戦布告。
一方、瞳の相談に乗り近づくジャズピアニストの翼は、実は10年前に瞳が引き起こしてしまったかもしれない火事で死亡した女性の息子だということが判明する。火事のことは圭太と由貴子の2人だけの秘密にしていたのだが、翼がわざとその事実を瞳に思い出させてたことで、瞳は自分が人殺しだと思いつめていた。
圭太が翼に死んだ女性の息子だということを確認しに行くと、翼は火事じゃない。母さんは殺されたんだ。お前が殺したんだろう!?と言ってナイフをふりかざしてきた。
『10の秘密』第6話ネタバレ
手駒の一つだったはずの元夫に3億円を奪われ、計画を狂わされた由貴子(仲間由紀恵)は怒りに震え、金を取り戻そうと躍起になる。一方、圭太(向井理)が大金を手にしたことを知った菜七子(仲里依紗)は、「瞳(山田杏奈)のためだ」と自らを正当化する圭太を責めるが、瞳を誘拐した由貴子に返すことにも賛同できず、複雑な思いを抱えていた。そんななか、元夫婦の攻防戦を知った竜二(渡部篤郎)が突然、圭太を訪ねてくる。竜二は由貴子の情報と引き換えに手を組もうと、圭太に取引を持ちかけて…。
何とかして金の隠し場所を突き止めたい由貴子は、母親を求める瞳の気持ちを巧みに利用し、圭太への反撃を試みる。たとえ実の娘だろうと、手荒なまねも辞さない元妻の胸中を察した圭太は、これ以上、娘を危険にさらすわけにいかないと意を決し、瞳にある事実を告げる―!
引用元:『10の秘密』公式HP
翼は自分の母親を殺した犯人が圭太だと思い込んでいた。もし翼の母親が火事ではなく殺害されたのであるならば一緒に探そうと圭太は持ち掛ける。瞳は自分のせいで火事を引き起こし、翼の母親が死んだと思っているため瞳を救いたかったのだ。
翼によると火事の当日、男が別荘を尋ねてきて母親はもめていたらしい。警察は火事が起きて2階から逃げる際に足を滑らせて転倒し、逃げ遅れて亡くなったと判断した。しかし翼の母親は足をねんざしており2階に行くことはなかったため、翼はその男に殺害されたと考えていたのだ。
圭太が火事の起きた別荘地を調べていると、そこは帝東建設が開発したというのをネット検索で知る。そこへちょうど竜二がやってきた。竜二は社長の長沼(佐野史郎)にきられそうになっているのに気づき、長沼を陥れるために偽装建築をマスコミにリークして欲しいと依頼してきた。もし実行してくれれば、由貴子のアジトなど由貴子の情報を教えるという交換条件を提示してきた。
しかし、圭太は断った。すると竜二は帰り際に圭太のPC画面を見て“こんな古い別荘を買うならもっと新しくて良い別荘をおすすめします”と言って去って行った。
竜二は圭太が別荘を検索していたことを不審に思い、過去の火事を調べることにした。
その頃、由貴子は学校帰りの瞳を食事に誘いだす。お父さん(圭太)は悪い人たちとお金を盗んだから心配だと言い、瞳にそのお金を持ち出してくるように依頼する。
瞳は夜中に家にそうっと帰ると、由貴子に教えられた床下収納を開けるとそこにはお金はなくなっていた。そして圭太が気づいてやってくる。圭太はお母さん(由貴子)の言っていることは嘘だと主張するが、瞳には「お父さんの言っていることは全部嘘だとお母さんに聞いた」と言われ、また家を出て行ってしまう。
菜七子が圭太を訪ねてきた。菜七子は瞳を誘拐したのが由貴子であることや、圭太が由貴子から3億円を奪ったことは聞いていたが、全てを知らないために圭太を心配していた。竜二にこれ以上首を突っ込むなら、覚悟を決めた方がいいと言われ、覚悟を決めたから全部を教えて欲しいと言ってきた。
圭太は全てを菜七子に話し、3億円を隠している廃墟に向かった。
すると、圭太から由貴子に電話が入る。「瞳を無事に返して欲しければ、3億円の位置情報を1時間以内に送れ」という連絡だった。菜七子は瞳のSNSアカウントから由貴子と瞳の居場所を特定し、2人を見つける。
圭太と菜七子は一緒に帰ろうと瞳に呼びかけるが、瞳は信用せず由貴子に付いていこうとする。そこで圭太はたまらず「お前を誘拐したのはお母さんなんだ」と告白する。「嘘だよね?」と瞳は由貴子に聞くと、「子どもを産んだら母親になれるって思ったけど全然そんなことなかった」と開き直る。お金を取り戻したくて近づいたけど全然役に立たない、と言って去って行った。圭太は傷ついた瞳に一緒に帰ろうと言うが、「お父さんもお母さんも信用できない」と言って拒否をする。
圭太は3億円がある限り由貴子が追ってきて瞳を傷つけるかもしれないと思い、警察に全てを話すことにした。3億円を見せないと警察も信用してくれないだろうと考え、3億円を廃墟に取りに行くと3億円は消えていた。
一方、翼は別荘地について調べていると、別荘地開発に宇都宮がかかわっていたことを知る。
『10の秘密』第6話感想
10年前の秘密が徐々に暴かれてきましたが、菜七子の秘密がほぼ暴かれていないことが一番気になりますね。全てをひっくり返すようなことに結び付くのではないかと。
『10の秘密』第7話あらすじ
圭太(向井理)から、誘拐犯の正体が母・由貴子(仲間由紀恵)だと聞かされ、にわかには信じられない瞳(山田杏奈)。さらに追い打ちをかけるように、由貴子から「もう用はない」と言われた瞳は、激しいショックを受ける。目の前で瞳を傷つけられ、由貴子への怒りがおさまらない圭太は、奪った金を警察に見せて由貴子の罪を公にしようとするが、隠していたはずの3億円は、こつ然と姿を消していた――。
由貴子に金を奪い返されたと考えた圭太は竜二(渡部篤郎)に接触。帝東建設の不正を露呈させ、社長の長沼(佐野史郎)の失脚を狙う竜二に手を貸す素振りを見せ、由貴子の居場所を聞き出す。しかし、たどり着いた隠れ家で、圭太は背後から何者かに襲われて……。
その頃、10年前に火事が起きた別荘の建設プロジェクトに、竜二が関わっていたことを突き止めた翼(松村北斗)は、母親との記憶をたどるうちに、あることを思い出す。そして、母親が残した一枚のメモを見つけ出すと、そこには携帯電話の番号と“ウツノミヤ”の文字が。
翼から話を聞いた圭太は、10年前の真実を突き止め、さらに由貴子を捕まえるためにも、竜二と手を組むことを決意。協力する以上、隠し事はなしだと迫る圭太に、竜二は由貴子も知らない、ある秘密を打ち明ける。
引用元:『10の秘密』公式HP
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