福士蒼汰さん主演のドラマ『4分間のマリーゴールド』第8話のネタバレあらすじ&感想をまとめてみました。
『4分間のマリーゴールド』は同名漫画を原作としたTBS制作のドラマです。
救急救命士であるみこと(福士蒼汰さん)が死を控えた義姉(菜々緒さん)を愛してしまうという純愛ストーリーです。
脚本:櫻井 剛
演出:河野圭太、城宝秀則
主題歌:平井堅
以下『4分間のマリーゴールド』第8話のネタバレあらすじ&感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『4分間のマリーゴールド』第8話をまだご覧になっていない方はご注意ください。
『4分間のマリーゴールド』第8話までのおさらい(一部ネタバレあり)
救急救命士のみこと(福士蒼汰さん)は手のひらを合わせると相手の最期の時が見えてしまう。そして、それを変えようとどんなに努力しても運命を変えられないということに苦しんでいた。
みことには9歳の時に父が再婚し、新しい母親と3人の兄弟ができたのだが、そのうちの1人である姉の沙羅(菜々緒さん)が28歳の誕生日に死んでしまうという運命が見えてしまっていた。しかもみことは姉である沙羅を女性として愛してしまっていた。なんとか運命を変えようとするみことだが、なかなかその手がかりは得られない。
沙羅の海外への留学話が持ち上がっていた雨の降るある日。みことは沙羅に海外に行って欲しくない、と告げると沙羅はもう留学話は取りやめたと言う。そして、沙羅から姉としてではなくみことのことが好きだと告白される。
家族には内緒で2人は愛を確認し合うが、秋祭りでキスをしていたところを長男の廉(桐谷健太さん)に見られてしまう。猛反対する廉。沙羅との関係を続けるなら、家族をやめると言われなかなか廉に理解を得られないみことは、沙羅が28歳の誕生日に死ぬ運命にあることを廉と弟(横浜流星)の藍にもそのことを告白。みことはそれを沙羅にもわざと聞かせたのだった。
その事実を知った廉や藍は2人を応援することに決め、家族一丸となって沙羅を死なせないという気持ちを持って過ごすが、ある日沙羅は家で倒れてしまう。
『4分間のマリーゴールド』第8話ネタバレ
運命の日が迫る中、寝る間も惜しんで絵を描き続けていた沙羅(菜々緒)が倒れ、病院に搬送される。命に別状はなかったが、あらためて気を引き締めるみこと(福士蒼汰)、廉(桐谷健太)、藍(横浜流星)だった。
ある日、仕事で海外を巡っていた花巻家の母・理津(麻生祐未)が帰国する。みことは、沙羅と結婚することを理津に報告。驚きながらも理津から祝福されるが、沙羅の死の運命のことは伝えることができない。沙羅は自ら理津に打ち明けようとするが…。
そんな中みことは、破水した妊婦の救急に駆けつける。原因不明の激痛に耐えながら「絶対にこの子を産みたい」と頑張る彼女に、手を合わせるみこと。しかし、このまま彼女が死んでしまうという最期のビジョンを視てしまい…
引用元:『4分間のマリーゴールド』公式HP
母親に自分の死の運命を打ち明けられない沙羅
沙羅は自分の運命を理津に打ち明けることで、理津が写真を撮りに行かなくなってしまうのではないか、自分が理津を変えてしまうのではないかと懸念してなかなか打ち明けることができないでいた。
母親らしさって何だろう
理津は自由人でたまにふらっと帰ってきて、普段は母親らしいことを何もしない。今回も何も事情を知らず能天気な理津を廉は許せないでいた。理津が母親らしいことをしないことについて、職場の先輩に愚痴っていると先輩は「それでもお前らを生んでくれたんだろう?一番母親らしいことをしてくれたじゃないか」と笑顔で廉に投げかけた。
自分の能力の限界を感じるみこと
みことは職場で先日破水した妊婦の女性が“ダメだった”と聞かされる。やはり自分は最期のビジョンの運命を変えられないのだと落ち込む。
沙羅の自慢の母親
子どものように無邪気な母親を変えたくない、という想いからなかなか言い出せない沙羅。理津が写真撮影のために再び海外(モロッコ)へ出発していく前日の夜、みことや廉、藍に促され打ち明けようとするがやはり言えない。そこで、沙羅は小さい頃から無邪気に純粋に写真に向き合う母親が自慢だった。だから小さい頃からいろいろなことを我慢してきた。そんな沙羅をずっと見てきた廉は「写真だなんだと言って笑顔になりやがって、また沙羅に我慢させるのかよ!」と理津に怒りをぶつける。
それでも運命のことを言わずにいる沙羅。たまりかねたみことが、自身の能力のこと、沙羅が今年の誕生日に死ぬ運命にあることを話す。
理津のまさかの行動
翌朝。遅れて朝食の場に登場した理津。「私の運命を見て」と言って、みことに向かって手のひらを差し出す。みことは身内の運命は見ない、と拒否するが理津も食い下がる。理津は「私が何年後に死ぬ運命であろうと関係ない、ただ今死ねばその運命を変えたことになるでしょ!」と言い、沙羅の運命を変えることのきっかけになるよう自分の命を犠牲にしようとしたのだ。
沙羅はお母さんが死んだら自分の運命を変えられても意味がないと涙するが、理津も沙羅が死ぬよりまし、と言って号泣する。理津は「何にも怖くないよ、それが母親だもん。」と沙羅の肩を抱く。
運命は変えられた?
助けることができなかった妊婦の父親から消防署に連絡が入った。妊婦は確かに亡くなってしまったのだが、絶対産むと強く宣言していた赤ちゃんは無事生まれてきたのだった。みことの最期のビジョンに赤ちゃんの運命は不明瞭だったのだが、もしかしたら、赤ちゃんは死ぬ運命にあったのに母親の強い想いで生かされたのではないかとみことは思った。
母と娘の愛
理津は沙羅のそばにいることを決心してモロッコ行きを取りやめる。その夜、沙羅は理津から手紙をもらう。それは沙羅が小学生の時にお母さんにありがとうを伝える手紙を書き、その返事をもらうという宿題の返事だった。沙羅は小学生のときこの宿題で「帰ってきてくれてありがとう」と書いて理津に渡そうとしたのだが、理津はオーロラのニュースを見てすぐにでも写真を撮りに出発しようという時だったため、渡すことすらできなかったのだった。その事実を廉から聞かされた理津は「生まれてきてくれてありがとう、幸せになってくれてありがとう」と何年越しかの返事を沙羅に送ったのだった。
その手紙をもらった沙羅は理津に「モロッコに写真を撮りに行って」と背中を押す。
理津は沙羅が望んだとおり、また写真撮影に旅立って行った。沙羅は涙で見送った。
みことが感じた希望
みことはそんな沙羅を横で見ていた。理津の母親としての強い気持ちを見て、小さな希望を見出していた。確かに理津が取ろうとした行動をすれば運命は間違いなく変わる。妊婦さんの子どもにしても、強い気持ちがあれば運命を変えられるのではないかと。
『4分間のマリーゴールド』第8話感想
やはり母親の愛情ってすごいんですね。自分の運命をわざと見せて、それを変えるために自ら命を絶ってその運命を変えさせようとするとは。産むだけでもすごいことですが、それを乗り越えた母親という人間は、ものすごい力を持っているんですね。
『4分間のマリーゴールド』第9話あらすじ
沙羅(菜々緒)の中学の同級生で小学校教師の滝沢(市川知宏)から頼まれ、みこと(福士蒼汰)ら消防署の面々は、小学生に救急救命の講習会を行う。
そこでみことと沙羅は、周囲から孤立する生徒・直哉(川口和空)のことが気にかかる。
一方、調理師専門学校の面接試験を終えた藍(横浜流星)は、沙羅に諭され、高校卒業後離れ離れになる琴(鈴木ゆうか)に告白する。また、廉(桐谷健太)も千冬(磯山さやか)に改めて会いに行くと宣言する。
花巻家みんながいい方へ向かっている様子を喜ぶみことと沙羅。
そんな中、滝沢が勤める小学校から救急要請が入る。
現場に急行したみことらは、階段から落ちて怪我をした直哉の処置に当たるが、通報した滝沢が意識を失い倒れる。滝沢は階段から足を踏み外した直哉をかばい、頭を強打したという。
意識が戻るかわからない滝沢を前に自分を責める直哉。
みことは、滝沢に対する直哉の思いを知り、思わず滝沢と手を合わせるが、何もビジョンが視えず驚愕する。
沙羅の運命の日が迫る中で、突然消えたみことの能力。
それは、一体何を意味しているのか? 運命を変えられることの予兆なのか!?
それとも…!?
引用元:『4分間のマリーゴールド』公式HP
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