ドラマ『4分間のマリーゴールド』とは?
2019年10月11日22:00より福士蒼汰さん主演のドラマ『4分間のマリーゴールド』がTBSで放送開始になります。
このドラマはキリコさんの同名マンガが原作になります。全3巻の漫画で既に完結しています。
福士蒼汰さん演じるみことは、3兄弟(長男:桐谷健太さん、長女:菜々緒さん、次男:横浜流星さん)と血のつながらない兄妹になります。
そのみことは救急救命士になりますが、手のひらを合わせると相手の最期が見えてしまう特殊な能力を持っているがゆえに苦しみながらも真摯に命と向き合います。
血縁が無いとはいえ、戸籍上は姉である沙羅(菜々緒さん)を愛してしまい、そして沙羅の死期がそう遠くないことを知ってしまって…という純愛ストーリーです。
みことと沙羅は結ばれるのか?沙羅は本当に死んでしまうのか?結末が気になりますよね!
ドラマを楽しみにしたいところですが、どんな結末なのか気になって仕方がない!という方のために原作マンガ『4分間のマリーゴールド』全3巻のハイライトだけ、かいつまんでお知らせしたいと思います!
完全に原作結末をネタバレしてしまうので、ドラマの『4分間のマリーゴールド』を最終回までどきどき楽しみたいという方はご注意ください。
『4分間のマリーゴールド』原作の簡単あらすじネタバレ!
引用元:4分間のマリーゴールド公式HP
みこと(福士蒼汰)の実母は幼い頃に病死。みことが9歳のときに花巻理津(麻生祐未)と再婚。廉(桐谷健太)、沙羅(菜々緒)、藍(横浜流星)と4人兄弟となる。
しかし、再婚直後に父親は心筋梗塞で死去。父親を救えなかったことを悔やんでいたことと、沙羅に“その分たくさんの人の命を救っていけばいいんだよ”と言われたことをきっかけにみことは救急救命士となる。
この時、みことは手のひらを合わせると相手の死期が見えてしまうという自分の特殊能力に気づいていた。
沙羅を女性として好きになってしまっていたが、姉弟の関係であるために気持ちにブレーキをかけていた。また、沙羅が28歳の誕生日(8月23日)に死んでしまうということが“見えて”いたみことは独り心の中で葛藤を繰り返していた。
ある日、みことは沙羅に告白される。家族としてでなく愛しているのは沙羅もみことと同じだった。想いを確認し合う2人。
秋祭りの夜。2人がキスしているのを廉(桐谷健太)が目撃してしまう。
家長である廉は、結局傷つくのは2人だとして猛反対する。そこで、みことは沙羅の死期が近いことを廉に打ち明ける。すると、廉は複雑な思いでみことに“好きにしろ”と投げかける。
なんとその会話を沙羅も聞いてしまっていた。沙羅は落ち込むどころか「今まで1人で悩んで苦しかったよね。苦しんでいるのに気づいてあげられなくてごめんね。」と言いながらみことを抱きしめる。
そして、家族にも受け入れてもらい、2人は結婚することに決める。沙羅は自分の死後のことを心配し、籍は入れないことを提案するが、みことは籍も入れる。
誕生日が迫る6月。2人が乗っていた車へ飲酒運転のトラックが突っ込んでくる。懸命に処置をするみことだが、沙羅は昏睡状態におちいる。意識不明のまま誕生日を迎えた沙羅はなんと奇跡的に助かった。医師はみことの処置が適切だったために彼女は救われたと告げる。
その一年後、2人は皆に祝福されながら挙式をあげたのだった。
『4分間のマリーゴールド』原作感想
原作あらすじのところでは、短くするために端折りましたが、“4分間”というのは呼吸が停止してから命が助かる可能性が4分経過すると50%になってしまい、みことは救急救命士としてその4分間で命を助けることに全力をかたむける、というところからきています。
“マリーゴールド”は沙羅の誕生日にみことが毎年贈る花です。マリーゴールドの花言葉は“絶望”や“別れの悲しみ”という意味がある一方で”生命の輝き“という意味もあるようです。
自分が1年後に死ぬ、とわかった沙羅は絵を描き始めます。その絵がマリーゴールドとみことの絵だったのです。
完全に泣けるストーリーで、逆に冷めてしまう人もいるかもしれませんが、見たらやっぱり泣いてしまうと思います(笑)。主人公のみことの純粋さももちろん胸をうつのですが、沙羅の人を思いやる心には頭が下がります。というか自分が恥ずかしくなるくらいです。自分の死期が近いことを知ったのに、“一人で悩んで苦しかったよね?”という言葉をかけられるなんて信じられません。どんな時でも相手の気持ちを推し量ることのできる人なんですね。
恋愛ストーリーというよりは自分の心を浄化するためのドラマとして見ていきたいと思う今日この頃です…。
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