2019夏のドラマのあらすじまとめてます

『それぞれの断崖』3話あらすじネタバレ&感想 満の母に偶然会ってしまう志方。怒りの矛先は…


ドラマ『それぞれの断崖』は2019年6月よりフジテレビ系土曜23時40~枠で放送されることが決まりました。

原作は小杉健治『それぞれの断崖』という同名小説です。

本当は原作を先に読んでから、と思ったのですが間に合わなかった~理由は書籍が売り切れてしまっていたからです。今読んでます…(笑)。明日には原作アップしますね。ドラマの原作を読むようになり、いろいろな作家の文体を見てきましたが、小杉さんの文体はかなり読みやすいです。それに、ストーリーに無駄がありません。機微な感情の動きもディテールも描かれており、原作も楽しみです。

『それぞれの断崖』原作→明日アップ予定

『それぞれの断崖』イントロ

家庭内暴力をふるう不登校の中学生が殺害された。加害者は、13歳の同級生。

殺人を犯しても少年法で守られていて罪には問われない。悲劇の夜、「被害者の父」は酒に酔い、怪しげな店で遊んでいたことが発覚。妻や娘たちに恨まれ、警察からも疑いをかけられる。加えて、加害者少年への怒りを爆発させたことで、人でなし呼ばわりされ、世間からの容赦ないバッシングを受ける。

職を失い、家族の絆が綻び、やり場のない怒りを抱えた「被害者の父」。生きる支えは、息子の無念を晴らすこと。矛先を向けたのが「加害者の母」で、儚げな美しさをもつ、シングルマザーだ。法律に守られた少年の行方や、殺人を犯す少年を育てた母親の動向を知るために、怒りと復讐心から己を偽り近づいてゆく。だが運命は、皮肉だった。

主役となる「被害者の父」、志方恭一郎を演じるのは遠藤憲一。この春、月9「ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~」で見せた、ダメ父も心温かで男気のある役柄から一転、「被害者の父」と「加害者の母」が惹かれあう、という複雑な役どころを、円熟味を増した遠藤がどう演じるのかが注目だ。

社会派ミステリーの名手×遠藤憲一

原作は、社会派ミステリーの名手・小杉健治が描く「それぞれの断崖」。重厚な人間ドラマを描く第一人者と、人間の心の機微を演じたら右に出る者のいない遠藤憲一が、去年2月のオトナの土ドラ「家族の旅路」に続き、がっぷりと組み合う。

『それぞれの断崖』相関図

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『それぞれの断崖』3話あらすじ

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傷害事件で意識不明の状態だった高城秀子(黛英里佳)が意識を回復し、志方(遠藤憲一)の元を訪れる。「恭介君はそんなこと絶対にしません。私たちはお付き合いしていたんです」たった14年でその人生を閉ざされてしまった息子・恭介(渡邉蒼)が、親の知らぬ間にしっかりと大人への成長を見せていたことに心を熱くする志方と雪子(田中美佐子)。
「あなたに恋して、夢を追っていた恭介がいたんですね…」
一方、殺人を犯した息子・満(清水大登)に家庭裁判所での審判が迫っていることを知った母・はつみ(田中美里)は不安に駆られていた。「審判には、被害者家族の方もいらっしゃるんでしょうか」

「なぜ、私たちが傍聴できないんですか!?」
事件を巡る志方の過激な言動が問題視されたため、今回の審判に被害者家族の傍聴は認められなかった。自分のせいで息子の事件の真相も、殺人犯・八巻満に下される裁きも、まったく情報をもらえないという状況に、志方のやり場のない鬱屈はたまる一方だ。
なんとしても審判を傍聴したい。志方は満の担当弁護士・若菜(内田滋)の事務所へ押しかけるが、そこで加害者の母・はつみに遭遇。初めて目にするその姿に、憎しみに燃える志方。人ごみに紛れ土砂降りの中を家路へ急ぐはつみの後を尾ける。住居と勤め先のクラブ『マリー』を突き止めた志方は決意する。直接会って謝罪させる。

家庭裁判所の審判が始まった。満は、はつみの呼びかけに一切反応せず、いきなり話し始める。「僕、警察に嘘をつきました」騒然とする審判廷。呆然とするはつみ。
少年鑑別所に戻った満の面会に赴いたはつみだったが、息子は母親の姿を見るなり激高し椅子を叩きつける。「何で来たんだよお!出ていけっ、クソババア、二度と来るなっ」
どんなことがあろうと息子を信じてやりたい。悲壮な覚悟を決めていたはつみだったが、震える声で付添いの若菜に訴えた。
「もうあの子は私の手に負えないのかもしれません」

悲しみを押し殺し『マリー』で笑顔を振りまくはつみを指名する一人の客がいた。笑顔で近づくはつみを睨みつけていたのは、志方だった。この場で罪の重さを突きつけ断罪し、絶対に謝罪させてやる――。

以下ネタバレします。

嘘の供述

被害者であった高城秀子(黛英里佳)が意識を取り戻すと、八巻満の供述が嘘だったことが分かる。志方は恭介が14年の人生の中で好きな人がいたことを知り、少しだけ穏やかな表情になった。

満の心理テスト

絵をかいたり、話を聞いたりする中で、満は父親を求めていることが分かったと担当弁護士に聞かされる母はつみ。満は根はやさしい子であるという鑑別所からの鑑定が出され、審判が行われるようになると、弁護士は言った。

はつみは、審判に被害者家族も来るのか不安そうに尋ねる。

審判に傍聴できない

志方が手記で殺したいと発言したことや、高城の病院に押しかけたことなどが世間を騒がせていたことから、志方一家は傍聴できないと弁護士から告げられる。

どうにか膨張したい。そんな気持ちから志方は相手方の弁護士に頼みに行った。しかし、アポがないと会えないといわれ、追い返されてしまう。事務所の外で立ちすくんでいると、そこへ弁護士と女性が話しながら帰ってきた。

弁護士はその女性を八巻と呼び、志方は八巻の母だと確信する。そして、あとをつけ、自宅と、職場である「マリー」に行きついたのだった。

審判

八巻満は恭介に脅されて、高城秀子を殴りお金を盗んだと供述していた。しかし、審判では突然警察に嘘をついたと謝罪する八巻満。

恭介と八巻が高城秀子の家に行ったとき、八巻が高城のお金に手を付けたのだ。そして、あんな泥棒するようなことは付き合わない方がいいと高城が恭介に話しているのを聞いて、満は心の中で激高していた。

そして、満はいったん帰った後高城の家に一人で行き「俺は泥棒じゃない」といったが、恐怖におびえる高城は、警察を呼ぼうとする。満は、それを見て高城を背後から殴りつけた。

審判の休憩中、満は母親が面会に来たことに激高し、暴れた。はつみはそんな息子を手に負えない存在だと認めはじめていた。

 

満は高城さんを殴りつけた後、10万円を盗んだ。満は、その金を高城さんが恭介にカメラを買うようにと言っていたといい、手渡した。

翌日、女性が襲われたニュースを見て恭介は満にお金を返して「お前がやったんだろ」といった。満はお金を受け取った恭介も共犯だといい、恭介に金を返した。しかし、恭介は満をまた呼び出して、自首しろよといった。しかし、それを聞き入れられない満。そして、警察に行こうという恭介を刺し殺してしまった。警察に通報されたくなかった。ごめんなさい。といった。

 

志方家では

恭介への疑いが晴れたことにより、志方家は少しほっとしていた。そして、笑顔が少しずつもどってきていた。真弓は、そんな様子をみて一人暮らしをするといい始めた。志方は長女真弓を応援したが、母雪子は寂しそうな顔をしていた。

雪子は、加害者の母を想いながら、「息子が殺人を犯したら耐えられない」という。私には家族がいるけれど、彼女にはいない。少し同情しているようにも見えた。

 

審判の後

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志方は満の弁護士に会い、審判は終わったと告げられる。少年院に送致されることが決まったのだ。母親も謝罪に伺うといっている、母親は精神的に参っているのでそっとしてあげてほしいと弁護士は言った。

志方はこれでは終わらせないといって、弁護士事務所を後にした。そして向かったのは、マリーだった。

はつみに会いに行ったのだ。笑顔で接客するはつみ。名刺をくださいと言われ、葵電機の丹野部長の名刺を渡してしまう。はつみに「辛そうに飲むんですね」といわれ、つらいことが君にもあるだろうと志方がいうと「山ほどありますよ」とはつみは言った。

それでも、楽しく飲みましょうというというはつみ。志方は立ち上がりトイレに向かう。恭介の父親だといおうというと決めるが、席に戻るとはつみは別の席に行っていた。

「あのさ…」といったときに、はつみの客が割って入ってきた。

帰り道、はつみは陸橋の上で泣いていた。流れる車を見て、その様子を志方は見ていた。「いきてくのはつらいね」と恭介が言ったのを思い出していた。

はつみは丹野さん、と声をかけた。志方は俺は志方…といったときに車のクラクションが鳴り響いた。

「生きていくのはつらいですよね」と、はつみが言うと志方は「つらくても生きていかなきゃならない」という。

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はつみは「丹野さんありがとう。またお店にいらして」といった。心を動かされたようだった。

 

『それぞれの断崖』3話感想

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殺された方も、殺した方も親の立場は、つらいですね。

子どもが戻ってこないつらさと、殺人という取り返しがつかないつらさ。

どっちが苦しいでしょう。私は、殺した方の親なんじゃないかなと、思いました。

志方家もそうですが、笑顔で話せる時間が出てきたことも含め、立ち直りつつあります。もう会えないつらさはもちろんあります。苦しいでしょう、思い出すたびに涙も止まらないと思います。

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でも、はつみはやり場のない心の持ち方で「死にたい」という想い、世間に顔向けできないつらさ。

マスコミに嗅ぎつかれないようにふるまわなければならない、閉塞感。

子育てが間違っていたんじゃないかという自責の念。

さらに、満の心がまるで分らない状況…

はつみが次週から志方と恋愛感情を持ち始めます。

どういう心理が描かれていくのか楽しみです。

 

『それぞれの断崖』4話あらすじ

「…八巻満の母親に会ってきた」
志方(遠藤憲一)の言葉に、雪子(田中美佐子)は驚いた。はつみ(田中美里)が勤める店を訪ねたこと、結局素性を告げずに帰ったことを話す志方に、雪子は「もうあの人たちに関わってほしくない」と告げる。何をしたって恭介は戻ってこない。このまま憎しみに縛られていては、いつまでたっても家族は前に進めない。娘たちのためにも、もう加害者家族には関わらないで――妻の言葉に押し黙るしかない志方であった。
一方のはつみは、気持ちを奮い立たせて満(清水大登)と懸命に向き合おうとしていた。しかし、満は「もう来ないで下さい」とまるで他人を見るような目で冷たく告げるのみ。はつみは、崩れ落ちそうになる胸の内を、笑顔で取り繕うことしかできなかった。

ようやく職場に復帰した志方だったが、待っていたのはまるで懲罰人事のような理不尽な異動で、資料整理をする閑職に追いやられてしまう。世間やマスコミからは叩かれ、裁判の傍聴すら許されず、会社でも邪魔者扱い…虚しさがつのる。
せめて、加害者の母親からの謝罪が無ければ家族の再スタートなどあり得ない。はつみの店に足を向ける志方。今日こそはすべてぶちまけてやる…しかし、志方との再会を喜ぶはつみの笑顔に決意が揺らぐ。店が終わった後、はつみを居酒屋に誘い出した志方だったが、迷いは晴れない。帰り道、はつみの目に突然溢れる涙…。加害者の母親が抱える苦悩を目の当たりにする志方。生きる苦しみは同じなのかもしれない――はっと我に返り、すがりつくはつみを振り切って立ち去る。

ある日、志方は葵電機の丹野(梨本謙次郎)からの挨拶状を受け取る。かつて志方とまとめた契約が不成立になってしまった影響は大きく、下田に転勤させられたというのだ。責任を感じる志方は、丹野を訪ねてみようと思い立つ。
丹野は、明るく志方を迎えてくれた。大いに飲んで語り明かした翌日、丹野の誘いで二人は断崖を訪れる。「この断崖の前では、人間なんてちっぽけなものだと思い知らされます」丹野の顔にふと差す陰りに、言葉をなくす志方だった。

志方の元に、丹野が断崖から身を投げたという知らせが届いたのは、数日後のことだった――。

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