黒木華さん主演のドラマ『凪のお暇』第3話のネタバレあらすじ&感想をまとめてみました。
『凪のお暇』は同名漫画を原作とした“人生リセットコメディー”です。
空気を読み過ぎるOLが、全てを捨てて自分を変えようと奮闘するドラマです。
脚本:大島里美
演出:坪井敏雄、山本剛義、土井裕泰
主題歌:miwa『リブート』
以下『凪のお暇』第3話のネタバレあらすじ&感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『凪のお暇』第3話をまだご覧になっていない方はご注意ください。
『凪のお暇』第3話までのおさらい(一部ネタバレあり)
都内にある家電メーカーで働くサラサラストレートヘアが特徴的な28歳の 大島凪 (黒木華) は、日々何事もなく平穏に過ごすために常に場の空気を読み 「わかる!」 と周りに同調することで自分の平和を保っていた。
そんな 「なんだかなぁ〜」 な生活を送っていたある日、付き合っていた彼氏・我聞慎二 (高橋一生) からの一言がきっかけで心が折れてしまう。それをきっかけに 「わたしの人生、これでいいのだろうか…」 と見つめ直した結果、凪は人生のリセットを決意する。
会社を辞め、家も引き払い、交際していた彼氏もろとも知り合いとの連絡を絶ち、SNS をやめ、携帯も解約。幸せになるために人生のリセットを図った。そして東京郊外の何もない六畳一間のボロアパートに引っ越した凪だった。
『凪のお暇』第3話ネタバレ
凪 (黒木華) は、北海道で暮らす母・ 夕 (片平なぎさ) からの手紙で、携帯を解約し引っ越ししたことがバレたと知る。慌てて新しい携帯を契約し、夕に電話をすると「土日に東京へ行く」 と言う。とりあえず東京行きを止めることが出来たが、先々の親戚の結婚式で東京へ来ることが確定してしまい 「やばい!」 とパニックになる凪。部屋を出ると、近所に引っ越してきた 龍子 (市川実日子) が、凪のことを待っていた。驚く凪だったが、慎二 (高橋一生) との出来事を龍子に聞いてもらう事に。「キスにビンタで応戦なんて少女漫画みたい!」 と一人盛り上がる龍子。慎二がクズだと分かると 「なんで付き合っていたのか」 と問われるが、凪は答えられないでいた。
そこへ、部屋から出て来た ゴン (中村倫也) と出くわす。龍子はゴンを気に入り、凪との出会いが 「少女漫画みたい!」 とまた興奮するが、職業がクラブオーガナイザーだと知ると一転、「私たちとは住む世界が違いすぎる」 と凪に釘をさすのだった。そんな出会いに恵まれない凪の為、龍子は凪に内緒で婚活パーティに申し込んでしまう。しかし、そのパーティに強制参加させられた凪は “ある事” に気づく…
一方、慎二は凪にビンタされた頬に絆創膏を貼っているのを、女性社員たちから 「彼女にビンタされたんじゃないか」 と噂されていた。いつもなら上手く空気を作ってかわすところだが、凪が嬉しそうにゴンと一緒にイモを食べている光景を思い出すと、周囲の空気を凍らせてしまう。
そんな事などつゆ知らず、凪は隣人の うらら (白鳥玉季) とゴンと一緒にイワシのフリッターを作っていた。うららは、揚げたてを上階に住んでいる 緑 (三田佳子) に持っていきたいと部屋を出ていく。凪とゴンは部屋の中で2人きりになり…
引用元:『凪のお暇』公式HP
凪の部屋で、カレンダーに〇がついているのを見たゴンはどんな意味か凪に尋ねる。母が尋ねてくる日だと答え、憂鬱だと言う凪。そんな凪にじゃあその“タイトルマッチ”の日までに凪なりの戦い方を身に着けないとね、とふんわりと微笑む。
ゴンといると前向きな気持ちになる、といわしを頬張る凪。ゴンは「凪ちゃん、本当にかわいい」と言ってキスしようとする。その寸前で「本気にしちゃうからからかわないでください」とその場の空気をごまかそうとすると、「本気にしていいのに」とつぶやくゴン。
婚活パーティ当日。龍子に連れて行かれた凪。会話に四苦八苦する凪だが、フリータイムになると数人の男性に取り囲まれ、連絡先交換を迫られる。凪は断ろうとするが男性たちは引き下がらない。すると、“カップル成立前の連絡先交換は禁止されるんで、事務所に言いますよ”と言って男性たちを追い払ってくれる女性がいた。それは元同僚の足立だった。
婚活パーティ後、凪は龍子と足立とお茶をしに行く。足立は参加した男性たちについて、顔と職業と年収見てから出直して来いって感じだと言い、都合よく言う事聞いてくれて簡単にヤレそうな女をひっかけようとしているだけじゃん、と勢いづく。
自分のことをサンドバックにされていると気づく凪は縮こまって行くが、ゴンの“タイトルマッチ”という言葉を思い出す。凪は、これはvs母のタイトルマッチの前哨戦だ!と思いなおし、「いつもは媚びない印象の足立さんが肩を露出した服を着てるから驚いた。会社帰りに着替えてくるなんてすごいガッツ」、「エントリーシート見直して来い、ってことはその人の肩書がお眼鏡にかなえばそれで抱かれちゃうってことだよね。それってちょろい女にむらがる男と同じくらいあさましいよね」と反撃に出た。
それをみた龍子はかっこいい!と凪をたたえるが、凪自身は違和感を感じていた。
上階の緑の部屋を訪れ、その違和感を話す。凪は足立に“肩書に抱かれるなんてあさましい”とは言ったものの、自分も男性陣のエントリーシートを見ている時に“あ、この人たち慎二より下だ”と思ってしまったという。あさましいのは自分だと凪は落ち込んでいた。
一方、足立は職場の仲間に凪と婚活パーティで会ったことを話していた(自分は友達に誘われて無理やり参加した体で)。それを聞いた慎二は“無職になって婚活なんて発想が安易だ”と怒る。
そこへ母からの着信があると、慎二の顔色が曇った。その週末は親戚の結婚式で、その件で電話がきたのだった。
結婚式当日。あいかわらず空気を作る慎二。親戚にも慎二がいると空気が明るくなる、と絶賛される。しかし、母が美貌を褒められれば“母さん、また顔いじったな”と思い、父が誠実さを褒められれば“外に愛人4人と子供までいますけど”と慎二は心の中で言っていた。お兄さんにいたっては消息不明だが海外赴任だということになっていた。
会場を出た途端“理想の家族ショー”を終え、散り散りになる3人。慎二はその足でスナック“バブル”でいつものように愚痴をこぼす。
慎二は以前に凪と水族館デートをしたことを思い出していた。イワシの群れは皆同じ方向に一斉に泳いでいくのを見て、慎二は“俺たち仲いいですよ”とアピールされているような気がして嫌悪感を覚えたというのだ。群れからはぐれてしまった1匹を見つけたとき、慎二は応援したくなった。でも口では“あいつ空気よめよな。はぐれて死んじゃうんじゃねーの”と言っていた。凪はそれに対し、もし死んだらあの子を食べてあげるんだとムキになって反論したのだった。その時を思い出し、笑顔になる慎二。
また別の日。凪が公園でお昼ごはんを食べていると、隣にゴンがやってくる。
凪がゴンは自分とは違う人種だと感じていることを気づいていた。凪と自分の間の空間を指し、ここに川は流れているのかな、とつぶやくゴン。
ゴンは、この川は越えないから蚊取り線香の煙が消えるまでそこに居て、と言って眠りに堕ちた。
ゴンの寝顔を見つめ、何かを思い立った凪は慎二の会社の前で慎二を待ち伏せる。慎二を見つけ、慎二と話していると足立ら同僚がやってきた。凪の姿を見てざわつくみんな。
すると、慎二は凪の手を引っ張ってその場をあとにした。
慎二に想いを寄せていた足立は茫然とする。
レストランに入った2人は微妙な空気。慎二が「アッチがいいから付き合っているって言ったのは…」と誤解を解こうと話を切り出すが、凪はさえぎるようにして「いいの。私も同じだから。私も営業部で出世頭であるという肩書だけみて付き合っていただけで、私、慎二のこと好きじゃなかった。別れてください」と言った。
慎二は「お前何様だよ。てか、付き合ってた記憶ないんですけど。せいぜい婚活パーティで男あさりがんばってください」と取り繕うのが精いっぱい。凪が無言でその場を立ち去ると、落ち込み、頭をもたげた。
正式に慎二と別れた凪は、その夜、ゴンの部屋へ向かう。
ゴンが“ハイボールのチョコミントアイスのせ”を振る舞ってくれる。ハイペースで飲む凪にゴンがお酒は強いのかと尋ねる。凪ははいと答え、慎二と付き合っている時は弱いふりをしていた方が喜ばれると知っていたので弱いフリをしていたと告白し、あさましいですよねと自虐する。
すると、ゴンは力を抜いていいんじゃないと言いながら凪を優しく抱きしめる。そのまま2人はキスをし、結ばれる。
一方、慎二はまた路上で泣き崩れていた。それをゴンの女友達・エリィが見つけ声をかける。エリィがゴンのプロデュースしたイベントのチラシを持っていたので、慎二はゴンがどんな人物なのかを聞く。すると、“メンヘラ製造機”だとの返事が。エリィによれば、女は特にゴンとかかわると大変だと言うのを聞き、心配を募らせる慎二だった。
『凪のお暇』第3話感想
凪がゴンの部屋に行ってもいいか聞いた時のゴン、というか中村倫也さんが萌えでした。「うん、いいよ、おいで」で、あの笑顔はやばいですね。
客観的に見れば、この人を好きになってはいけないとは思えるけど、実際、ゴンの言動を自分に向けられたら“好き”を止められる気がしません。
確かに男性が女性を引っぱっていく、という時代だったらゴンはそこまでのモテ男にはならないかもしれません。養っておく経済力もなければふらふらしていて、女性を守ってくれる感じもないし、男らしさもほぼ無いし。
でも今の時代、そういうものを男性に求めなくなってきている、というか諦めているというか、メンタルの満足度・幸福度を上げてくれる男性が求められているのではないかと。
ゴンは昭和には絶対生まれなかったモテ男ということですね。
さて、来週は別れを切り出されてしまった慎二だが、凪を“メンヘラ製造機”から守ることはできるのか!?見逃せませんね。
『凪のお暇』第4話あらすじ
凪 (黒木華) から正式に別れを告げられ道端で泣き崩れてしまった 慎二 (高橋一生) の前に、ゴン (中村倫也) のクラブ仲間・エリィ (水谷果穂) が通りかかる。そのままゴンがいるクラブへ連れていかれ、そこで 「ゴンは付き合った女の子をダメにしてしまう、“メンヘラ製造機”」 だという話を聞く。凪とゴンが気になる慎二だが、一方で、大阪支社から異動してきた、OL 時代の凪と同じサラサラストレートヘアの 市川円 (唐田えりか) と、距離が近くなっていた。
その頃、凪は隣人のゴンの部屋で一晩を一緒に過ごし、完全にゴンに堕ちてしまっていた。“良い意味で” どこまでも自由に振る舞うゴンに対して若干のモヤモヤを感じていた。しかし、ほかの女性と親密に話すゴンからは目をそらし続け、倹約家だったにも関わらずコンビニで食料を買い、ハローワークにも行かず自堕落な生活を送り続けるのだった…。
凪のことがどうしても気になる慎二は、再度、凪のアパートへ向かう。
凪は出てこず、たまたま出てきたゴンとなぜかゴンの部屋で凪の帰りを待つことに。
ついに直接対峙した慎二とゴンは… !?
引用元:『凪のお暇』公式HP
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