吉高由里子さん主演のドラマ『わたし、定時で帰ります。』第7話のネタバレあらすじ&感想をまとめてみました。
脚本:奥寺佐渡子、清水友佳子
演出:金子文紀、竹村謙太郎、ほか
主題歌:Superfly「Ambitious」
このドラマの原作は朱野帰子さんの同名小説『わたし、定時で帰ります。』となります。「働き方改革」が声高に叫ばれている現代社会におけるニューヒロインを、TBSドラマ初主演の吉高由里子さんが演じます。主人公のまわりには様々なスタンスで仕事と向き合う同僚がおり、会社員も専業主婦も学生も、あらゆる人が明日を少し前向きに迎えられるようなドラマになって欲しいですね。
以下『わたし、定時で帰ります。』第7話のネタバレあらすじ&感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『わたし、定時で帰ります。』第7話をまだご覧になっていない方はご注意ください。
目次
『わたし、定時で帰ります。』第7話までのおさらい(一部ネタバレあり)
・東山結衣(吉高由里子)…過去に新卒時に入った会社がトラウマとなり、定時で帰れる会社を探した結果、今のweb制作会社“ネットヒーローズ”に就職。晃太郎は元婚約者。
・諏訪巧(中丸雄一)…競合他社に勤める。結衣との時間を大切にしてくれる家庭的な彼。結衣にプロポーズし、結婚準備を進める。晃太郎がまだ結衣のことが好きなのではないかと疑っている。
・種田晃太郎(向井理)…休みなく働く典型的な仕事人間。結衣との両親顔合せの日も、あまりの激務ですっぽかし、結衣と別れる。しかし、数年後、結衣と同じ会社、同じ部署に副部長としてやってくる。仕事人間ではあるが、実は周りはよく見えており、さりげないフォローもするデキる男。第6話では、巧にまだ結衣のことが好きかを聞かれ、好きだと答える。
・福永清次(ユースケ・サンタマリア)…新しく結衣の部署の部長としてやって来た。元ベンチャー企業の社長で、自分の会社は売却したと言っているが、実は社員が集団退職したからとの疑惑も…。晃太郎は結衣と付き合っていた頃、勤めていたのは実は福永の会社であった。何か不穏な動きをしている。
・三谷佳菜子(シシド・カフカ)…まじめ人間。頭でっかちで周囲とうまくいっていなかったが、結衣の影響もあり、周りと打ち解けるようになった。
・賤ヶ岳八重(内田有紀)…双子を育てるワーキングマザー。復帰直後は空回りしていたが、今は出産前のように結衣の良き理解者。
・来栖泰斗(泉澤祐希)…結衣が教育係となっている新人。「やめよっかなー」が口癖。大きなミスをしてしまい、本当に辞めそうになるが、今は気持ちを入れ替えている。
・吾妻徹(柄本時生)…仕事以外にすることがないため、楽しみない人生を送っていた。しかし、成就はしなかった派遣デザイナーに恋をしたのをきっかけに、ワークスタイルを見直す。
・種田柊(桜田通)…“愁”はハンドルネーム。晃太郎の弟。あるきっかけで(詳しくは明かされていない)、会社を退職し引きこもりになる。晃太郎とは分かり合えないと思っている。結衣は今も良き相談相手。
・東山宗典(小林隆)…結衣の父。定年を迎えているが、昔は仕事人間だった晃太郎のことを気に入っていた。
・東山美園(山下容莉枝)…結衣の母。
『わたし、定時で帰ります。』第7話ネタバレ
酔っぱらって「(結衣のことを)今でも好きですよ」と言った晃太郎(向井理)に、絶句する結衣(吉高由里子)とフリーズする巧(中丸雄一)。
声もでず、固まっている二人をよそに、晃太郎は突然その場で寝始める…。
その日の帰り道、結衣に突然実家の父から「お母さんが家出した」と連絡が入る――。
一方、福永から予算に見合わない新規案件が制作4部に舞い込んできて…。
引用元:ドラマ『わたし、定時で帰ります。』公式HP
三角関係!?
酔っぱらって「(結衣のことを)今でも好きですよ」と言った後、晃太郎はお店で寝落ちしてしまう。
結衣は帰り道に、巧に「私が好きで、結婚したいのは巧だからね」と言って抱きしめる。
母の家出
そんな中、結衣の父から母が家出したと連絡が入る。急いで実家に向かう結衣。帰ると泊りがけゴルフから帰ってきた父は、「もう家には戻りません」と書いた母の書置きを発見した。家出の理由がわからない父だが、結衣にはすぐにわかった。父は母の誕生日を忘れていたのだ。
父が謝りのメールを入れてみるが、母は離婚する気まんまんのよう。
鬼畜・福永が動き出す
そんな中、福永とってきた星印株式会社の案件を結衣が担当することになった。残業前提の完全なる赤字案件だった。クライアントへ福永、晃太郎と共に結衣は打合せに行く。少しでもマシな見積りにしようとする結衣だが、担当者は社内稟議を通してしまったと言い出す。
おかげで結衣は忙しくなるが、家のことを何もできない父から何度も連絡が入り、仕事のペースを余計に乱される。
結衣は定時になっても気づかないくらいに忙殺されていた。
今どき娘vs昭和の父
父を心配し、結衣は自分の部屋ではなく実家に帰った。しかし、家出をされてもなお、父は母の料理に文句をつける。そして、父は家事を完全に分担する結衣に対しても嫌味を言う。結衣はキレて、幼い頃からの不満をぶちまける。社会人になれば父の考えを少しは理解できるかと考えていたが、結衣は社会人になっても理解することはできなかった。
私は「お父さんみたいな人とは絶対結婚しない!」と啖呵をきって実家を出て行く結衣。
父と娘の仲直り
そんな中、実家でボヤ騒ぎが起こった。近所のおばさんから結衣に連絡が入る。実際は火事ではなかったのだが、心配になる結衣。電話をするが、ケンカした手前、意地になって父は電話に出ない。
いつもと違う結衣を心配し、同僚の八重と三谷が実家に一緒に来てくれた。父と仲直りをさせるためだった。八重や三谷と話し、父は結衣の働き方や今の時代の夫婦の形を理解し始める。そして、結衣も父の気持ちに理解を示して仲直りするのだった。
そこへ、母が帰ってくる。温泉に入っていたら離婚のことはどうでもよくなった、とあっけらかんとした様子で帰って来たのだった。
ブラック案件はどうなるか??
社内規定で赤字案件は通さないことになっているため、そこではじかれることを期待して、福永の作った星印の見積を社内審査に提出した。
福永は自分を今のポジションに引っ張ってくれた役員と会食し、なんとか社内審査を通してくれるように働きかける。最初は断わられるが、福永には隠し玉があった。星印の案件担当社員は@@@銀行(ネットヒーローズのメインバンク)の頭取の息子だった…。
『わたし、定時で帰ります。』第7話感想
主婦はわかりますよね~こういう気持ち!
典型的な昭和の父である結衣の父親の気持ちはわからなくはない!でも、大切な誕生日忘れるなんて。
親しき中にも礼儀あり、じゃないけれど、「慣れた夫婦にも気遣いあり」な気がします。
熟年離婚が増えている背景には、気遣いがないことが原因な気がします。
なんせ電子レンジも1人で使えないって…仕事できるのでしょうか?まずは検索では???笑
メールで聞く、電話で聞くというのって、相手の時間を使うんだという意識がかけてますよね。
ただ、この世代の人たちは嫁を養う気概はあったはず。今の世代?後輩たちは、彼女と結婚しても働いてもらわないと困る~と言ってますので、その辺の意識は違いますよね。笑
よいところも悪いところもあると思います。
結衣の父の “掃除と洗濯は掃除機と洗濯機がやるんだ!”発言には、そのスイッチを押しさらに動かすのは人間なんだから、
それを掃除機と洗濯機がやると思うんだったらスイッチ押してみればいいじゃん!やや憤りました。
トイレットペーパーの補充をしたり、“夫のあれどこにある?”に対応したり、靴を整頓したり…“名もなき家事”の存在を知って欲しいです。というか、そういうことをやってから文句言えばいいんですけどね!
主婦は名もなき家事にどれだけの時間を使っているのか知って欲しいです。中年男性、もしくは「家事をやってあげている」と思っている男性にこそ見て欲しい第7話でした。笑
仕事の面では、結衣の上司・福永がついに鬼畜っぷりを発揮し始めた感じですね。福永の見積りはありえないと思いますが、初めから赤字案件とわかっていて受けるというパターンはたくさんの会社で起きそうな話ですよね。しかし、働き方改革をするためにはこういったところからきちんとしていくことが重要ですよね!
ただ、頭取の息子となると付き合っていく上では何かしらメリットがあるということで、
そのメリットが見えているのであれば営業判断という考え方もなくはない。でも、やみくもに安く出す、
相手が相談してくる前に安く出す。は経営方針として間違ってます。やる場合は、赤字覚悟で社員に負担をかけすぎない配慮も大切です。
福永は部下を働かせ過ぎて一度失敗しているにもかかわらず、また同じ過ちを繰り返すのか?結衣がなんらかの抵抗をするのか?次週も見逃せませんね。
『わたし、定時で帰ります。』第8話あらすじ
福永(ユースケ・サンタマリア)の昔のクライアントで、赤字必至な星印の案件が厳しい社内審査をなぜか通ってしまう。
ディレクターには賤ケ岳(内田有紀)が任命され、残業を免れない厳しい予算とスケジュールの中、制作4部のメンバーは作業を進める。
そんな中、賤ケ岳に夫・陽介(坪倉由幸)から「おふくろが倒れた…」と連絡が入り、陽介は一人で急遽熊本に帰省することに。
東京に残り、一人で双子育児に仕事に奮闘する賤ケ岳であったが…。
一方、一緒に住みはじめて順調そうな結衣(吉高由里子)と巧(中丸雄一)だったが、ひょんなことから喧嘩になってしまう――。
引用元:ドラマ『わたし、定時で帰ります。』公式HP

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