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『ストロベリーナイト・サーガ』第5話ネタバレあらすじ&感想 『左だけ見た場合』


二階堂ふみさん&亀梨和也さんのお二人がW主演のドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』第5話のネタバレあらすじ&感想をまとめてみました。

脚本:徳永友一

演出:石川淳一

主題歌:亀梨和也「Rain」

このドラマの原作は今も増刷が続いている誉田哲也さんの大ベストセラー警察小説『姫川玲子シリーズ』となります。今シリーズで主演を演じるのは二階堂ふみさん。前作では主人公を竹内結子さんが演じ、2010年にスペシャルドラマとして初映像化、2012年には連続ドラマ化、2013年には映画版も公開された大人気作です。

以下『ストロベリーナイト・サーガ』第5話のネタバレあらすじ&感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』第5話をまだご覧になっていない方はご注意ください。

 

『ストロベリーナイト・サーガ』第5話までのあらすじ&主要登場人物(一部ネタバレあり)

・姫川玲子(二階堂ふみ)…婦女暴行の被害にあった過去から刑事になることを決意する。ノンキャリアから27歳で警部補に異例のスピード出世。女性ということと、“勘”で事件を解決するため、敵も多いが部下からの信頼は厚い。

・菊田和男(亀梨和也)…“勘”で動く姫川に初めは不信感を持っていたが、その“勘”と姫川自身を信頼し始める。

・葉山則之(葉山奨之)…菊田の後から姫川班に赴任した若手、通称“ノリ”。

・井岡博満(今野浩喜)…所轄の刑事。姫川に想いを寄せる。ギャグキャラ。

・橋爪俊介(岡田浩暉)…指揮官。姫川のことを目の敵にしている。

・今泉春男(山口馬木也)…係長。橋爪と姫川の板挟みになるとが多いが、姫川の“勘”を信じる数少ない人物。

・勝俣健作(江口洋介)…通称“ガンテツ”。裏世界の情報屋などとも取引する。姫川の天敵。

・佐田巡査(吉谷彩子)…姫川が婦女暴行事件に遭った際の、担当刑事。この事件の犯人を捕まえる際に殉職。

第5話の原作『左だけ見た場合』では、ガンテツは登場しませんが、容疑者の1人としての登場します。どんな意味があるのか気になるところです!

さらに詳しいネタバレを知りたい方はこちら

 

『ストロベリーナイト・サーガ』第5話ネタバレ

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板橋区のアパートで50代男性の死体が見つかった。死因は全身数カ所刺されての外傷性ショック死。現場に駆けつけた姫川玲子(二階堂ふみ)たちに高島平南署の相楽康江巡査部長(宮地雅子)が状況を説明する。殺害されたのはこのアパートの住人、吉原秀一(小林隆)。指紋が拭き取られた凶器の包丁はこの部屋のものと思われた。死体の傍にある、“ある印”に気づいた姫川に、相楽は吉原の持ち物と思われる折りたたみ式携帯電話を見せる。相楽によると携帯には入力途中の番号「0456666*」が表示されていたという。また、姫川は部屋の中にマジック関連の書籍やグッズが多数あることに気付く。事実、相楽は吉原の職業がマジシャンだったことを報告する。

高島平南署に捜査本部が立ち上がり、姫川たちは吉原の携帯電話に登録されていた人物から聞き込みを始める。すると、登録リストの中に驚くべき名前を発見する。なんと、警視庁捜査一課の勝俣健作(江口洋介)の名前が入っていたのだ。姫川は勝俣に尋ねるが、知らぬ存ぜずの一点張り。姫川はこの件を今泉春男係長(山口馬木也)に報告。今泉は「勝俣の件は俺が引き取る」と言い、姫川は他の知人や友人に聞き込みを開始する。

引用元:ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』公式HP

 

以下、ネタバレになります。

 

超能力者?の死

アパートで吉原修一(小林隆)という名の中年男性の遺体が発見される。全身を数か所刺されていた。残忍な犯行だと現場の刑事たちは話す。しかし、姫川玲子(二階堂ふみ)は犯人は案外臆病な人物かもしれないと言う。犯人は、ちゃんと殺せたか不安だったから数か所刺したのだと推測した。

そして、姫川は部屋を見渡しただけで、吉原はマジシャンであったことを言い当てる。

部屋にはガラケーが開いた状態で落ちていた。その画面には「045666*」の文字が打たれていた。

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ちょうど、吉原が常連となっていたマジックショップが横浜市にあった。そのため、捜査本部は045が市街局番である横浜の人物に電話をかけようとした可能性を考えた。菊田はそのマジックショップ周辺の捜査を開始していた。そこで、ある男と吉原が揉めていたという話を聞く。

ガンテツも容疑者!?

一方、姫川は電話帳に登録された人物を順にあたっていく。その電話帳の中には姫川の天敵・勝俣健作(江口洋介)の名もあった。しかし、姫川が勝俣に尋ねても知らない、の一点張り。

吉原の知人たちは、吉原はいい人で人に恨まれるような人間じゃないと口々に言う。

そんな中、吉原の競馬仲間である男は吉原のことを超能力者であると言った。それから、彼は吉原が谷口という人物にしつこくされていたのを見たと言っていた。

本当に超能力!?

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現場に落ちていた吉原の携帯の最後についた指紋は、外側のフタ部分であると鑑識から結果がきた。それは、最後の動作が携帯を閉じる動であったということを意味する。現場に携帯が開いた状態で落ちていたことと矛盾する。そのため、捜査本部は鑑識に再確認を依頼することになるが、捜査員たちは超能力なのではないかと噂話をする。

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葉山の過去に何が…

葉山則之(葉山奨之)は超能力を信じていない。そして同じく超能力を信じていない菊田に、「自分は信じてはいないが、もしそんな能力があったら過去に戻って守るべきものを守りたい」、と話す。それと同時に、女性がナイフに刺されている映像が葉山の頭によぎる。

葉山はそれを振り払うかのように、そんな能力があったら何をしたいか、と菊田に尋ねる。菊田は机の上に置かれた姫川のカバンを見つめ「俺も同じようなもんかな…」とつぶやく。

その直後、マジックショップで吉原ともめていた男が、競馬場で吉原につきまとっていた谷口であるとわかった。

そこで、姫川は菊田と葉山をつれて、谷口を任意同行で引っ張ろうと自宅へ向かう。すると谷口が玄関先で暴れ、逃げようとする。谷口は葉山の方へ向かってくるが、葉山の頭の中で、再び過去の女性を刺した男性の映像が浮かび、動くことができなかった。

姫川のひらめき

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しかし、谷口は結局、アリバイがあり“シロ”だと判明した。

また、地道な捜査が始まる。聞き込みに向かう道すがら、姫川は、菊田がガラケーを使っているのを見て何かに気づき、「なんだ、左ね」とつぶやく。

そして姫川と菊田は佐藤工務店を経営する佐藤という人物に話を聞きに行く。

時は22年前。消費税増税を目前に、住宅特需が起きていた時代。大手ゼネコンは建材確保に奔走していた。そのあおりをうけたのは、中小の工務店だ。建材を確保することが難しく、工事が遅延することも珍しくなかった。佐藤の工務店も同様に苦しい状況にあったが、もっと追い込まれていたのが被害者の吉原だった。吉原はやっとの思いで手に入れた建材を盗まれる。それが原因で代金をね値切られ、吉原の工務店は倒産してしまう。

そして、工務店を手伝っていた体の弱い奥さんも、その頃亡くなってしまった。

その後、アル中になった時期もあったが、吉原は一念発起してマジシャンになったのだった。

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そして佐藤は、1件だけ建材の窃盗に遭わなかった工務店が当時あったと言う。すると、姫川はその工務店の社長とは吉原の電話帳に登録されていた「渡辺繁」ではないかと言い当て、佐藤と菊田を驚かせる。

佐藤は吉原にその話を最近、伝えたとも言っていた。

証拠はそろっていないため、管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)は姫川の推理に反対する。しかし、係長・今泉春男(山口馬木也)の助けがあり、姫川班は渡辺の周辺捜査を許可される。

姫川との距離が近づく菊田

渡辺繁を尾行する姫川と菊田。彼らは指紋を採取して現場に残されていた指紋と一致したら、渡辺を重要参考人としてひっぱれると考えたのだ。途中、渡辺に尾行を気づかれそうになり、とっさに菊田は姫川を抱きしめ、恋人のふりをしてごまかすのだった。

尾行し続けたこともあり、ついに2人は指紋を採取に成功。それが現場に残された指紋との一致するのを確認した。しかも、渡辺繁は現場近くで目撃された男と背格好も似ていたため、彼を重要参考人として引っ張ることを管理官・橋爪俊介(岡田浩暉)が許可する。

冷徹な姫川玲子

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渡辺は、吉原殺害を認めた。22年前のことを謝れと、吉原に言われていた。渡辺が「今からでもやりなおせるだろ」と言ってお金を渡す。すると、吉原は「仕事もかみさんも失って、やり直せるわけないだろ」と渡辺の首を絞めようとした。そして、渡辺は吉原を刺して殺したのだった。

渡辺は先に手を出してきたのはあっちだ、増税をした国が悪い、などと言い訳ばかり言ってすがろうとする。姫川はそんな渡辺に対し、「全部他人のせいにするその身勝手さ、死んでも直らないんでしょうね」と冷たく切り捨てる。

実はいい奴かもしれない…

“ガンテツ”こと勝俣健作が飲んでいるバーに菊田が姿を現す。菊田は、なぜ吉原の携帯にガンテツの名前があったのかを語りだす。それは、吉原が仕事や奥さんを失い自暴自棄になっていた時期のこと。吉原は飲み屋で、ある客に「どうせ死ぬんだったら、やりてぇようにやってみろよ。それでも死にたくなったら、死ぬ前に1杯付き合ってやるよ」と言って名刺を渡されていた。そして、その言葉に感動した吉原は名刺の電話番号を登録していた。その声をかけてきた客というのは、建材の窃盗被害届を出した所轄の刑事だったと、吉原は知人に話していたらしい。その当時、その所轄にガンテツがいたのだ。菊田がそう言うと、ガンテツは「ぬるい尋問だな」と言って、菊田に早く出ていけと言うのだった。

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その夜、菊田は姫川になぜ、渡辺を疑ったのか尋ねる。すると、姫川は、携帯で番号入力ではなくひらがな入力で「045666*」と打つと、「わたなべ」になる、つまりプッシュボタンの左側にある文字を見ていたのだ、とタネあかしをする。納得する菊田だったが、鑑識の再確認報告を見ると、やはり最後に吉原が携帯を触ったのは閉じた状態だと記載されている、そして、吉原は最後に触ったボタンは終了ボタンであるため、本来この「045666*」は消えてあるはずだと…。

『ストロベリーナイト・サーガ』第5話感想

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今回も姫川玲子のひらめきが発揮されました。

ただ、今までの『ストロベリーナイト・サーガ』では、犯人と同じ思考をすることで事件を推理する、というサイコパス的な要素がありました。しかし、今回はその特殊な能力で解決したと言うよりは、謎解き的なひらめきでしたね。

今後、姫川玲子という刑事像を描いていくのか気になるところです。

そして今回初めて描かれたのは葉山奨之さん演じる葉山敬之の過去がわずかですが描かれたことです。誰か大切な人を守れなかった過去を悔いているのか…今後の彼がどんな事件にからんでくるのか注目です。

また、今年の好きなジャニーズタレントランキングで堂々の2位に輝いた亀梨和也さんをキャスティングしておきながら、なかなか菊田の活躍の場がないなぁ、と思っていました。しかし、第5話ではハプニングではありながらも姫川を抱きしめる!という場面がありましたね。

姫川に特別な感情を抱き始めているような気配が感じられる菊田。刑事ものではありながらも、今後は菊田の恋愛感情の動きにも注目です!

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『ストロベリーナイト・サーガ』第6話あらすじ

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今泉春男(山口馬木也)が連続刺傷事件の捜査命令を伝えに来た。被害者は三人。計画的犯行なのか、通り魔によるものなのか定かではないが、“通り魔”という言葉を耳にした瞬間、葉山則之(葉山奨之)の身に緊張が走る。というのも、葉山には小学生時代、目の前で家庭教師の有田麗子(新実芹菜)を通り魔に殺されるという過去があったのだ。事件解明を託された姫川班の面々は、上本所署に赴き、担当係長の越野忠光(田中啓三)から詳しい現状を聞く。

 

容疑者が最初に刃物で襲った峰岡里美(黒沢あすか)は、数カ所刺されて通行中の菅沼久志(市川貴之)、小野彩香(横田美紀)に助けを求める。二人は会社の同僚で、昼食を食べた店から出てきた所だった。峰岡と同様に二人は容疑者に切りつけられ、菅沼は頸部に損傷を受けたため失血死してしまう。その後、容疑者は自殺を図って意識不明の重体となってしまったため、身元の特定や犯行動機が困難になっていた。

 

葉山は真剣な表情で「小野彩香を当たらせて欲しい」と姫川玲子(二階堂ふみ)に懇願する。ただならぬ思いを感じ取った姫川は葉山の申し出を許可。事件解明に向け、それぞれの捜査が動き出す。

 

引用元:ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』公式HP

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