北川景子さん主演ドラマ『家売るオンナの逆襲』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
悲壮な少年時代の中で、唯一の心の拠り所となっていた淡い初恋エピソードが、実は完全な妄想であったという衝撃の現実を突きつけられた留守堂謙治(松田翔太)。
大切なものを壊された留守堂の怒りの矛先は三軒家万智(北川景子)へ・・・テーコー不動産のライバル不動産業に転職、万智を完コピしたAIを開発し、万智たちを潰しにかかります。周囲を巻き込んだ留守堂と万智の愛憎劇の結末とは・・・!?
以下、ドラマ『家売るオンナの逆襲』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、最終回の視聴がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
ドラマ『家売るオンナの逆襲』最終回までのおさらい(ネタバレ)
- テーコー不動産が抱えるなかなか売れない古い家屋のリノベーションのデザインを担当した施工会社社員・真壁涼(入江甚儀)は、庭野聖司(工藤阿須加)と同年代。真壁と意気投合した庭野は真壁のためにも、リノベ物件を売りたいと意気込みをみせる
- しかし、真壁のデザインは住む人への配慮よりも自らのエゴを優先させたものだったため、客に不人気でなかなか売れない
- 母と暮らす家を探していた客・馬場礼子(酒井若菜)を担当した万智は、真壁のリノベ物件を全面畳に再リノベ。客のニーズに沿ったリノベであったことから家は売れた
- 一方の足立聡(千葉雄大)は、子育て世代が暮らす住宅街に暮らす子なし夫婦の離婚の原因が住環境にあると睨み、夫婦に合った新居を提案。夫婦の離婚の危機を救う
- さらに足立はその空いた家を、子供の出産を控える新婚夫婦に売り、すべての客にとってWinWinの仕事を成し遂げた
- そんな中、万智への報われない愛情に心悩ませる留守堂。思いをぶちまけてきた留守堂に対し、万智は留守堂の初恋は自分ではないことを暴露。留守堂の万智への愛情は、憎しみに変わった
自らの愛情を受け取ってくれない相手に対し、怒りや憎しみを抱くという留守堂のストーカー気質が恐怖だった前話。しかし、万智との初恋の思い出が、絶対に壊されたくない心の拠り所となるほどに、留守堂の過去は辛く悲しいものだったのでしょう。
憎しみから家を売る留守堂に心の平和は訪れるのか?楽しみですね。
さらに詳しい最終回までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
ドラマ『家売るオンナの逆襲』第8話以前のネタバレあらすじはこちら
『家売るオンナの逆襲』最終回のネタバレあらすじ
あらすじ
留守堂(松田翔太)が万智(北川景子)たちの前から姿を消して1年。新宿営業所は外資系ライバル会社・リッチブラスト不動産の急成長により業績が伸び悩み、消滅の危機を迎えていた。
そんな中、住人の高齢化が進む新宿の集合住宅群『新宿ガーデンハイツ』の部屋をリッチブラスト不動産が次々買い占めているという噂を聞き、万智と庭野(工藤阿須加)は現地を訪ねる。しかし、そこで立ち退きに抵抗する住人の老兄弟・藤見明(笹野高史)と譲(本田博太郎)の姿を見た万智は突然しゃっくりが止まらなくなり…!?
一方新宿営業所では、リッチブラスト不動産が今まで万智が行った型破りな家の売り方を真似して家を爆売りしていることが発覚。庭野と共に客を装ってライバル不動産を偵察した足立(千葉雄大)は、なんとAIに万智のノウハウを組み込み副社長にまで登り詰めた留守堂に遭遇する!万智への憎しみを露わにする留守堂は、新宿ガーデンハイツを都市型リゾートに再開発すると話す。ライバル会社の勢いを前に、屋代(仲村トオル)は一同に地道な営業を呼びかけるが売り上げは伸びず大苦戦。
そんな中、万智は明と譲の元を再び訪ね、ある計画を提案する。実は明と譲は昔一世を風靡し小学生の万智も大ファンだった大人気コミックマジシャングループ『マジック7』のメンバーで……。屋代は万智の計画実現のため、雲の上の存在だった社長(舘ひろし)に直談判を試みるが…。留守堂によって窮地に追いやられた新宿営業所メンバーが一丸となり、万智の構想する巨大プロジェクトに挑む感動の最終回!
引用元:ドラマ『家売るオンナの逆襲』公式HP
以下、ネタバレになります。
留守堂の復讐
1年後。フェンシングクラブで汗を流す足立聡(千葉雄大)。急に留守堂がクラブに現れなくなってから、1年が経とうとしていた。
一方のテーコー不動産新宿支店は、急成長を遂げた外資系ライバル会社・リッチブラスト不動産に市場を侵食され続けていた。このままの状態が続けば、新宿支店は渋谷支店に吸収され、社員もリストラとなり得るピンチだ。
そんな中、三軒家万智(北川景子)と庭野聖司(工藤阿須加)は、集合住宅群・新宿ガーデンハイツに足を運んだ。ガーデンハイツはゴーストタウン化していて、藤見明(笹野高史)と譲(本田博太郎)兄弟のみが暮らし続けている状態となっていた。リッチブラストが次々と買い占めているとのことだった。
その頃、とあるワケあり物件で接客中の足立の前に、リッチブラストの富樫という男が現れ、自らが連れてきた客に物件を売り始めた。自殺者が出たという事故物件だったが、リッチブラストはそういうことが気にならない葬儀屋に売るという手法で、見事物件を売られてしまう。
足立が営業所に戻ると、足立以外の他の社員も次々とリッチブラストに物件を売られてしまっていた。そのどれもが万智の手法に似たものだったため、不審に思った足立と庭野はゲイカップルを装い、リッチブラストに潜入調査へ向かうことに。
リッチブラストを訪れた足立と庭野。2人を迎えた社員は、リッチブラストでは AIが接客を担当すると語り、タブレット端末を渡し、質問に答えてほしいと言う。
タブレットには、(世の中には吹き溜まりが必要だと思いますか?)などの万智のセリフを思わせるYES・NO形式の質問が表示され、2人はますます不信感を募らせる。
するとそこへ社員が現れ、副社長が2人に会いたいと言っているといい、2人を奥の部屋へ案内した。そこで2人を待っていたのは留守堂だった。
『AIに三軒屋チーフの家の売り方を組み込んだのは、あなただったんですね?!』驚きを隠せない庭野。留守堂はAI三軒屋万智が実際の万智を超えるということは面白いと思わないかと微笑を浮かべ語る。
また、留守堂はこの間庭野が万智と訪れた新宿ガーデンハイツをすべて買い占め、国内外の富裕層向けに売ると宣言するのだった。
足立と庭野は、早速このことを屋代大(仲村トオル)らに報告。営業所内は騒然とする。するとそこへ万智が帰ってきた。万智は愛媛県の八幡浜へ出張の許可を取ると、さっさと出て行ってしまう。残された社員たちは、リッチブラストに対抗するためには、とにかく今まで通り信念を持って、客に売り込みを続けていくしかないという結論に至り、社員総出で街頭に立ち、家を売り込むのだった。
万智の計画
愛媛県、八幡浜。万智は元マジシャンのぽっぽ鳩二郎という男性に接触した。
新宿ガーデンハイツに居座っているのは、藤見兄弟のみ。リッチブラストは当初提示した価格にさらに上乗せし、売却を促すが2人は応じない。そこへ万智が入ってきた。
『あなたたち何者なんですか?!』居座り続ける藤見兄弟を問い詰めるリッチブラスト社員に、『マジック7を知らないとは何事だ!?』と声を荒らげる万智。2人は昔一世を風靡した大人気コミックマジシャングループ・マジック7のメンバーで、万智は幼い頃グループの大ファンだったらしい。『お2人に案内したい場所があります!』と万智が言い、兄弟は応じた。
『こちらでございます!』万智が兄弟を案内したのは、ガーデンハイツの敷地内にある廃園になった保育園だった。万智は保育園ごと、ガーデンハイツを再生させ、子育て世代の子育てをリタイヤ世代の人間が支える理想郷を作る計画を語った。
しかし、兄弟は栄光はすでに過去のものだと気が進まない様子。『才能の残りカスに火をつけ、残りの人生を輝かせるのです!!』万智は説得しようとするが、そこへ留守堂が現れ『それは無理でしょう』と言い切った。
マジック7は、かつてマジック中に出演したアイドルが怪我をするという事故を起こし、解散に至っていた。だとすれば、いつまでも過去を引きずる必要はないはず・・・留守堂に説得され、『ここらが潮時だな・・・』と弟の譲は家を売ることに同意した。
新宿ガーデンハイツ再生プロジェクトのために、万智は愛媛県以外にも、全国各地に出張に行っていたようだ。営業所に帰ってきた万智は、社員らにプロジェクト案を提案。100億円かけ、ガーデンハイツを買い取り、プロジェクトを進めたいと切り出した。
『100億はな・・・』気が進まない屋代だったが、社員一同は万智のプロジェクトにかけてみたいという気持ちになったようだ。社員らに説得され、屋代は社長に直談判しに本社へ向かうが、秘書にシャットアウトされ、社長に会うことは叶わなかった。『ならば、私が行ってきます!』万智自らが本社へ向かう。
社長室に迎え入れられた万智は、社長(舘ひろし)に会った。『珍しいね?天才不動産屋の君が、僕に会いに来るなんて』という社長に、万智は新宿営業所を救うため、100億円をかけ、新宿ガーデンハイツ再生プロジェクトを進めたいと切り出す。『私に売れない家はありません!』と言い切る万智に、社長は『いいだろう。・・・ただし条件がある』と答えるのだった。
復活したマジック7
譲の引っ越しの日。トラックの到着を兄弟が待っていると、子供達が『もうすぐ始まるぜ!行こう行こう!』と保育園へ向かって走っていく。子供達を追いかけ、園内に入った兄弟。そこでは万智達がマジックショーを行っていた。
ボックス内に入った白洲美加(イモトアヤコ)に、サーベルを突き刺す庭野。『これ昔マジック7がやってたやつだ!』と観客から声が上がるのを、兄弟は聞いた。
サーベルを刺すたびに奇声をあげる美加に、観客は大喜び。しかし、兄弟は『なんだこれ?俺たちを馬鹿にするつもりか?こんなのハリケーンボックスじゃねえ!』を憤りを見せる。だったら、お手本を見せてくれと万智がいうと、元マジック7のメンバーの残り5名が次々に現れた。万智が全国へ出張していたのは、メンバーを集めるためだったのだ。
マジック7復活を喜び合うメンバーを目の当たりにした兄弟。『燃やすのです!才能の残りカスを!』万智に説得され、2人もやる気になった。
直後、万智が留守堂の前に現れ、新宿ガーデンハイツを100億円でテーコー不動産が今しがた買い取ったことを報告。『そんなはずはない!』憤る留守堂。しかし、万智の発言は真実で、テーコー不動産の案の方がリッチブラストの案よりも45億円の増収が見込めるらしい。『あなたは私情を持ち込んでいませんか?』と留守堂は上司に怒られてしまう。
しかし、新宿ガーデンハイツにて、マジック7のマジックショーを行い、集客しようというテーコー不動産の計画は、不発弾があるなどのデマ情報で留守堂の手により、妨害されることに。万智たちはそれを逆手にとり、SNS上でイベント告知。マジック7がトレンド入りするほどの話題を呼ぶことに成功した。
そんな中、万智が留守堂に会いにやってきた。『私はあなたに負けません』と宣言した万智は、顔や見た目を変えても、留守堂が自分の中身を変えることはできなかったと語る。以前の留守堂に家が売れたのは、中身は心優しい三瓶義雄のままだったから・・・『でも今は違います』それだけ言うと、万智は帰って行った。
万智と留守堂に訪れた結末
新宿ガーデンハイツには想像を超えた客が押し寄せた。そんな中、譲が腕を骨折してしまうという想定外の事態が発生。目玉のハリケーンボックスを予定通り行うため、万智が譲の代役としてショーに出演することになった。他のメンバーが出演している間に、譲と一緒にサーベルの刺し方の猛練習を行う。
そして、目玉のハリケーンボックスが始まった。縄でぐるぐる巻きにされた明が、ボックス内に入って、万智の登場を待つ。
舞台袖で準備をする万智のしゃっくりが止まらなくなった。万智には、緊張するとしゃっくりが止まらなくなるという癖があるらしい。異変に気付いた庭野が慌てて水を取りに行っている間に、やってきた誰かが万智の肩を叩く。
『それでは、サーベルの女王の登場です!』アナウンスを受け、仮面をかぶった万智がステージへ。次々とボックスへサーベルを刺していく・・・『水持ってきました!』庭野が戻ってくると、舞台上にいるはずの万智は舞台袖にいる。華麗なサーベルさばきを観客席で見ていた足立は、『まさか、あれ・・・』とつぶやいた。
そして、明は見事に無傷でボックス内から登場し、マジックショーはフィナーレへ。拍手大喝采の中、幕を閉じた。
マジックショー会場を走り出た足立は、去っていく留守堂を見つけた。『謙治!駅こっち!!』留守堂は振り返ると、『ありがとう』と笑顔を浮かべ、去っていく。その笑顔は、以前の優しさを取り戻したかのように輝いていた。
新宿ガーデンハイツの保育園では、毎週マジック7のショーが見られるということもあり、予約の申し込みが殺到した。その様子をテレビで見ていた社長は『100億回収できそうだね』と笑顔。『私に売れない家はありません!』と宣言した。
プロジェクトが成功し、屋代は部長へ昇進した。そして、万智は社長兼新宿営業部売買部チーフに昇進した。
そんな中、留守堂から営業所にハガキが届いた。(人を幸せにするための不動産屋に導いてくれてありがとう。僕は海辺の町で不動産屋をやっています)そう綴られたハガキには、留守堂の本当の初恋の相手だった山田カズコとの幸せそうなツーショットが・・・『謙治も幸せにやってるんだ』足立も笑みを浮かべる。
その晩、ちちんぷいぷいにて、屋代は『実はうちに子供ができました!』と発表。社員たちは大盛り上がり。『生まれてくる三軒屋チルドレンに、ちちんぷいぷ〜い!』ママ・珠城こころ(臼田あさ美)が乾杯の音頭をとり、社員たちは万智のお腹の中の子供に乾杯するのだった。
そして、今日も万智は家を売っている。万智に名刺を差し出された内見客は『社長さんなの?社長さんに営業できるの?』と疑いの眼差しで万智を見る。万智は自信満々に『私に売れない家はありません!!』と宣言するのだった。
『家売るオンナの逆襲』最終回の感想
ドラマ『家売るオンナの逆襲』最終回が終了しました。不動産屋としての本質を見失っていた留守堂が、万智によって自分を取り戻し、お互いに別々の幸せが訪れた最終回となりました。
最終回ということで、今回はとても良いストーリーでした。一つ一つの家が街を作り、社会を作っていく。そこに暮らす人の幸せを作ることを信念に家を売るということが、未来を作っていくという壮大なラストは圧巻でしたね。
また、自分を見失っていた留守堂も、思えば不動産屋になったきっかけは、愛する人に心安らぐ家を売りたいという気持ちからでした。もともと優しい気持ちが芯にあった留守堂ですから、本当の初恋の相手と幸せになれたという結末にホッとしました。
そして、ラストには万智は社長、そしてママになるというサプライズが待っていましたね。トップに立っても、家を売り続ける万智が素敵でした。続編に期待したいです!
『家売るオンナの逆襲』の次に始まる新ドラマは?
ドラマ『家売るオンナの逆襲』最終回の次に始まる新ドラマは、中条あやみさん・水川あさみさん主演ドラマ『白衣の戦士』です。
✨🚑遂に、先行動画大公開🚑✨#3年A組 のあとの #白衣の戦士! の動画第1弾、ご覧になりましたか❓
見逃したあなたに特別大公開😂
ちなみにHPにはこれより長い動画も…‼️#中条あやみ #水川あさみ #小瀧望 #安田顕 #沢村一樹 #ナースドラマ #4月10日スタート #水曜よる10時 pic.twitter.com/UZpaTD9NQe— 【公式】水曜ドラマ「白衣の戦士!」4月水曜よる10時スタート (@HAKUI_ntv) 2019年3月10日
ドラマ『ナースのお仕事』を彷彿とさせるナースもので、一見原作コミックがありそうな印象を受けますが、ドラマオリジナル作品のようです。
人気女優のW主演ということで、このドラマは見よう!とチェックしている視聴者も多いのではないでしょうか?上司ナースとして、鈴木紗理奈さんや片瀬那奈さん、ドクター役に安田顕さんや沢村一樹さんがキャスティングされていて、面白いドラマになりそうな予感がします。
新ドラマ『白衣の戦士』の初回は、4月10日(水)22時スタートです!
今期話題のドラマや映画のネタバレあらすじを取り揃えております。ぜひ、チェックしてみてください!

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