高畑充希さん主演ドラマ『メゾンドポリス』第7話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
第7話で、牧野ひより(高畑充希)とメゾンドポリスのおじさんたちが追うことになるのは、世田谷のジゴロという異名を持つ資産家が被害に遭った盗難事件。
その特殊な金庫破りの手口から、伝説の金庫破り・アゲハの名前が浮上。資産家男性をめぐる3人の女性の複雑関係に事件を解く鍵がありそうです。
そして、前話にて『人殺し』疑惑が浮上した夏目惣一郎( 西島秀俊)の過去についても、スポットが当たりそうで目が離せません。
以下、ドラマ『メゾンドポリス』第7話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、第7話の視聴がまだ・・・という方はご注意ください。
ドラマ『メゾンドポリス』第7話までのおさらい(ネタバレ)
- 高平厚彦(小日向文世)の娘・小梅(水谷果穂)が、彼氏の祖母が襲われた傷害事件をメゾンドポリスに持ち込む
- 被害者・大浦春江(吉田幸矢)が飼っていた猫の爪から、小梅の彼氏・中松駿(水石亜飛夢)の皮膚片が発見されるが、駿が祖母宅を訪れたのは犯行後だった
- 真犯人は春江の次男の嫁で、春江の介護を一手に引き受けていた嫁・大浦藤子(長内映里香)
- 春江が収集していた高額な花瓶を盗もうとしたところ、春江に気づかれたため犯行に及んだ
- 数ある花瓶の中でも1番高額なものがどれかを知っていたことが決め手となった
- ひよりの前に、捜査一課管理官で警視・間宮朝人(今井朋彦)が現れ、惣一郎に殺人者の過去があることから、付き合いを控えた方が良いとの忠告をする
ドラマ全体を通じて進行する物語の進展として、惣一郎の過去に関する伏線が描かれました。これまでにも、惣一郎の回想部分に、墓参りをする女性の描写がありましたが、惣一郎が『人を殺した』とは一体どういうことなのでしょうか?かなり長い間にわたって引っ張っているため、そろそろ動きが欲しいところです。
さらに詳しい第7話までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
原作小説『メゾンドポリス』とドラマの違いや、惣一郎やひよりの過去について先取りしたい方はこちら!
『メゾンドポリス』第7話のネタバレあらすじ
あらすじ
ある日、本郷幸成(井上順)という資産家の邸宅で窃盗事件が発生した。本郷は内縁の妻・小倉汐里(西丸優子)と訪問看護師の赤井美香(太田美恵)の3人で箱根の別荘を訪れている間に金庫破りに遭ったようだ。犯行翌朝に本郷宅に出勤した家政婦の本宮カレン(大西礼芳)が発見・通報したという。そして本郷は旅先で体調を崩して入院してしまい、事情聴取は拒否されていた。
その本郷は都内に多数のビルを保有する資産家で、黒い噂が絶えず政財界や裏社会とつながるフィクサーとも目されている男だ。そして昔から数々の美女と浮名を流し“世田谷のジゴロ”とも呼ばれている。
ひより(高畑充希)たちが現場検証をしていると、迫田(角野卓造)・藤堂(野口五郎)・夏目(西島秀俊)が現れた。なんと伊達(近藤正臣)と本郷が幼なじみで、伊達が本郷から直接捜査を頼まれてしまったという。藤堂が金庫を調べると、強引にこじ開けられた跡の他に小さな穴が開けられている。さらにその穴には鱗粉が付着している。この特徴的な痕跡に、迫田たちは昭和の時代に世間を賑わせた伝説の金庫破り“アゲハ”を連想する。
その一方で、藤堂は本郷が飲んでいる薬に違和感を覚える。さらに、本郷を巡る汐里・美香・カレンという3人の女性の関係が非常にややこしく……。
引用元:ドラマ『メゾンドポリス』公式HP
以下、ネタバレになります。
ジゴロと伝説の鍵師・アゲハ
メゾンドポリスにて、皆で麻雀を楽しむおじさんたち。そこに夏目惣一郎( 西島秀俊)の姿はない。惣一郎は今日は休みを取っているらしい。毎月、この日だけ、惣一郎は休みを取る。
その頃、惣一郎はある墓の前で手を合わせていた。そこに故人の妻らしき女性がやってくる。『二度と来ないで!人殺し!』女性は惣一郎が手向けた花を捨て去り、そう言い捨てた。
捜査一課管理官で警視・間宮朝人(今井朋彦)から惣一郎が人殺しだと聞いた牧野ひより(高畑充希)は、その話の真偽が気になって仕方ない。警察情報で、惣一郎のことを調べてみるが、めぼしいものは見つからなかった。そこへ盗難事件が発生したとの通報が入り、ひよりは鑑識係で警部補・杉岡沙耶(西田尚美)とともに現場へ向かうことに。
被害があったのは、資産家・本郷幸成(井上順)の自宅。金庫が破られ、現金500万円が亡くなっていた。通報者は家政婦の本宮カレン(大西礼芳)。事件当時、本郷は内縁の妻・小倉汐里(西丸優子)と訪問看護師の赤井美香(太田美恵)と旅行に行っており、そこで体調を崩し現在入院中とのこと。本郷は警察が話を聞きに来ることを拒否していた。
本郷は多くの女性相手に数々の浮名を流し、世田谷のジゴロという異名を持っているらしい。また、本郷は政財界や裏社会のフィクサーとも言われていた。
現場へ、メゾンドポリスのおじさんたちがやってきた。惣一郎がスーツをきていることに気づいたひよりが、『何かあったんですか?』と尋ねるが、惣一郎は『おしゃれだろ?』とごまかす。
『ちょっとここ見てくれる?』藤堂雅人(野口五郎)が金庫の鍵穴を指した。そこにはピッキングの後らしき傷があった。バールでこじ開けるという荒技を使っていながら、扉には小さな穴が空いていて、そこには蝶の鱗粉らしき粉がついている。
『鱗粉?!まさかアゲハ?』迫田 保(角野卓造)が声を上げる。アゲハとは昭和の名鍵師で、どんな金庫でもたちどころに開け、蝶のように消えていなくなることからついた異名。手がかりがみつからないまま、幻の星となっていて、ずっと消息不明となっていた。
現場からは2つの足跡が見つかっていた。サイズからして、犯人は男性2名と推測されるが、妙に足跡が綺麗なことが気になるという沙耶。わざと足跡をつけたのかもしれないと沙耶は見解を述べた。
3人の女たちの奇妙な関係
本郷の内縁の妻・汐里と看護師の美香をメゾンドポリスへ招き、カニ鍋を振舞いながら、事情を聞くことにしたおじさんたち。おじさんたちは汐里と美香が同じネックレスをつけていることに気づいた。どちらも、本郷からもらったものらしい。美香は本郷の元カノ的存在で、汐里も美香も、本郷の気の多さを受け入れ、そのことを承知で付き合っているらしい。
もちろん、家政婦のカレンも本郷とは男女の関係だったらしい。そのことは汐里も美香も知っていた。
そこへ、金庫を携えた買い物コーディネーター・瀬川草介(竜星涼)が現れた。おじさんたちが検証をするために、持って来させたものだ。
ランドリールームでアイロンがけ中の惣一郎のもとにひよりがやってきて、この間間宮にメゾンドポリスとは距離を置くようにと忠告されたことを明かす。『だったら出て行ったらどうだ?』という惣一郎。しかし、ひよりはメゾンドポリスの捜査が数々の事件を解決してきたことをあげ、どうしても間宮に素直に従おうとは思えないと語る。
『私は警察の人間です。でもここの人間でもあります』ひよりはそう言い、両方のいいとこ取りをして、最強の刑事になりたいと笑うのだった。
そんな中、カレンが陸橋の上で襲われた。金庫の中にあったものを持って、牧野ひよりが1人で来るなら、という条件付きで、本郷が面会に応じてくれることになった。
ひよりが本郷の病室を訪れた。自己紹介をしたひよりにを見るなり、本郷は『君がひよりちゃん?結構かわいいね?』と言い始めた。本郷は伊達とは古い友人らしく、伊達が話を通してくれたらしい。
現金以外に何か失くなっているものがあるか、本郷にひよりが確認してもらう。有価証券も遺言状も、すべて無事だったようだ。
『今日はお願いがあってね。うちの家政婦のカレンをメゾンドポリスで預かって欲しいの』本郷は伊達にも許可をもらっていると言い、ひよりにカレンの警護を依頼した。
実はひよりとメゾンドポリスのおじさんたちは、本郷がカレンを襲わせたのでは?と考えていた。しかし、カレンを守らせるということは、本郷が襲わせたのではなかったのか?しかし、カレンをメゾンドポリスに預けたのは、カレンを監視させるためという見方もできる。
自首した犯人
そんな中、本郷の自宅にあった本郷が日常的に飲んでいる薬の中からヒ素が見つかった。入手ルートを調べたところ、看護師の美香がヒ素を手に入れていたことがわかる。また、事件当日、汐里の車が旅行先の箱根から、盗難事件があった世田谷に戻っている様子が記録されている映像が見つかった。
このことから、汐里と美香が共犯である可能性が高くなってきた。するとそこへ、汐里と美香が警察へ出頭してきた。
2人は遺産目当てに共謀して、本郷をヒ素で殺そうとしていたと告白した。目当ては金庫内の遺言状。本郷を殺す前に遺言状を確認した結果、汐里の予想通り、遺産は汐里に遺すと書いてあった。
そんな折、ヒ素が調べられていることを知った2人は、真相がばれることを恐れ、カレンを襲ったことも認めた。
しかし、2人の計画は本郷にばれていて、本郷は薬を飲んでいなかった。本郷から自首を勧められ、2人は自首に至ったと説明した。
ひよりがメゾンドポリスに戻ると、カレンはすでに本郷宅へ戻った後だった。結局、アゲハのことはわからずじまいになったが、汐里と美香が逮捕され、事件は解決とされようとしていたが、ひよりは納得がいかない様子。
そこへ、フィリピンに行ってきたという伊達が帰国した。昔、アゲハとして逮捕されたグレースという女性が、フィリピン出身だったこと、カレンの出身もまたフィリピンなことから、カレンとアゲハが何か関係しているのか?とひよりは伊達に尋ねるが、伊達は『それは自分で考えてください』と微笑む。
伊達に続けて、今度は本郷がメゾンドポリスを訪れる。『郷ちゃん!』『伊達ちゃん!』2人は声をあげ、抱き合った。カレンが世話になったお礼を言いに来たらしい。
『逮捕された汐里さんと美香さんが、金庫破りに使ったという工具を回収しました』ひよりはそう切り出し、そこに小さな穴を開けた工具がみつからなったとひよりは語る。『アゲハはあなたですよね?・・・本郷さん』ひよりはそう告げた。
明るみに出た真相
実は本郷は毎年金庫を買い換えていた。それは自分の腕を試したかったから。本郷が腕試ように使った金庫を、美香たちがこじ開けたというわけだ。
『カレンさんは愛人ではないですよね?カレンさんは娘さんなのではないですか?』とひよりは続ける。カレンの母親はグレース。カレンは2人の間の子供だったが、自分の娘だと公になれば、カレンの身に危険が及ぶと考えた本郷は親子関係を明かさずにいた。
しかし、遺言状には遺産はカレンに遺すと書かれていたことから、真相を知ってしまった美香と汐里。2人がカレンを襲ったのは、そのためだ。本郷は自分とカレンの関係の秘密を保つ為、2人に金を渡し、自首を勧め、美香たちが応じたということだった。
すると、伊達が、昔本郷にもらったアゲハ蝶を金庫にしまい、鍵を忘れてしまったと言い始めた。『やっぱりサガだね・・・』本郷は鍵をいともたやすく開けた。
すると中から、アゲハ蝶の標本と一緒に、グレースの若かりし頃の写真が出てくる。伊達がフィリピンに行って、グレースの親戚からもらってきたものだ。カレンはグレースの死後、その親戚の家で育っていて、伊達はやはりすべてを知っていたのだった。
写真のグレースの笑顔を見つめ、本郷は懐かしそうに『今見たらそうでもないかなって思ってたんだけど、やっぱり1番キレイだ』とつぶやいた。
これで、アゲハの正体が本郷だということが明らかになった。本郷を逮捕するのかどうかを、ひよりが決めろという惣一郎。惣一郎は『お前が決めろ、牧野。最強の刑事になりたいんだろ?アゲハをとれば、すぐに最強の刑事になれるぞ』と言う。
しかし、ひよりは窃盗罪の時効が7年間であることに触れ、『警察には何もできません』と言うのだった。
その晩も、メゾンドポリスはスナック完落ちへと様変わりし、大いに盛り上がっていた。そこへ、捜査一課の友人に、惣一郎が刑事を辞めた理由を聞いたという沙耶から、ひよりに電話がかかってくる。
直後、ランドリールームの惣一郎のもとを、ひよりが訪れた。『夏目さんが刑事を辞めた理由を聞きに来ました』ひよりはそう切り出すと、惣一郎の辞職のきっかけとなったのが、当時惣一郎が取り調べをしていた池原慎吾の死で、池原も建設現場からの転落死で自殺をされていたことを並べ、惣一郎に迫る。池原もひよりの父と同じ、高遠建設の社員だった。
『夏目さんは何か知ってるんですか?私の父や池原さんは、本当は誰かに殺されたんじゃないですか?』というひよりに、惣一郎は『俺は・・・何にも知らない』と答える。
2人の会話は、ランドリールームの壁のコンセントに取り付けられたタップを通じて、外部に盗聴されていた。車内でひよりと惣一郎の会話を伺っていたのは、メゾンドポリスの御用聞き・瀬川だった。
『メゾンドポリス』第7話の感想
ドラマ『メゾンドポリス』第7話が終了しました。4角関係のもつれから発生した事件と思われた盗難事件から、意外な真相が明らかになった第7話となりました。
また、惣一郎が人殺しと言われていた理由についても、やっと明らかになりましたね。惣一郎が人殺しと言われていた理由は、惣一郎が直接を手を下したということではなく、当時取り調べていた参考人が謎の転落死を遂げていたということのようです。
しかし、その謎の転落死を遂げたのが、ひよりの父・尚人と同じ高遠建設の社員で、亡くなり方も同じです。これには、ひよりが言うように、何か裏があると見て間違いなさそうです。
また、買い物コーディネーターの瀬川がメゾンドポリスを盗聴していることを明らかになりました。前話にて、ひよりの自宅を盗聴していたのも、瀬川なのでしょう。瀬川の背後には、尚人と池原の死の真相を明るみ出したくない黒幕がいる可能性が大ですね。
『メゾンドポリス』第8話のあらすじ
ある日、館林桃香(住田萌乃)という少女が1人でメゾンにやってきた。祖父がオレオレ詐欺に遭ったので犯人を捕まえてほしいという。桃香にメロメロになったおじさまたちが話を聞いていると、宛名も送り主もない謎の小包が届く。夏目(西島秀俊)がリビングに運んできたその小包から着信音が。中にはスマホが2台入っていた。電話の主は変声機を使った声で藤堂(野口五郎)を誘拐したと告げる。そしてもう一方のスマホにメールが届き、添付された写真には血を流して倒れている藤堂の姿があった。犯人は午後5時までに1億円を用意しろと要求、できなければ藤堂の命はないと脅す。しかし、すでに指定時刻まで30分しかない。さらに犯人は外部との連絡手段を全て遮断させ、1億円の価値があるものがメゾンの中にあるだろうとけしかける。無茶な要求におじさまたちが困惑する中、ひより(高畑充希)が美砂(萩野友里)という女性を連れてメゾンにやってきた。期せずして2人もこの騒動に巻き込まれてしまう。意図がわからないまま犯人とのやり取りを続けるうちに、桃香がキッズケータイを持っていることに気づく。ひよりはそれで桃香の母・真琴(東風万智子)に連絡を試みる。
そのころ、草介(竜星涼)はメゾンの近くに停めた車の中でメゾンを盗聴していた…。
引用元:ドラマ『メゾンドポリス』公式HP
ドラマ『メゾンドポリス』第8話を楽しみに待ちたいと思います。
今期話題のドラマや映画のネタバレあらすじを取り揃えております。ぜひ、チェックしてみてください!


コメントを残す