竹内結子さん主演ドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第3話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
第3話で弁護士・氷見江(竹内結子)たちが取り組むことになるのは、恋人殺害容疑がかかった女子フィギュアスケート選手の危機管理。どのような方法で氷見たちが収束をはかるのか?また前話で出てきた、氷見が殺人犯だという話の新たな展開も気になります。
以下、ドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第3話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、第3話がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
ドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第3話までのおさらい(ネタバレ)
- 第2話のミッションは大手広告代理店のクリエイティブディレクター・谷正輝(波岡一喜)に浮上したセクハラ疑惑の収束
- 被害者・佐藤瑠璃(成海璃子)は谷との交際関係があり、セクハラとパワハラは振られたことによる、谷の嫌がらせだった
- 会社が谷を守っていたのは、今回の騒動により、会社の本当に知られたくない実態が明るみにでることを恐れたため
- 会社は社員に無理な勤務体制を強要していた事が発覚
- ブラック体制を明るみ出さない代わりに、氷見は会社と谷へ佐藤への謝罪を要求、無事応じられた
前半〜中盤に出てきた多数の伏線が、後半で一気に回収されていくという構成になっています。そのため、後半まで話が読めない、退屈するという声も上がってきているようです。
新しいタイプのドラマだとは思うので、もう少し行方を見守りたい感じではありますが、第3話はどうなるでしょうか??
さらに詳しい第2話までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第3話のネタバレあらすじ
あらすじ
鈴木法律事務所では、次から次へと舞い込む仕事に氷見江(竹内結子)と与田知恵(水川あさみ)は休みも取れないと愚痴っている。そんなところに、副所長の鈴木太郎(バカリズム)が新たなクライアントを招き入れた。マネージャの間宮智也(片山亨)、コーチの渡瀬美央(村岡希美)に伴われて現れたのは、フィギュアスケート選手の相馬紀子(白石聖)だった。紀子の来訪に氷見たちは仰天するも、紀子の依頼内容を聞くと、さらに仰天をすることに・・・。
世界大会で金メダルを獲得し、日本で記者会見を開いた翌日、婚約者である塚越健太(穂満佳佑)の家に向かった紀子。そこには、何者かに殺害された婚約者の姿が・・・。第一発見者であり、凶器から指紋が検出さたため、紀子は警察から最有力な被疑者にされてしまったのだ。しかし、紀子は塚越の遺体を前に気が動転し、思わず凶器に触れてしまっただけで、殺害したのは絶対に自分ではないと氷見たちに主張。さらに、2日後に予定している凱旋パレードが終わったら、自身が生活拠点としているアメリカにすぐに戻りたいので何とかして欲しい、と助けを求める。氷見、与田、藤枝修二(中川大志)、真野聖子(斉藤由貴)らは、ひとまず他に被疑者がいないか四方八方を探ることに。すると、塚越は紀子のライバルとして目下、頭角を現しているフィギュアスケート選手の青山リナ(石田ニコル)とも付き合っていたという事実が発覚し・・・。
引用元:ドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』公式HP
以下、ネタバレになります。
容疑者となった国民的ヒロイン
オリンピックでで金メダルを獲得したフィギュアスケート選手・相馬紀子(白石聖)が帰国して、記者会見を開いている。『誰に感謝したいですか?』記者からそう聞かれ、紀子は支えてきてくれた婚約者・塚越健太(穂満佳佑)に感謝したいと笑顔で語った。
その翌日。紀子は塚越の自宅で、何者かによって刺殺された塚越の遺体を発見したのだった。
鈴木法律事務所。働きづめで休みがない弁護士・氷見江(竹内結子)と弁護士・与田知恵(水川あさみ)が、クライアントが来ないように天に祈っていると、クライアントの紀子とマネージャ・間宮智也(片山亨)、コーチ・渡瀬美央(村岡希美)がやってきた。相談の内容は、もちろん塚越が殺された事件のことだ。紀子が第一発見者となり、重要参考人になっているのだ。
会見後、時差が辛かったため、事務所で仮眠をとり、気づけば翌朝になっていたという紀子。その日仕事があったため、婚約者・塚越の自宅へ。塚越の遺体を発見した。動揺のあまり、紀子はそばに転がっていた凶器となる包丁を触ってしまっていた。
『パレードが終わったら、すぐアメリカに帰りたいんです。お願いします!』と頭をさげる紀子。『わかりました。新しい被疑者を見つけましょう』と氷見は答えた。
現在、被疑者として上がっているのは2名。紀子とそのライバルのフィギュアスケート選手・青山リナ(石田ニコル)だ。リナのポーチが塚越の自宅から見つかり、塚越と男女関係があると疑われているかららしい。
早速、氷見と弁護士・藤枝修二(中川大志)はスケートリンクへ聞き込みに向かった。リナに話を聞く。『付き合ってました』リナは認めた。塚越はリナの方が大切だと言っていて、リナはその言葉を信じているらしい。『ほら、見てください!』リナはその証拠として、ラブラブなLINEのやり取りを氷見たちに見せる。藤枝がボールペン型のカメラですかさず写真を撮影し、それをネット上に流出させ、時間稼ぎをするのだった。
紀子は塚越とリナの浮気を知っていた。最初に嘘をついていたことから、紀子のことを疑う氷見と与田。しかし、紀子は自分は殺していないと主張し、早くアメリカに帰りたいと訴える。アメリカには末期がんで余命わずかの紀子の母がいた。メダルを早く見せたいという紀子。
会見後、夜道をひたすら歩き、途中からタクシーに乗り、事務所へ戻ったと紀子は言っている。周辺の監視カメラの映像を探すことになった。
そんな中、リナがメディアへ出演し、涙で謝罪を行った。またリナは塚越が殺害された日、ボランティアに参加していたと証拠画像を見せる。涙するリナの様子が放送され、これで流れが変わる可能性が大きくなった。
氷見たちはまだ紀子のアリバイを掴めていない。『途中でタクシーの乗ったんなら、これ殺害時刻間に合うよ?』電卓片手に考えていたらしい事務員・真野聖子(斉藤由貴)が声をあげた。
紀子の裏の顔
そんな中、記者・東堂裕子(泉里香)が政治家・林の息子からセクハラを受けた件を公にするとの連絡が所長・鈴木太郎(バカリズム)に入った。『はぁ!?彼女そのこと公にしたら大変なことになるよ!?』声を上げる与田。
早速、藤枝と与田が東堂のもとに警告に訪れた。林議員のネタを公にしない代わり、山川議員の不正ネタを東堂は受け取り、スクープとして報道したからだ。東堂は誓約書を書いていた。『この件、蒸し返したら、人生終わることくらいわかりますよね?』という与田に、自分はどうなっても構わないという東堂。東堂は去って行った。
その頃。藤枝はこの間リナが練習していたスケートリンクで見かけた関係者らしい外国人男性のホテルの部屋にいた。どうやら、この男性はゲイらしい。藤枝の了承なしに、氷見が藤枝を男性の元へ送り込んだのだ。
相変わらず、リナはメディアへ出演し、自分の無実と紀子の方が疑わしいことを主張している。真野は『犯人探しなんか警察に任せた方がいいんじゃないの?だって、実際やってるかもしれないんでしょ?』と言う。そこへ与田と藤枝が帰ってきた。
『仲よかったみたいですよ?紀子さんとフェルナンド』フェルナンドというのは、先ほどの外国人男性の名前だ。最近、審査基準が変わり、リナに優位な採点方法となったらしい。関係者全員がリナが勝ったと思ったが、ふたを開けてみると優勝したのは紀子だったという話も聞けた。『相馬さん、大会前に薬飲んでたらしくて・・・』という藤枝。しかし、紀子のドーピング検査は陰性だった。
紀子逮捕への動きが早まっているという連絡が鈴木から与田に入る。氷見は、幼い紀子が涙を流しながら練習していた映像や、母が末期ガンだという情報をテレビで流し、印象操作を行った。こうなったら、世間を味方につけて、警察の動きを封じるしかないという氷見。
しかし、時間稼ぎなど半日も持たない。そんな中、リナのアリバイが崩れた。公開したボランティアに参加していたという画像が、別の日のものだったことがわかったからだ。
実際、当日リナは自宅にいて、アリバイがないという。氷見がリナに、紀子が飲んでいた薬について聞くと、それはアフターピルだとリナは明かした。リナは紀子に他に男がいて、塚越から別れを切り出され、紀子が塚越を殺したのだとリナは推測していた。
氷見は紀子がアフターピルを飲んでいたということを、コーチの渡瀬に確認した。すると、渡瀬はアフターピルを飲んでいたことまでは知らないが、異性関係に問題があったことを明かす。『あの子、弱いから。すぐ怖いものから逃げる。彼女を責めないであげて』と渡瀬は言うのだった。
母が危篤となり、アメリカへ向かおうとした紀子は警察に捕まった。『会いに行ってくる!』席を立った氷見だったが、落ち込んでいるのか、紀子が接見拒否をしていることを鈴木が伝えた。
事件の背後にあった黒い事情
紀子は否認もせずにただ黙秘しているのだという。『も〜こんな時はどうしたらいいの!?』声を荒らげる氷見に、与田が鈴木のように若い女の子に貢げばいいという。『そっか〜パパ活か〜・・・あ!!』氷見と与田が同時に気づいた。事務所に戻った氷見は、放って置いたままになっていた、この間藤枝がフェルナンドの筋から引き出してきた、審査委員会の紀子とリナの評価を記した書類を初めて手に取った。
紀子の接見に訪れた氷見。『私の推測を聞いてください』そう語り始めた氷見は、紀子が別の男性と関係を持ったことから、関係に亀裂が入ったと言う。紀子はその亀裂を修復するために、塚越に本当のことを明かした。メダルを取るために、紀子は審査員と関係を持ったのだと氷見は続ける。
そんなことはしていない、別のことで口論になり、塚越を殺したのだと声を荒らげる紀子。『あなたは塚越さんを殺せないんです。なぜなら、あなたはその時間、審査員の木村氏と一緒にいたから』氷見はホテルの防犯カメラの映像を差し出した。
紀子がどうしても見返したかったのが、母のことだった。スケートをとれば、紀子には何も残らない、価値がないと母から言われ続けているうちに、紀子は追い詰められていたのだ。汚い手を使って手にいれたメダルを、母親が喜んでいる姿を見て、復讐を遂げようと紀子は考えていたのだ。本当の復讐は、紀子が母の呪縛から解放されることだと氷見は優しく諭した。
紀子は八百長の事実を認め、謝罪会見を開いた。審査員と身体の関係を持つように強要していたのは、コーチだった。またそのことを知った塚越を口封じのために殺害していたのもコーチの渡瀬だった。
東堂が公表しようとしていた林議員の記事は、すべて紀子の記事に差し替えられることになった。『わざとですよね?記者会見ぶつけて、記事潰して』与田へ怒りをぶつける東堂。『私、諦めませんから』といい、東堂は去って行った。
立ち食い蕎麦屋の氷見の隣に、フリー記者・茂呂裕也(佐野岳)が現れた。茂呂はかつて氷見が過去の殺人事件の犯人だと疑い、氷見に接触してきたことがある。茂呂は『あの時の話の続き、しませんか?』と氷見に言うのだった。
『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第3話の感想
ドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第3話が終了しました。被疑者となった2人のフィギュアスケート選手から、男女関係のもつれから殺害されたと思われた被害者でしたが、その背後に黒い業界の裏事情と悲しい母子の溝がったことが描かれた第3話となりました。
母子の溝がなければ、紀子は八百長をしてまでメダルを獲ることに執着はしなかったはずですし、よくできた話だなと感心しました。
初回、第2話と分かりづらかったストーリーですが、第3話に来て、ようやく面白い内容になってきたのではないかと思います。しかし、今になって東堂が議員のセクハラを公にしようとしている理由はイマイチわかりませんが・・・
すべての回において、実際にさもありそうだと思わせる題材が登場するところは面白いですね。
第3話で氷見とホテルでのひと時を楽しんでいた男性は、お金がかかったと氷見が言っていたことから、プロの人間なのでしょう。海外ドラマではありそうですが、なかなかこういう描写は日本のドラマでは珍しいですね。
氷見に浮上している殺人犯疑惑の展開も楽しみです。
『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第4話のあらすじ
鈴木法律事務所で氷見江(竹内結子)がテレビ番組をザッピングしていると、子連れで議会に参加し、待機児童問題を訴える土方朝子議員(江藤あや)が映る。泣きわめく子供をなだめながらの訴える姿に、与田知恵(水川あさみ)や藤枝修二(中川大志)は、母親たちは大変だと同情気味。すると、真野聖子(斉藤由貴)も自分の子供が停学の瀬戸際だと言い出す。危機管理部として真野の息子が停学から免れる方法を探ろうとした時、鈴木太郎(バカリズム)が新たな依頼を持ち込んできた。大手ゼネコン次期社長候補、佐久間からの依頼と聞いた一同は意気込むが、内容はご近所トラブルというもので・・・。
タワーマンションで妻の佐久間京子(原田佳奈)と息子の怜(南出凌嘉)とともに暮らしている佐久間家は、玄関前にゴミがばら撒かれたり、誹謗中傷のビラを貼られたりしていた。調査のために早速、氷見と与田は京子の知人を装いマンションに潜入、さらに藤枝はベビーシッターを装い、マンションの子どもたちに接近。そこで分かったのはマンションのセキュリティー上、佐久間家に嫌がらせを働いているのはマンション内の人間の可能性が高いこと、そしてそびえ立つタワーマンションの底にドロドロとした人間関係が渦巻いていること。そんな現状を、与田や藤枝が整理していると、京子が何者かに歩道橋から突き落とされたという急報が。一方、氷見は鈴木事務所に姿はなく、フリーランスの敏腕記者で、氷見の過去を詮索している茂呂裕也(佐野岳)となぜかホテルの一室にいて・・・。
引用元:ドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』公式HP
ドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第4話を楽しみに待ちたいと思います。
今期話題のドラマや映画のネタバレあらすじを取り揃えております。ぜひ、チェックしてみてください!

コメントを残す