フォルトゥナの瞳 ネタバレ結末は衝撃の死別!能力者だった葵はなぜ恋人を見捨てたのか?


神木隆之介さん・有村架純さん出演映画『フォルトゥナの瞳』原作小説結末までのネタバレあらすじをまとめてみました。

映画『フォルトゥナの瞳』の原作は百田尚樹著の同名小説です。ある日、運命を司る女神・フォルトゥナの瞳を手に入れたことにより、他人の死期が近づいていることが分かる能力を手に入れた主人公。

フォルトゥナの瞳は、死期が近づいている人間を死から救えば、自らの身にその代償が跳ね返ってきてしまうという恐ろしい呪いも持っていました。心から愛する人の死がわかった時の主人公の悲しい決断、そして予想外の結末とは・・・?!

以下、映画『フォルトゥナの瞳』原作小説結末までのあらすじをネタバレでまとめています。映画結末のネタバレに繋がりますのでご注意ください。
 


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フォルトゥナの瞳の能力とその呪い

映画『フォルトゥナの瞳』の原作小説結末までのネタバレあらすじの前に、まずはフォルトゥナの瞳の能力とその呪いについてネタバレします。

フォルトゥナの瞳を手に入れると
  • 死期が近づいた人間の身体の一部が透けて見える
  • 死期が近づけば近づくほど、透ける部分が身体の広範囲に及ぶ
  • 運命を変え、死期が近い人間の死を回避することが可能

 

フォルトゥナの瞳の能力で運命を変えてしまうと
  • 自分の身体(脳や心臓の血管)にダメージが及ぶ
  • それらのダメージが蓄積すると死に至る
  • 一時的に命を救っても、その命を救った人間が犯罪を起こし、結果的に別の命が失われるなど、帳尻合わせのような出来事が起こる

 

以上のことをまとめると、フォルトゥナの瞳を手に入れると、

  • 人間の死期が近づいていることかがわかることから、その人間を救うことができる
  • しかし、それは自分の命を削ることになる

ということになり、他人の命自分の命を天秤にかけ、自分の命が惜しければ他人の死を見過ごしながら生きて行くという残酷な選択をし続けていかなくてはならない、ということになります。

自分が生きて行くためには、目の前の人の死期が近いことが分かったとしても何もすることができない、また、他人の死を自分の生のために見過ごしてしまった自分を責める気持ちも生まれて当然であることから、フォルトゥナの瞳の能力は手に入れて喜べる類のものでは決してないということですね。
 


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映画『フォルトゥナの瞳』のキャスト

木山慎一郎
神木隆之介
フォルトゥナの瞳の能力者。火事(映画では飛行機事故)で家族を亡くし、以来、人と深く関わることを避けて生きている。自動車コーティング施工技術者。
桐生葵
有村架純
携帯ショップで働く明るく優しい女性。慎一郎と交際するようになる。
黒川武雄
北村有起哉
フォルトゥナの瞳の能力者で、医師。慎一郎にフォルトゥナの瞳の呪いについて教えてくれる。その後、フォルトゥナの瞳の呪いにより死去。
遠藤哲也
時任三郎
慎一郎が働く自動車コーティング工場の経営者。
金田大輝
志尊淳
慎一郎の同僚。
宇津井和幸
DAIGO
自動車コーティング工場の客。
遠藤美津子
斉藤由貴
遠藤の妻。
植松真理子
松井愛莉
慎一郎の元同僚で、初恋の相手。客の宇津井と交際を始めたことがきっかけで、転落人生を歩むことになる。

 


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小説『フォルトゥナの瞳』の結末のネタバレ

それでは、映画『フォルトゥナの瞳』の原作小説結末までのネタバレあらすじを結末からネタバレしていきます。

小説『フォルトゥナの瞳』の結末は、主人公・慎一郎(神木隆之介)が亡くなってしまうという悲しいラストでした。フォルトゥナの瞳の能力を使い、大規模な電車事故が起こることが分かってしまった慎一郎が、大勢の人の命を救うために、自らの命を犠牲にすることを選んだからです。

詳しいネタバレあらすじについては後ほどご紹介しますが、この時、慎一郎には桐生葵(有村架純)という恋人がいました。慎一郎は心から葵のことを愛していたので、事故を見過ごし葵との未来を取るか?葵との未来を捨て大勢の人の命を救うか?の2つの選択肢で悩みましたが、結末に慎一郎が選んだのは自分と葵との未来ではなく、大勢の人の命でした。
 


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『フォルトゥナの瞳』最大の秘密をネタバレ

映画『フォルトゥナの瞳』の原作小説結末にて、死を迎えてしまった主人公・慎一郎ですが、実はこの慎一郎の死の直後に、物語の中で最も大きな秘密が明かされ、衝撃の中でのラストとなります。

その秘密とは、慎一郎の恋人・葵もまたフォルトゥナの瞳の能力者だった・・・というもの。つまり、葵は、

  • 慎一郎が自分と同じくフォルトゥナの瞳の能力者であること
  • 慎一郎が自らの命と引き換えに、大勢の人の命を救うという決断をしたこと(=慎一郎はこれから死ぬこと)

 

を知っていました。

前述したように、慎一郎は結末にて死を選択するまでの過程において、かなり葛藤し、ある時自分の命ではなく大勢の人の命を救うと心に決めたのですが、その瞬間、慎一郎の身体は透けていました。

フォルトゥナの瞳の能力を使って、慎一郎が死ぬのだということを事前に知っていた葵。しかし、葵は慎一郎の死を回避することも、自分も同じフォルトゥナの瞳の能力者であることを明かすこともせず、慎一郎の死を迎えています。

慎一郎の死の理由を唯一知っていた葵が、慎一郎の訃報を受け、涙する・・・というのが、原作小説『フォルトゥナの瞳』の結末です。

原作小説内には、『慎一郎には自分との未来を生きることを選んで欲しかった』『葵もまた、自分の命の大事さに、死にゆく人々を見過ごし辛い思いをしてきた』という葵の気持ちに関する記述はあるものの、葵の行動に疑問が残るすっきりしない結末となっています。
 


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映画『フォルトゥナの瞳』の結末は原作小説とは違う可能性大

原作小説『フォルトゥナの瞳』では、慎一郎が最初に葵と携帯ショップで出会った際に、すでに葵の身体は透けていました。この時、慎一郎はまだフォルトゥナの瞳の代償について知らなかったため、何の迷いもなく、『目の前の葵を助ける』という選択をし、行動を起こした結果、葵の死の危機は去りました。その後、葵に再び危機が訪れることはありません。

フォルトゥナの瞳の能力者である葵は、後々あの時の慎一郎の行動が自分の命を救ったのだと悟ります。自分よりも他人のことを考えることができる慎一郎のことを、葵は好きになり、付き合い始めますが、結末にはその葵が好きになった理由により慎一郎は亡くなってしまいました。

おそらくですが、映画『フォルトゥナの瞳』では、

  • 葵の身体が透け始めた理由は、事故を起こす電車に乗り合わせるから
  • 葵の死の理由を探る内に、葵だけではなく他にも大勢の命が失われることを、慎一郎が知る
  • 『葵1人だけの命を救う(=身体は蝕まれるが生きるチャンスは残るかも?)』という選択肢と『葵含め大勢の人の命を救う(救う命の数からして自分の死は確実)』という選択肢の間で、慎一郎が迷う
  • 葵1人だけの命を救っても、のちに後悔しながら生きていくことはできないと考えた慎一郎が死を覚悟の上、電車事故まるごと食い止めようとする

 

という流れを踏むような気がします。

それ以外の部分は原作小説と同じで、葵が死の危機を迎える理由と結末のみ、映画オリジナル結末になるのではないでしょうか??映画『フォルトゥナの瞳』と原作小説の違いや、その結末については映画公開後に追記します。

以下、映画『フォルトゥナの瞳』の原作小説の展開に沿った結末までのネタバレあらすじです。実際には物語結末に明かされる『葵もフォルトゥナの瞳の能力者だった』という秘密ですが、それを踏まえた上で読んでみてください。
 


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『フォルトゥナの瞳』の結末までのあらすじ

慎一郎の後悔

家族全員を不幸な事故で亡くし、天涯孤独の身となった木山慎一郎(神木隆之介)は以来、誰とも深く関わらずに生きてきた。慎一郎には友達も、もちろん恋人もいない。

慎一郎は自動車コーティング施工工場で技術者として働いている。 オーナーの遠藤哲也(遠藤哲也)、その妻の遠藤美津子(斉藤由貴)は慎一郎の境遇を知っているため、慎一郎のことを心配し、よくしてくれていた。

工場では、慎一郎の同僚となる金田大輝(志尊淳)という男性が働いていたが、金田は不良上がりの何かと問題の多い社員で、おとなしい慎一郎に金の無心をしたり、仕事を押し付けたり、なかばイジメのようなことをしてくる。オーナーの遠藤も金田には手を焼いていた。

工場の事務員は植松真理子(松井愛莉)という女性だった。人と深く関わらないようにしている慎一郎だったが、気がつけば、真理子に恋をしていた。しかし、慎一郎には告白する勇気などない。そうこうしているうちに、真理子は工場の客・宇津井和幸(DAIGO)と付き合い始めた。そのうち、真理子は工場を休み始め、最後には退職してしまった。

真理子が風俗で働いているという噂を聞きつけた慎一郎。その噂は事実で、真理子は薬物中毒に陥るまでに身を落としていた。真理子を不幸の道に引き入れたのは宇津井であることを知った慎一郎は、自分が勇気を出し告白していれば、真理子も宇津井などにそそのかされることはなかったのではないかと考える。慎一郎は後悔した。

フォルトゥナの瞳の能力を手に入れた慎一郎

そんなある日。慎一郎は出会う人々の中に、身体の一部が透けている人間がいることに気づく。注意深く観察した結果、慎一郎は身体が透けている人間は、死期が近づいている人間であることに気づいた。

また、慎一郎は例えば話しかけてみるなどの方法で、身体が透けている人間の運命を変え、結果的に命を救うことができることに気がつく。もちろん、死の理由は様々なため、命を救える人ばかりではない。しかし、慎一郎は街中で透けている人間に遭遇した場合、可能な限り、命を救うようになる。

相手はまさか慎一郎に命を救われたという自覚もないため、怪訝そうな顔を浮かべたが、その人の透けていた身体がまたはっきりと見え始めた時、慎一郎は安堵し、満足した。

しかし、なぜか他人の命を救うたびに、慎一郎は頭や胸に痛みを感じるのだった。

遠藤の命を救った慎一郎

ある日、同僚の金田が問題を起こし、遠藤と口論となった。金田は遠藤からクビを言い渡される。その瞬間、慎一郎は遠藤の身体が透け始めたことに気づいた。慎一郎はクビになったことを逆恨みした金田により、遠藤が復讐され命を失うのではないか?という推測に至る。

慎一郎の推測通り、その夜遠藤は金田に襲撃された。しかし、慎一郎が前もって警戒していたため、遠藤が命を失うことはなく、慎一郎が遠藤の運命を変えたことによって、遠藤の身体は以前と同じようにはっきりと見え始めたのだった。

フォルトゥナの瞳を持つ仲間

ある日、慎一郎は、フォルトゥナの瞳の能力を持つ黒川武雄(北村有起哉)に話しかけられた。今日もまた、身体が透けて見える人間の運命を変えようと、慎一郎が色々とアプローチしている姿を見られたからだろう。

黒川はフォルトゥナの瞳の能力を持つようになって、30年。透け具合により、その人間の死期もわかるのだという。慎一郎は黒川から、この謎のフォルトゥナの瞳の能力について、様々なことを聞いた。

自分で自分の運命は見られないこと、運命を変えれば脳や心臓にダメージを受け、その蓄積によって死に至ること、運命を変えても別の形で帳尻合わせのような不幸が起こること・・・

黒川は運命を変えることは危険だと慎一郎に忠告し、今後は透けている人間に出会っても無視するよう告げるのだった。
 


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葵との出会い

目の前の人に死の危機が迫っていることを知りながら、見過ごしてもいいのか?と、慎一郎が心を悩ませていたある日、慎一郎は携帯ショップで働く桐生葵(有村架純)に出会った。見ると、葵の指先が透けている。

その後も慎一郎は携帯ショップへ通い、日に日に透けている部分が葵の身体の広範囲に及んで行っている様子を確認した。葵が死に近づいていることは間違いない。

黒川の忠告が脳裏に蘇ったが、葵を助けたいという気持ちを抑えることはできなかった。慎一郎は葵に声をかけ、仕事終わりに約束を取り付ける。そこへ葵が来てくれたことによって、本来ならば帰路で遭遇するはずだった工場のガス爆発に巻き込まれずに済み、葵の命の危機は去った。慎一郎は胸に激痛を感じるが、葵の命を救うことができて、ただただ嬉しかった。

これを機に、親交を深めた2人は、慎一郎の告白によって付き合い始めた。葵と過ごす日々は、慎一郎が感じたことのない幸せが溢れる毎日で、慎一郎はその幸せを噛み締め、ずっとこの幸せが続くよう、祈らずにはいられないのだった。

ネタバレ解説
フォルトゥナの瞳の能力者でも、自分の運命を知ることはできません。しかし、葵はこの時の慎一郎の『命が助かった』という言葉と自分の通勤路で事故が起こったという事実から、慎一郎が自分と同じくフォルトゥナの瞳の能力者であることを知りました。

 

電車事故の予兆

慎一郎が葵との幸せな日々を送っていた最中、慎一郎はある異変に気づく。電車の車内、駅のホームにいる人間のほとんどが透けている。これまでに透けている人間を見かける頻度がたまにだったことと比較すると、その様子は異様そのものだった。慎一郎は電車事故が起こり、その路線を使っている乗客がいっぺんに亡くなってしまうのだと察した。

自分と葵が巻き込まれないとは限らない。葵というかけがえのない愛する人を手に入れた今、慎一郎は絶対に2人の未来を守りたかったのだ。

一時は旅行と偽り、都心から離れることも考えた。しかしその電車事故で、今目の前の公園で無邪気に遊んでいるまだ幼い園児たちの命もが失われてしまうことを知った慎一郎は激しく葛藤する。教師らの身体も透けていることから、園の行事で事故を起こす電車に乗り合わせることになるのは、一目瞭然だった。

また、この頃になると、これまでに変えてきた運命のせいで、慎一郎は狭心症を発症し、発作に苦しめられるようになっていた。黒川に連絡を取ろうとすると、黒川は脳内出血で亡くなったと知らされる。あれだけ運命を変えるなと言っていた黒川にも、どうしても助けたい命があり、フォルトゥナの瞳の呪いによって死んでしまったのだろう。

ネタバレ解説

慎一郎が大勢の透ける人を目撃したように、葵もまたこの時期大勢の透ける人を目撃し、電車事故を察していたと推測されます。また、慎一郎が自分の命を引き換えに、電車事故を食い止めることができるのではないか?と葛藤することにより、慎一郎の身体の一部が透け始めることもあったかもしれません。

葵は慎一郎が自らの命を差し出そうとしていることも察していたと思われます。

 


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慎一郎の決意

葵との未来を考えると自ら死を選ぶことはできないと思う。しかし、電車事故を見過ごし生きながらえたとしても、すでにフォルトゥナの瞳の呪いによって蓄積された身体へのダメージにより、そんなに多くの時間が自分に残されていると慎一郎には思えなかった。子供たちの命を救うことは自分にしかできないことだ。だとしたら、救ってあげたい・・・

そんな気持ちに心を揺らしながら、葵と会った慎一郎。

その日、慎一郎は葵と初めて結ばれた。大きな愛と安堵に包まれ、慎一郎は自らの命と引き換えに電車事故を食い止め、大勢の人の命を救う決意を固めた。

すると、ふと目をあげた葵の表情がみるみる悲しみに覆われていく。葵の涙の本当の意味を慎一郎が知る由もなく、その日葵と別れた後、もう生きて葵と会うこともないだろうと思うと、慎一郎の目からも大粒の涙がこぼれ落ちた。

ネタバレ解説
2人が結ばれた直後に、自らの命を犠牲にすることを決意した慎一郎。葵はその時、慎一郎の身体が完全に透けてしまったことに気づき、涙しました。明日も仕事があるからと早々に慎一郎の自宅から帰って行った葵ですが、実はこの時、死の決意を固めた慎一郎だけではなく、葵の方も慎一郎との最期の瞬間になることがわかっていたのだと推測されます。

 

慎一郎の最期

その日。慎一郎は線路の上に立っていた。持ってきたチェーンで線路と自分を固定し、発煙筒を焚いた慎一郎。すぐに人が駆けつけ、慎一郎を線路上からどかそうとするも、線路への侵入者の通報を受け、電車は予定時刻通りにそこを通過することはなかった。

現場には、運送会社で働き始めた元同僚・金田の姿もある。金田の身体の透け具合から、彼が事故に関わっているでは?と慎一郎が推測した通り、事故は電車と金田のトラックの衝突によって起こるものだったと推測される。

自分は電車事故を食い止めることができた、皆の命を救うことができたのだと慎一郎がホッとした瞬間、これまでにない激しい胸の痛みが慎一郎を襲い、慎一郎は息を引き取った。

慎一郎から届いたカード

慎一郎が線路上で亡くなった翌日、葵は新聞で慎一郎の死を知った。線路へ侵入したのちに心臓発作を起こし亡くなった男性のニュースは、何も知らない人たちにはさぞ理解不能で、不幸な出来事のように映っただろう。葵だけが、慎一郎の死の意味と勇気を知っていた。なぜなら、葵もまた、フォルトゥナの瞳の能力者だったからだ。

慎一郎が同じフォルトゥナの瞳の能力者であることも、電車事故が起こることも、悩んでいることも、そして死を決意したことも、すべて葵は知っていた。葵が慎一郎との未来を選んだように、慎一郎にもそうしてほしかった。しかし、慎一郎は葵のように大勢の人の死を見過ごすことはできなかったようだ。慎一郎は自分とは違い、自らの死を選んだ。

そんな葵の元に、今は亡き慎一郎からカードが届いた。そこには『愛してる』と書かれていて、葵の目から大粒の涙が頬を伝って落ちた。
 


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小説『フォルトゥナの瞳』の感想

以上、映画『フォルトゥナの瞳』の原作小説結末までのネタバレあらすじでした。

原作小説における最大の疑問が、『なぜ葵は、自分もフォルトゥナの瞳の能力者であることを明かさなかったのか?』というものだと思います。自身もフォルトゥナの瞳の能力者であることを明かせば、慎一郎が死を選択しないように説得することができたかもしれないからですね。

これは、個人的な推測なのですが、葵はやはり怖かったのだと思います。

原作小説『フォルトゥナの瞳』では、自己犠牲も厭わずに他人の命を救おうとする慎一郎とごく自然なながれで保身を選ぶ葵が対照的に描かれていると感じました。葵は慎一郎に自分を好きになった理由を尋ねられ、『他人のために生きることができるから』だと答えています。葵は、自分にないものを持っている慎一郎に憧れ、同時に自分の弱さを改めて感じるような気持ちになっていたのかもしれません。

葵が自己犠牲を厭わない慎一郎に、自分もフォルトゥナの瞳の能力者だと明かすことはイコールで、保身を選ぶ自分をさらすことになると思います。大好きな慎一郎に弱い自分(自分の命を大切にすることが弱いとは思いませんが)を知られたくなかった、弱い自分を知られるくらいならば、それを知らないまま逝ってほしかった、というように、葵は人間が持つ弱さの象徴として、強い慎一郎と対比的に描かれているように感じます。

『人間は弱いよね、でも同時にとても強いよね』ということを、著者の百田尚樹氏は小説『フォルトゥナの瞳』を通じて、訴えたかったのかな?と私は感じました。しかし、なかなか複雑な描写のため、理解しがたい結末に感じられがちだと思います。

以上のことから、映画『フォルトゥナの瞳』は葵の命を自分の命をかけて慎一郎が守るというもっと分かりやすい展開になるのではないでしょうか??

フォルトゥナの瞳の能力を使い、慎一郎の決意を察した葵が、逆に自分の命をかけ、慎一郎の命を守ろうとするという展開もあるかもしれません。

映画『フォルトゥナの瞳』の展開や結末については、鑑賞後に追記したいと思います。
 


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