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マスカレードホテルのネタバレ犯人役は松たか子!10分で完全理解,トリックや動機,結末まで


木村拓哉さん&長澤まさみさんW主演映画『マスカレードホテル』の原作小説から、犯人や動機、トリックのネタバレと犯人役キャストが松たか子さんではないかということについて、まとめてみました。

映画『マスカレードホテル』の原作は、東野圭吾氏著の小説『マスカレードホテル』。『白夜行』『新参者』などを始めとする、結末にあっと驚かせるミステリーに定評がある同氏著の作品は、その数々が映像化がされ、大ヒットを記録してきました。

今回は映画化に先駆け、『マスカレードホテル』の犯人とその動機、トリックにスポットを当て、可能な限り簡潔にネタバレでまとめてみました。また、役柄が未発表のキャストの中から、犯人役である長倉麻貴を演じるキャストが松たか子さんの可能性大であることについても触れています。

以下、映画『マスカレードホテル』の原作小説の犯人と犯人役キャスト、動機、トリックについて最初から激しくネタバレしています。映画のネタバレにつながる可能性が大ですので、ご注意ください。

※映画鑑賞後のネタバレについて追記しました
 

 

『マスカレードホテル』の事件の概要

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原作小説『マスカレードホテル』は、木村拓哉さん演じる刑事・新井が都内で立て続けに起こった3つの連続殺人事件の犯人を現行犯逮捕すべく、長澤まさみさん演じるフロントクラークが働くホテルにて、潜入捜査を行う物語です。

3つの事件は被害者も殺害方法もバラバラでしたが、現場に謎の暗号が残されるという共通点があり、それらの謎の暗号を解読(暗号の解読に関する詳しいネタバレは後述)した結果、4つめの犯行が行われる場所として、ホテルが浮上した・・・という展開となっています。

4つめの犯行現場がホテルであることはわかったものの、犯行が行われる日時や被害者となる人物は謎のまま。訪れる客、従業員、ホテルを訪れるすべての人物が犯人となりうる状況の中、次々と現れる怪しい客たち・・・果たして犯人は誰なのでしょうか?
 

 

『マスカレードホテル』の犯人とその動機をネタバレ

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犯人は女性!

原作小説『マスカレードホテル』の犯人は、長倉麻貴という35歳の女性でした。

犯人・長倉麻貴は原作小説『マスカレードホテル』の中盤あたりから登場していましたが、『長倉麻貴』という素性を隠し、別人になりすまして登場していました。

長倉麻貴は片桐瑶子という60歳前後の婦人になりすまし、客としてホテルを数回にわたって訪れていたのです。

犯人が狙っていたのは、長澤まさみ

4つめの犯行がホテルで行われることを予告してきた犯人・長倉麻貴ですが、そんな長倉がホテルで殺害しようとしていたのが、ホテルのクラークとして働く山岸尚美(長澤まさみ)でした。

実は、犯人・長倉麻貴はちょうど1年前にホテルを訪れていて、その時に対応したのが山岸尚美だったのです。その時にある事故が起こり、長倉麻貴は精神的・肉体的な傷を負ってしまいます。長倉麻貴は、自分が傷ついたきっかけは山岸尚美にあると考え、山岸尚美対して恨みを持っていたことが動機だったのです。

犯人の動機は流産

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1年前、長倉麻貴がホテルを訪れたのには、ある理由がありました。当時、長倉麻貴はとある劇団に所属していて、10歳以上も年下の劇団員・松岡高志と付き合っていました。しかし、松岡高志の子供を妊娠したとわかった途端、長倉麻貴は松岡高志に捨てられてしまったのです。

1年前、あるオーディションを受けるために、松岡高志は山岸尚美(長澤まさみ)が働くホテルへ泊まりにやってきました。松岡高志がチェックインを済ませた後、松岡高志がホテルへ滞在していることを突き止めた長倉麻貴がやってきました。その時、やってきた長倉麻貴にフロントで対応したのが、フロントクラークを務める山岸尚美だったのです。

長倉麻貴は交際相手にサプライズをするために急遽N.Y.から帰国した彼女という設定を使い、松岡高志に会いたいと訴えました。しかし、長倉麻貴の様子に鬼気迫るものを感じた山岸尚美が松岡高志に確認すると、そんな女性は知らないし部屋の番号も教えないでくれ、できれば追い返してくれと言われます。

客である松岡高志の意向を確認した山岸尚美は、松岡高志はこのホテルへは泊まっていないと嘘をつき、長倉麻貴を追い返してしまいます。

それでも松岡高志がこのホテルへ泊まっていると確信していた長倉麻貴は、一晩ホテルの前の路上で待つことに決めました。翌朝まで待てば、オーディション会場へ向かう松岡高志が出てくると思ったからです。

しかし、その日は真冬で一晩中寒さにさらされた長倉麻貴は流産してしまうことになります。翌朝、ホテルから出て来た松岡高志を見つけ、立ち上がったその瞬間、今まで味わったことのない痛みを感じた長倉麻貴はそのまま気絶。清々しい表情でタクシーに乗り込む松岡高志をすぐ前にして、長倉麻貴は倒れ、次に目を覚ました時は病院のベッドに寝ていたのでした。

流産したことを知った長倉麻貴は、責任を取らずに逃げてしまった松岡高志と、流産のきっかけを作った山岸尚美を激しく恨むようになります。
 

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『マスカレードホテル』の犯人役は松たか子?画像でチェック

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ここまでで押さえておきたいポイント
  • 『マスカレードホテル』の犯人は長倉麻貴
  • 犯人・長倉麻貴は片桐瑶子という婦人になりすましていた
  • 片桐瑶子になりすました犯人・長倉麻貴は、数回ホテルを訪れている

 

犯人・長倉麻貴は片桐瑶子という60歳前後の夫人になりすまし、ホテルを訪れては山岸尚美(長澤まさみ)と接しています。

長倉麻貴はある目的のために、自身がなりすます片桐瑶子を視覚障害者という設定にしていて、ホテルを訪れる際は濃いめのサングラスをかけ、手袋をつけているのです(視覚障害者という設定にしたある目的については後述)

従って、映画『マスカレードホテル』でも、犯人役キャストは片桐瑶子という60歳前後の視覚障害者として映画の中に登場し、結末にて正体が暴かれるという展開になるでしょう。

犯人と松たか子の画像を比較

片桐瑶子になりすまし、ホテルのレストランで食事をする長倉麻貴が映画『マスカレードホテル』予告映像に映っていました。

片桐瑶子になりすます犯人・長倉麻貴は実際には35歳という設定ですが、元劇団員で老け役を得意としていたことから60前後の婦人になりすますことは難しくなかったのでしょう。

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そして、この片桐瑶子になりすましている犯人・長倉麻貴役と思われる松たか子さんの映画『マスカレードホテル』中の画像がこちら。

松たか子さんの顔は、鼻の下から顎までの長さが長めな特徴があります。鼻の下から顎にかけての部分とほうれい線の感じに注目して見比べると、やはり映画『マスカレードホテル』で犯人役を演じるのは松たか子さんで間違いないと思います。

菜々緒や前田敦子、橋本マナミは犯人役じゃない?

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発表されている映画『マスカレードホテル』の女性客は松たか子さんの他にもう3人。菜々緒さんと前田敦子さん、橋本マナミさんです。

3人とも鼻の下から顎までが短いこと、そして公開されている映画『マスカレードホテル』の映像と原作小説の内容から、3人は犯人・長倉麻貴とは別の役を演じることになると思います。

【追記】映画鑑賞後の犯人役ネタバレと感想

映画『マスカレードホテル』を鑑賞してきました。

まず、結論から言うと、犯人役はやはり松たか子さんでした。

前述したように、映画『マスカレードホテル』の犯人・長倉麻貴は60歳前後の片桐瑶子になりすましているのですが、その完成度はかなり高く、特殊メイク用のシリコン樹脂粘土などで頰をたるませたりしているため、松たか子さんだろうなと思って見ていても、角度によっては別人に見える時もありました。

また、声でわかるのではないかと思っていたのですが、やはり声の印象的には見た目に反して若いものの、松たか子さんとすぐわかるような声ではなく、さすがの演技力だと言わざるを得ませんでした。一見の価値ありです。
 

 

『マスカレードホテル』の犯人と連続殺人事件の関係性

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ここまでで押さえておきたいポイント
  • 犯人・長倉麻貴(松たか子)が殺したいのは、松岡高志と山岸尚美(長澤まさみ)
  • これまでに起きていた3つの事件で残された暗号を解読した結果、ホテルで次の犯行が行われることがわかった

 

3つの連続殺人事件の概要

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被害者 犯行の手口 容疑者 暗号
1 岡部哲春(会社員) 絞殺 同僚・手嶋正樹 45.761871
143.803944
2 野口史子(主婦) 扼殺 夫・野口靖彦 45.648055
149.850829
3 畑中和之(高校教師) 撲殺 45.678738
157.788585

ホテルが次の殺害現場になるとわかった背景には、それ以前に起きていた3つの事件の存在がありました。

実はこれらの事件は3つめの高校教師の事件を除いて、すでに容疑者が浮上していて、その犯行動機についてももっともらしい事実が見つかり、確保待ちの状態にあったのです。

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暗号の解読

なぜ、警察が容疑者を確保しなかったかというと、それは暗号の存在があったから。上段の数字から事件の発生月・下段の数字から事件の発生日を引いたものが、次の犯行現場の緯度と経度になるということに気づいた警察が、それぞれの数字が示す場所を確認した結果、

  • 1つ目の事件現場に残された暗号→2つめの事件現場
  • 2つめの事件現場に残された暗号→3つめの事件現場
  • 3つめの事件現場に残された暗号→ホテル

となっていたため、警察は3つの事件が連続殺人事件で、4つめの殺人事件がホテルで行われると予測しました。

3つの事件で見つかった暗号が、それぞれ次の犯行現場を指し示していたという事実が見つかった以上、3つの事件、またこれから起こるであろう4つめの事件の犯人は同一犯、あるいは共犯であると考えざるを得なかったのです。

実は、これが『マスカレードホテル』の犯人・長倉麻貴(松たか子)思うつぼだったわけです。

犯人が描いた完全犯罪

前述したように、『マスカレードホテル』の犯人・長倉麻貴(松たか子)が殺したかったのは、自分を妊娠させた松岡高志と流産のきっかけをつくった山岸尚美(長澤まさみ)の2人です。

非力な女性である長倉麻貴が2人の殺害方法について思いを巡らせた時、その方法は限られていました。長倉麻貴は薬学部を卒業し、動物病院勤務の経験があったことから、その際に用いていた筋弛緩剤を2人に注射することで殺害することが最も成功率が高い殺害方法だと考えたのです。

実際に筋弛緩剤を注射して、松岡高志の命を奪うことに成功した長倉麻貴でしたが、松岡高志と山岸尚美を同じ方法で殺してしまえば、2つの事件が結び付けられ、結果2人に恨みを持った人物ということで、自分が捜査線上へ上がってしまうと長倉麻貴は考えました。

長倉麻貴は松岡高志の殺害と山岸尚美の殺害を、警察が関連付けて捜査しないように、山岸尚美の殺害をその他の3つの事件と関連付けて捜査するように仕向けたのです。

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長倉麻貴はネット上の闇サイトを通じ、3つの事件の犯人とつながり、計画を伝えます。それぞれの事件の犯人にとって、独立した事件ということで捜査されるよりも、連続殺人事件として捜査された方がより自分に捜査の手が及びにくいことから、長倉麻貴の計画はWinWinの計画でした。

それぞれの犯人が、それぞれに抹殺したい相手を、それぞれの方法で抹殺した結果、その犯行手口は、

  • 絞殺
  • 扼殺
  • 撲殺

となり、被害者のうち2人が男性だったことから、非力な女性は犯人像から外され、長倉麻貴にとってはさらに好都合な状況になったのでした。
 

 

『マスカレードホテル』の犯人の偽装工作

ここでネタバレする内容
    • 高山佳子(前田敦子)へのストーカー行為の目的
    • 犯人・長倉麻貴(松たか子)はなぜ視覚障害者・片桐瑶子になりすましたのか?
    • 刑事・新田(木村拓哉)が気づいた違和感

 

新婦へのストーカー行為の目的は目くらまし

前述したように、暗号を解読した結果、当初警察が掴んでいたのは、次の犯行がホテルで行われるらしいということのみで、いつ誰がターゲットにされているのか?という部分は謎のままでした。

従って、潜入した刑事たちがホテルのあらゆる部分に目を光らせていたわけですが、そんな状況下で、犯人・長倉麻貴(松たか子)は山岸尚美(長澤まさみ)の殺害計画を遂行しなければなりませんでした。

山岸尚美殺害をすでに起きている3つの事件と関連づけるためには、事前に暗号で犯行現場を予告しておく必要があったため、警察が目を光らせている中で犯行に及ばなければならないという事態は長倉麻貴の想定内です。

そこで、犯人・長倉麻貴は犯行当日、自分に警察の目が及ばないよう、ターゲットを偽装することを思いつきます。いつホテルにやってくるかわからない人物に合わせて、自分の犯行を行うことはできないため、確実にこの日にホテルにいるということがわかっている人物でなければ、偽のターゲットにはできません。長倉麻貴はホテルで結婚披露宴を行う新婦に目をつけました。

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ホテルで結婚披露宴を行う高山佳子(映画『マスカレードホテル』予告映像内でウェディングドレス着用の姿があるので、前田敦子さんだと思います)をターゲットに見せかけるため、長倉麻貴はあらかじめ高山佳子の自宅から郵便物を抜き取ったり、毒入りのように見せかけたワインを送ったり、ストーカー役を演じる男性を雇うなどして、警察に高山佳子があたかもストーカー被害に遭っているかのように思わせました。

当然、高山佳子の結婚披露宴当日には厳重体制が敷かれ、警察の目は高山佳子に集まるでしょう。犯人・長倉麻貴はそれを狙って、高山佳子の結婚披露宴当日に合わせ、本当のターゲットである山岸尚美の殺害計画を実行に移したのでした。
 

 

犯人はなぜ視覚障害者になりすます必要があったのか?

犯人・長倉麻貴が別人になりすまし、ホテルへ出入りしていた理由は、犯行後に防犯カメラの映像などから捜査の手が自分へ及ぶことを避けたためです。その目的を考えた場合、なりすます相手は35歳である自分の外見から離れた人物にしたほうが安全性が高まります。元劇団員の長倉麻貴は老け役を得意としていたことから、本当の自分とはかけ離れた老婆になろうと考えました。

山岸尚美に筋弛緩剤を注射して殺害するためには、犯行当日、フロントクラークとして勤務中の山岸尚美と2人きりになる必要があります。ホテル内での犯行の際、現場として最もうってつけなのは完全にプライベートの空間になる客室です。犯行当日、確実にフロントクラークの山岸尚美が自分の部屋にやってきてくれるにはどうしたらいいか、長倉麻貴は考えます。

その結果、犯人・長倉麻貴は山岸尚美と事前にある程度の顔見知りになっておき、犯行当日に部屋に呼んだ際、怪しまれることなく山岸尚美が自分のもとを訪ねてくれる間柄になっておくことを思いつきます。

そこで、長倉麻貴は架空の人物・片桐瑶子に視覚障害者という設定を加え、ことあるごとに山岸尚美に助けを求め、顔見知りになることに成功していきます。見えていることを隠すため、濃いめのサングラスを着用していましたが、本当は見えているのではないか?という疑いを刑事・新田(木村拓哉)からかけられ、長倉麻貴は今度は全盲の夫の作り話を山岸尚美に話して聞かせました。

今度、視覚障害者の夫が初めて1人でホテルに滞在することになり、自分はその日友人の娘の結婚式があって同行できないため、事前にどの程度、視覚障害者に対応してくれるホテルなのかを、自分が全盲だと偽ることで確かめておきたかったと長倉麻貴は語ったのです。

また、片桐瑶子になりすました長倉麻貴は、ホテルを初めて訪れた際、部屋に霊がいるので別の部屋にしてほしいという申し出をあえてしました。夫が自分以上に霊感があるため、夫がホテルへ到着する日に自分があらかじめ夫に用意された部屋を訪れ、霊がいないかをチェックしたいと切り出し、山岸尚美と2人きりになる口実を作るためです。

犯人が掘った墓穴

このように、長倉麻貴は視覚障害者の夫思いの婦人・片桐瑶子として、新田(木村拓哉)や山岸尚美の前に数回現れました。しかし、サングラスを着用し、杖をつきながらホテルへ入ってきた長倉麻貴は、初見から新田に怪しまれてしまいます。

その理由は、長倉麻貴が手袋を片時も外さなかったから。視覚障害者は目が見えない分、聴覚や触覚に頼って周囲の情報を得ます。もし片桐瑶子が本当に目が見えないのならば、大事な情報を得る経路である手に、手袋という障害物を被せることによって、触覚を鈍らせるようなことをするだろうか?と新田は考えたのです。

新田から怪しまれることを想定した長倉麻貴は、自分が手袋をしている理由について、火傷の痕があるためという話をあらかじめ山岸尚美にしていたため、新田が片桐瑶子の手袋に対して疑いを持った際も山岸尚美から怪しまれることを回避しています。

また、片桐瑶子が部屋に霊がいるので部屋を変えて欲しいとフロントに電話をした際、片桐瑶子は山岸尚美を指名しました。これは後ほど犯行に及ぶ際に山岸尚美に怪しまれることなく2人きりになれるよう、自分に霊感があるということを知らせたいという目的があったのですが、その際新田が部屋まで同行しています。

事前に自分が行くという情報を与えなかったにもかかわらず、新田が途中から会話に参加した際、片桐瑶子は特に驚く様子がありませんでした。目が見えていない片桐瑶子が山岸尚美を部屋に呼び、部屋に入った山岸尚美と片桐瑶子が話している間、新田は黙っていたため、片桐瑶子が本当に目が見えないのならばまず自分が言葉を発した際に『誰ですか?』と尋ねるのが普通だろうと新田は考えたのです。

このように新田が片桐瑶子に対して感じていた違和感が、のちの犯人の正体に繋がっていきます。
 

 

新田(木村拓哉)が犯人にたどり着いた経緯

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2つめの事件の容疑者として浮上中の、被害者の夫・野口のPCから不審な人物とのやりとりが見つかったことがきっかけで、

  • 3つの事件とこれからホテルで起ころうとしている事件の犯人はバラバラ
  • 野口とメールのやりとりを交わした人物こそが、これからホテルで起ころうとしている事件の犯人で、これまでの3つの事件が連続殺人事件であるかのように偽装するため、現場に暗号を残すよう指示を出している人物

であるということがわかりました。

次に新田は、なぜ犯人が別々の事件をひとまとめにする必要があったのか?と考え、これから起こそうとしている事件と、すでに過去起こしているもうひとつの事件とを関連づけられたくないせいではないか?というトリックの核心に迫りました。

未解決事件から松岡高志が浮上

新田の仮説が正しければ、犯人はもうひとつ殺害事件を起こしているはずです。ここ最近、都内で行った事件で未解決もののうち、ひき逃げや強盗、暴力団どおしの抗争などこれは違うだろうというものを除いた結果、松岡高志(犯人・長倉麻貴に妊娠させた男で、実際に長倉麻貴に殺害されている)が浮上してきました。

松岡高志の周辺を聞き込みさせた結果、松岡高志が1年前オーディションを受ける際にホテルを利用していることがわかります。

また、松岡高志が所属していた劇団のポスターを取り寄せた結果、そのポスターには新田に見覚えのある老女の姿が映っていたのです。それこそが片桐瑶子でした。新田はポスターに移る老女役を演じる劇団員の名前が片桐瑶子ではなく、長倉麻貴という人物だという事実に至ります。

新田が犯人にたどり着いた、その時。片桐瑶子になりすました長倉麻貴は、客室でターゲットである山岸尚美と2人きりになり、今まさに犯行に及ぼうとしていました。新田は客室へ向かって、走り出します。
 

 

『マスカレードホテル』の結末をネタバレあらすじで紹介!

高山佳子(前田敦子)の挙式披露宴当日。その日に、長倉麻貴(松たか子)はなりすましている片桐瑶子と同じ片桐姓の男性の名前で宿泊予約を入れていました。それが夫という設定です。

夫の到着前に、自らの目で部屋を確かめておきたい(霊がいなかどうか)という口実を作り、長倉麻貴は片桐瑶子の姿でホテルを訪れ、客室で山岸尚美(長澤まさみ)と2人きりになりました。

部屋が問題ないことを確認した片桐瑶子は、霊を部屋へ寄せ付けないよう、簡単な除霊の儀式を行いたいと切り出し、本来は霊能者2人で行う儀式だが、霊能者1人と協力者1人がいればできると説明したのちに、手伝ってくれるよう山岸尚美に依頼しました。言われるがままに目を閉じ、足と手を揃えて座っていた山岸尚美はあっという間に両手両足を拘束されてしまいます。

山岸尚美を確実に殺せると確信した長倉麻貴は片桐瑶子の変装を剥ぎ取り、『ねえ、あたしの顔に見覚えがない?』と尋ねますが、山岸尚美は思い出せません。『これなら、どう?』長倉麻貴が差し出した1年前の写真を見た山岸尚美は、目の前にいる女性がかつて松岡高志に会いたいと言ってホテルを訪ねてきた女性で、自分が追い返したことを思い出しました。

長倉麻貴は当時のことを語り始めました。交際していた松岡高志に妊娠がわかった途端、捨てられたこと、責任を取って欲しくてホテルに会いに行ったこと、山岸尚美に嘘をつかれ、極寒の中、一晩を明かしたこと、翌朝流産してしまったこと・・・

すべてを語り終えると、長倉麻貴は改めて注射器を構えなおし、逃げようとする山岸尚美の首筋に針先をあてがいました。『怖がらないで。さほど痛くはないみたいだから。彼も痛がらなかった。逃げても無駄。こう見えてもあたしは暴れるドーベルマンにだって静脈注射をしたことがあるんだから・・・』

山岸尚美が目を閉じた時、新田が駆けつけ、長倉麻貴をねじ伏せました。『長倉麻貴、殺人未遂の現行犯で逮捕する!』
 

 

『マスカレードホテル』の感想

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トリックは実写の方が生きる!

以上、映画『マスカレードホテル』の原作小説から、犯人や動機、トリックのネタバレと犯人役キャストが松たか子さんではないかということについて、まとめてみました。

原作小説『マスカレードホテル』では、様々な怪しい客がホテルを訪れます。『この人物が犯人か・・・?』と思わせておいて、『実は違った・・・』という展開を複数回繰り返し、ラストで一気に真犯人につながっていく様子はとても面白かったです。

特に、物語中盤から出てくる片桐瑶子と、山岸尚美が新田に語った松岡高志とストーカーらしき女性(長倉麻貴)のエピソードが繋がってくるとは予想できず、ラスト『そうだったのか!』と驚かされました。

ただ、『マスカレードホテル』のこの、犯人が実は老女になりすましていたというトリックは小説よりも実写の方が生きると思います。

というのは、小説は文字の情報だけになるので、登場する片桐瑶子が実は35歳の女性であるということに気づくのは不可能です。したがって、ラストに実は犯人がなりすましていた!とネタバレされても、『でも、気づきようがないな・・・』という一念が浮かび、どうしても水を差されるような気持ちになってしまうからです。

しかし、実写ならば、その一部始終を目撃できるようにあつらえてあるわけで、その状況下で欺かれた方がよりラストの驚きが増し、トリックとしてより生きてくる気がします。

犯人の思考が少し謎な件

『マスカレードホテル』の犯人・長倉麻貴はとても頭の良い人物で、だからこそ考え過ぎてしまい、常人の発想とは離れてしまう傾向があるようです。

『本当に殺したい松岡高志と山岸尚美の命を同じ手口で奪ってしまえば、自分が捜査線上へ浮かぶだろうから、この2つの事件を警察に関連づけられないように、山岸尚美の事件を別の3つの事件と関連づけよう』というのが、長倉麻貴の計画で『マスカレードホテル』の最大のトリックだったわけですが、もし長倉麻貴がこのような手の込んだトリックを用いずに普通に松岡高志と山岸尚美を同じ手口で殺害した場合、警察はこの2つの事件を関連づけて捜査したのでしょうか??

『長倉麻貴が松岡高志と交際していて、妊娠した挙句に捨てられた』という事実が浮上すれば、長倉麻貴は疑われるでしょうが、原作小説『マスカレードホテル』内で刑事が劇団関係者に聞き込みに行った時に、その話は出てきていないことから、誰にも知られていなかったのではないかと思います。

さらに、長倉麻貴が1年前に松岡高志に会いに行って、フロントクラークの山岸尚美に嘘をつかれたたため、山岸尚美を恨んでいるという話は本人以外の人間にはわかりようがなく、実際に原作小説『マスカレードホテル』内でも、新田の同僚刑事がたとえ山岸尚美が殺害されても長倉麻貴には繋がらなかったと思うと語っています。

長倉麻貴が頭が良すぎたばかりに起こってしまったというオチが、なんだか物悲しいですね・・・

結局、長倉麻貴は山岸尚美の殺害未遂の罪で逮捕されました。これに、松岡高志の殺害と3つの事件に対して働きかけた罪が加わりそうです。3つの事件に関しても、1番目と2番目の事件では浮上していた容疑者が、3番目の事件では長倉麻貴逮捕を受け、犯人(被害者の高校教師の教え子)が名乗り出てきたことから完全解決に至っています。

 

というわけで、個人的に『マスカレードホテル』は原作小説も面白いですが、映画の方がより楽しめると思います。映画公開が楽しみです!
 

 
今期話題のドラマや映画のネタバレあらすじを取り揃えております。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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