初めて恋をした日に読む話ネタバレを結末まで!最終回は東大合格で匡平が告白,順子とハッピーエンドか


深田恭子さん主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の原作コミック最新話結末までのあらすじをネタバレでまとめてみました。

新ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の原作は、持田あき作のコミック『初めて恋をした日に読む話』です。

青春時代を受験勉強に捧げるも東大受験に失敗し、自信を喪失して以来、人生をただ何となく生きているダメダメアラサーの塾講師である主人公・春見順子(深田恭子)が、不良高校生を東大に入れるため一念発起。3人の男性に好かれる中で、東大合格に向けて、奮闘していく様子が描かれます。

原作コミック『初めて恋をした日に読む話』は2018年11月26日に発売された連載コミック『Cookie』1月号掲載の第17話が最新話で、第17話までが収録された第7巻が年末に発売されたばかり。本記事では受験本番が1年後に迫った第7巻結末までをネタバレしています。

以下、深田恭子さん主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の原作コミック最新話結末までのあらすじをネタバレでまとめています。ドラマ最終回のネタバレにつながりますので、ご注意ください。
 


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ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の主要登場人物

※一部ネタバレを含みます!
 

春見順子(深田恭子)

東大家系出身の父親と教育熱心な母の間に生まれ、幼い頃から東大受験を目指し、勉強一辺倒の青春時代を過ごす。

東大に不合格になって以来、自信を失い、母からも見放され、お嬢様大に進学した末に第4志望だった山王ゼミナール講師に落ち着くも、仕事にもやり甲斐を見出だせず塾内ではナンバー1の不合格率を誇り、クビ寸前。

東大志望の匡平の担当講師になってから変わり始める。

 

春見しのぶ(檀ふみ)

順子の母親。1人娘の順子を東大へ入れることを生きがいとしてきたが、順子が受験に失敗して以来、娘のことを一家の恥だと考え、辛く当たっている。

典型的な毒親だが、匡平を東大に入れるため変わっていく順子を目の当たりにし、しのぶにも変化が現れる。

 

由利匡平(横浜流星)

早くに母を亡くし、現在父子家庭。母が亡くなった際、父がずっと前から不倫していることを知り、心に傷を負った。以来、父を拒絶し、父を拒んでいる。

そんな父親のことを見返したくて東大を志望したが、受験に向けて奮闘し、順子のことを好きになっていく過程で変化が現れる。

 

八雲雅志(永山絢斗)

順子のいとこで幼なじみ。20数年間、順子に片思いをしてきた。これまでにもささやかなアプローチをしたつもりだが、順子は全く気づいていない。順子が失敗した東大受験に合格し、現在はエリート商社勤務。

 

山下一真(中村倫也)

順子の高校時代の同級生。素行が悪く教師からも疎まれる存在だった高校時代、順子から勉強を教えてもらったことがきっかけで、順子のことに憧れ、卒業と同時に告白。しかし、順子からはスルーされたままふられてしまった。

高校教師となり不良の巣窟である南高で、匡平の担任をしているが、順子と再会したことで改めて順子に惚れ直していくことになる。

 

江藤美香(吉川愛)

合コンで匡平に一目惚れし、匡平に会いたくて山王ゼミナールに入塾し、順子の担当生徒となる。

匡平が順子のことを好きなことに気づいてからは、順子に挑戦的な態度を取ってくるが、その背後には中学時代、真剣交際していた(と本人は思っていた)教師に裏切られたこと、以後付き合う男性に『重い』と言われふられ続けてきた悲しい過去があるため自己重要感が低く、誰かから愛されたがっている。

画像出展元:ドラマ『初めて恋をした日に読む話』公式HP
 


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『初めて恋をした日に読む話』原作コミックのネタバレ概要

現在、第7巻までが発売されている原作コミック『初めて恋をした日に読む話』。

仕事もプライベートもパッとせず、なおかつ毒親との問題を抱えている主人公・順子(深田恭子)が務める塾に、高校2年生の匡平(横浜流星)が東大を目指すために入ってきたところから物語が始まり、東大合格を目指しての二人三脚がスタート。その中で、匡平は順子のことを女性として意識するようになります。

幼い頃から順子に片思いしているいとこの雅志(永山絢斗)が長年の想いに決着をつけようとする中、同級生である一真(中村倫也)との再会があり、順子・匡平・雅志・一真の4角関係が描かれていくことに。

そんな中、お互いに親との間に問題を抱えている順子と匡平にも、それぞれの親との関係に変化が見られていくという流れになっています。

ここでは詳しいネタバレあらすじの前に、原作コミック『初めて恋をした日に読む話』第1巻〜第7巻までのあらすじを簡単にネタバレでご紹介します。

第1巻

  • 東大を目指して入塾してきた匡平と順子の出会い
  • 東大卒業以来、商社勤めで海外赴任&出張が多かった雅志との再会
  • 匡平が順子に惚れていることに気づく

第2巻

  • 順子に惹かれていく匡平が順子に接近、しかし、鈍感な順子は全く気づかず
  • 一真との再会
  • 雅志が順子に告白する
  • 匡平が雅志が順子のことを好きなことを知る

第3巻

  • 雅志の告白を完全スルーした順子、雅志と順子の仲はふりだしに戻る
  • 雅志も匡平が順子のことを好きなのだと気づく
  • 匡平の言動から、ようやく順子が自分のことが好きなのかも??と疑念を抱くも、罰ゲームだと勘違い

第4巻

  • 匡平の父・菖二郎が息子の変化に気づく
  • 匡平のことを馬鹿にされた順子が、生まれて初めて母・しのぶに言い返す
  • 一真が匡平が順子のことを好きなことに気づく
  • 恋が再燃した一真が酔った勢いで順子の部屋に泊まり、一夜を明かし、その様子を匡平が目撃する

第5巻

  • 匡平がセンター模試でE判定を受ける
  • 一真が順子の部屋に泊まったことを雅志に明かし、殴られる
  • 一真から匡平は順子に惚れていると聞いた順子が、そうかもしれないと気づき始める
  • 『合格したら言いたいことがある』と匡平に言われた順子は、匡平の好意をほぼ確信
  • 一真が順子への想いを匡平に宣言する
  • 匡平が順子の頰にキス(正確には舐める)する

第6巻

  • 順子の変化にしのぶが気づき始める
  • 雅志が順子の頰にキス
  • 順子が初めて自分から匡平をハグ

第7巻

  • しのぶに順子へ歩み寄る姿勢が見られる?
  • 順子に諭され、匡平が父と向き合い、距離を近づける
  • リアルセンター(模試)で匡平が東大C判定を受ける
  • 順子が匡平のことを男性として意識し始める

原作コミック『初めて恋をした日に読む話』の見どころは、匡平との出会いをきっかけに始まる順子の成長です。順子が変わり始めたことをきっかけに、恋愛や親との関係も動き始め、匡平を東大に入れるという重大な使命がある中、順子は3人の男性から受けるアプローチに翻弄されていきます。

それでは、原作コミック『初めて恋をした日に読む話』の最新話結末までのネタバレあらすじ、スタートです。
 


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『初めて恋をした日に読む話』第1〜7巻のあらすじ(ネタバレ

順子と匡平の出会い

焦って婚活した末に、全くときめかない相手と半年間付き合い、挙句にふられてしまった春見順子(深田恭子)

順子は中高名門私立へ通い、成績は常にトップ。ずっと合格確実と言われてきた東大を受験し、落ちた。その後、滑り止めで受けた名門お嬢様大学へ通うも、順子の人生は東大の受験に失敗した日から傾き始め、就活にて第4志望だった学習塾・山王ゼミナールで特に熱意もなく講師を続けている。当然のように順子が受け持つ生徒の不合格率は上がるばかりで、『来春も成果が見られないようであればクビ』宣告をされてしまった。

幼い頃から母に褒められるために勉強し、物心ついてからは母親に言われるまま東大を目指した順子。順子は友達と遊ぶことを我慢して猛勉強してきたため恋愛にも縁がなく、未だに恋をした経験がない。

東大に落ちた日、『ごめんね、落ちちゃった!』と報告した次の瞬間、順子は母から本気でビンタされ、以来顔を合わせればディスられる日々が続いていた。そんな毎日の中で、順子はますます自信をなくし、何に対してもやり甲斐を感じられなくなってしまっていた。

順子には八雲雅志といういとこがいる。順子と中高一緒だった雅志は東大を卒業し、今やエリート商社マンになっていて、雅志の存在が順子の母にますます娘の不甲斐なさを感じさせているようだ。

実は雅志は20年以上も順子に片思いしているが、順子は全く気づいていない。自分なりに密かにアプローチはしてきたつもりだが、ことごとく鈍感な順子にスルーされ続けていた。雅志はその華麗な経歴のおかげで女性には困ったことはなかったが、そうであるがゆえに自分から女性へアプローチする術を知らないのだった。

順子が冴えない毎日をただただ消化していたある日、順子は南高校に通う由利匡平と、その同級生たちのことを度々見かけるようになる。南高は県内でも最低ランクの高校で、名前を書けば受かるとまで言われている学校だ。髪をピンクに染めた匡平と茶髪にピアスのその仲間たちがバイクを乗り回す姿を目撃した順子は、青春時代に母の言いなりで青春時代らしいことを何もしてこなかった自分を後悔すると同時に、青春時代を謳歌している匡平たちを羨ましく感じるのだった。

そんなある日のこと。匡平が父親・由利菖二郎(鶴見辰吾)とともに山王ゼミナールにやってきた。せめて大学くらいは進学して欲しいと考えている父親に、匡平は無理やり連れてこられたらしい。

自分の息子のことを『放っておいたら世間の害にしかならない、何の社会的価値もないゴミ』扱いした菖二郎に、順子は気がつくとキレていた。『人にゴミとかいう人間のいうことなんて聞かなくていいわよ!今のうちちゃんと反抗してめいっぱい大人に怒られなさい、好きなだけ暴れなさい!私みたいなつまんないおとなになるな!』匡平への順子の言葉は、受験失敗以来、母に嫌われ居場所を失くしていた少女時代の自分自身への言葉だった。

クビを覚悟した順子だったが、再び匡平が山王ゼミナールへやってきた。中学以来、教科書もまともに開いたことがないという匡平は東大を目指すのだという。東大に行って父親を黙らせてやりたいというのが、匡平の志望動機だった。

最初は相手にしなかった順子だったが、匡平のやる気を目の当たりにし、順子の中で次第に匡平を東大に合格させてやりたいという気持ちが芽生えてきた。受験に失敗して以来、死んだように生きていた順子が、初めて仕事にやりがいを見出し始めた瞬間だった。

順子に惹かれていく匡平

こうしてともに東大を目指すことになった匡平と順子。匡平の目指す学科を決めるにあたり、順子は大した信念もないくせに文系最難関の文Ⅰを受験したことが敗因だったと明かす。しかし、匡平は理系最難関の理Ⅲを選択した。順子は募集定員が多い理Ⅰや合格最低点が最も低い理Ⅱを勧めるが、匡平はなぜか理Ⅲにこだわるのだった。

塾内で行われる学力テストが間近に迫ったある日のこと。最初に塾に来た日になぜあんなにキレていたのかと順子に尋ねた匡平。順子は最初にバイクを仲間たちと乗り回す匡平の姿を見て、匡平のようになりたかったと思ったことを明かし、『学生時代憧れたもの全部が詰まって見えたの』と語った。それを否定する父・菖二郎が順子は許せなかったのだ。

直後、匡平のために資料を職員室の棚から取ろうとしていた順子は、ぎっくり腰になってしまう。順子に手を貸そうとした匡平が職員室へ足を踏み入れた時、他の講師が戻ってきた。

匡平をとっさに自分のデスクの足元へ隠し、その前に座った順子。テスト前1週間は生徒の職員室への立ち入りが禁じられているため、見つかれば問題になると思ったのだ。

『聞きました?由利匡平くんのこと!』順子の足元に匡平が隠れているとは知らない同僚講師は、匡平の父親・菖二郎が文科省の官僚であることを明かした。

匡平が受験に失敗すればその責任を講師である順子に押し付けられるかもしれないと同僚講師は言い、担当を代わってもらってはどうかと言い始めた。しかし、順子は『責任なんて自分で取るんですよ。受験会場でペンを持つのは本人です。彼がやるって言う以上、私逃げたくないです』と自分の気持ちをきっぱりと告げた。

その直後、順子の足元に潜んでいた匡平は、すぐ目の前にある順子の膝の上に自らの顔をそっと乗せた。その意味がわからない順子は、後ほどいとこの雅志に『高校生の男の子が膝に頭置いてガン飛ばしてくるって、何?』と相談してしまい、雅志にヤキモチを焼かせるのだった。

そんな中、この間嫌々参加した合コン相手の女子高生の兄に難癖をつけられ、匡平と仲間たちが呼び出され、喧嘩をふっかけられてしまう。偶然その場を通りかかった順子はぎっくり腰で足を引きずりながらも、その場へ乱入。『素行不良気にしない大学なんてないんだよ!喧嘩は受験が終わってからにしなさい!!』と匡平を一喝。『もっと大切にしなさい!』と匡平の頰にビンタした。

その帰り道、匡平は理Ⅲにこだわっている理由を明かした。『俺が理Ⅲに受かったら、お前のコンプレックス全部晴らせるんじゃねーの?』匡平は順子のために理Ⅲを志望していたようだ。

順子はたとえ最難関の理Ⅲでなくても東大に匡平が合格してくれれば、自分のコンプレックスは無くなると笑い、溝ができているらしい父・菖二郎とも話し合いの機会を持った方がいいと勧める。『こんなに努力していることが伝わらないなんてかわいそうよ』と順子から言われた匡平は、かつて順子の親友・松岡美和の『男がかわいそうと言われて唯一心地よく感じる女こそが、惚れた女だ』という言葉を思い出し、ハッとするのだった。

以上が、『初めて恋をした日に読む話』第1巻結末までのネタバレでした。

受験失敗以来、自分に自身を失くしてしまった順子ですが、もともと自分なりのぶれない価値観を持っていて、学生時代には自分が間違っていると感じた場合は、教師さえも論破してしまうというツワモノだったようです。

そんな順子のそこはかとなない強さに触れた匡平が、『もしかしたら、自分は順子に惚れているのかも・・・・?』という疑問を持つに至るまでが描かれました。

 


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匡平のヤキモチ

合コンで匡平と知り合い、一目惚れした江藤美香(吉川愛)が、匡平のことを追いかけ、山王ゼミナールへ入塾してきた。これを機に、美香は匡平を追いかけ、どこにでもついてくるようになる。

塾からの帰り道、南高校の仲間たちと合流し、お茶していた順子と匡平は偶然店にやってきた雅志と出会った。ビシッと高そうなスーツを着こなし、容姿端麗な雅志が順子のいとこだと知り、南高の仲間は驚愕。匡平が東大を目指していると知った雅志はいつでも協力すると申し出るが、匡平は『要らねー。自分でやる』と突っぱねる。

ちょうど今から講師研修会に向かう順子を、車で来ていた雅志が送っていくと申し出ると、順子は喜んで雅志のレクサスに乗って去っていった。直前に、講師研修会にバイクで送ると申し出、順子に断られていた匡平は複雑な心境。その様子を見た美香は、匡平は順子が好きなのかもしれないと思うのだった。

順子にやきもちを焼いた美香は、塾で順子と匡平の2ショットを無断で撮影。「テキトーな文つけてSNSに流したらいくらでも問題になると思うよ。先生辞めさせられちゃうかもね!』と走り去ろうとした拍子に、足を踏み外し階段から落ちてしまった。それをかばった匡平と順子。匡平は骨折し、順子も傷だらけになってしまう。

匡平に怪我をさせてしまった責任を感じた順子が匡平の自宅を謝罪に訪れると、順子は父・菖二郎から『息子の講師は務まらない』と言われてしまう。順子は講師を辞退する代わりに、匡平のやる気を折らないであげて欲しいと菖二郎に頭を下げ、それを聞いていた恭平の中で、順子がますます特別な存在になっていくのだった。

その後順子に教えてもらえないならば受験をやめると匡平が言い出したことで、順子は匡平の講師を続けられることになった。

自分の気持ちに気づいた匡平

いつものように塾で勉強していたある日、順子が腕を骨折した匡平に学ランを着せている間に突然停電が起こった。暗闇の中、向かい合った匡平の学ランのボタンを手探りで留めながら、順子は父方が東大家系であることを語り、母親が自分以上に受験の失敗から立ち直れずにいて、今でも自分が母親のことを傷つけてしまっているのかもしれないと苦しい胸の内を明かす。

それを聞いた匡平は順子の心に寄り添うように、頰を順子の頭にくっつけ『春見・・・』とつぶやくが、その時停電していた電気が復旧。『今私の頭に顎ぶつけた?平気?』と順子は全く匡平の好意に気づいていないのだった。

その後、順子を家まで送ってくれた匡平は、順子の両親に順子の生徒だと自己紹介し、順子に教えてもらい成績が上がったこと、生まれて初めて勉強が楽しいと感じていることを明かした。『あんな不良の子まで入れてるの?さすが三流塾ね』憎まれ口を叩く母親だったが、父親は喜び『お母さんもちょっと喜んでいるように見えたぞ』と言ってくれる。

直後、仲間たちと合流した匡平は美香に『俺あいつのこと好きだわ』と宣言。その後も匡平は『彼氏いんの?』『外で会ってくんない?』と順子にアプローチをかけるが、順子は全く匡平の想いに気づかない。匡平とのことを美香にからかわれた順子は、『17歳だよ』と匡平との恋愛はあり得ないという発言をし、匡平を傷つけるのだった。

一真との再会

今年も山王ゼミナールの出張講習の時期が近づいてきた。毎年、塾生募集の意味合いも兼ねて、講師が近くの高校で授業をさせてもらうのだ。

南高担当になり、南高を訪れた順子は、そこで教師をしている、高校時代の同級生・山下一真(中村倫也)と再会した。

不良だった一真は進学校だった順子が通う高校では完全に浮いた存在で、暴力沙汰を起こしてからは教師からも疎まれる存在となっていた。そんな一真の補修を自分がやりたいと申し出たのが順子。順子に勉強を教えてもらった万年赤点だった一真が次のテストで平均点70点台を叩き出したことは学校の伝説となっている。

実は順子は卒業後すぐに一真に告白されていたが、東大を落ちたばかりの順子は自分に自信がないばっかりに笑ってごまかして逃げたのだった。

一真の協力もあり、南高での講習を無事に終えた順子は、同じ教職に就くものどおし一真と時折飲みに出かける関係になる。一真から告白を受けた時に付き合っていれば、こんな感じで会っていたのかもしれないと考えていたところ、順子は一真がすでに結婚していて子持ちであることを知り、そんなこととも知らず勝手に妄想に耽っていた自分のことを恥じるのだった。

雅志の告白

その頃、雅志は1週間の休暇を取って軽井沢に行くために寝ずに仕事に励んでいた。山王ゼミナールの勉強合宿が軽井沢であると聞いた雅志は、軽井沢でのひと時を順子と過ごし、告白しようと考えていたのだ。

取引先への荷物を届ける最中、無理がたたり倒れてしまった雅志。ちょうど居合わせた匡平が順子に連絡を取り、順子が運転し荷物を届けることになる。

無事、雅志の仕事を消化し、帰り道のSAで朝食を買いに行き戻ってきた匡平は、雅志が順子のことを抱きしめ、『俺、お前が好きだ』と告白する様子を目撃してしまう・・・

以上が、『初めて恋をした日に読む話』第2巻結末までのネタバレでした。

江頭美香というライバル(?)が現れました。また、匡平は順子のことが好きだと確信に至り、順子の力になりたいと行動を起こす場面も描かれています。

また、一真との再会も描かれますが、この時点では一真はまだ妻子持ちで本格的に順子にアプローチしてくるのは、もう少し先となります。

そして、雅志の告白を目撃したことから、匡平が雅志を恋のライバルとして、本格的に認識し始めます。

 


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雅志の告白の行方

順子は今体力的にも精神的にも疲れ切っている雅志が弱気になり、空気に流されてると勘違いしたようだ。『私だって好きだよ、いとこだもん。溜め込みすぎて折れちゃう前に、私だったらいつでも付き合うから』と返し、雅志の告白をなかったことにしてしまう。

一世一代の告白をスルーされてしまった雅志、そしてその様子を目撃してしまった匡平も順子の鈍感さに驚愕しつつ、2人は無言になってしまうのだった。

すれ違う順子と匡平

軽井沢での山王ゼミナールの勉強合宿が始まった。南高校はこの時期修学旅行で宿舎も近く。また休暇を取って来ている(順子には出張ということにしている)雅志の会社の保養所もすぐ近くだった。匡平は修学旅行を蹴って、塾の合宿に参加している。

現地で生徒たちを引率する一真に出会った順子は、匡平が早くに母親を亡くしていることを知る。

合宿先に顔を出した雅志に『好きなんですよね?あいつのこと』と切り出した匡平は、雅志が順子とタメで20年間もそばに入られて、何のためらいもなく告白することができて死ぬほど羨ましいと告げる。雅志はその言葉から、匡平もまた、順子のことを好きなのだと察した。

合宿終了後にはセンター模擬が控えているため、順子はやる気満々だが、匡平はつれない。『・・・私、何かしちゃったっけ?』匡平の繊細な男心には順子は全く気づかないのだった。

合宿中、イケメンで女子からの人気も高い匡平のことを逆恨みした塾生たちが、匡平が倉庫でタバコを吸っているところを見たという嘘を順子に告げた。匡平の様子がおかしいことに気づいていた順子は外へ飛び出す。降り出した雨で地面がぬかるんでいたせいで、順子は足を滑らせ挫いてしまう。そこへ匡平が駆けつけた。匡平は歩けない順子を担ぎ、ひとまず雨を避けるため倉庫へ。

匡平の喫煙が嘘だったことに気づいた順子はセンター模擬が近づき焦りすぎていたことを謝罪。絶対に恭平が東大に合格できると告げ、『誰よりも信じてるわ』と伝える。

感動した匡平は『再来年の2月3日覚えといて、18になるから。18になったら何でも言える。受験に受かれば自由になる。東大に受かったら怖いものなんてない』と言い、順子を抱きしめた。

順子の勘違い

翌日。昨晩の匡平の行為が何だったのか?1人頭を悩ませる順子。匡平が早くに母親を亡くしていることをこの間聞いた順子は、『お母さんみたいな甘えられる存在が欲しいのかな?』と考える。

しかし、その後も匡平は順子に優しく、もしかしたら匡平は自分のことを好きなのかもしれないとさすがの順子も気付き始めた。

そんな中、匡平に美和から電話がかかってきた。以前、匡平が美和に『17歳から好きだって言われたら困りますか?』と尋ねたことがきっかけで、美和は匡平の順子への気持ちを知っている。合宿で一つ屋根の下にいることで変な気を起こした匡平が、順子と何かあれば順子に社会的制裁が加えられることを美和は心配し、釘をさすため電話してきたのだ。

2人が話している内容を偶然聞いてしまった順子は、美和が匡平に罰ゲームか何かで恋愛ごっこを自分に仕掛けようとしていると勘違いしてしまったようだ。

その晩、体調を崩した順子の部屋にこっそり匡平がやってきた。『今日ごめん。冗談なんかじゃない。でも傷つけた』という匡平に、『冗談じゃないなら何だったの?』と返す順子。

『まだ言えない・・・』言葉を詰まらせる匡平に、今日、匡平と美和の電話を聞いて心底ホッとしたと順子は明かす。『万一生徒と間違いがあった日には私担当を降りなきゃいけないもの。私、今それより辛いことないわ。由利くんが合格するとき横にいたい。どうしたって先生と生徒じゃなくなる日その日は来るから、その時まで一瞬でも離れたくない』という順子の手を握り、匡平は順子とはまた違う意味で『俺も』と返すのだった。

以上が、『初めて恋をした日に読む話』第3巻結末までのネタバレでした。

合宿先にて、足をくじいた順子と匡平の倉庫でのシーンはドラマ『中学聖日記』を思わせるような一幕でしたね。倉庫の中で、順子が雅志から借りて羽織っていたジャンパーを嫉妬した匡平が脱がして・・・というかなりきわどい展開もありますが、順子は匡平の好意に気づかず・・・

結局は罰ゲームだと勘違いしてしまったようです。

 


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順子の反抗

東大模試が今週末に迫り、模試対策に追い込みをかける匡平と順子。文系の順子が理系を志望している匡平の勉強を見ることは大変で、寝る間を惜しんで匡平に教えるために苦手な理系の勉強をこなしている。かなりハードな毎日だったが、匡平を東大に入れるという目標に向かって、順子は人生で初めて情熱を持ち、自分が必要とされていることを嬉しく思っている。

匡平の父・菖二郎は今でも自宅で匡平と顔をあわせるたびに、匡平と実力不足の講師・順子には東大なんて無理だと言ってくるが、それでも真剣に自室で勉強に取り組む息子の様子を伺い、息子が以前とは変わってきたことに気づいているのだった。

塾での講習が終わった後、自宅に忘れてきてしまったテキストを渡すため、匡平と一共に自宅へ向かった順子。匡平と一緒に帰ってきた順子に、しのぶが食ってかかった。この間、順子の部屋で東大受験用のテキストなどを目にしたしのぶは、その時初めて順子が匡平を東大へ入れようとしていることを知ったのだ。

『あなたその生徒を東大に入れるとか言ってるそうね?いい加減にしなさい!あなたのチャンスはもうとっくに終わってるのよ!みっともない!!こんな不良相手に恥の上塗りよ。東大なんて行けるわけがないでしょう!』しのぶにそう言われ、順子は生まれて初めて母親に大声を出した。『お母さん!口を慎んで!この子は私じゃないわ!これはこの子の挑戦なの。私の生徒を否定することは絶対許さない!』

しのぶは初めて娘の初めての反抗に感情を高ぶらせ、涙ぐみながらその場から去ってしまう。しのぶはかつて東大の前期日程で落ちてしまった順子が、追い込まれながら勉強を続けた末に後期日程直前で倒れてしまった時のことを思い出す。

『何やってるの?!後期日程までもう日がないのよ?立ちなさい!』学校へ順子を迎えに行った際に、順子を怒鳴りつけたしのぶ。しのぶは担任から『お母さん・・・春見はもう限界です』と告げられたのだった。

一方の順子も、初めて母に反抗したショックや自己嫌悪から涙していた。匡平は来ていたコートでうなだれる順子を包み、『でも俺は嬉しかったよ。春見、必ず合格して幸せにするよ』と約束するのだった。

一真との一夜

センター模試当日。塾の前で、一真と一緒に試験会場へ向かう匡平を見送った順子は、『こないだお前が言ってた調子狂う相手って由利のこと?』と尋ねられる。勉強合宿の際、匡平に女性として好かれているのかもしれないと思っていた順子が、修学旅行の引率で来ていた一真に相談したのだ。この頃には、一真は匡平の変化や言動から、匡平が順子のことを好きなことを察していた。

『ああ、あれね!誤解だったのよ!罰ゲームか何かだったみたい』そう答える順子を目の当たりにし、一真は順子の鈍感さを改めて実感し、呆れるのだった。

後日、偶然一真に出会った順子は、一真から最近離婚したことを明かされた。一真のやけ酒に付き合った結果、2人とも泥酔してしまう。一真に部屋まで送ってもらった順子が、翌朝目を覚ますと、隣に一真が寝ていてその手ははだけた胸元に差し入れられていた。

両親に見つからないよう、家を抜け出した2人は公園へ。どうやら一真は酔った順子を襲おうとして途中で寝てしまったらしい。『お前全然変わってねーな。高校の頃の俺が好きだった頃のまんま』一真がそう言った時、自習のため塾へ向かう匡平が偶然通りかかり、2人の様子を目撃してしまう。匡平は2人を蔑んだ目で見ると、そのまま行ってしまった。自分が順子のことが嫌いになりそうなくらい好きなことに、匡平は気づく。

以上が、『初めて恋をした日に読む話』第4巻結末までのネタバレでした。

匡平と東大合格を目指し始めたことにより変わり始めた順子ですが、それに伴い母親との関係も変わり始める様子が描かれました。

また、離婚した一真が本格的に順子へアプローチを始め、匡平・雅志・一真が恋のライバルとして、お互いを意識しあう関係になってきています。

 


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男どおしの戦い

匡平が順子を雅志や一真といった大人の男性に盗られたくないという想いを募らせる中、順子の高校の同窓会が開かれることになった。東大を目指し、ずっと勉強一筋だった順子は高校時代に良い思い出が全くないため同窓会へ行く気はなかったが、今回の同窓会はまだ独身の卒業生のための出会いの場にしたいという幹事の意向もあり、美和から強引に参加を迫られている。

順子を同窓会へ行かせたくない匡平はまだ習っていない範囲の数学の問題を時間内に解けたら、同窓会へは行かないで欲しいと言い出した。匡平が正解を導き出すことはできなかったが、真剣に問題に取り組む匡平の姿に、順子は高校時代の自分を重ねる。

この間のセンター模試の結果がE判定だったこともあり、順子は同窓会へは行く時間があれば、匡平と向き合おうと考え、同窓会へ行くことはなかった。

同窓会に参加した帰り道、一真は偶然雅志と出会った。この2人も高校の同級生どおし。順子へのお互いの気持ちはなんとなく察しがついている。

『俺、高校ん時すげぇ好きだった』順子への想いを明かした一真が、この間順子の部屋に泊まったことを明かすと、雅志から殴られてしまう。しかし、雅志は一真に『俺、春見にもう一回本気になるかも。お前に許可とる筋合いないよな?』と宣言されてしまうのだった。

複雑化する関係

この頃には、確実に東大合格を狙いたいという匡平は志望を数Ⅲから数Ⅰに変えていた。とはいえ、現在E判定の匡平を東大へ送り込むため、順子は頭を悩ませていた。努力はしたが文系で東大受験に失敗した順子に、理数を教えることはやはり難しく、考えた結果、順子は理数だけでも東大受験に強い他の塾に任せたほうがいいという結論に至り、花恵会という東大合格率80%の進学塾に話を聞きに行くことにする。

すると花恵会へ向かう順子の前に一真が現れた。匡平に我慢させて、自分だけ一真と飲み歩いた末に匡平に目撃されたことを反省している順子は、一真の話を聞こうとしないが、一真は食いつく。

『由利はお前に惚れてんだよ!!向き合ってやれよ!』匡平の今までの自分に対しての言動や『18になれば何でも言える』と言っていたことを思い出すと、説明がついた。しかし、順子は匡平の想いに向き合うつもりはない。

『万が一、それが本当だとしたら、絶対向き合ったりしないわ』と順子は一真に告げる。東大を目指し、頑張っている匡平の人生を間違わせるようなことはしたくないからだった。

その後、今度は雅志が順子の前に現れ、『お前、山下のこと好きなの?』と切り出した。同級生以上の感情はないと答える順子に、雅志は『好きでもない奴、部屋に泊めんのか、お前は』と迫る。順子は酔って送ってもらったが、そういうことになっていないと説明し、『よりによって雅志に言うなんてひどい。1番知られたくなかった』と顔赤らめ、走り去ってしまう。

順子が雅志に1番知られたくなかったのは身内だから・・・という理由だった。しかし、雅志は1番知られたくない=好きと勘違いし、自分たちは両思いに違いないと思うのだった。

花恵会に向かい、直接あちらの講師と話をつけた順子は、匡平のもとへ。今のまま浪人することも見越して長いスパンで勉強していくか、それとも現役合格を目指して、他の塾の講師から理数を習うか、匡平に選ばせた順子。

『2年も3年も待てない。早く合格して、お前に言いたいことがある』匡平は順子の目をまっすぐに見つめ、そう言った。

匡平はこの間同窓会の夜に解けなかった問題を順子に差し出す。匡平は時間内にできなかった分を自力で解いていた。『合格したら、ちゃんと俺の話聞けよ』匡平からそう言われ、順子は『聞くわ。逃げないで必ず』と約束したのだった。

牧瀬の詐称

こうして、匡平は理数を週4で花恵会に習いに行くことになった。花恵会で匡平の担当になった塾講師は26歳の美女講師・牧瀬朋奈。東大合格率も高く、可愛らしい性格から、多くの男子学生に慕われているようだ。

一真は匡平に『大人になったあいつをただ1人の女として今また惚れ始めてる』と順子への自分の想いを正直に明かした。20年間何もしない雅志や、ふらっと出てきた匡平にも取られるつもりはないと宣言した一真に、匡平は『引っ込んでろ!俺のだよ』と宣言し返すのだった。

花恵会で牧瀬に教えてもらい始めた匡平は、驚くほどに理数分野の実力を伸ばしていた。そんな中、担当講師の牧瀬が好みの男子生徒を集めてたぶらかしているという噂が、順子の耳に入ってくる。

そんな中、牧瀬が自分たちの同級生だったことに雅志が気づいた。牧瀬はバツ2で、無名短大卒をUCL卒だと学歴・年齢詐称をしていたのだ。

また牧瀬は中学時代に順子に嫌がらせをしていた人物だった。男子学生にちやほやされ慣れていた牧瀬は、勉強一筋で誰も寄せ付けない順子のことを男子学生がかっこいいと評することに腹を立てていた。

雅志から真実を聞いた順子と匡平が花恵会に駆けつけると、他の経路から詐称が明るみ出た牧瀬が塾を追われようとしていた。

とはいえ、詐称は事実だが、多くの学生を東大合格に導いていることも事実。『由利くんを私に預けてくれない?絶対合格させる』という牧瀬に、順子はいつか匡平を手放す時が来る日まで、絶対にあげないと宣言。

今まで生徒に死ぬほど必要にされた時間を台無しにするようなことをしちゃダメだと匡平も牧瀬を諭すのだった。

その日は順子の誕生日。プレゼントに科学のテキストをまるまる1冊覚えたと匡平は言い、『あげないって言ってくれたの、すげー嬉しかった』と順子の頰を舐めた。直前に食べたホットドッグのソースがついていたからと匡平は言い、『先生がいくら手放しても俺、何回でもつかみに行くんで』と去っていくのだった。

以上が、『初めて恋をした日に読む話』第5巻結末までのネタバレでした。

第5巻では新たに牧瀬朋奈という順子の同級生が登場。牧瀬が起こした問題を共有したことで、順子と匡平の絆が一段と深まる展開になってきました。

初キスも体験し、そろそろ順子は匡平の想いを見て見ぬ振りはできなくなってきそうですね。

 


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新たな助っ人

新年が明け、順子は母・しのぶから結婚相談所に登録しておくと言われる。順子は『今やってる由利匡平くんの受験だけはなにより優先して打ち込むつもりなので、この1年それだけは分かってください』と告げ、許可をもらう。

順子が席を立った後、今までの順子に見られなかった信念を目の当たりにし、『やっぱり目に見えて変わったな』という父。しのぶは『あの子、今になって「受験生の周りの大人」まで経験する必要あるのかしら・・・』と意味深なことを言うのだった。

来週末にリアルセンター(センター模試と同日に行われ、本番と同じ問題を解く高校1・2年生の希望者対象模試)が迫った。そんな折、牧瀬朋奈がセンターの理系対策テキストを持って、山王ゼミナールまで来てくれた。

東大に挑戦したのは過去1回しかなく、しかも失敗している順子に対して、これまでにたくさんの塾生を東大に送り込んできた牧瀬には受験に対して悪いイメージがない。だからこそできるアドバイスを匡平にして帰ろうとする牧瀬を、順子が止めた。『由利くんに理数を教えてくれない?』受験に対して苦手意識がない牧瀬にも教えてもらった方が、匡平のためになると考えたからだ。

絶対に東大に受かりたい匡平も一緒になって頼んだことから、これからは匡平・順子・牧瀬の三人で東大を目指していくことになる。

そんな矢先、匡平は街中で1人の女性と一緒にいる父・菖二郎の姿を偶然見かけた。匡平がその女性をかつて写真で見たのは、ちょうど母が亡くなった直後のこと。菖二郎のカバンの中から、その女性との2ショット写真がたくさん出てきたのだ。

匡平は2人の仲が母の存命中から続いていていることを知り、母を裏切っていた父に嫌悪感を抱くきっかけとなった。そして今、まだ2人の仲が続いていることを察し、匡平は心を閉じていく。

深まる関係

一方の順子は、一真と雅志、2人同時時期に強くアプローチされ、心を乱していた。

一真に頼み込まれる形でデートを重ね始めた順子は、デートを純粋に楽しみ、今一真の想いに応えられたら、きっと仲良く一緒にいられるだろうと思うのだった。

また、自分の想いに全く気づかない順子に業を煮やした雅志が、ついに順子にキス。これは何かの間違いだと現実逃避する順子に、雅志はずっと好きだったことを明かし、いつまでも待つから時間をかけて答えを聞かせて欲しいと頼むのだった。

2人の男性から真剣な想いをぶつけながらも、きちんと向き合おうとはしない順子のことを、牧瀬は快く思っていないようだ。自分の全身全霊をかけてぶつかってくる相手の気持ちに応えてあげようとは思わないのか?牧瀬はそう順子を責めた。

最近、心を閉じている匡平の様子に気づくも、その原因までは知らなかった順子に、匡平は父と元不倫相手のことを打ち明けた。順子は匡平の、父を見返すために東大に行きたい、早く独立したいという想いが生まれた根底に心の傷があることに気づく。

『合格したらお父さんに殴り込みに行こうね。それでその後、お母様にも報告に行こうね。頑張ったんだもん褒めてもらわなきゃ』そういう順子の背中に寄りかかる匡平。

匡平が泣いているような気がして、順子の手は自然と動き、匡平を抱きしめる。順子が相手の気持ちに応えたいと初めて思った瞬間だった。

以上が、『初めて恋をした日に読む話』第6巻結末までのネタバレでした。

匡平の想いから目をそらすかのように、順子が一真や雅志との間で揺れ動いてしまう描写が多かったです。しかし、順子にとっての特別は、やはり匡平なようです。

一真や雅志からのアプローチに真剣に応える覚悟がない順子が、匡平の想いには応えたいという自覚を持ったラストとなりました。

 


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親子の溝

傷ついた匡平の心に寄り添いたいという気持ちから、順子は自然と匡平のことを抱きしめ、お互いが抱き合う形になった2人。しかし、途中でふと我に返った順子は、このまま匡平に押し切られれば一線を越えてしまいそうな危機感を感じ、匡平から離れた。

東大を目指す匡平のことを邪魔したくないという気持ちがありながらも、匡平を勇気づけるためならなんでもしたいという気持ちから、匡平のことを抱きしめてしまったと順子は美和に告白。美和からその話を聞いた匡平は、順子の気持ちがとても嬉しく、ますます勉強にやる気を出すのだった。

一方その頃、匡平の父・菖二郎はなかなか向き合ってくれない息子に、頭を抱えていた。菖二郎の交際している女性は、秘書を務めている安西という女性で、匡平が東大を目指していると聞いてからは、東大受験に強い講師を探したりなど、いろいろと力になってくれていた。

菖二郎は、匡平と向き合いたい、また公私におけるパートナーとなっている安西を息子に受け入れてもらいたいという気持ちがあるものの、匡平は父の力を借りたくないの一点張りで、親子の関係にはますます溝ができていくのだった。

そんな中、匡平の二者面談に突然安西が保護者代理としてやってきた。何も聞かされていなかった匡平は安西を拒否し、帰ってしまう。少年時代、自分には何の説明もないまま、父が再婚した相手と突然一緒に暮らし始めることになった経験がある一真は、『嫌なもんですよ。どうせ話を聞かないだろうからって無言で家庭に入り込まれるの』と安西に説明し、匡平の気持ちを大事にしてやってほしいと伝えるのだった。

その後、匡平の安西への無礼な態度に腹を立てた菖二郎が塾に怒鳴り込んできた。匡平は『俺はあんたの言いなりになりたくないから受験すんだよ。余計なことするな。あの女、人の周りうろつきやがって・・・!』と反論。菖二郎も『そんなに嫌なら出て行け!お前のような息子はいらん!』と言い返し、激しい親子喧嘩へと発展してしまう。

それを聞いていた順子は『言い過ぎだわ!』と割って入り、『じゃあ私がもらいます。いいですよね、要らないんだから』と匡平を連れて、帰ってしまった。

父と向き合った匡平

とはいえ、匡平を自宅に連れて帰るわけにもいかず、順子は匡平を友人・ナラの自宅へ。順子のことを見送りに出てきた匡平に、順子は『約束しない?』と切り出し、受験が終わったらお互いに親と仲直りしないか?と提案した。

嫌がる匡平だったが、合格した時、周りの皆にも喜んでほしいという順子に諭され、匡平は親と向き合うという約束をする。『分かった。だからお前もひとつだけ真剣に答えて。「はい」か「いいえ」だけでいい。俺のこと、男として見てくれてる?』と尋ねる匡平。いつものようにはぐらかそうとする順子の目をまっすぐに見て、匡平は『はぐらかすな。嘘もつくな』と言う。順子は『・・・・はい』と答え、走り去っていった。

翌日、匡平は父の会社へ。オフィスには安西の姿もある。『昨日はすみませんでした』と匡平は初めて父親に謝罪した。東大受験のきっかけは父親への反抗の気持ちからだが、今は違うと匡平は説明し、『お願いします。高校卒業まで家に置いてください。塾の学費も頼らせてください』と頭を下げる。

『それは構わないが・・・一体急にどうした』驚きを隠せない菖二郎に、匡平は『ありがとうございます。一生懸命やります』とさらに頭を下げ、オフィスを出て行く。残された菖二郎の表情には嬉しさがにじみ出ていた。

雅志の気持ち、しのぶの気持ち

リアルセンターへの追い込みに追われる順子。現れた雅志から『なんで俺が告白したかわかるか?』と順子は切り出される。

雅志が告白したのは、きちんと順子にフラれて、諦めるためだった。仕事に生きがいを見出し、どんどん順子が変わっていく一方、順子のことを好きなまま先にも後にも進めないで、変われない自分。雅志はそんな自分に嫌気がさしていたらしい。

雅志は順子から『私、雅志のこと、そんな風に見たこと、ただの一度もない』と断言され凹むも、『でも、ちゃんと考えるわ』と言ってもらえ、『お前が俺のこと考えてくれる時間が1番嬉しい』と順子の頰にキスをするのだった。

順子の部屋に、母・しのぶが入ってきた。匡平の受験対策のために机に向かっている順子は、いつの間にか眠ってしまっている。

しのぶは、順子がまだ幼稚園に通っていた時、こんな小さい子に無理をさせすぎだと周囲から言われた時のことを思い出す。母の沈んだ表情から察した幼い順子は『順子、平気だよ。勉強たのしいよ』としのぶに笑って見せた。しかし、今思えば、自分は順子に無理をさせていたのだろう。『・・・あなた、いつから黙ってたの?』順子の寝顔に、しのぶはそう問いかけるのだった。

揺れる心

そんな中、一真から、匡平に惚れている可能性を指摘された順子。牧瀬も、匡平と向き合って落とされてしまうことを順子が怖がっているように見えると指摘されてしまう。

そして、ついにリアルセンター当日を迎え、試験を終え帰ってきた美香は京大B判定、匡平は東大C判定だった。前回のE判定から2ランクもアップした匡平のことが誇らしく、順子は匡平を抱きしめる。匡平のことを好きなのではないかという一真や牧瀬の言葉が順子の脳裏に浮かぶが、順子は同じ目標に向かって、匡平と向き合い、見つめ合う時間を恋にしてしまうなんてもったいないと思うほど、大事にしている自分に気づくのだった。

帰り道のバスの中で、順子に『俺、お前に文句がある』と切り出した匡平。雅志や一真からアプローチされている順子が、『年だから』とか『断る理由がない』という理由で無難に落ち着こうとしていることに対しての文句らしい。

『お前だってあんだろ。人並みに理想が。1番必要な相手が。黙って俺待ってろ』匡平の言葉を遠くに聞きながら、順子はリアルセンターに向けて張り詰めていた緊張が解け、眠ってしまう。眠った順子を抱きしめる匡平。眠りに落ちながら、順子は(めちゃくちゃ怖いよ。こんな強い眼まともに見つめ返したら、私もう危ない・・・)と思うのだった。

以上が、『初めて恋をした日に読む話』第7巻結末までのネタバレでした。

順子と同様に、順子と出会ったことで変わった匡平が、父との関係修復に向かって動き始めました。

また、これまでの努力が実を結び、学力も確実に上がってきているようです。

そして、鈍感な順子が匡平の想いとそれに対して応えそうになっている自分を自覚します。受験本番まであと1年。順子は匡平との距離を保ち、講師と生徒の関係を保つことができるのでしょうか?

 


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『初めて恋をした日に読む話』最新話までの続きをネタバレ

原作コミック『初めて恋をした日に読む話』の最新話は、2018年11月26日発売の『Cookie』1月号に掲載されている第17話で、第7巻に収録されています。続きとなる第18話は、2019年1月26日発売の『Cookie』3月号に掲載予定です。

本記事では最新話が発売され次第、ネタバレあらすじを追記していきますので、どうぞお楽しみに。

第18話のネタバレ

2019年1月26日の『Cookie』3月号発売をお待ち下さい。

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『初めて恋をした日に読む話』原作コミックの感想と最終回の考察

『初めて恋をした日に読む話』の感想

原作コミック『初めて恋をした日に読む話』の主人公・順子は、自分以外の誰か(母)のために生きた結果、受験に失敗し、生きる目的を見失ってしまった女性です。自信を失ってしまった講師(教師)が本気でぶつかってくる教え子と向き合うことで、自信を取り戻し、成長していくという展開は、前期に放送され話題となったドラマ『中学聖日記』の末永聖と黒岩晶に通ずるところがあると感じました。

匡平を東大に入れるために奮闘した末に眠ってしまった順子に、『・・・あなた、いつから(無理をしていたことを)黙ってたの?』という母・しのぶのセリフから、しのぶは自分が娘に無理をさせていたことは自覚しているようです。また、匡平と再び東大受験に挑戦しようとしている順子のことを『あの子、今になって「受験生の周りの大人」まで経験する必要あるのかしら・・・』というセリフは、かつて『受験生の周りの大人』だった自分と同じような思いを、順子がする必要があるだろうか?傷つくのに・・・という意味に取れ、しのぶも順子のことを心配していることは伝わってきます。

しのぶが順子のことを心配し始めたのは、再び順子が頑張り始めたからで、順子に変化がなければ、親子の溝も埋まらないままになっていた可能性は高いですね。

言っていることはかなりひどい順子の母・しのぶですが、しのぶも東大家系の夫の家に嫁ぎ、苦労や劣等感があったのでしょう。

かつては母に言われるまま東大を受験し、失敗したことを後悔している順子ですが、それは順子自身が東大に行きたいという気持ちがなかったからで、しのぶも娘の受験失敗を悔やんでいる理由は自分のエゴで東大を受験させたからだと思います。今回、心から匡平を東大に入れたいという一念で順子が頑張ることによって、順子本人はもちろん、しのぶの心にもこの先次々と気づきが訪れそうですね。

そして、自分に自信が持てないことから、人と向き合うことを避けてきた順子が自信を取り戻すことによって、恋にも怖がらずにぶつかっていけるようになることを期待したいです。

原作コミックはとにかく絵が綺麗で、順子のファッションが毎回可愛くて見惚れてしまいます。順子の自虐や自由奔放すぎる美和の突っ込みも笑えますので、原作の方もぜひ読んでみてください。

『初めて恋をした日に読む話』の最終回はドラマオリジナルの可能性大

原作コミック『初めて恋をした日に読む話』は奇数月発売のコミックに連載されていることから、ドラマが最終回を迎えるまでに新たに発売予定のお話はたった1話となっています。

最新話で描かれているのが受験まであと1年という時期なので、ドラマが最終回を迎えるまでに原作コミックの方が最終話を迎えることはないと考えていいでしょう。

となると、ドラマ『初めて恋をした日の読む話』の最終回は、原作コミックの完結を待たずして終わるドラマオリジナルの結末となりそうです。

原作コミック『初めて恋をした日に読む話』の物語の性質上、最終回は匡平の東大受験、その合否、そして匡平の順子への告白で結末を迎える可能性が高いと思います。

匡平が東大に合格し、受験をやり直したかたちの順子も匡平の合格により、過去のトラウマが消えることになりそうです。匡平の告白に順子が応え、講師と教え子から恋人どおしという新たな関係が始まることを示唆してのラストになりそうです。

原作コミック『初めて恋をした日に読む話』では、雅志や一真といった、どちらとくっついても順子とお似合いという男性が登場しますが、物語のメインはやはり順子と匡平だと思うので、この2人がラストには結ばれることになると思います。

深田恭子さんを初めとする俳優陣が、どんな風に物語を紡いでいくのか、また原作の方が完結していないため、どんな最終回になるのか、非常に楽しみです。ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の方も、楽しみに観ていきたいと思います。

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