メゾンドポリス,ネタバレを原作結末まで!最終回で父と再会!ひよりと惣一郎の過去が繋がり恋仲に?

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高畑充希さん主演ドラマ『メゾンドポリス』の原作小説結末までのあらすじ、犯人や黒幕についてネタバレでまとめてみました。

新ドラマ『メゾンドポリス』の原作は加藤実秋氏著の小説『メゾンドポリス』と小説『メゾンドポリス2』で、完結済みの作品です。

高田光希さん演じる新米刑事が、現役を引退した警察官専用のシェアハウス・メゾンドポリスに住むおじさんたちの手ほどきを受けながら、様々な事件を解決。1人前の刑事に成長していくという内容です。

1話完結型で犯人を暴き、事件を解決していく主人公・牧野ひより(高畑充希)とおじさんたち。やがて、ひよりの過去とシェアハウスに暮らす元捜査一課刑事・夏目惣一郎(西島秀俊)の過去とがつながり、彼らは警察内部に黒幕が潜む大事件に挑んでいくことに・・・張り巡らされた伏線がひとつに繋がり、一気に謎が解ける結末は圧巻の一言です。

以下、新ドラマ『メゾンドポリス』の原作となる小説2部作内の事件のトリックや犯人、黒幕についてネタバレでまとめています。ドラマ最終回結末のネタバレに繋がりますのでご注意ください。
 


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ドラマ『メゾンドポリス』原作小説の構成(ネタバレあり

新ドラマ『メゾンドポリス』の原作は加藤実秋氏著の小説『メゾンドポリス』シリーズです。

小説『メゾンドポリス』シリーズは、第1巻となる『メゾンドポリス〜退職刑事のシェアハウス〜』と第2巻となる『メゾンドポリス2〜退職刑事とエリート警視〜』の2部作となっていて、物語は第2巻で完結しています。

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第1巻となる『メゾンドポリス〜退職刑事のシェアハウス〜』では、新米刑事・牧野ひより(高畑充希)がメゾンドポリスの住人であるおじさんと出会い、4つの事件を解決。そして第1巻最終章では元捜査一課刑事・夏目惣一郎(西島秀俊)が刑事を退職した原因となったトラウマ的な事件を解決するに至りますが、実はその事件が10年も前に失踪したままになっているひよりの父にも大きく関わっていること、犯人は逮捕されたものの、実はそのバックに警察内部に潜む強大な黒幕がいることがほのめかされ、結末となります。

続く『メゾンドポリス2〜退職刑事とエリート警視〜』では、さらに3つの事件を解決したひよりとおじさんたちは、第2巻最終章にて、第1巻から続いている惣一郎の過去から始まり、ひよりの父に大きく関わる事件を完全に解決するに至る・・・という構成になっています。

本記事では、ひよりとおじさんたちが解決する7つの事件惣一郎の過去から始まった事件ひよりの父に繋がる大事件、合計9つの事件のトリックや犯人、黒幕についてネタバレでご紹介していきます。
 


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ドラマ『メゾンドポリス』の主要登場人物とそのネタバレ過去


出展元・ドラマ『メゾンドポリス』公式HP

牧野ひより(高畑充希)

柳北署に所属する新米刑事。

大手ゼネコン・高遠建設にて経理を担当していた父・尚人が高2の時に失踪。失踪届けを出しに行った際に応対してくれた警察官が親切だったことが警察官を目指した理由と語っているが、本当は父を探すために警察官になった。

惣一郎(西島秀俊)が刑事を辞めたきっかけとなった事件が、父の失踪に絡んでいることを知り、真相を追究するが、警察上層部が絡む事件だったため組織に背く行為と見なされ、圧力を受けることになる。

 

夏目惣一郎( 西島秀俊)

※画像左端

元警視庁捜査一課の刑事。メゾンドポリスの1番の新入りで、最も立場が低い雑用係を任されている。捜査に集中する際はひらすらアイロンがけをする癖がある。

現役時代はとても有能で数々の有名な事件を解決に導く。退職した理由は2年前、無理な取り調べの結果、事件の関係者である高遠建設の経理部・池原信吾を自殺に追い込んでしまったから。惣一郎は自分の取り調べに問題があったことを認めながらも、池原を自殺に追い込んだ理由は他にあると睨んでいる。

毎月、池原の月命日には墓参りを欠かさない惣一郎だったが、池原の妻・美砂は惣一郎のせいで夫が死んだと考えていて、未だに恨まれている。実はこの事件、ひよりの父の失踪とも絡んでいるのではないかと惣一郎は推測している。

 

高平厚彦( 小日向文世)

※画像左から2番目

元警察事務でメゾンドポリスの通いのお手伝い。料理を始めとする家事全般を請け負っている。メゾンドポリスのおじさんたちの中では唯一の家庭持ちで、トレードマークのアームカバーは妻と娘の手作り。季節に応じた様々なデザインあり。

 

迫田保(角野卓造)

※画像中央

元柳北署の叩き上げの刑事。派手なジャージを好み、ワードローブには北島三郎の顔がでかでかとプリントされたTシャツも・・・

柔道の腕はピカイチで、メゾンドポリスの戦闘要員でもある。

定年と同時に妻から離婚届を突きつけられ、熟年離婚。父がヒーローだと言ってくれる息子のために、仕事に夢中になった結果、家族の記念日などに家にいることができずに愛想を尽かされる。しかし、家族に未練あり。

 

藤堂雅人( 野口五郎)

※画像右から2番目

元科学警察研究所勤務。白衣を常に着用。キザで死語を連発する癖がある。

ドイツ語、英語が堪能で、3度の結婚と離婚を経て、現在独身。離婚の原因は全て藤堂の浮気。柳北署の鑑識課員・杉岡沙耶(西田尚美)は、実は藤堂の2番目の妻。

自室には鑑識が使う高額な機器が取り揃えられ、趣味として日々鑑識の技術を高めている。

 

伊達有嗣(近藤正臣)

※画像右端

元警視庁幹部。資産家で大地主。自宅を退職した警察官専用のシェアハウスに改装した。今でも各方面へのコネがあることから、伊達の一声でほとんどのことには融通が利く。

トレードマークのセーターは、現役時代の伊達が仕事一辺倒だった間、暇を持て余した妻が編んだもの。妻はすでに亡くなっていて、残された手編みのワードローブを見るたびに、妻に寂しい思いをさせてきた過去を悔やんでいる。

 

主人公・牧野ひより、そしてメゾンドポリスのおじさんたち全員(通いの高平を除く)が後悔している過去、取り戻したい過去を抱えています。

果たしてそれぞれの過去がどう捜査に生き、そしてどう事件に関わってくるのか?それでは、ドラマ『メゾンドポリス』原作小説結末までのネタバレあらすじ、スタートです!
 


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原作小説『メゾンドポリス〜退職刑事のシェアハウス〜』結末までのネタバレあらすじ

第1話 恐怖のデスダンス!焼殺事件

事件の概要

ネット生中継サイトで『デスダンス再臨!』と銘打った動画が配信される。男性が『熱い!やめろ!』と悲鳴をあげながら火達磨になる映像。

 

デスダンス事件とは?

4年前の男女3人連続焼殺事件。スタンガンで麻痺させ拉致、着替えさせた後にガソリンをかけ、着火。悲鳴をあげて踊るように身悶えしながら焼死する様を被害者のスマホで撮影、ネットで生中継した事件。

犯人は本間弘喜、34歳。ウェディングプランナー。すでに逮捕され服役中であることから、今回の事件は模倣犯と推測される。

 

被害者と現場の状況

被害者はてんぷら店の店主・薗田55歳。ランニングに行くと言って外出した後、事件に巻き込まれた模様。

薗田はタキシードに蝶ネクタイ、革靴に着替えさせられていて、これが過去起こったデスダンス事件と全く一緒。

現場には家を出る際、薗田が来ていたジャージとスマホがあり、スマホは水没して故障していた。デスダンスの動画は、過去の事件同様、被害者・薗田のスマホで撮影されている。

 

被害者周辺の状況

薗田は人当たりが良く、目立ったトラブルなし。妻と1人息子がいて家族仲も良好。息子は銀座のてんぷら店で修行し、薗田の店を継ぐために2ヶ月前に戻ってきたばかりだった。マンションのエントランスの防犯カメラの映像から、家族にはアリバイあり。

薗田は少し前に生命保険に加入している。

事件当日、店舗冷蔵庫を冷やすための氷をいつもより多めに注文している。

店舗冷蔵庫の前にノコギリの刃こぼれ落ちていた。

最近天つゆが少ししょっぱかったという客からの情報あり。惣一郎曰く、職人の場合、気持ちに動揺があれば即仕事に現れる、とのこと。

 

惣一郎が気づいた異変
薗田が革靴を犯人に履かせられたのではなく、自分で履いた可能性に気付く。靴ひもの蝶々結びの結び目の最初の輪っかが親指側にあったため(人が対面で結んだ場合、最初の輪っかは小指側になる)

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

事件の犯人

犯人は薗田自身、つまり自殺。

薗田の息子には修行時代に作ったヤミ金からの借金・3000万円があり、店にたびたび借金取りが訪れていた。このままでは店を取られると考えた薗田は生命保険に加入。自ら命を絶ち、払い込まれた保険金での借金の返済を思いつく。

しかし、自殺では保険金は降りないため、他殺に見せかける必要性があった。思い悩んでいた時に、ちょうどデスダンス事件の犯人に死刑判決が出て、マスコミが騒いだため、今回の計画を思いついた。

氷を多めに注文したのはスマホで自撮りする際の三脚代わりに使用するため。ちょうどいい大きさにノコギリで切断した際に刃こぼれが起きた。スマホが水没していたのは、スマホを乗せていた氷が溶けたため。

 

刑事課に配属され3ヶ月、お茶汲みやコピー取りなどの雑用しか任されていなかったひよっこのひよりが、デスダンスの模倣事件をきっかけに当時デスダンス事件の担当だった惣一郎に話を聞きに、メゾンドポリスを訪れ、メゾンドポリスのおじさんたちと初対面した第1話。

聞き込みの仕方、得た情報をどういう風に捜査に生かすかを、ひよりが捜査一課のエリート刑事であった惣一郎に学びました。

これを機に、デカ魂が再燃したメゾンドポリスのおじさんたちは自ら事件を探し、謎解きをするようになっていきます。

第2話 犯罪ウィルス!?連続暴行事件の謎

事件の概要
金属バットによる暴行事件が頻発。被害者も場所もバラバラで、時間的に移動が難しく単独犯ではない可能性も。次々と同じ手口の事件が起こっていく様子は、まるで犯罪ウィルスへの感染のようで・・・

 

被害者と現場の状況

被害者はバスケ強豪校にスポーツ推薦で入った大学1年生・貫井秀之。秀之は部活が終わった後、いつも夜の同じ時間に自主練としてランニングしていて、その最中に襲われる。すいませんと男に声をかけられた後、金属バットで複数回殴打される。骨折と打撲を負う。

その2時間後、神奈川県川崎市で同様の事件発生。被害者は25歳会社員。

翌日21時過ぎ。埼玉県川口市で第3の事件が発生。被害者は13歳の女子中学生。約30分後には千葉県市川市で50代の男性が襲われる事件が発生。

 

被害者周辺の状況

秀之は自宅駐車場に設置したバスケットゴールにて毎晩練習していた。ボールを外に出したままにしていたところ、ボール一面に画鋲をびっしり刺されるという嫌がらせを一度受けたことあり。

秀之の自宅は静かな住宅街にあるため、一度ボールの音がうるさいと近隣トラブルとなりかけていた。毎晩20時から30分間だけという約束で母親が近所に頭を下げて周り、練習を許してもらっていた。

 

浮上した容疑者

近所の秀之の同級生で浪人生の櫻井陽斗が容疑者として浮上。第1の事件と第2の事件中、原付で走りに行っていたということでアリバイはない。しかし、第3と第4の事件当時にはアリバイあり。

高2の弟・櫻井蓮斗はDVD鑑賞中で自宅にいたとのこと。

 

集まった証拠

櫻井家のPCのプロバイダのネット閲覧履歴を調べたところ、成敗したい相手をお互い成敗し合う報復サイト『なかよしくらぶ』の閲覧があった。自分が成敗したい相手を襲ってくれる第3者をサイト内で募るシステムになっている。

サイト内で見つかった第3者が、自分の成敗したい相手を襲ってくれた場合、代償として、今度は自分が相手の成敗したい相手を襲うことになっていて、捜査の混乱、犯人の特定を避けるため、大手メーカーのバットを使用し、背後から『すいません』と声をかけたのちに襲うなど共通の手口を使う取り決めがされていた。

また、さらに詳しく調べたところ、『なかよしくらぶ』の制作ログが見つかり、櫻井家のPCを使って『なかよしくらぶ』が作られたことがわかる。

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

事件の犯人

秀之を襲った犯人は兄の陽斗ではなく、弟の蓮斗が依頼した第3者。動機は優しかった兄が秀之のボールの音がし始めて以来、勉強に集中できずに家庭内暴力を振るうようになり、以前の優しかった兄に戻って欲しかったため。

ボールにいたずらをしたが練習をやめる気配がなかったため、報復サイト『なかよしくらぶ』を作り、秀之を成敗してくれる第3者を募った。お互いに成敗したい相手を襲う契約を結んだのち、相手が秀之への成敗を実行したため、蓮斗は相手の成敗したい相手であった第2の事件の被害者を襲った。

第3、第4の事件の犯人は『なかよしくらぶ』を通じて出会った別のユーザーたち。

 

今回の事件は主に迫田と協力して事件を解決したひより。迫田のことを正義のヒーローだと言ってくれる息子の期待に応えるため、迫田は刑事の仕事に没頭していきました。しかし、そんな迫田の気持ちが家族に伝わることはなく、家庭に不在の迫田から家族の心は離れていきました。

しかし、今も妻から佃煮や下着の仕送りが迫田に送られてきていることから、今後の迫田次第で復縁の可能性もありそうだと感じました。
 


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第3話 科捜研捜査が迫る!密室OL殺人の謎

事件の概要

自宅トイレでOLが亡くなっているのが見つかった。OLの自宅は第一発見者の大家が入ってくるまでは完全密室。自殺として処理されようとしていたこの事件、科捜研捜査が見出した真相とは・・・自殺?殺人?どっち??

 

被害者と現場の状況

被害者は金融会社に勤める46歳のOL・平松祥恵。死因はトイレで酸性洗剤と塩素系漂白剤を混ぜたことにより発生した塩素ガスによる急性呼吸不全。死の直前に平松と電話で話した仕事先の後輩・三上絵里花が、平松の様子に異変を感じ大家に連絡。大家に鍵を開けてもらい、大家と第一発見者になった。

平松は最近、思い悩んでいて、死の直前、三上と電話した際にも思いつめた様子だった。平松のスマホのメモには遺書が残されている。

被害者の部屋にうさぎの毛が落ちていた。被害者本人や周辺にうさぎを飼っている人はいない。

指紋採取した結果、部屋からは不自然な指紋は見つからなかったが、クローゼットのドアの内側から、皺状の縦筋と横筋が検出された。

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

 事件の犯人

平松の後輩・森元妙子のバッグにウサギのファーで作られたチャームが付いていることに気づいた藤堂。犯人は森元と第一発見者の三上。自殺を装った殺人事件だった。

会社の金を横領し、遊興費に使い込んでいた三上と森元の悪事がばれ、真相を知った平松から、自分にも分け前をよこすよう、ゆすられていた。

平松が最近悩んでいたというのは嘘。分け前を渡すと自宅を訪ねた森元がワインの中に睡眠導入剤を混ぜたものを平松に飲ませ、意識を失わせた。

遺書は平松のスマホのロックを指紋認証で解除し、森元が打ち込んだもの。

平松をトイレに運び塩素ガスを発生させた後、森元はクローゼント内に隠れ、三上が大家を連れ現れるのを待ち、2人が通報するために部屋を出て行った後脱出。クローゼット内から採取された皺状の縦筋と横筋は森元の第一関節と第二関節の間の筋と手のひらの指紋(掌紋)。隠れている間に暑くなり、軍手を指先までずり下ろしたため、付着したもの。指の先さえ出さなければ指紋はつかないと森元は思っていたようだ。

 

今回の事件では元科捜研で、今でも自室にたくさんの設備を持っている藤堂が大活躍しました。

科捜研の仕事は地味で、忍耐も必要な仕事。藤堂の並々ならぬ執念の捜査に、ひよりもその他のメゾンドポリスのおじさんたちも付き合わされたかたちになります。

被害者OL・平松が地味で浮いた話も全くない女性だったことから、犯人たちを揺すっていたという真相は意外でしたが、女性に詳しい藤堂の推理によると、単調な毎日を送っていた平松だったからこそ、非日常的なスリルを求めたとのだろうとのことでした。

第4話 ペンキ事件と犯行声明文の謎

事件の概要

メゾンドポリス周辺にある、区所有の建物の門や玄関に黒いペンキがかけられる事件が多発。

 

被害を受けた建物と現場の状況

被害を受けたのはメゾンドポリスの近くの区民センターの建設予定地、町内会の集会所、区の職員の寮、区役所など。

犯人はペンキの缶を抱えて、中身を玄関や門にぶちまけたらしく、左から右にペンキが飛び散った跡があった。

事件が起きた翌日に犯行声明文が区の広報誌『そよかぜ』編集部に届く。その内容は『天誅』『区の横暴を許すな』『区役所は悔い改めよ』など。区に対して恨みを抱く者の犯行で、役所ではなく広報誌の編集部に犯行声明文が寄せられていることから、『そよかぜ』購読者の犯行か??

 

メゾンドポリスの捜査でわかったこと

『そよかぜ』常連投稿者

  • 工藤千代子、78歳。絵手紙を投稿。足が不自由。
  • 瀬戸俊樹、56歳。会社員。俳句を投稿。ガードマンで夜間勤務。勤務時間が犯行時間帯と一緒なため、アリバイあり。
  • 山崎翠、60代後半。自宅ベランダから見える富士山の写真を投稿。今の生活に満足しているようで、役所に対する不満を抱いている様子はない。
  • 土屋亮治、80過ぎ。過去、そよかぜにクレームを投稿した過去あり。
  • 他にも常連がいたが、1人は老人ホーム入居中、もう1人は妊娠中で限りなく白に近い。

そんななか、区の保健所の看板にペンキがかけられるという同様の新たな事件が発生。

テレビ局による区民センター建設計画の取材があると知ったひよりとメゾンドポリスのメンバーは囮捜査を行うことに。張り込んで、犯行を待ち伏せていたところ・・・

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

事件の犯人

現行犯で逮捕されたのは山崎翠。自宅から見える富士山を遮る形で区民センターが建設されることに対して憤っていた。

ペンキを抱え、一度振りかぶってから身体をひねるように中身をかけた場合、左ききなら左から右にペンキが飛び散る。投稿者の中で左ききなのは山崎だけ。

 

動き出した過去

無事事件が解決した直後、惣一郎のもとを池原慎吾の妻・美砂が突然訪ねてきた。池原慎吾は高遠建設の経理部で働いていた社員で、2年前、惣一郎が現役時代最後に追っていたある事件の関係者である。惣一郎が池原に無理な取り調べをした直後、池原が自殺したことから、妻・美砂は惣一郎が夫を殺したも同然だと思い込んでいる。

しかし、惣一郎は池原の死には何か別の理由があると思っているが、池原が亡くなった時点で刑事を辞めた惣一郎が、当時追っていた事件の真相にたどりつくことはなかった。

惣一郎が欠かさない池原の月命日の墓参りで美砂と偶然出会った際、池原の死には『必ず裏がある』と惣一郎は伝えている。

最終章を控え、惣一郎が刑事を辞めたきっかけとなった事件が動き始めました。

次章にて、惣一郎は中途半端なままになっていた、現役時代の捜査の続きを始めることになりますが、その事件がなんとひよりの父の失踪事件に密接に関わっていることが浮かび上がってきます。
 


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第5話 惣一郎が因縁の事件に挑む!

やってきた美砂は末期ガンに冒され余命3ヶ月と宣告されたこと、夫の死に真相があるのならば死ぬ前に知りたいことを惣一郎に話した。

惣一郎にとってもこの事件はずっと胸の奥に引っかかったままになっていた事件。これを機に、美砂のためにも、亡くなった池原のためにも真相を追求することに決める。

事件の概要

2年前、暴力団どおしの抗争の結果、1人の男性が射殺された。抗争の発端は商店街の再開発における下請け工事の奪い合いで、開発の元請け企業が大手ゼネコン・高遠建設(ひよりの父が勤めていた会社)。高遠建設と暴力団は密接な関係にあるようで、公共工事も絡んでいることから、この抗争による殺人事件の背後には、高遠建設と暴力団、そして国や公共団体も絡む汚職事件がある可能性が高い。

 

被害者

青幸興行会社員・大森幸二が路地で射殺される。

 

2年前の被害者周辺の状況

被害者が勤務していた青幸興業のバックには暴力団の青戸組がついていて、当時青戸組と抗争中だった金王会の構成員・若林和史が射殺事件の犯人として逮捕された。

抗争の発端は商店街の再開発における下請け工事の奪い合いで、開発の元請け企業が大手ゼネコン・高遠建設。

高遠建設と青戸組の癒着が発覚。高遠建設は10年前から(ひよりの父の失踪時期)毎年公共工事を引き受けていていることから、国や公共団体も絡む汚職の可能性が高い。

青戸組が利権を得られている背後には、青戸興業のある町が地盤の衆議院議員・桐原哲也が絡んでいる。口利きをしている可能性。

高遠建設の経理部で再開発担当だったのが池原信吾だった。何も知らないの一点張りだった池原を吐かせるため、多少強引な取り調べを行った惣一郎。すると、池原は自殺してしまった。

この時点で終わった2年前の惣一郎の捜査。美砂からの依頼を機に、過去やり残した事件の真相に再度挑む!

メゾンドポリスの捜査でわかったこと

現在も青戸興業と金王会の抗争は続いていて、青戸を潰したい金王会の幹部・芝山から情報提供をしてもよいという話が。

芝山の情報→高遠建設の『21世紀建設企画』という研究機関と桐原の政治団体『未来政治研究会』とが、勉強会という名目で頻繁に親睦会を開いている。おそらく2つの団体がダミー団体で、高遠サイドから桐原に政治献金というかたちで金が流れているという噂。(ダミー団体を使ってのヤミ献金)

当時高遠建設の経理部にいたひよりの父・尚人が、今回の事件と同時期に失踪していることから、尚人の失踪に今回の事件が関わっている可能性は高い。尚人は何かを知っていた?

メゾンドポリスの玄関先に仏花と包丁が置かれる。これ以上深入りはするなという青戸興業からの脅迫??惣一郎は正しい方向へ進んでいることを確信する。

 

ひよりの捜査でわかったこと

メゾンドポリスのおじさんたちの捜査を受け、実家の父の部屋を探したひより。机の引き出しが二重底になっていて、中からUSBメモリーを発見する。

中身は高遠建設の『21世紀建設企画』という研究機関から、桐原の政治団体『未来政治研究会』への金の動きを記した裏帳簿だった。やはり、尚人の失踪は今回の事件に絡んでいた。

 

USBメモリーをメゾンドポリスに持って行く途中、ひよりは青戸興業の人間から拉致されてしまう。メゾンドポリスのおじさんたちも裏帳簿のコピー持っているということにし、それを渡すという交換条件でひよりを返してもらう取引をすることに。

待ち合わせ場所にてひよりを誘拐した青戸興業幹部と退治したメゾンドポリスのおじさんたち。そこで尚人の失踪に関する真相が明かされる。

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

ひよりの父の失踪に関する真相

10年前、裏帳簿を手に入れ、真相を知った尚人に、青戸興業は会社を辞め、家族の前から姿を消さなければ、家族の命はないと脅した。

 

示唆された黒幕の存在

青戸興業幹部が言った『俺らを追い込んだところで、何の解決にもならない。なぜ牧野尚人がデータを警察に届けなかったと思う?』という一言から、警察の関与が示唆される。単なる青戸興業と高遠建設の汚職事件ではなかった。

 

尚人はどこに?

事件が明るみに出て、高遠建設と青戸興業の関係者と桐原が逮捕された。大きなニュースとなり、尚人の耳にも入っているに違いない。しかし、尚人は出てこない。

そんな中、ひよりのもとに尚人から地図が添付されたメールが届いた。幅の狭い等高線から山間部だということはわかるが・・・ひよりは尚人から届いた地図のことを自分の心にしまうのだった。

 

惣一郎が刑事を辞めたきっかけとなった事件を解決しました。池原を自殺に追い込んでしまった責任を取り、刑事を辞職した惣一郎でしたが、その背後にはやはり惣一郎が密かに推測していたように別の理由がありました。

この事件を解決したこと、また惣一郎は他のメゾンドポリスのおじさんのように引退するような年でもないことから、惣一郎は復職を勧められます。しかし、惣一郎はひよりの父の失踪が絡んだこの事件の背後に潜んでいる真相解明に向かって、動き始める・・・というところで小説『メゾンドポリス〜退職刑事のシェアハウス〜』は完結。続編となる小説『メゾンドポリス2〜退職刑事とエリート警視〜』に続いていきます。
 


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原作小説『メゾンドポリス2〜退職刑事とエリート警視〜』結末までのネタバレあらすじ

第1話 血痕が導き出す転落事件の真相

事件の概要

歩道橋の階段の下で亡くなっている男性が発見される。遺体には高いところからの転落による傷や出血、そしてアザあり。

歩道橋からの転落、つまり事故で間違いないと思われたこの事件。しかし、不審な場所から不審な血痕が見つかって・・・

 

被害者と現場の状況

被害者は自動車部品製造業・安達高史、38歳。

歩道橋の階段下の現場には被害者のものと思われる複数の血痕あり。後ほど、階段下から少し離れたゴミ集積所にも血痕が見つかる。

ゴミ集積所の血痕→金平糖血痕(垂直に落下した血痕。高さがあればあるほど、輪郭がギザギザになる)1,5mの高さから落下した血液によりできたものと推測される=歩いていた??転落直後、即死のはずがなぜ??

 

被害者と周辺の状況

被害者・安達は残業終わりで深夜帰宅の途中に死亡。

安達はここ最近毎日帰りが遅く、休日出勤も頻繁にあった。安達の体調を気遣う2人目の子供を妊娠中の妻には、安達はこれまかますますお金も必要になることだし、頑張って残業手当・休日出勤手当を稼ぐと言っていたが・・・

安達の会社・金森工業には、繁忙期の欠員に文句を言う安達の会社の親会社の営業マン・三崎とすぐに欠員を補充すると頭をさげる社長・丸山の姿があった。社員らの表情には疲れが滲み、目もどこか虚ろである。

金森工業の社員・西條と部下の岡嶋がメゾンドポリスにやってきて、会社の実態を暴露。金森工業の親会社のさらに親会社である大手自動車メーカーがノー残業デーなどの制度を取り入れ、労働時間削減へ。そのしわ寄せが最下部の金森工業にいき、皆働きづめだった。

 

藤堂が金森工業の工場内の写真に写っていた階段を見て閃き、検査をした結果、工場内の階段と階段下から安達の血液反応が出た。安達が落ちたのは歩道橋ではなく、工場内の階段だった。

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

事件の犯人

過酷な勤務実態のせいで、残業中に工場内の階段から足を滑らせ転落した安達。事故現場に居合わせた丸山は、雇用主としての責任を問われるのを恐れて、車で現場まで安達を運び、遺棄してきたらしい。丸山の車からも安達の血液反応が出ている。

しかし、丸山の身長は160cmなく、安達を抱え、腰を曲げた状態で運んだとした場合、ゴミ集積所に残されたようなサイズの金平糖血痕にはならない。

真犯人は親会社営業の三崎だった。三崎は高身長で、安達を抱え歩いたときに安達の流血部がちょうど1.5mくらいの高さになる。三崎の靴から安達の血液反応が出た。事故当日、再三催促する電話をかけてきていた三崎は事故を知り、救急車を呼ぼうとする丸山のことを、明るみに出れば自分たちが責任を問われると言いくるめ、安達を歩道橋下へ捨てに行った。

 

警察上層部からの牽制

事件の解決後、惣一郎の後輩で本庁のエリート・間宮朝人が釘を刺しにやってきた。『まだ何かやり残したことがあると思っているなら勘違いです。あなたは警察を辞めたんだ。未練がましくうろついたり、嗅ぎ回ったりするのはみっともないですよ』=惣一郎が解決した事件の、さらに背後にある真相を探られないための警察からの牽制?

惣一郎は警察内部の闇を暴く決意を固めた。

 

本庁のエリートである間宮が登場し、前作『メゾンドポリス〜退職刑事のシェアハウス〜』の最終章で惣一郎が解決した高遠建設と青戸興業の汚職事件に、警察が絡んでいるという推測が確信に変わる展開がありました。

間宮は事件に関わっているさらに上層部の人間たちの駒のようですね。

第2話 ペットが鍵!資産家女性殺害事件

事件の概要

1人暮らしの高齢資産家女性が何者かに殺害され、金品が盗まれるという事件が発生。(この物語のみ、古畑任三郎や刑事コロンボのように最初から犯人がわかっています。)

しかし、ひとつの事件のように見えた事件には2つの事件が絡んでいました。

 

被害者と現場の状況

被害者は資産家の大浦春江。花鋏(はなばさみ)で脇腹を刺されたことによる失血死。

春江の介護をしていた三男の妻・藤子が第一発見者。

春江は夫に先立たれ、豪邸にて飼い猫・シロと暮らしている。昨年まで生け花講師として働いていたが、軽度のアルツハイマーを発症し、現在体調が良い時悪い時の差がある。

室内には物色した後があり、現金24万円と花器4点がなくなっていた。花器は春江が趣味で収集したもの。10万円代のものが多く、中には一点だけ300万円を超える高額なものがあったが、それは盗まれていない。

2階に春江の花器コレクションはあり、足腰が弱って手入れができなくなったことからすべての花器が埃をかぶっている中、1番高額な300万円の花器だけが埃をかぶっていなかった。

物色された引き出しは開けた後に閉じられていたが、春江の部屋の押し入れだけが開け放たれていた。開けた直後に何かが起こった?

 

被害者周辺の状況

春江の家族関係

長女・富江(会社経営者に嫁ぐ)娘が1人

バンドギャルルックで事情聴衆にやってきた富江の娘・香織は指無し手袋の上からしきりに右手の甲を触っていた。

長男・一(先代が創業したスーパーを継ぐ)息子が2人

次男・英二(先代が創業したスーパーを継ぐ)娘と息子

三男・寿三郎(古着屋経営)妻の藤子が春江を介護。息子が1人

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

事件の犯人

香織が手袋で隠していた右手の甲には、被害者の飼い猫・シロから引っ掻かれた痕があった。シロの爪からも香織の皮膚が検出された。押し入れのふすまが開いたままになっていたのは、開けるなりシロが飛び出してきて引っ掻かれたから。

犯人は長女・富江の娘で春江の孫娘である香織。香織はバンドマンと交際していて、これまでにも楽器や衣装、チケット代などを貢いでいた。今回50万円を無心され、春江に留学費用として金を借りにいったところ、断られた上に母親に電話すると言われ、カッとした末の犯行。

しかし、香織は花器は盗んでいないと供述。香織の体格や徒歩で現場に来ているという点を考慮しても、大きく重い花器3点を1人で持ち去ることは難しそうだ。

 

もう2人の事件の犯人

花器を盗んだのは、被害者の三男・寿三郎と妻・藤子。店の経営状態が思わしくなく、これまでにも花器を少しずつ盗み出しては換金していた。300万円の器を盗んだタイミングで春江の殺害事件が起こり、家族が家に集まれば盗みがバレると花器を警察が来る前に戻した。だから埃がついていなかった。

 

再び間宮現る!

この事件の最中、所轄を訪れることなど滅多にない本庁のエリートである間宮朝人がひよりのもとへやってきた。高遠建設の事件をきっかけに、惣一郎が我々(警察)に大きな誤解を抱いてしまったようだと間宮は語り、惣一郎を危険人物だと断定。ひよりに惣一郎から目を離さないよう、命じた。

『スパイしろって言うんですか?』と返したひよりに、間宮は父・尚人の捜査の進展がひよりの行動にかかっていると言い、協力しなければ尚人の捜索はしないことを暗に示唆した。

間宮の件を惣一郎に切り出せないひより。そんな中、ひよりは惣一郎から覚悟を問われる。今回の事件の背後に警察の闇がある可能性が高い以上、捜査を続けるということは警察に背く行為に繋がることから、捜査に参加するかどうかは自分で決めるよう、惣一郎はひよりに伝えた。ひよりは迷うことになる。

 

第1話で惣一郎の前に現れた間宮が、今度はひよりの前に現れた第2話となりました。

すでに警察を退職している惣一郎とは違い、現役警察官のひより。現役のひよりが、警察が関与している事件の真相を暴こうとすれば、それなりの報復が待ち構えている気がします。

このことについては惣一郎を始めとするメゾンドポリスのおじさんたちも心配していて、警察が関与している事件の解明に、現役のひよりを巻き込んでしまっていいのか?という会話がおじさんたちの間で交わされる一幕も。

それを受け、惣一郎がひよりに覚悟を問いますが、ひよりはまだ決めかねているようです。
 


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第3話 窃盗犯から商店街を救え!

事件の概要

メゾン・ド・ポリスの台所である商店街に、3件連続で泥棒が入るという事件が発生。

 

現場の状況

犯行予想時刻は3件とも共通して、午前0〜4時くらいの間。

犯人は店舗入り口の裏側にある住居の玄関に面した部屋に焼き破り(ガラスをバーナーなどで熱し、もろくしてから破壊。そこから内部に手を入れ、解錠する)で侵入して、レジ内の売り上げや手提げ金庫を持って逃走している。

 

囮捜査の決行

犯人は数ある店舗の中から、どうやって盗みに入る店を選んでいるのか?店の内部の映像や臨時休業案内が記載されている商店街HPを参考にしている?

洋食店・キッチンさくらで囮捜査をすることに。雑誌などでも紹介されていることから、客入りがよく、多くの売り上げがあるだろうと推測され犯人が狙っている可能性大。キッチンさくらは50代半ばの信藤とその妻が店を切り盛りしていて、夫婦には1人息子で20代後半の友弥がいる。友弥はITベンチャー起業を起業して、今は横浜に住んでいる。

従業員慰安旅行のため、3日間の休業のお知らせをHPに載せてもらった。

キッチンさくらで潜入捜査をした結果、おびき寄せられた犯人2人組が侵入してきた。レジの金に手を伸ばしたところで現行犯逮捕。

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

事件の犯人

キッチンさくらへの住居侵入の犯人は息子の友弥とその会社の従業員だった。

友弥の会社は最近業績不振に陥り、資金繰りに困っていた。しかし、友弥は前に3件起きている窃盗事件については否認している。3件の窃盗事件が起こった日の友弥のアリバイはあった。

そんな中、新たな窃盗事件が発生する。

新たな事件の被害者と現場の状況

被害に遭ったのは商店街の八百屋。店主が犯人と鉢合わせたため、取っ組みあった際に怪我を負っている。

犯人は160cm代後半、20代。犯人がかぶっていた黒いニット帽を店主が奪い、犯人が坊主頭であることが判明。ニット帽は鑑識に回されるが、犯人に繋がるような有力な情報は見つからなかった。

 

浮上した容疑者

鑑識からニット帽を一瞬拝借し、バロンに嗅がせ、犯人の足跡を辿る計画。結果、バロンはとあるアパートの玄関先にたどり着く。住人を確認したところ、そこに暮らす黒木と志村、2人の男性共に、犯人像そのものの男性であることがわかる。

伊達の案で、『お前が八百富で落としたニット帽は、俺が持っている。返して欲しければ50万円用意して、今夜11時にさくら町公園の時計台に来い』という手紙をアパートのポストへ投函。

チーム・メゾンドポリスが犯人にたどり着く!

事件の犯人

ひよりと迫田がベンチに隠れ、伊達と惣一郎が時計台の下で待ち受ける中、探し当てたアパートの住人・黒木がやってきた。

黒木にあえて妻の手編みの、黒に白のラインが入り、てっぺんに毛糸のボンボンがついたニット帽を差し出した伊達。黒木が『この帽子は違う』と言ったことから、犯行に使われたニット帽を知っている、つまり罪を認めたということにつながり、ひよりが逮捕した。

黒木のアパートからガスバーナーと犯行に使用されたネックウォーマーが見つかり、本人も犯行を自供。黒木は商店街内の店舗でアルバイト経験があり、店舗や住居スペースの作りを知っていた。ターゲットは商店街のHPを見て決めていたらしい。

 

ひより父失踪事件に関する新たな動き

尚人がひよりに送ってきた地図は警察にて調査中だが、未だにどこのものか不明。現実にはない、例えば映画やゲームの地図の可能性を惣一郎が指摘。しかし、ひよりは尚人がゲームや映画の話をしているのを聞いたことがない。

惣一郎が尚人について調べたところ、尚人は複数のテーマパークやショッピングモールの建設計画に携わっていたものの、特に怪しい点はない。同期入社の男性が交通事故で亡くなっていることがわかる。

そんな中、再び間宮が『答えを聞きに来た』とひよりの前に現れた。自らが属する警察という組織にとっての危険人物となり得る惣一郎を監視するのか?あるいは惣一郎の味方をして組織に背くのか?という問いに対しての答えだ。

ひよりは『私は前に進みます。夏目さんがどんな人なのかはわかりません。でも、同じ方向を見ているのはわかる。私たちは真実を知りたいだけです』と回答。『後悔するなよ』という言葉を残し、間宮は去っていく。ひよりはもう後戻りができなくなった。

 

尚人は生きていた!

四方を山に囲まれたとある場所にある会社に、白髪交じりの男性が面接を受けに訪れていた。男性は別の会社を辞めたばかり。どうやら勤務先を転々としながら、暮らしているようだ。経理の仕事を30年以上続けているという経歴から、面接には即採用となった男性。男性は会社を出ると、いつかひよりに送ったのと同じ地図をスマホの画面に表示させ、じっと見入るのだった。

チームプレーで2件の窃盗犯を見事逮捕したひよりとメゾンドポリスのおじさんたち。

そして、ひよりがかねてから決めかねていた『自分はどうするか?』という問いに対しての答えを決めました。

そんな中、尚人失踪事件に新たな動きとどこかの町で、ひっそりと逃亡生活を続ける尚人の様子が描かれました。

次章はいよいよ最終章。ついに全ての真相が明らかになります。
 


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第4話 最大の難事件!警察の闇が暴かれる

事故死した尚人の同僚

刑事時代に懇意にしていた情報屋で、現在フリーの記者・館林と接触した惣一郎は、尚人の同期入社の男性で交通事故死した同僚・市野沢譲の情報を得た。

市野沢は高遠建設の開発事業部所属。尚人が失踪した10日後に、都内を1人で運転中、ハンドルを切り損ね、対向車線のトラックと正面衝突、即死している。

事故の状況に不審な点はなく、交通事故として処理されているが、事故の一月ほど前から、市野沢は食欲が落ち、元気がなく、夜も眠れていない様子だったと妻が語っているらしい。妻が理由を聞いても市野沢が答えることはなかったが、家庭に問題がなかったことから、妻は仕事の悩みだと考えていて、『主人は事故で亡くなったけど、殺されたも同然です』と語っていたらしい。

 

事故当時の状況

市野沢が亡くなる前に担当していたのは、白鳳電機の電子部品の加工工場を群馬県蒼野町に建設するプロジェクト。白鳳電機は今でも本庁のお偉いさんの天下り先ろして有名である。市野沢の死後、別の社員が引き継ぎ、工場は9年前に完成している。

市野沢の死はこのプロジェクトと関係している可能性大。蒼野町工場のプロジェクトが進んでいた当時、白鳳電機に天下っていた元警視庁幹部を調べることに。伊達がツテを辿って紹介したところ、元公安第一課長・野間仁の名前が浮かんだ。

野間は一昨年脳梗塞を起こして以来、意識が混沌としている状態が続いていて、現在も入院中だった。本庁からノーマークである迫田と藤堂が病院に向かい、野間の妻と接触。天下り先の白鳳電機での勤務は警視庁時代と比較するとかなりのんびりだったようだが、12年前、一時的に群馬への出張が続いた時期があったとのこと。蒼野町工場のプロジェクトが絡んでいる可能性が高い。

 

ひよりへの圧力

その頃、ひよりは管轄内で起こる事件の捜査から急に外されるという仕打ちを受けていた。上司も『そういう方針、仕方がない』の一言で、理由については言えないようだ。ひよりは間宮からの圧力であることを確信する。

直後やってきた間宮は『すべてから手を引いて、メゾン・ド・ポリスの人たちとの関わりも断つというなら、何もなかったことにしてもいい』と言う。申し出を断れば捜査の現場に戻れないばかりか、閑職に飛ばされる可能性もある。しかし、間宮の指示に従えば、真実は闇に葬られ、父も帰ってこないだろう。

仕事か、家族か。しばし迷うも、ひよりは『お断りします』と返答。真実を知り、父を取り戻すという決意は何上がっても揺らがないことを間宮に宣言。

どうせ捜査させてもらえないなら、ということでひよりは休暇を取り、尚人の捜索に全力を注ぐ決意を固める。

本庁からの圧力だろうか、館林が手を引くと言ってきた。ひよりとおじさんたちは蒼野町に行ってみることに。高平とバロンに留守番を頼み、ワゴン車に乗り込んで出発した。

蒼野町での捜査

蒼野町にて、工場建設当時、町長を務めていた服部哲平に接触したひよりたち。今は服部不動産として、不動産業を営んでいる。

服部の話では、工場建設についての反対はなく、町民を優先的に雇ってくれるということから町民は工場建設を歓迎していたらしい。

また、惣一郎が尚人が送ってきた地図を土地に詳しい服部に見せた結果、その地図がどこの地図なのかがわかる。その地図が示していたのは、白鳳電機の工場だった。その地図は工場建設前のその土地の地図らしい。惣一郎の『現実にはない場所の地図』という読みは当たっていた。

白鳳電機蒼野町工場のプロジェクトが立ち上がった当初からのメンバーで、現在は工場の総務課長・糸居は野間や市野沢について『何も知らない』と語ったが、市野沢が亡くなったことは知っていた。

野間は工場の建設に関わっていた。野間が所属していた課から推測して、トラブル対応と推定できるが、今回の工場建設に際して目立ったトラブルはなかった。

市野沢の悩みに、一緒に仕事をしていた野間が関わっている可能性が高い。また、尚人が同期だった市野沢と親しかった可能性が高いことから、尚人の失踪と市野沢の死が関係している可能性も高い。

チーム・メゾンドポリスが真相にたどり着く!

事件の真相

糸居が話があるとホテルにやってきた。白鳳電機蒼野町工場のプロジェクトが立ち上がった当初からのメンバーだった糸居は、ゼネコンの担当者である市野沢と知り合い、よく飲みに行く間柄となっていた。

ある日、工場から川に排出される水に含まれる有害物質の量をシュミレーションしたデータが書かれた書類を偶然手にしてしまった糸居。糸居はいくつかの物質がわずかに基準値をオーバーしていることを知った。糸居はそのことを市野沢に相談し、プロジェクトとは無関係の上司に話すべきだという助言を受け、その通りにした。

しかし、会社側の答えは『データは見なかったことにして、書類も捨てろ。外部に報告したらクビ』だった。野間は糸居の監視係として、会社から派遣されていたと推測される。

これを受け、『告発は諦める。市野沢さんも忘れて欲しい』と伝えた糸居。市野沢は『わかった』とは言ってくれたが、悩み続けているのは一目瞭然だったという。その直後、市野沢は死んでしまった・・・

 

証拠書類をめぐって

糸居は密かに自宅に書類を隠し持っているという。書類は日を改め、町外れのファミレスで受け取ること、受け取り次第東京に戻ること、糸居の身の安全のため身を隠す場所は伊達が用意することを話し合う。

翌日、館林に今回の記事を書かないかと電話をした惣一郎。惣一郎はことの顛末を館林に告げてしまう。これが原因で館林から情報が漏れてしまうことになる。

その晩、糸居との約束のファミレスに向かうひよりのスマホに、尚人からのメールが入った。(白鳳電機の社員が、糸居さんの自宅に押し入った。すぐに助けに行け。父より)下には自宅の住所が書いてある。

糸居の自宅に到着すると、ちょうど家を出ようとする糸居と社員が表で口論となっていた。真実を明らかにしたいという糸居と、真実を明らかにすれば大勢が職を失うという社員。社員が書類の角に火をつけてしまう・・・ひよりが男に飛びかかり、消火したできたおかげで、隅の余白部分が焼けたものの、肝心のデータ部分は無事だった。

糸居の町を出る支度を待っている間、ひよりたちのもとに、糸居と書類の安否を心配した尚人が駆けつける。

尚人の告白

12年前、様子がおかしい市野沢に理由を尋ね、白鳳電機が有害物質排出量のシュミレーションデータを改ざんしようとしていること、不正を正したいが白鳳電機の渉外部には元警視庁幹部の野間がいて、圧力をかけてくることを聞く。

当時の尚人は高遠建設と暴力団・青戸組、衆議院議員・桐原哲也の汚職事件に関する問題を抱えていたため、市野沢のことは助けられずにそのまま失踪せざるを得なかった。

その後、市野沢が亡くなったことを知り、白鳳電機と警視庁が天下り利権で癒着していることも市野沢から聞いていたため、警察に届けることもできず、データと書類のことを知っていることがバレれば、自分も家族にも危険が及ぶと考え、潜伏生活を続けた。

それでも刑事になったひよりに事件を解決して欲しいという思いがあり、白鳳電機の蒼野町工場の地図を送った。

子供には内緒で妻とは失踪後も連絡を取り合っていて、妻から先日ひよりが市野沢のことを尋ねてきたということを聞いたため、書類の件を調べ始めたのだとわかり、自分も蒼野町へ移り住み、服部建設で経理のアルバイトに就き、糸居の様子を見守っていた。

 

尚人の思い

他に何の取り柄もないと感じていた尚人だったが仕事だけはできたことから、仕事が自信を支える心の拠り所となっていた。また家族に自分が手がけたショッピングモールやテーマパークを見てもらいたいという思いで仕事をしていて、仕事を通じて家族と向き合っていたつもりだった。なので、仕事に人生を捧げてきたことに関しては後悔していない。

ただ、家族と離れて生きてきたからこそ、家族に言いたくなった言葉がある。それは『ごめん』という言葉。ひよりを事件に巻き込んでしまって申し訳ないという思い。ただ、こうしてメゾンドポリスのメンバーと一緒にいるひよりを見て、お互いに強い意志を持って信頼し合っていることがわかって、安心している。後悔はしていないが、反省はしている。

そんな尚人に対して、ひよりは『おかえり』と言い、尚人は『ただいま』と答えた。ひよりの目から涙がこぼれた。

惣一郎への淡い思い

糸居が荷物をまとめて出てきたが、皆は車に乗れない。ひよりと惣一郎はタクシーを拾い、あとでホテルで落ち合うことに。

2人になった直後、惣一郎は無言のまま、涙が止まらないひよりの頭をぽんぽんと叩いた。なぜか胸がときめき、(頭ぽんぽんってテレビドラマや少女マンガじゃないんだから。しかも相手は私の倍生きてるおじさんだし・・・)と心の中で突っ込んだひよりだったが、涙は止まるも胸のときめきは止まらないのだった。

 

その後

それから2週間後。伊達が用意した隠れ家にて、館林とは別の、惣一郎の知り合いの記者の取材を受けた糸居は全てを告白し、その証拠となる書類を手渡した。

間もなく週刊誌に白鳳電機がデータ改ざんし、有害物質を長年垂れ流し続けていたという記事が出て大騒ぎとなる。白鳳電機には水質汚濁防止法違反容疑で警察の捜査が入った。蒼野町工場は業務停止になり、こちらにも近々捜査が入るらしい。

間宮は青森に左遷となり、ひよりも無事現場へ復帰することができた。

 

見事最大の難事件を解決したひよりとメゾンドポリスのおじさんたち。しかし、今回の件は氷山の一角に過ぎないことをひよりもメゾン・ド・ポリスのおじさんたちも知っていて、罪を暴く側の警察が他にもたくさんの罪を犯しているのではないかという疑いを強めています。

ひよりとメゾンドポリスのおじさんたちの戦いは、これで終わったわけではないようです。おじさんたちはぶつかり続ければ氷山も崩れるという一念で、またそれができるのはしがらみも立場もない自分たちだけだとますますやる気を出し、ひよりもとことん付き合う気でいるのでした。
 


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ドラマ『メゾンドポリス』の最終回までのネタバレあらすじ

ここでは、実際に放送されたドラマ『メゾンドポリス』第1話から最終回までのあらすじを、原作小説との違いなども交えながらネタバレで順次まとめていきたいと思います。

第1話のネタバレと感想


本当は自殺だったデスダンス事件ですが、元祖デスダンス事件の犯人の無罪を証明したい母親が犯人だったという、少し理解不能な動機を基にしたドラマ版の結末となりました。ターゲットの選定や犯行計画にも疑問点が多く、とても無計画な事件になってしまった感が否めません。原作通りに実写化したほうが良かった気がしますね。

また、ひよりの父・尚人がドラマでは亡くなったことになっているようです。亡くなったことにして実は生きていた、あるいは尚人の死の真相を暴くという目的で、原作通りの結末に持っていくかたちになるのかもしれませんね。

第2話のネタバレと感想

2019年1月18日(金)、ドラマ『メゾンドポリス』第2話が放送され次第更新します。

小説メゾンドポリスシリーズの感想とドラマ最終回予想

第1作目である『メゾンドポリス〜〜退職刑事のシェアハウス〜』の最終章にて、高遠建設と青戸興業の汚職事件の背後に警察上層部に関与している疑いが浮上しました。

そして、本作『メゾンドポリス〜退職刑事とエリート警視〜』の最終章では、高遠建設と青戸興業、そして衆議院議員が絡む汚職を警察が見逃していた背景に、警察と天下り先である白鳳電機との癒着があり、そこに高遠建設が絡んでいたという事実が明らかになりました。

独立していると思われたひよりの父・尚人の失踪が惣一郎の心の傷となっていた事件と徐々に繋がっていく様子が面白く、一気に読み進んでしまいました。

非常によくできたストーリーだと思うため、ドラマの方でも惣一郎の過去に関する事件とひよりの父失踪に関する事件がメインストーリーとして描かれ、最終回でひよりと父が再会を果たし、家族の絆を取り戻すという結末になるものと思われます。

そして、お互いに過去に引っかかるものを抱えていたひよりと惣一郎が、その問題を自らの力で解決し、新たに前を向いて人生を歩みだす最終回では、2人の恋に原作小説以上の展開も期待したいところです。

また、メインの事件以外の1話完結型の事件のトリックも面白く、それに加えて展開されるひよりとメゾンドポリスのおじさんたちの掛け合いにもクスッとさせられました。シリアスな事件の部分とほっこりする部分が絶妙なバランス、またドラマキャスティングが原作小説の登場人物にまさにぴったり!でドラマ化してもかなり面白い作品になりそうな予感がします。

本記事では触れませんでしたが、ひよりが行きつけのバーの店主・瀬川草介(竜星涼)に恋心を抱きながらも、おじさん呼ばわりしている惣一郎に徐々に惹かれていく様子も作品を彩っている部分のひとつです。ひよりの淡い気持ちが、高橋光希さん×西島秀俊さんでどのように描かれるのか、とても楽しみです。

ドラマ『メゾンドポリス』の方も楽しみにしたいと思います。
 


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