下町ロケット正月特別編ネタバレあらすじ&感想 ダーウィンも農業も救った佃製作所,続編は娘との技術者対決か


阿部寛さん主演ドラマ『下町ロケット(2018)』本当の最終回となる正月特別編ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。

帝国重工製トランスミッションとの性能対決に勝利し、晴れて本格的に無人農業ロボットプロジェクトに参加することになった佃製作所。

そんな中、すでにランドクロウの何歩も先を行っている重田登志行(古舘伊知郎)や伊丹大(尾上菊之助)の開発するダーウィンですが、見過ごされている欠陥を抱えているようです。

今夜、ついに両者の戦いに終止符が打たれます。無人農業ロボット対決、そして重田や伊丹らの復讐の行方、全てを経た先にある佃製作所の未来はどんなものになるのか?いよいよ本当の最終回を迎えます。

以下、ドラマ『下町ロケット』正月特別編ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『下町ロケット』正月特別編がまだ・・・という方はご注意ください。
 

 

ドラマ『下町ロケット』正月特別編までの簡単なあらすじ(ネタバレ

来年7月に決定したダーウィンの発売に合わせ、同時期に発売が決定した帝国重工の無人農業ロボット・アルファ1改めランドクロウ。しかし直後、ダーウィンが発売を3ヶ月早めてくることが発覚し、次期社長候補・的場俊一(神田正輝)は遅れをとりたくないという一念から、納期を早めることができない佃製作所製のトランスミッションではなく、改善を重ね販売可能な状態にある自社製のトランスミッションを採用しようと言い始めました。

ランドクロウにどちらのトランスミッションを採用するか、性能対決で決めることになります。

性能対決の直前に発覚した不具合の改善に努め、さらに性能を上げテストに臨んだ佃製作所は、帝国重工製のトランスミッションをはるかに上回る性能で対決に勝利しました。

そんな中、ダーウィンを開発するギアゴースト社長・伊丹大(尾上菊之助)度々報告される不具合に悩んでいました。不具合の原因がトランスミッションにあるのではないかと推測する伊丹ですが、仕事に不熱心な開発主任・氷室彰彦(高橋努)はその可能性を考えることすらしません。そうこうしているうちに、プログラムを担当するキーシン側にバグが見つかったことにより、氷室は不具合の原因はプログラムにあったと決めつけ、トランスミッションを見直すことはしませんでした。

しかし、キーシンの対応後も不具合は起こり続け・・・?!

さらに詳しいドラマ『下町ロケット』正月特別編までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら

ドラマ『下町ロケット』第1話〜最終回のネタバレあらすじ
 

 

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ドラマ『下町ロケット』正月特別編までの感想と評価

Yahoo!テレビみんなの評価

2.88点(5点満点)

前週より0.01点

『半沢直樹』がとてもヒットしたんで、日曜日のTBSは池井戸作品をどんどんドラマ化してますが、やる度にドラマとしてのレベルが落ちてる。TBSドラマは好きなはずなのに、見ててガッカリします。原作の展開がいいのか途中で見るのをやめようととは思いませんけどね。

綺麗な終わり方で最終回を終えて、正月にスピンオフ的なものならまだしも、 最終回詐欺みたいな姑息な手段でしか視聴率を上げる事が出来ないなんてね。

年明け放送のSPドラマがどんなストーリーになっているのか楽しみですね~。

以上、Yahoo!テレビみんなの感想の一部です。

本当の最終回でないにもかかわらず『最終回』と銘打ったことに対する批判もありましたが、より長くドラマを楽しめるという好意的な感想もありました。

ドラマ『下町ロケット』正月特別編の評価・感想はどう変化するでしょうか?引き続き注目していきたいと思います。
 

 

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ドラマ『下町ロケット』正月特別編の視聴率

ドラマ『下町ロケット』最終回の視聴率は16.6%となり、ドラマスタート以来の最高視聴率を記録しました。平均視聴率トップの座を独占してきたドラマ『リーガルV』の最終回の視聴率17.6%にはあともう一歩で手が届きませんでした。

ドラマ『下町ロケット』正月特別編の視聴率は、期待を込めて18%代と予想します。実際のドラマ『下町ロケット』正月特別編の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。

※ドラマ『下町ロケット』正月特別編の視聴率は、14.0%でした

第1話 第2話 第3話 第4話
13.9% 12.4% 14.7% 13.4%
第5話 第6話 第7話 第8話
12.7% 13.1% 12.0% 11.5%

 

第9話 第10話 最終回 正月特別編
12.6% 15.5% 16.6% 14.0%

それでは、ドラマ『下町ロケット』正月特別編ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
 

 

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ドラマ『下町ロケット』正月特別編のあらすじ(ネタバレ)前編

的場の最期

ダーウィンに遅れてランドクロウの発売が開始されて1ヶ月。ダーウィンが爆発的に売れていることに対して、ランドクロウは全く売れていない。そこには20倍以上の差が生じていた。

帝国重工の役員会議で、次期社長候補・的場俊一(神田正輝)は今回の敗因は小型化したことにあると主張。控えている無人コンバインの発売も果たしてそのまま実行していいのか?疑問を呈する的場に、社長・藤間秀樹(杉良太郎)は『これからが勝負だよ』と現時点でプロジェクトの成否を判断するのは時期尚早だと一喝するのだった。

そんな中、的場はある黒い計画を進めているようだ。『ご希望通り、リストを用意しました』機械事業部製造部長・奥沢靖之(福澤朗)が差し出したリストを見ると、計画通り進めるよう、的場は指示を出す。『ここからはパワーゲームだ!力のある方が勝つ!』的場は暗い炎を燃やした目でつぶやいた。

その後、ダーウィンプロジェクトに関わる中小企業が、相次いでプロジェクトから抜けたいと言ってきた。理由を問い詰めるギアゴースト社長・伊丹大(尾上菊之助)に『うちの取引先は、おたくだけじゃないっていうか・・・』と口ごもる関連会社の社員。的場がプロジェクトから抜けなければ、取引を打ち切ると圧力をかけた結果だった。

『あんたたちのライバル、大変なことになってるよ?』母・佃和枝(倍賞美津子)から差し出された新聞を、佃製作所の社長・佃航平(阿部寛)が見ると、ダーウィンプロジェクトに参加している企業が相次いで抜けたために、ダーウィンが出荷停止に追い込まれたという記事が一面に掲載されていた。佃は的場が圧力をかけたことを知り、正当な手段で戦えないことを嘆くが、佃にはどうにもできない・・・

これを受け、ダーウィンプロジェクト幹部の中でも仲間割れが始まっていた。こうなったのは的場を必要以上に怒らせたからだと、伊丹とダイダロス社長・重田登志行(古舘伊知郎)に声を荒げるキーシンの戸川譲(甲本雅裕)。しかし、重田には反撃の策があるという。それには、つい最近刑務所から出てきたばかりで、ダイダロスの顧問弁護士となった弁護士・中川京一(池畑慎之介)が関わっているようだ。『すでに策は打ってあります』中川は低い声でつぶやくのだった。

直後、帝国重工からダーウィンプロジェクトへの参加を理由に、不当な圧力を受けた20社が公正取引委員会に対して申し立てを行った。的場の下請けいじめが暴かれ、帝国重工のイメージはさらに悪化してしまうのだった。

そんな中、とあるパーティーに参加した的場へ近づいた重田。重田はかつて重田工業が倒産に追い込まれた際、一家の大黒柱はもちろん、シングルマザーや要介護の親を抱えながら働く社員、様々な人生を抱えている社員たちの人生を砕かれた表情を見たと静かに語る。『あの人たちの目をお前にも見せてやりたかった・・・これはあんたへの報いだ』パーティーの喧騒の中、声を潜め語る重田に、『こんなことしてタダで済むと思ってるのか?』と返す的場。『あんたは終りだ。的場、死ね』と重田は言い、去って行った。

直後、帰社した的場は会長・沖田から『今すぐ辞任したまえ』と告げられてしまう。その後、帝国重工は緊急記者会見を開き、的場は辞任。多くのフラッシュがたかれる中、『すべては私の不徳がいたすところです。申し訳ありませんでした・・・』と的場が頭を下げた。

記者会見を高層マンションの自宅で観ている重田。また、会社で観ていた伊丹。ともにずっと執念を燃やしてきた的場への復讐を遂げたわけだが、その表情は両者ともに暗い・・・2人が人生を捧げてきた復讐で、2人は何も得ることはできなかった。

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ダーウィンがぶち当たった壁

1週間後、ダーウィンプロジェクトを抜けていた関連企業がプロジェクトに復帰し、生産の目処がついた。帝国重工では抜けた的場の代わりに水原重治(木下ほうか)が責任者となり、水原が無人農業ロボットのプロジェクトリーダーに財前道生(吉川晃司)を指名。ようやくプロジェクトがその発案者の手に戻ってきた瞬間だった。

そんな中、とある業界雑誌に専門家がダーウィンとランドクロウの性能比較評価を行った記事が掲載された。いずれの評価でも、ランドクロウはダーウィンよりも優れていると評価されている。記事を佃に示し、北海道農業大学教授・野木博文(森崎博之)は『俺の見立ててでは、そう遠くない将来、ランドクロウが優位に立つ!』と宣言するのだった。

ダーウィンの不具合が多発し始めた。突然のエンスト、動作不良、対応できないくらいの不具合が伊丹のもとに寄せられ、伊丹はこの時初めて、不具合が膨大な数寄せられていることに気づく。開発主任・氷室彰彦(高橋努)が報告しなかったせいだ。

氷室を問い詰める伊丹だったが、氷室は通信系のバグのせいだと言って全く聞かない。キーシンにより通信系のバグが修正された今、出ている不具合はトランスミッションにあると伊丹は主張するが、氷室はそのまま行ってしまった。

その時、伊丹はかつて島津裕(イモトアヤコ)に言われた『それでいいと思ってるの?』という一言を思い出した。『そうか、島ちゃんはあの時から不具合を予測してたんだ・・・』とつぶやいた伊丹は、ランドクロウのトランスミッションを分解し、双方の違いを見比べることで不具合の原因を探し出すことを思いついた。

その頃、帝国重工の無人稲刈り機、コンバイン・ランドクロウが発売の段階に至った。ダーウィンには稲刈り機のラインナップがないことから、藤間はそこを強みにしていこうという考えのようだ。的場が去った今も、沖田会長は藤間の足をすくおうと虎視眈々と狙っていることに変わりはない。決して失敗はできないと、佃たちは新たに気を引き締めるのだった。

ギアゴーストではリバースエンジニアリングの結果、シャフトに違いがあることがわかった。すぐにシャフトを同じ形状に変えられないかと検討し始める伊丹。しかし、氷室がトランスミッションに非があることを認めれば、他から何と言われるかわからないと反対し始めた。そんな氷室を一喝した伊丹。『黙ってろ!!あんたは自分のプライドしか頭にないだろうが、こっちは会社の命運かかってるんだ!こうなっちまったらな、プライドなんか犬の糞にもならないんだよ、わかったか!』伊丹に怒鳴られ、氷室は大人しくなり、その後退職した。
 

 

報いを受けた伊丹

調べた結果、佃製作所のシャフトはすでに特許申請がされていて、同じものをダーウィンに採用することはできないことがわかる。今更一から新たなものを開発するには時間がかかり過ぎ、また今まで散々な仕打ちをしてきた佃製作所がライセンス契約に応じてくれるとも思えない。

そのことをプロジェクト幹部に報告した伊丹。『あんたの会社が出した不具合だろ!?何とかしろ!』『全部あんたのせいになるな!』キーシンの戸川も、北堀企画の北堀哲哉(モロ師岡)も、伊丹に罵声を浴びせかけ、態度を豹変させた。『土下座でも何でもしろ!』重田からもそう迫られ、伊丹は佃製作所を訪れることになる。

伊丹が佃製作所へやってきた。『単刀直入に申し上げます。御社が特許を持っていらっしゃるこの技術を使わせていただけないでしょうか?』と切り出した伊丹。『あんた何言ってるかわかってるんですか?』『随分調子のいいことをおっしゃるんですね?』営業第一部部長・津野薫(中本賢)も技術開発部部長・山崎光彦(安田顕)も敵意をむき出しにする。『断りましょう!社長』『お帰りいただきましょう!』営業第二部部長・唐木田篤(谷田歩)も営業第二部係長・江原春樹(和田聰宏)も声を荒げた。

『なあ、伊丹さん。あなたは今まで何のために物を作ってきたんですか?』佃はそう切り出し、島津や野木、人が汗水垂らして作り出した物をコピーし、使う側の気持ちに寄り添えない伊丹たちの力にはなれないと、きっぱり突っぱねた。『自分たちのことしか考えない連中にうちのライセンスを渡すことはできない。どうぞお引き取りください』佃から言われ、伊丹は何も言えずに帰って行った。

しかし、その日から何度も伊丹は佃製作所へ、佃への面会を求め、やってきた。門前払を喰らい、佃にも会えない伊丹。今日も断られ、肩を落として帰っていく伊丹に、気の毒そうな表情を浮かべた江原が『お願いですから、もう来ないでください』と声をかけるのだった。

そんな折、佃利菜(土屋太鳳)から1通の封筒を差し出された佃。それは、アメリカの宇宙開発会社からの一次審査通過を知らせる書類だった。『挑戦したいの。同じ技術者として、意見を聞かせてください』と利菜は言った。

ダーウィンのトランスミッションを開発したのは自分自身であることから、ダーウィンの不具合に対して心苦しさを感じている島津。また、このまま伊丹たちを見捨ててしまって本当にいいのか、佃の心にも迷いが生じていた。それを察した立花洋介(竹内涼真)が異を唱えた。『俺は絶対嫌ですよ!もしもあんな男に渡すくらいだったら、俺はこの会社辞めます!』自分たちが命を削って開発した技術を、伊丹には渡したくないという立花の言葉が、佃にはよくわかった。その日も伊丹から電話がかかってくるが、佃は社員らが許さないと断る。その日を最後に、伊丹からの連絡は途絶えた。
 

 

ドラマ『下町ロケット』正月特別編のあらすじ(ネタバレ)後編

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襲いかかった自然の猛威

殿村の家を訪ねたその帰り道。佃たちは、止まってしまったダーウィンを前に途方にくれる若い農家の夫婦を偶然見かけた。母親が抱える乳飲み子も、事態を察したのか泣き止まない。島津も、佃も、その様子をじっと見つめていた。

そんなある日、日本列島に台風が迫った。ちょうど稲刈りを迎える時期だったことから、急遽借り入れを始めなければ、甚大な被害が及ぶことが予想される。財前の指示のもと、助けが必要な農家へ向けて、ランドクロウ・コンバインを貸し出すため、救出キャラバンと銘打った大型トラック数台が帝国重工を出発した。

予報では新潟には来ないと予想されている台風だったが、父・殿村正弘(山本學)の長年の勘は危機を察していた。早速ランドクロウ・コンバインを使っての借り入れ作業を始めた殿村家の圃場を通りかかった同級生・稲本彰(岡田浩暉)が殿村を馬鹿にするように、『おいおい!天気予報見てないのか?台風はこっちに来ないぞ!』声をかける。

しかし、その直後台風が進路を変え、北陸地方直撃との予報が出た。予報を見た稲本は顔色を変え、『今から稲刈り始めるぞ!』と仲間に向かって叫ぶ。

しかし、次第に風雨は勢いを強め、台風直撃までに刈り入れを終わらせることは絶望的だった。『くそ!くそ!!』稲本は取り乱し、コンバインの貸し出しを求め、近隣農家を回ることにした。新たにダーウィンを購入する資金に充てようと、今まで使っていた有人コンバインを見積もりに出してしまっていたため、稲本のもとにはたった2台のコンバインしか残っていなかった。

しかし、この状況、どこも台風直撃までの刈り入れに追われていて、余っているコンバインはない。稲本の刈り入れは殿村家の圃場の2倍以上もある40町歩も残っているようだ。

藁をもつかむ気持ちの稲本が向かったのは、殿村のもとだった。稲がダメになってしまうとすがりつく稲本。そこへ農林協職員・吉井浩(古川雄大)がやってきた。吉井は稲本が殿村に頭を下げているのが面白くない。吉井はヘラヘラと笑いながら、『たかだか40町歩じゃないですか?共済入ってるんですから、全滅しても損しませんよ!』と言う。そんな吉井に殿村が掴みかかる。『ふざけるな!俺たちがどんな思いで米作ってるのか、わかってるのか?!』吉井は殿村の剣幕に圧倒され、逃げて行った。

佃たちも駆けつけてくれたことから、殿村は有人のコンバインを稲本に貸し、正弘の勧めもあり佃たちとともに稲本の圃場へ助けに向かう。しかし、日も暮れ風雨は強まるばかりで、稲本はコンバインの運転席から落下してしまった。これ以上、有人で刈り入れをすることは難しい。『まだ刈れてない!まだ俺が作った米がまだ沢山・・・』稲本は泣き崩れた。
 

 

ランドクロウの出撃

『いや!まだ手はある!』佃が一声を上げた。もともと稲本の圃場ではダーウィンを使っていたことから、ダーウィンのデータをランドクロウ用に書き換えれば、ランドクロウでの刈り入れができると閃いたのだ。そして台風の進路が変わったことにより、協力を要請されていた市からの要請の取り下げがあり、手が空いていた財前のキャラバンや野木の協力も仰ぎ、稲本の圃場の稲を救うことになった。

その頃、殿村の圃場ではすべての稲の刈り入れが終わった。野木によるデータの書き換えが無事終了し、殿村のランドクロウ・コンバインが稲本の圃場で作業を始めた。『こんな真っ暗な中、あんなに正確に・・・』ランドクロウの作業に驚きを隠せない稲本。間もなく6台のランドクロウ・コンバインを載せた財前の救出キャラバンが到着する予定だが、なかなか来ない。

『俺の稲が死にかけてる・・・あれは俺の命だ!』しびれを切らし、有人のコンバインに乗り込んだ稲本を佃が止める。『来る!必ず来る!!』すると、そこへ財前が率いるキャラバンが到着した。帝国重工の文字が大きく荷台に書かれた大型のトラックから、6台のランドクロウ・コンバインが稲本の圃場へ放たれ、7台のランドクロウが稲刈りを始める。その様子は壮観以外の何物でもなく、『あれ、俺たちが開発したんですよね?!』と立花たちは目を輝かせた。

そんな中、3号機に異常が発生した。もともとダーウィン用のデータを使っているせいか誤差が発生し、またこの風雨の中での作業を行うことから、センサーは切ってあるため、このままでは隣り合う4号機と接触してしまうことになる。

そこで、島津がそれぞれの地図データをそれぞれ200cmずつ逆方向へ動かし、修正を図ることを思いついた。秒単位での修正が行われ、2台は無事衝突の危機を免れた。トラック内の大型モニターで、さらに作業を続ける7台のランドクロウの様子を見守っていた稲本は『すっげぇ・・・』と口をポカンと開ける。

台風の中、農家を救うために稼働しているランドクロウの様子はニュースでも生中継で報じられていた。利菜も、軽部真樹男(徳重聡)もそして伊丹も、テレビの前でその様子を固唾を飲んで見守っていた。『頑張って下さい。佃さん、島ちゃん・・・』と伊丹はつぶやくのだった。

そして、朝日が圃場を照らす中、無事最後の稲がランドクロウ・コンバインによって刈り取られ、稲本の圃場の刈り入れが終了した。『ありがとう・・・俺なんかのために・・・』殿村に向かって、涙を流しながら礼を言う稲本。『礼なら、みんなに言え!』殿村に促され、稲本は佃たちに頭を下げた。

未来のための決断

会社に戻ってきた佃は社員たちに『俺たちの目標は農業を救うことだったよな?だったら、救ってやれないかな?』と切り出した。『救いたいです!』『俺も救いたいです』と島津も、加納アキ(朝倉あき)も、軽部も声をあげ、反対していた立花もまた『僕も救いたいです』と言うのだった。

そんな中、ダーウィンプロジェクトに参加する関連会社を集めての緊急説明会が開かれることになった。会議にて、ダーウィンに構造的な欠陥が見つかり、また正常に作動する構造の部品にも特許が申請されていて、使用許可が得られなかったことから、ダーウィンプロジェクトが完全に行き詰まってしまったことを伊丹が説明する。それを聞いていた関係者から怒号が飛んだ。重田も何も言葉が見つからず、頭を下げる。

そこへ、突然佃が現れた。『私からお話しさせてください』そう言い、マイクを受け取った佃が自己紹介をし、自分の会社こそがダーウィンを救うことになる特許技術を持っていることを明かした。

自分たちの技術へのプライドがあったこと、そして何よりもこれはビジネスであることから、当初特許使用をダーウィンに認めることができなかったと佃は語る。そして、佃はそれに反して、ダーウィンを購入した農家を見捨ててもいいのかという思いに悩んだことも明かした。

日本の農業の役に立ちたいという一心で、特許使用を許してくれた佃製作所の社員たち。そして、帝国重工の重役会議でも、財前が湧き上がる反対の声を抑え、説得した結果、特許使用の許可を得たことを佃は説明した。

重役会議で、承認を得る決め手となったのは、藤間の『我が帝国重工は何を作っている?・・・心だ。心を作ってるんだ』という一声だった。ロケット事業も、無人農業ロボット事業も、帝国重工が目指しているのは、利益の先にある日本の未来。また、野木も特許使用を許可してくれた。

以上のことを説明し終えた佃が、『皆さん、我々の特許使用してください。そして農家の期待を裏切らないでください。もし皆さんが賛同して下さるなら、喜んでライセンス契約に同意します』とマイクを置くと、多くの拍手が沸き起こった。『ありがとうございます!』涙の伊丹は、差し出された佃の手を握った。

帰っていく佃に、『我々はもっといいエンジンを作ってみせる!後悔しても、遅いですよ!』と声をかけた重田。受けて立つと笑顔を浮かべ去っていく佃の背中に、重田は『ありがとうございました・・・』を頭を深々と下げた。

1人誰もいなくなった説明会会場で、物思いにふけっている伊丹の前に、島津が現れた。『あれが下町の心意気っていうやつなんだな・・・長いこと忘れていた。なんで忘れてたんだろう・・・』涙目でつぶやく伊丹の背中に、島津が優しく手を置いた。

その後もランドクロウは快進撃を続け、そんな中、佃製作所のバルブを採用した、帝国重工の新たなロケットの打ち上げが成功した。彼方へ消えていくロケットを見届けた佃に、アメリカへ渡ることになった利菜が『パパ、油断しないでよ!私あっちで精一杯勉強して、必ず佃製を超えるエンジンを作る。私、本気だからね?』と話しかける。『望むところだ!』佃は笑って、そう返すのだった。
 

 

ドラマ『下町ロケット』正月特別編の感想

ドラマ『下町ロケット』正月特別編が終了しました。日本の農業を救うという本当の目標のため、ライバル関係でしのぎを削ってきたダーウィンに佃たちが救いの手を差し伸べ、ライバルからともに成長し合う関係となった結末を迎えた正月特別編となりました。

原作では登場人物の過去や心理描写が細いため、憎まれ役である的場や重田、伊丹にでさえも共感することもあり、それらがストーリーを引き立てているのですが、10話程度のボリューム、そしてドラマオリジナルのストーリーも入ってくるため、到底収まらず、自然とそういう部分がカットされている点が残念です。的場もこれまでの大ボス感が嘘のようにあっさりといなくなってしまった感が否めませんし、本当は社員たちのことを1番に考えていた重田の悲しみも、原作ほどには伝わってこなかった気がします。

しかし正月特別編では、原作にはなかったドラマオリジナルの展開が多く、財前率いるランドクロウ・コンバインの救出キャラバンが全7台という体制で稲本の稲を救うというドラマオリジナルの展開は壮観でした。実写ならではの迫力ある描写だったと思います。

稲本のかっこいいセリフが殿村のセリフに変わっていたことは残念でしたが、稲本の稲に対する真剣さは伝わってきたと思います。

ラストは、利菜がアメリカへ渡り、さらに技術者として腕を上げて、帰ってくることを示唆させるようなラストでしたが、続編にも期待できそうですね。今回の『下町ロケット』には何かと酷評もありましたが、見ていてスカッとする展開は爽快で見続けてしまう何かがあるドラマだったのではないかと感じました。
 

 

ドラマ『下町ロケット』の次に始まるドラマは?

ドラマ『下町ロケット』が放送された日曜21時枠で、1月から放送がスタートする新ドラマは常盤貴子さん主演ドラマ『グッドワイフ』です。


アメリカの同名ドラマが原作ですが、原作の方はシーズン7で完結する大作となっているため、キリの良いところで最終回を迎える日本オリジナルの結末となりそうです。

最近多い弁護士ドラマは良い人・悪い人の構図がわかりやすく、起承転結がはっきりしているため視聴率が取りやすいジャンルとなりますが、さらに超豪華キャストを加え、日曜21時枠らしいドラマになるのではないかと思います。

ドラマ『グッドワイフ』を楽しみに待ちたいと思います。
 

 

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