織田裕二さん主演の月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
運命のいたずらから、型破りな敏腕弁護士と天才的な記憶力を持つフリーターという異色コンビが結成されることになりました。第2話にて初仕事となるセクハラ案件に挑みます。
以下、月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
幸村・上杉法律事務所で働く弁護士・甲斐正午(織田裕二)は、出資者としての地位を持ち、経営にも参画するシニアパートナーへの昇進を狙っていました。事務所で1番の稼ぎ頭である甲斐でしたが、代表弁護士・幸村チカ(鈴木保奈美)は甲斐の勝つためには違法スレスレの手段を選ばない、強引なやり方を心配していて、1匹狼である甲斐にパートナーとして働く若手の弁護士・アソシエイトをつけるよう、交換条件を提示。甲斐は昇進のために、しぶしぶ応じることにします。
そんな甲斐が開いたアソシエイトの面接会場に迷い込んできたのが、フリーター・鈴木大貴(中島裕翔)。大貴は悪友・谷元遊星(磯村勇斗)に依頼され、運び屋をやらされていて囮捜査からの逃走中でした。
一度見たものを一瞬で記憶してしまうという天才的な才能を持った大貴がこんなことをしているのには、ある理由がありました。早くに両親を亡くした大貴は祖母に育てられますが、その祖母が老齢から転倒し怪我をしてしまい、大貴はなんとか施設の入所費用を工面し、東京へ呼び寄せたいと考えていたのです。
もともと大貴は弁護士を目指していて、高校生にて難関の司法試験の予備試験に合格するという経歴を持っていましたが、その直後、金のために替え玉受験を働いたことが明るみに出たことで本試験の受験資格を失ったという過去がありました。
事情を知った甲斐は、大貴を雇うことにします。甲斐のクライアントに鈴木大輔という弁護士資格を持つも企業の社長となり、海外へ移住する予定のある、成りすますには好都合の人物がいたため、甲斐は大貴に鈴木に成りすますよう、指示。
大貴は持ち前の記憶力で鈴木の経歴を全て暗記し、鈴木大輔に生まれ変わり、弁護士として事務所に雇われることになるのでした。
さらに詳しい月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話までの評価と感想
Yahoo!テレビみんなの評価 |
3,28点(5点満点) |
星3〜5点満点が60%、星3点以下が37%で、5点と1点の評価が最も多いという二分化した評価となっています。
どうしても本家が頭によぎってしまって素直に見られなかった。織田さんはもっと早口で自然に、中島さんはもっと飄々としててもいいんじゃないかな。まあ全く別物と考えるなら仕方ないけど。
とはいえ来週以降もみると思う。米ドラマのリメイクだなんて準備が大変だったはず。ロマンを与えてくれる。最後まで応援したい。
原作見てないけど楽しめた。金持ち弁護士と貧乏な天才の組み合わせ、偶然の合わせ技みたいな展開だけどまあドラマだしな。
そんぐらいご都合主義じゃないと逆につまらんのだよのね。
アメリカの本筋のが断然面白い! 日本版!残念!! でも鈴木保奈美、綺麗!
以上、Yahoo!テレビみんなの感想の一部です。
原作ファンからの酷評、純粋にドラマとして観るには面白かったという相反する感想が目立ちました。
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話の評価・感想はどう変化するでしょうか?引き続き注目していきたいと思います。
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話の視聴率
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第1話の視聴率は14.2%となりました。
10月期スタートの新ドラマの第1話がほぼ全て放送終了した現段階で、月9ドラマ『スーツ(SUITS)』はドラマ『リーガルV』第1話の15.0%に続き、今期第2位の視聴率を獲得。強敵と思われたドラマ『下町ロケット』の13.9%を抑える結果となっています。
初回の期待値がかなり高かったことが伺えますが、第2話以降その視聴率をキープしていくことはできるのか、注目です。
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話の視聴率は、多少落ち着き、12%代と予想します。実際の月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。
※月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話の視聴率は、11.1%でした
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
14.2% | 11.1% | ー | ー |
第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話 |
ー | ー | ー | ー |
第9話 | 最終回 |
ー | ー |
それでは、月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話のあらすじ(ネタバレ)前編
幸運のあとの不幸
幸村・上杉法律事務所で開かれたプロボノ(無料法律相談会)で訪れる相談者の相談を受けるフリーター・鈴木大貴(中島裕翔)、改め鈴木大輔。大勢の相談者に混じって、看護師・河瀬今日子(関めぐみ)がやってきた。
一方、弁護士・甲斐正午(織田裕二)のもとへはクライアントであるいろは銀行の社員・佐橋哲平(米村亮太朗)から電話がかかってきていた。『実はうちの銀行に預金を不正流用している人間がいまして・・・』
不正流用を働いているのは部長・谷川好昭(長谷川公彦)。不正に引き出した預金を、谷川は銀座のクラブのホステスに貢いでいるということだった。
東都医科大学病院で看護師として働いていた今日子は、院長・海部政継(中村育二)から愛人になれと誘われ、それを断るや否や解雇されてしまったらしい。2年前に夫を亡くし、女手ひとつで息子を育てている今日子は、すぐに再就職先を探すが、それも海部により妨害されているらしい。
金にならない案件と踏んだ甲斐は、今日子の依頼を受けることを渋るが、海部が東都医科大学病院の院長と知るや否や、態度を変え、依頼を受けるよう、大貴に指示を出す。海部は日本医師協会の次期会長候補なため、次期会長選に向けて必ず示談に応じると踏んだからだ。
早速、大貴は病院へ向かう。代理人弁護士・館林憲次(小須田康人)が応対した。事実認識はそちらと多少異なるものの、争って世間のイメージを悪くするのも本意ではないと館林は語り、示談交渉に応じると語る。『で、示談金はおいくらですか?』何の苦労もなく大貴の要求通りの示談金が手に入ることになり、大貴は拍子抜けするのだった。
事務所に帰った大貴が、この朗報を秘書・玉井伽耶子(中村アン)に報告すると、伽耶子は『鈴木先生には必ず不幸が起こる』と持論を展開する。伽耶子によると、一度幸運なことが起これば、3度不幸が訪れるというのだ。
直後、大貴は蟹江貢(小手伸也)にオフィスに呼び出された。『ところでハーバードは何期卒?』109期だと答えると、蟹江は自分の甥っ子と同期だと説明すると、甥っ子には大貴の記憶がないことを不審がる。大貴は学部が違うからとごまかした。『君のことをもっと知りたい』どうやら蟹江は大貴のことを、疑っているらしい。
その時、蟹江の部下が書類を手に、蟹江のオフィスに入ってきた。しかし、その書類は提出期限を過ぎていたため、大貴の目の前で、蟹江は躊躇なく部下を解雇。加えて、蟹江はアソシエイトである大貴には、どこでどのクライアントとどんな話をしたのか?逐一報告する義務があると話し、報告書の提出を促すのだった。
そんななか、海部のスキャンダルを報じるネットニュースが出た。これを受け、相手側は示談には応じないと態度を豹変させ、今日子のことを訴える予定だと語る。『マジ、最悪だよ・・・』大貴は頭を抱えた。
今日子に会いに行った大貴。あのニュースを流出させたのは今日子の弟で、今日子のためを思って、マスコミに事実を話したらしい。今日子は示談金が欲しいのではなく、1日も早い再就職を希望している。事実を話してなぜ悪いのか?正論を言う今日子だったが、このままでは今日子は名誉毀損で訴えられることになってしまうと大貴は困惑するのだった。
新たな被害者
このことをパラリーガル・聖澤真琴(新木優子)に相談した大貴。真琴は以前働いていた事務所にもセクハラ上司がいて、被害を受けた同僚たちと協力して訴えるため、証拠集めにまで至ったことという。しかし、そんなことで職場がギスギスするのは得策ではないという結論に至り、結局訴えることはなかったと真琴は語るのだった。
祖母が入院している病院から、すでに怪我が治癒したため退院させてほしいという連絡が来た。すでに施設入居の準備は整っているものの、大貴は殺人的に忙しくスケジュールが取れない。大貴は悪友・谷元遊星(磯村勇斗)の妹・谷元砂里(今田美桜)に、祖母を迎えに行ってくれるよう、依頼するのだった。
東都医科大学病院院長の代理人弁護士・館林は蟹江の同期だ。館林と接触する機会のあった蟹江が大貴に『君のクライアント、看護師時代に窃盗事件を起こしたんだって?』と話しかけてくる。このことを知らなかった大貴が調査すると、たしかに今日子は診察なしに息子のための風邪薬を病院から拝借していたことが明らかになった。
裁判になれば、このことが不利に働く可能性はぬぐいきれない。ピンチの大貴は、真琴が職場のセクハラ上司を訴えるために、同僚と協力したと語っていたことを思い出す。院長からのセクハラの被害者が他に入る可能性もあると踏み、大貴は調査を始めた。
調査の結果、かつて病院で働いていた看護師・宝田の存在を突き止めた。宝田が2年前に海部との間の子供を中絶していることがわかる。宝田には今更ことを荒立てる気はなかったものの、夫の工場の経営が思わしくないということで、慰謝料目当てに証言してくれることになったのだった。
宝田の証言は確実に海部にとって不利になる。宝田の証言を切り札として、海部のもとへ乗り込んだ大貴と甲斐。海部は示談に応じる気はなかったようだが、甲斐が『わかりました。あの記事は虚偽だったと記事を出します』と切り出す。海部は検討したいと言い、話し合いは終了した。
帰り道、セクハラの事実がなかったということにすることは、クライアントの意思に反すると反論する大貴だったが、甲斐は聞かない。『あ、そうだ。例の女性、監視しておけ』甲斐は宝田の監視を大貴に命じた。デリケートな問題である以上、心変わりする可能性、病院側が接触する可能性もあるからだ。
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話のあらすじ(ネタバレ)後編
再び窮地へ
その後、甲斐は馴染みの情報屋と接触し、不正流用をしているといういろは銀行の部長・谷川とホステスが頻繁に会っている様子を撮影した写真を受け取った。谷川はホステスに海外に別荘まで購入していた。
これらの切り札を持ち、甲斐は谷川に接触。写真を突きつけた。『あなたから黙って身を引かれることが得策だと思いますよ?』甲斐は微笑を浮かべ、谷川に迫る。
甲斐と別れた大貴は、甲斐から紹介されたスーツ店へ。大貴が探しているようなスーツはないと拒否されかけた大貴だったが、甲斐からの紹介であることを明かすと、店員の態度は豹変するのだった。
『プロボノでとんでもない大物が釣れたっていう噂なんだけど』代表弁護士・幸村チカ(鈴木保奈美)が甲斐のオフィスに入ってきた。得意顔の甲斐だったが、チカは甲斐がその依頼を大貴に丸投げしていることを知っていた。『今のあなたをアソシエイトに昇格する気はないから。それよりも降格もあり得るから』甲斐はチカからそう告げられてしまう。
新調したスーツで施設の祖母の前へ現れた大貴。祖母は大貴の立派な姿に大喜びするのだった。
帰宅した大貴は部屋が荒らされていることに気づき、動揺する。浴室の天井裏に隠してあった、かつて遊星から預かった金は無事だった。翌日、遊星から預かった金を大貴は会社のデスクに隠した。加えて、大貴は急遽引越しすることに決めたのだった。
そんな中、今日子に海部からの訴状が届いた。『どうしてそうなるんだ?例の女性、監視してたんだな?カルテは手に入れたんだな?』甲斐に言われ、大貴は頭を下げるしかない。最近遊星との件で忙しく、大貴は甲斐からの命令を実行できていなかった。『俺が関わった以上、負けは許さない。もし負けたら、君はクビだ』甲斐に言われ、大貴は宝田を説得しに向かうのだった。
『私たちは私たちのことで精一杯なの!』宝田は大貴にそう声を荒げる。今日子にも同情するが、あんな大病院の院長にたてつくと決めた以上、自分1人で戦うべきだと主張する宝田。結局、大貴の説得は失敗に終わるのだった。
公園で1人息子が遊ぶ姿を、苦悩の表情で見つめている今日子。大貴は今日子に声をかけることはできなかった。『クライアントに同情するな。勝てもしない勝負で討ち死にして、誰が喜ぶ?』甲斐のもっともな言葉が、大貴の脳裏に蘇った。
大貴は胸からバッジを外し、デスクに置くと、金が入ったアタッシュケースを持ち、事務所を出た。逃げるのか?と甲斐が声をかける。そもそもこんな経歴詐称がうまくいくはずはなかったと反論する大貴に、今回大貴がしくじった理由は詐称とは関係なく『本気じゃないからだ』と甲斐は一言。クビになった時の保険として、そんな大金を抱えているからだと指摘され、大貴はその通りだとうつむくしかない。大貴は改心し、再びやる気を出すのだった。
直後、大貴は遊星のオフィスへ。金を全てまるごと返し、これ以上関わるなと釘をさすのだった。
大逆転
『大変です!宝田工業に重機が納入されてます。従業員も雇い始めてます』宝田の様子を見に行った大貴から、甲斐に電話がかかってきた。『そういえば、前に渡したあれどうなった?』という甲斐。
再び甲斐と大貴は、病院へ。訴えを取り下げてほしいと切り出す。しかし、海部はもちろん応じなかった。『あの、セクハラの証拠ではないんですが・・・』大貴が甲斐に耳打ちし、甲斐が『あれは直接の証拠にはならんだろう。まあ、一応聞いてもらおうか?』と言った。
鈴木が取り出したのは、宝田に手渡していたというボイスレコーダー。そのボイスレコーダーには証言を止めてくれれば、援助ができるという館林の声が録音されていた。良心の呵責にさいなまれた宝田が打ち明けたらしい。
『示談だ』海部が観念し、書類にサインする。『どうせお前らも買収したんだろう?』という海部。『融資ですよ。あの夫婦は確かに金がほしい。ただ、まともに生きたいとも思っていたようです』と甲斐は告げる。
甲斐はいろは銀行の不正流用の告発者である佐橋に、宝田への融資を依頼していた。宝田が態度を翻したのは、そんな理由があったのだ。
大貴は今日子に示談成立を報告した。『こんなに・・・』今日子は書類に目を落とし、驚愕。『私、また看護師として働けるんですね?!』と目を輝かせる。
デスクに戻った大貴は、置かれてある封筒に気づく。封筒には(やめるならスーツ代を清算してからにしろ)という甲斐からのメッセージとスーツ代43万円の請求書、そして弁護士バッジが入っていた。
『大丈夫?新人君』チカはもし大貴が追い込まれ、辞めるようなことがあれば、昇格は取り消しだと甲斐に告げる。『辞めませんよ。あいつは辞めない』甲斐はそう力強く語るのだった。
直後、そんな甲斐の確信通り、再び弁護士バッジを身につけた大貴が、『お願いします!』と現れた。甲斐が差し出した手に大貴がハイタッチをしようとすると、甲斐は手を引っ込め、大貴はバランスを崩してしまうのだった。
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話の感想
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第2話が終了しました。状況が二転三転する中、大貴と甲斐がコンビとして初の案件を示談に導いた第2話となりました。
概ね原作をなぞる展開だったものの、同時進行していた銀行の不正流用事件とうまく絡ませ、大どんでん返しにて決着がつくというオリジナルの展開はなかなか面白かったと思います。物語がテンポよく進み、視聴者を飽きさせません。
そして、唯一原作のキャラクターが板についていると好評の小手伸也さん演じる蟹江と甲斐の掛け合いも楽しくなってきました。小手伸也さん、名バイプレヤーぶりを発揮してますね。
策士の甲斐と人情派の大貴とで、なかなかの名コンビですね。第3話も楽しみです。
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第3話の感想
老舗時計メーカー『KAMIYA』を訪れた甲斐。今回、社長の加宮の急死を受け、加宮の娘・娘の静佳(東風万智子)と取締役の安樂孝志(久松信美)がもめていました。
安樂が社長が亡くなる前から、国内工場を閉めて東南アジアに生産拠点を移そうと暗躍していたことを知った甲斐は、取締役会にて安樂が社長に正式に任命される前に、次期社長候補を探そうと動き出します。
一方、甲斐から同行を拒否された大貴は暇を持て余していました。そんな大貴をある総合格闘技の道場へ連れ出したのが、蟹江でした。
ハーバード卒で、世界的なゲームメーカー『BPM』のCEO兼チーフクリエーター・藤ヶ谷樹(柳俊太郎)が道場に現れることを知った蟹江は、同じくハーバード卒の大貴を足がかりとして、自身を売り込もうと画策しているようです。
月9ドラマ『スーツ(SUITS)』第3話を楽しみにしたいと思います。
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