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この世界の片隅に6話ネタバレあらすじ&感想 変わりゆく北條家,不発弾の光に飲み込まれたすずと晴美


松本穂香さん主演ドラマ『この世界の片隅に』第6話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。

かつて淡い思いを寄せていた水原哲(村上虹郎)と再会したすず(松本穂香)ですが、周作(松坂桃李)への想いの方が大きくなっていることにすずは気づきました。

そんな中、要一(大内田悠平)の戦死の知らせが舞い込むなど、すずたちの生活に戦争が落とす陰が色濃くなっていき、第6話ではついに呉に初の空襲があるようです。

以下、ドラマ『この世界の片隅に』第6話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『この世界の片隅に』第6話がまだ・・・という方はご注意ください。
 

 

ドラマ『この世界の片隅に』第6話までの簡単なあらすじ(ネタバレ

入湯上陸中の戦艦・青葉の乗組員、水原哲(村上虹郎)すず(松本穂香)を頼って、北條家にやってきました。兵隊である晢を無下に扱うこともできなため、しぶしぶ晢を受け入れることにした北條家ですが、晢のすずへの態度は馴れ馴れしく、幼馴染の枠を超えていて、周作(松坂桃李)もその家族も、あまりいい気がしないのでした。

その晩、たまたま父・円太郎(田口トモロヲ)が夜勤で不在だったため、周作は晢を物置の2階に寝てもらうことにします。晢に行火(あんか)を持って行ってあげるよう、すずに勧めた周作は、すずが外に出た途端、戻ってこられないよう、母屋の玄関の鍵を閉めました。

晢と2人きりで話すうちにいい雰囲気になり、言い寄られたすずでしたが、すずは周作の行為に腹が立って仕方がありません。すずが本当に周作のことを愛していることを知った晢がそれ以上、すずに言い寄ることはなく、様々なことが普通ではなくなっていく中、すずだけは普通でいてほしいと言い残し、去って行ったのでした。

そんな中、兄・要一(大内田悠平)の戦死の知らせを受け、広島へ向かったすずと周作。しかし、要一の遺骨として返された箱には、石が一つ入っているばかり。母・キセノ(仙道敦子)が要一は死んでいないと希望をつなぐ一方、要一がいる部隊が全滅したことが明らかな場合は軍が今回のような対応を取ることがあると語る周作。生死もわからない我が子のことを思うと、キセノは涙を堪えることができません。

呉に戻ったすずは、かつて周作が結婚を考えた人のために買ったと言っていたリンドウ柄の茶碗をリン(二階堂ふみ)にあげようと、1人朝日遊郭へ。若い兵隊と心中を図った末に風邪をひいていた、九州訛りのある遊女・テルと出会ったすずは、テルに茶碗を託すのでした。

現代では、近江佳代(榮倉奈々)が親友だという老女を江口浩輔(古舘佑太郎)に紹介しました。老女は『北條といいます』と名乗ったのでした。

さらに詳しいドラマ『この世界の片隅に』第6話までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら

ドラマ『この世界の片隅に』第1〜3話のネタバレあらすじ
 

 

ドラマ『この世界の片隅に』第6話の視聴率

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ドラマ『この世界の片隅に』第5話の視聴率は8.9%で、その平均視聴率は9.84%となりました。ドラマ『義母と娘のブルース』、ドラマ『グッドドクター』、ドラマ『ハゲタカ』、ドラマ『絶対零度』に続き、今期第5位の平均視聴率となっています。

ドラマ『この世界の片隅に』第6話の視聴率は、9%前後と予想します。実際のドラマ『この世界の片隅に』第6話の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。

ドラマ『この世界の片隅に』第6話の視聴率は、8.5%でした

第1話 第2話 第3話 第4話
10.4% 10.5% 9.0% 9.2%
第5話 第6話 第7話 第8話
8.9% 8.5%

 

第9話 最終回

それでは、ドラマ『この世界の片隅に』第6話ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
 

 

ドラマ『この世界の片隅に』第6話のあらすじ(ネタバレ)前編

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戦争中の花見

昭和20年、3月。来月から小学校へ上がる黒村晴美(稲垣来泉)が、友達ができるかと、心配を漏らす。すず(松本穂香)が大丈夫だと励ますと、晴美は『お兄ちゃんが使っとった教科書送ってくれるんだと!』と嬉しそうに語った。

突然、畑に出ていたすずと晴美の真上を戦闘機が何台も通り過ぎていった。『晴美!晴美!!』自宅にいた黒村径子(尾野真千子)は慌てて外へ飛び出していこうとするが、頭上からは砲弾の破片がひっきりなしに降ってくる。

夜勤明けで帰宅途中だった北條円太郎(田口トモロヲ)がすずたちのもとに駆けつけた。円太郎に助けられ、すずと晴美はやっとの思いで、襲撃を交わした。

空襲が落ち着いた頃、径子が畑へやってきた。晴美の無事を確認し、抱き合う2人。気がつくと、夜勤明けの円太郎は伏せたまま熟睡していた。

遅れて、周作(松坂桃李)が自宅に帰ってきた。『よいよ来たな・・・呉にも』円太郎がそうつぶやき、皆が神妙な面持ちになるのだった。

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昭和20年、4月。すずは径子とともに花見弁当を台所で詰めていた。そこへ嬉しそうな刈谷幸子(伊藤沙莉)がやってくる。幸子は、今日周作から同僚の成瀬を紹介してもらうのだ。

すると、奥から『行くって言うたじゃろ〜』という円太郎の声が聞こえてきた。足が悪いことから迷惑になることを心配したサン(伊藤蘭)が、やはり行かないと言い出したのだ。皆から説得され、サンも行くことになる。『またやめる言い出さんうちに早よ行こ!』すずたちは公園に向かって、皆で出発した。

やがて、公園に到着したすずたち。皆は成瀬に合流した。1人はぐれてしまったすずは、公園で桜を眺めている遊女・白木リン(二階堂ふみ)に偶然出会う。『うちは慰労会でね、みんなで来とるんよ』というリンは、高いところが好きだと語り、桜の木に登り始めた。『おいで、すずさんも』リンに誘われ、すずも桜の木に登るのだった。

『こいつが成瀬』幸子は周作に、成瀬のことを紹介してもらった。『すずさんは?』という成瀬の言葉を聞き、周作がすずがいないことに気づく。『はぐれたんじゃろ?どうせ』と径子は面倒くさそうな表情で言う。
 

 

リンの思い

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再び桜の木の上のすずとリン。茶碗の礼を言われたすずは、茶碗を託したテルミのことを思い出した。『風邪治りんさったかね?あのお姉さん』とすずが尋ねると、リンは『テルちゃん?死んだよ』とさらりと語った。テルミはあの直後、肺炎を起こし、死んでしまったらしい。

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『これ、テルちゃんの・・・』リンはテルミの形見の紅を取り出し、すずにつけさせた。空襲で亡くなった際は綺麗な遺体から片付けてもらえるらしいとリンは語る。『人が死んだら記憶も消えてのうなるじゃろ?秘密も消えてのうなるね。それはそれで贅沢な事なかもしれんよ。自分専用のお茶碗みたいにね』そうリンは笑い、去っていった。

すずを探す周作もまた、馴染みの客と連れ立って歩いているリンに出会う。2人は一瞬目を合わせ、言葉を交わさないまま、通り過ぎた。

やがて、周作が桜の木に登っているすずのことを見つけた。『友達を見かけて・・・そしたらみなさんとはぐれてしもうた』というずすに、皆が最後に桜を一目見ようと公園を訪れているのだろうと周作は切なそうに語る。『なんじゃ不思議な日じゃ。わしも今知り合いに会うた。笑っとって安心した』と微笑みを浮かべながら言う周作。すずは『うちも周作さんが笑うとって安心しました』と笑顔になった。

それから、呉には昼夜問わず空襲警報が鳴り響くようになり、そのたびすずたちは一家で防空壕に駆け込む日々を送ることになる。

そんなある日、円太郎が働く軍事工場が爆撃を受けた。しかし、ラジオではその被害は極めて軽微なものと報じられていた。『お父ちゃんは?』周作が帰ってきた。『だいぶやられたんかね?工場は』と尋ねるサンに、周作は自分も詳細はわからないとうつむいた。
 

 

ドラマ『この世界の片隅に』第6話のあらすじ(ネタバレ)後編

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周作との別れ

その日、日が暮れても円太郎は帰ってこなかった。サンも、すずも、周作も、円太郎のことを心配しながら、夜を過ごす。『心配ですね、お義父さん』というすずに、周作はラジオでは被害は軽微と言っていたもの、実際は壊滅的だという情報があることを明かし、すずは顔色を変えるのだった。

周作は窓を開け、縁側に座った。『なんて日じゃ。よりによって』という周作の真意が気になるすず。『なんじゃ思う?』周作はそう言い、包みを開く。そこには軍服が入っていた。今度、周作は軍事教育を受けることになり、3ヶ月は帰れないことを明かす。『軍官から武官へ肩書きが変わるだけじゃ。心配いらん』という周作だったが、すずは気が気でない。

周作はすずの手を取り、『すずさん、大丈夫かの?わしもお父ちゃんもおらんごとなって、この家守りきれるかいの?』と尋ねる。『絶対無理!』すずはそう声を荒げ、一度は立ち上がるも、思い直し、周作の背中を背後から抱いた。『ごめんなさい、嘘です。周作さん、うちはあんたが好きです。ほいでも三月も会わんかったら、周作さんの顔忘れてしまうかもしれん。じゃけえ、大丈夫!この家を守って、この家で待っとります』というすず。『この家におらんと、周作さんを見つけられんかもしれんもん・・・』周作はすずの手を取り、『ありがとう』と礼を言うのだった。

円太郎のことを探しに出かけていた径子が帰ってきた。『全然手がかりないわ。いろんな病院訪ねてみたけど、お父さんらしき人おらん』という径子。晩、帰ってきた周作も、円太郎が見つからないことを家族に告げた。『死んだんかねえ・・・あの人』突然、サンがつぶやく。家族に思い空気が流れるのだった。

周作が家を出る日の朝、眠っている周作をすずは絵に描いていた。『描いたら忘れんでおってくれるか?わしのこと』という周作。そして、周作は軍服に着替え、家を出て行くのだった。
 

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被災したすずと晴美

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現在。『私もね、被爆者なんよ』老婆・節子から打ち明けられた近江佳代(榮倉奈々)と江口浩輔(古舘佑太郎)。節子は小さな時に被爆したことを明かし、浩輔は驚く。『嬉しい、あの家で暮らしてくれるなんて』と節子は嬉しそうに語った。

かつて、佳代が悩み、涙していた時、節子が『居場所はどこにだってあるよ?生きていく場所なんてどこだってええ』と励ましてくれたことを佳代は思い出す。節子が差し出したカフェのイメージ図はとても綺麗に描かれていて、佳代たちは驚きの声をあげる。『お母ちゃんが教えてくれたんよ』という節子。『すずさん?』と佳代が尋ねると、節子はうなづいた。

再び、昭和20年。円太郎が負傷し、海軍病院に入院していることがわかった。負傷しているとはいえ、命に別状はないことを知ったサンは、笑いながら涙するのだった。

周作と同じ軍事学校へ行っている成瀬。幸子は成瀬が帰って来れば、祝言をあげることを、すずや堂本志野(土村芳)に明かした。すずたちは幸子を祝福し、幸子も嬉しそうな表情を浮かべるのだった。

円太郎の見舞いに行ってきた径子が円太郎の腕時計を持ち帰ってきた。空襲で壊れたため、修理してきてほしいと円太郎に頼まれた径子は『これは、あれじゃろうか・・・?』と円太郎が下関に一度行って来いということだろうか?と語り始める。『行っといたほうがええ』サンも賛成し、径子は晴海を連れ、下関に行くことになった。

翌日、下関へ行くため、切符を買いに駅へ向かった径子と晴美、すず。しかし、駅には大行列ができていたため、径子が並んでいる間に、すずは晴美と円太郎の病院へ見舞いにいくことになった。

病院への道中、晴美が『すずさん、海のほう行ってもええ?友達に自慢したいんよ!』と言い出した。『ちょっとだけですよ』すずと晴美が手をつなぎ、歩き始めると、突然空襲警報が鳴り始める。すずと晴美は近くにあった防空壕に入れてもらい、凌いだ。

凄まじい爆音が鳴り響き、やがてすずと晴美が外へ出ると、空襲を受け、街は瓦礫の山となっていた。径子のもとへ急ぐ2人。ふと、晴美が立ち止まり、『すずさん、今度うちのこと描いてね!』と笑顔ですずに言う。晴美の背後には、不発弾が落ちていた。

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『危ない!』晴美の手を引き、その場から逃げようとしたすず。その時、不発弾が爆発した。
 

 

ドラマ『この世界の片隅に』第6話の感想

ドラマ『この世界の片隅に』第6話が終了しました。ますます戦争が激しくなる中、北條家もその影響を強く受け、ついにすずと晴美がその被害を直接受けてしまうことになった第6話となりました。

自分たちが住む呉への被害が出始めるなか、円太郎が勤めていた軍事工場が爆撃を受けました。ラジオでは国民の不安を煽らないよう、その被害は極めて軽微なものだと報じられましたが、実際には工場は壊滅状態となっていました。この件だけに限らず、すべての情報が操作されていて、国民は本当のことを知ることが許されなかったようです。そんな状態で、日々を生きていく不安は計り知れませんね・・・

また、戦況の悪化とともに、周作の立場にも変化が現れます。自らの家族が戦争に駆り出されていくことは、とても名誉なことだという認識でいなければいけなかった当時、家族の思いはいつの時代も同じで、すずのように不安で不安で仕方がなかったに違いありません。しかし、家族にできることは家族の無事を信じて待つことしかなく、不安な気持ちを抑えて、周作を送り出したすずの心境を考えると、心が震えました。

そして、リンの言葉も印象的でした。遊女となった経緯も、遊女となってからの周作との関係を含めた半生も、辛いことの連続だったと推測されるリン。それら背負っていることのすべてが、死ねば失くなるということを贅沢だと認識しているリンのこれまでの半生が、どのようなものだったのか?リンが背負っていることの重さ、辛さを改めて知った描写でした。
 

 

ドラマ『この世界の片隅に』第7話のあらすじ

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不発弾の爆発に遭ったすずが目を覚ますと、そこは北條家でした。身体は全く動かず、夢と錯覚してしまいそうになるすずでしたが、やがてすべてを理解します。すずは底知れぬ絶望と悲しみに襲われるのでした。

数日後、北條家にもついに焼夷弾の被害が及びます。戦局の変化で訓練が中止になった周作が帰宅し、周作の顔を見て緊張が緩んだすずは倒れてしまうのでした。

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ドラマ『この世界の片隅に』第7話を楽しみに待ちたいと思います。
 

 

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