波瑠さん主演ドラマ『サバイバルウェディング』原作結末までの簡単なネタバレあらすじをまとめてみました。
ドラマ『サバイバルウェディング』は仕事も婚約者も失い、崖っぷちに立たされた部下(波瑠)が、女性向けライフスタイル誌のカリスマ編集長(伊勢谷友介)からのアドバイスを生かし、思わず男性が結婚したくなるような女性に変貌を遂げていくサクセスストーリー。
そのブランドのマーケティング戦略をベースとした恋愛術が実にユニークで、決して妥協や値引きすることなく、相手に買わせるノウハウが満載です。
結末、高い女に成長を遂げた主人公が、元婚約者(風間俊介)、新たな男性(吉沢亮)、そして意外な素顔が隠されていた上司(伊勢谷友介)の3人の男性の中の誰を選ぶのか?も要注目ポイントです。
以下、波瑠さん主演ドラマ『サバイバルウェディング』原作結末までのネタバレあらすじをまとめています。ドラマ『サバイバルウェディング』のネタバレにつながる可能性がありますので、ご注意ください。
目次
『サバイバルウェディング』結末までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
ドラマ『サバイバルウェディング』の主人公・黒木さやか(波瑠)は、数ヶ月後に控えた自分の誕生日に、婚約者・石橋和也(風間俊介)と結婚式をあげるべく、勤めていた出版社を寿退社します。
しかし、和也に藤井カオリ(石田ニコル)という海外コスメ美容部員との浮気が発覚し、さやかは捨てられてしまいました。
こうして、すべてを失ったさやかが元上司と交渉した結果、紹介してもらったのが女性向けライフスタイル誌の編集長・宇佐美博人(伊勢谷友介)でした。宇佐美は半年間、自分の言う通りに婚活し、その様子をrizに連載すること、半年経過した時にさやかが結婚に至っていなければ解雇という条件を突きつけ、さやかは嫌々ながら従うことになるのでした。
まだ元婚約者・和也のことが好きなさやかは、和也との復縁を目指すことに。しかし、和也にはカオリという美容部員らしく華やかな新彼女がいます。再び和也と定期的にあう関係にはなれたものの、さやかが宇佐美のアドバイスを守れなかったため、セフレ同然の関係に・・・
そんななか、出版社勤めの年下イケメン・柏木祐一(吉沢亮)と出会ったさやか。宇佐美からのアドバイスをもとに、なんとか祐一に近づこうとするさやかでしたが、広告元のOL・栗原美里(奈緒)という強力なライバルが現れ、火花を散らすことになっていきます。
加えて、さやかは今まで高慢で強引だとしか思っていなかった宇佐美に、意外な一面があることを知っていきます。同僚の三浦多香子(高橋メアリージュン)たちにも、さやかと宇佐美はお似合いだと言われ、さやかは宇佐美のことを意識するようになるのでした。
実は、祐一にはある夢があり、その夢を叶えるための伴侶として、祐一はさやかを選びました。しかし、祐一の夢の実現を応援するためには、さやかが失ってしまうものが多々あり、さやかは結婚し、祐一を支えることに決心がつきません。
また、そんな折、和也の浮気の原因が自分にもあったことを知ったさやか。和也の浮気の真意と自分の過ちに気付いたさやかは、弱った和也を目の当たりに心が揺れてしまうのでした。
そして、結末。さやかは宇佐美が設定した期限以内に結婚式を挙げることができました。さやかの隣にいたのは、果たして誰・・・?!
以下から始まるドラマ『サバイバルウェディング』原作結末までのネタバレあらすじでは、わかりやすいよう、さやかと3人の男性との関係性に注目して、それぞれの男性ごとにまとめています。また、さやかが実践した宇佐美のマーケティング戦略を生かした恋愛術・婚活術もまとめていますので、チェックしてみてください。
それでは、ドラマ『サバイバルウェディング』原作結末までのネタバレあらすじ、スタートです!
『サバイバルウェディング』宇佐美流、恋愛・婚活術まとめ(ネタバレ)
捨てられた理由は『安いから』
婚約者・石橋和也(風間俊介)に他の女性と比較された結果、捨てられた黒木さやか(波瑠)。その理由は、和也が結婚という代償を支払うには、さやかが安過ぎると判断したため。
例えば、100万円のエルメスのバッグと100万円のユニクロのバッグがあった場合、100万円のエルメスのバッグが普通に売れることに対して、100万円のユニクロのバッグは全く売れない。その理由は、消費者が100万円を支払うのと引き換えに手に入れられるユニクロのバッグが安過ぎる、つまりユニクロのバッグに100万円の価値がないと判断するため。
男性が結婚という代償を支払うに値する女性になれれば、結婚することは簡単。
宇佐美の名言
『女としての価値なんて、売り方次第でいくらでも上がる』
物の価値を高めるのは、物を持っている人間
世界各国の王族や有名人に愛されているハイブランド。そのブランドを持っている人物がハイスペックであればあるほど、そのブランドの価値が上がるというブランドの売り方に着目した女性の価値の上げ方。
結果、宇佐美がハイスペックだと判断したのは、自分自身。借り物のフェラーリに乗って、和也の前に現れた宇佐美はさやかを助手席に乗せ、去っていく。和也は男としての自信を取り戻すため、再びさやかのことを追うことになるのだった。
安売りするな
ハイブランドはその価値を高いまま保つため、決してセールをしない。シーズンの売れ残りはすべて処分するという潔さだ。これと同様に、女性を安売りする、つまり簡単に身体を許すと自らの女性としての価値が下がってしまう。
宇佐美の名言
『大切にされたかったら、体を許すなよ』
自分を愛せ
ルイ・ヴィトンが日本で初めて出した広告は『買ってください』という商品の宣伝ではなく、コピー商品への注意喚起を促す広告だった。ブランドの価値を落とす要因を徹底的に排除するという姿勢は、自らのブランドを愛しているからこそできること。
裏を返せば、セフレという待遇に甘んじていること=自分はその程度の価値の女性ということを認めていることになる。
宇佐美の名言
『お前が体だけの関係を続けているのは、自分への愛情が足りないからだ。自分を愛せ』
部屋を片づけろ
雑然とした環境がそこに身を置く人間に良い影響を与えることはない。別れた彼氏の物、写真、連絡先はもちろん、不用品は思い切って捨てること。
コーチになれ
ハイブランドのバッグは買えないが、安物のバッグを持つのは嫌だという消費者に目をつけたのがコーチ。6〜7万円前後の価格帯に特化し、成功したコーチに習い、男性のニーズを調査し、自分だけが提供できる分野のものを提供すべし。
宇佐美の名言
『エルメスは無理でも、コーチくらいにはなれる』
時代に合った戦略を
贅沢品が売れない戦時下、軍を顧客とするなどその時代にあった戦略をとったことで成功したティファニー。これに習い、男性が奥手な今の時代に、女性からのアプローチはよりスペックの高い男性をゲットするためにも必須。
男性からのアプローチを待っていると、泣かされる可能性も高い。自らアプローチをしてくる男性=他の女性とも接点を作れる男性のため、浮気や心変わりが多い。
宇佐美の名言
『そいつらの後ろにはスペックが高くても、女がいない男っていうのが大勢いる』
デートでイルミネーションには行くな
太古から、男性は力を誇示し、それを周囲から認められることで喜びを感じてきた生き物。初デートには、イルミネーションや小洒落たレストランよりも、居心地のいい居酒屋の方が適している。
宇佐美の名言
『男とデートするなら男に力を使わせることを考えろ。それで、お前はそれを認めてやることだ』
男性に結婚を躊躇させる大きな理由
一生独身を貫こうと考えている男性は少く、ほぼすべての男性が将来的な孤独への不安から結婚を望んでいる。それを躊躇させるのが、一生相手を養い続けることができるのか?という不安。とはいえ、男性はプライド的にも女性に食わせてもらおうとは考えていない。
したがって、何かあっても大丈夫だという安心を相手に与えることがベストで、『無職になったら養ってあげる』というスタンスが良い。
宇佐美の名言
『誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて、人を幸せにできる人間になれってことだ』
『サバイバルウェディング』さやかと和也が迎えた結末(ネタバレ)
復縁目指すも、失敗・・・
『結婚できない』と切り出され、破局したさやか(波瑠)と和也(風間俊介)。宇佐美のアドバイスに従い、定期的に会う関係になるも、さやかが宇佐美の言いつけを守れずに身体を許してしまったことをきっかけに、セフレ状態に・・・
別れるくらいなら今のままでいいと考えていたさやかだったが、宇佐美の『自分を愛せ』という言葉で目を覚まし、和也の連絡先を消去。関係を絶つ。
その後、和也からはちょくちょくアプローチがあるが、さやかはすべて拒否するのだった。
元彼に頼った罰
30歳の誕生日を迎えたさやか。新たな出会いに生かすためのダイエットはうまくいかず、仕事でもミスをしてしまい、落ち込んでしまう。誕生日の夜なのに、予定がないという寂しい状況に耐えられなくなったさやかに、和也から連絡が・・・『誕生日くらい何かさせてくれ。もう予約してあるから』と押し切られ、会ってしまう。
食事後、『今日うちに来ないか?』と誘われるがままに、和也の自宅を訪ねたさやか。しかし、そこには和也の新彼女・藤井カオリ(石田ニコル)の姿があった。『私たちもうすぐ一緒に暮らすんです。もう会わないでいただけますか?和也、あなたのこと、セフレだったって言ってました』そうカオリから告げられたさやかは、しわくちゃの紙袋に押し込まれたさやかの私物をカオリから押し返される。
和也がさやかのことを追ってきてくれることもなく、さやかは誕生日の夜、1人泣きながら家に帰ることになってしまったのだった。
浮気の真意
その後、和也はリストラ対象となり、いつ本社から切り離されてもおかしくない経営不振が続く子会社への出向が決まる。また、そのことがきっかけとなり新彼女・カオリからも捨てられてしまった。
ショックのあまり、会社を欠勤し続け、昼間から酒の匂いを漂わせている和也に、偶然出会ったさやか。『怖かったんだ・・・』和也はさやかと出会って今まで、本当の自分をさやかに見せ、嫌われることが怖かったことを涙ながらに明かす。また、さやかも、そんな和也の本心に気づかないまま、和也のことをわかろうともせず、結婚で和也を縛ろうとしていたことに気づいた。
そのことに気づいた時、さやかの心からは和也を憎む心が消え、素直に『できるよ、和也なら。なんとかなるよ』という言葉が出てくる。和也も『ありがとな』と言い、2人は別れたのだった。
『サバイバルウェディング』さやかと宇佐美が迎えた結末(ネタバレ)
和也と張り合った宇佐美
宇佐美に連れられ、デザイナーズブランドのレセプションパーティーを訪れたさやか。会場には和也と新彼女・カオリの姿があった。
さやかの悲しげな表情から仕返しをしようとしたのか、宇佐美は和也のもとへ。和也と張り合い、飲めない酒を飲み、潰れてしまった。
宇佐美の意外な素顔
潰れた宇佐美を自宅へ送って行ったさやか。高級タワーマンションの最上階に住んでいそうなイメージのあった宇佐美だったが、その私生活はいたって質素だった。
部屋の中に入ったさやかは、修正済みの原稿や様々な仕事関係のものを見つけ、宇佐美が帰宅してからも熱心に仕事をこなしていたことを察する。ふと、見下ろしたソファーで眠る宇佐美の頭には数本の白髪が混じり、その目尻には年齢相応のシワがあった。普段、傲慢な態度の宇佐美も人知れずいろいろなものと戦っているのだということに、さやかは気づくのだった。
『付き合っちゃえば?』
最初こそ宇佐美に圧倒されるさやかだったが、この頃になると宇佐美への突っ込みも上達し、編集室において2人は名コンビと認識され始める。2人ほどのベストカップルはいないと思うという同期・三浦多香子(高橋メアリージュン)と、『私もそう思う!』という先輩の杉優子(須藤理彩)。否定しながらも、さやかは宇佐美のことを思わず意識してしまうのだった。
宇佐美に重ねた父親の面影
さやかの両親は、父が外に女性を作ったことが原因で離婚していた。部下を気遣うようなそぶりは一切見せないながらも、実はものすごく部下思いである宇佐美の愛情に、さやかは気づくようになる。
ある日、さやかはオフィスを出て行くスーツ姿の宇佐美の後ろ姿に、出て行った父親の後ろ姿を重ねている自分に気づく。
さやかの結婚式。さやかは、父親代わりにバージンロードを一緒に歩いてほしいと宇佐美に頼み、宇佐美は文句を言いながらも応じてくれた。宇佐美はさやかに、いつでも戻ってきていいと言ってくれ、一緒にバージンロードを歩いたのだった。
『サバイバルウェディング』さやかと祐一が迎えた結末(ネタバレ)
年下イケメンを年下OLと奪い合う展開
雑誌に掲載する製薬会社とのタイアップ広告の件で、広告代理店に勤める柏木祐一(吉沢亮)と仕事をすることになったさやか。さやかは祐一に一目惚れ。なんとか連絡先を交換し、週に1度くらい差し障りのないメールを送りあう仲になる。
仕事先でちょくちょく顔をあわせるも、そこには年増女に祐一を渡してたまるかと言わんばかりの強敵、OL・栗原美里(奈緒)の姿があり、さやかは祐一との関係を進めることがなかなかできない。
転機
宇佐美からのアドバイスを受け、祐一を居酒屋デートに誘ったさやかだったが、デート中、広告に誤植が発覚し、祐一は徹夜で広告の差し替えをしなければならない状況に陥った。
さやかは自ら手伝いたいと申し出、蒸し暑い倉庫にて広告の差し替えをすることになる。気を使う祐一に、『私どこでも生きていけるタイプなんです。インドに行った時は、駅にダンボールを敷いて野宿をしたこともあるんです。だから男と思って指示してください』とさやかは伝え、無事すべての差し替えが終了した。
この件をきっかけに、祐一の中でのさやかのイメージが変わった様子。祐一は『なんていうか、僕が今まで出会った女性とは違って、強いというか・・・そういうところが素敵だなって』とさやかのことを褒めるのだった。
プロポーズ
宇佐美との約束の期限が1ヶ月先に迫った。祐一とは週末にデートを繰り返す仲にまで発展していたが、それ以上先になかなか行かないことに悩むさやか。祐一からは、告白も身体を求められることもなかった。
宇佐美のアドバイスに従い、勇気を振り絞り『私たちって付き合ってるのかな?』と切り出したさやか。『そのことなんだけど・・・』祐一がそう言い、差し出したのは婚約指輪だった。『俺についてきてほしい。一緒にインドに行ってほしいんだ』
迷い
さやかがてっきり転勤かと思っていると、どうやらそうではないらしい。インドでの起業を目指す祐一は、会社を辞めるという。事業が軌道に乗るまでの間は、貯金と退職金で乗り切ろうと考えているという祐一の計画を聞いたさやかの心に迷いが生じた。
福岡で1人暮らしする母親のことを考えると、さらに迷いが大きくなった。『あんたがその人についていくって決めたなら、ついていきなさい。こっちのことは心配せんでいいからね』という母親だったが、その表情からは寂しさが見て取れた。
迷っているさやかに、追い打ちをかけたのが、同期の多香子だった。寿退社が決まり、仕事がおろそかになっていると多香子がさやかに指摘したことをきっかけに、2人は口論に・・・祐一についていくかどうかを迷っていること自体が、条件で男性を選んでいる証拠だと言われてしまったさやか。
この口論をきっかけに、さやかの中で(インドは無理だ・・・)という答えが出た。
さやかが出した答え
インドについていくのは無理だという答えを、祐一に伝えに行ったさやか。しかし、祐一の顔を見た瞬間、さやかの胸に湧き上がってきた想いは『この人と一緒にいたい』というものだった。さやかは、祐一についてインドに行くことに決めた。
父親の説得
祐一は会社を辞め、さやかと式を挙げたのちにインドへ発つことになった。しかし、祐一は未だに父親・柏木惣一(生瀬勝久)からの許可を得られていなかった。祐一の父親はある大企業の経営者。会社の創立30周年パーティーにて、祐一の父と初対面を果たしたさやか。さやかは祐一への夢への理解を父親に求めるが、逆にこれから起業する夫を支えていく覚悟があるのか?と問われ、口ごもってしまう。そんなピンチを救ったのは、宇佐美だった。
父親を見事説得した宇佐美は、『大切なのはどんな選択をするかじゃない。自分が選択した人生を強く生きるかどうか、ただそれだけだ』とさやかに伝え、さやかの背中を押した。
結婚式
こうして、親からの理解も得られ、さやかと祐一は皆が祝福する中で結婚式を挙げることができた。宇佐美にエスコートされ、バージンロードを歩いていくさやか。バージンロードの向こうに、祐一の姿が見えた瞬間、さやかは自分が世界一幸せであることを実感するのだった。
以上、ドラマ『サバイバルウェディング』の原作結末までの簡単なネタバレでした。
元彼・和也とは、別れというよりも卒業という言葉がふさわしい最後となり、ベストカップルと思われた宇佐美には、父親のような頼もしさを感じていたさやか。結末では、人間的にひとまわりも、ふたまわりも成長し、祐一と結ばれました。
時系列ごとにまとめた、さらに詳しいネタバレあらすじが知りたい方は、以下も合わせてご覧ください。
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