中谷美紀さん主演ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
修羅場を経て、それぞれの妻が『夫と離婚する』という答えを出しました。応じたくない夫たちは抵抗しますが、真弓(中谷美紀)は娘・麗奈(桜田ひより)との新しい人生、そしてある意味一途な綾子(木村多江)は秀明(玉木宏)との新しい人生を目指して、着々と歩き始めます。
以下、ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
夫・佐藤秀明(玉木宏)との離婚を決意した真弓(中谷美紀)。本心では離婚したくない秀明でしたが、離婚の原因が自らの浮気であること、また余計なプライドも邪魔し、抵抗することができずにいました。
残すは離婚届を提出するのみとなり、真弓と娘・麗奈(桜田ひより)にマンションを渡すことになった秀明は1人狭いアパートへ引っ越しすることに。そこへ離婚に応じてくれない夫・茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)のもとから飛び出してきた綾子(木村多江)が押しかけます。綾子は秀明との結婚を全く諦めていないのでした。
離婚届を出す前に、夫婦最後のデートをした秀明と真弓。何とか真弓に結婚当初の気持ちを思い出してもらい、離婚を踏みとどまってもらえないかと考えた秀明は、2人の思い出の土地巡りを計画。夫婦としての最後の夜まで、何とか離婚しなくて済む方法はないかと考えていた秀明でしたが、一歩を踏み出すことができずに、結局は家を出てしまいます。
流されるままに浮気し、離婚となり、またもや強引な綾子に流されようとしている秀明のことを、見損なった森永桃(高橋メアリージュン)。『あんた何やってんの!?今まで一度でも自分から動いたことあるの?だから、捨てられるんだよ!』と森永から一喝されますが、なすすべもない不甲斐ない秀明・・・
こうして、真弓は離婚届を提出し、佐藤夫婦の正式な離婚が成立しました。しかし、真弓の知らないところで、親の離婚による影響が娘・麗奈の身に及び始めていました。同じ部活の親友に、誰にも言わないでほしいという前提で親の離婚を打ち明けた麗奈でしたが、部活中にその噂が広がり、麗奈は好奇の目で見られるようになってしまっていたのです。
更に詳しいドラマ『あなたには帰る家がある』第7話までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
ドラマ『あなたには帰る家がある』第1話〜第6話のネタバレあらすじ
ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話の視聴率
ドラマ『あなたには帰る家がある』第7話の視聴率は9.0%という結果になりました。最終回に向け、視聴率が上がってきています。
ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話の視聴率は、再び上昇し9%代と予想します。実際のドラマ『あなたには帰る家がある』第8話の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。
※ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話の視聴率は7.7%でした
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
9.3% | 8.1% | 9.1% | 6.5% |
第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話 |
8.0% | 7.9% | 9.0% | 7.7% |
第9話 | 最終回 |
ー | ー |
それでは、ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話のあらすじ(ネタバレ)前編
勃発した学校辞めたい問題
『で、どうです?その後の生活は?』カレーショップこまちにて、三浦圭介(駿河太郎)に離婚後の生活の様子を尋ねられた佐藤真弓(中谷美紀)。真弓は『すっごい快適!』と秀明なしの生活が最高であることを笑顔で報告した。
しかし、その晩、真弓は麗奈(桜田ひより)から『学校やめたい・・・』と切り出される。『公立の方が学費安いし・・・』と言う麗奈だったが、真弓は麗奈のバッグについていた足型に気づき、いじめを疑うのだった。
家を出ている母の様子を、父・茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)から尋ねられた慎吾(萩原利久)。慎吾は綾子(木村多江)が働くと言っていたことを報告。太郎の母は『できやしないよ。男に寄生するしか能がないんだから』と言い捨てるのだった。
麗奈が学校を辞めたいと言っていたことを聞いた愛川由紀(船木優子)が、三浦に話したことから、三浦伝いにそのことを聞いた秀明。その晩、秀明は麗奈のインスタをチェック。『あれ?なんで?』秀明は異変に気付く。
直後、秀明は真弓にLINE。(麗奈元気にしてる?)秀明からのLINEを読んだ真弓。しかし、(1人でやってくんだ!頼るまい)と決意した真弓が返信することはなかった。
森永桃(高橋メアリージュン)に酔っぱらい醜態を見せてしまったことを詫びた秀明。しかし、秀明は森永から『どうか茄子田様の奥様と末長くお幸せに』と冷たく言われてしまう。
ハローワークを訪れた綾子。しかし、今まで職歴が一切ないことから、担当者からは一度実家に身を寄せ、資格を取ってはどうかと言われてしまう。しかし『でも大丈夫なんです。結婚が決まってるんで』と言う綾子。その様子を、背後から太郎が伺っていた。
修学旅行の見積もりを持って、太郎の中学校を訪れた真弓。真弓は学校を辞めたいと言い出した娘のことをそれとなく相談した。しかし、太郎は『知らぬは親ばかりだって言うのよ。特に女親は視野が狭いからな』と言い、真弓は太郎に相談しようと思ったことを後悔した。
太郎は綾子が働こうとしていると明かし、『すぐに思い知るだろう。世間はそんなに甘くないってな』と綾子をバカにする。真弓は専業主婦のことを見下した太郎の発言に思わずカッとなり、『帰ってきてほしいなら、専業主婦をバカにした態度、改めた方がいいと思います』と反論。『奥さんだからといって、あなたの所有物でも家政婦でもなんでもないんですよ?!』と説教し、中学校を後にしたのだった。
綾子の作戦
『ごめん。塾の帰りにちょっとだけ話したら、先輩にも広まっちゃって・・・』麗奈は親の離婚のことを相談した親友・楓からの謝罪を受けた。『いいよ!』と作り笑いを浮かべる麗奈。一緒に帰ろうと誘われた麗奈だったが、麗奈は約束があると嘘をつき、去っていく。
麗奈が校門を出ると、秀明の姿があった。話をしようとする秀明のことを完全に無視し、麗奈は帰って行った。『これ、パパの新しい住所!』秀明は去っていく麗奈のカバンのポケットにメモをねじ込んだのだった。
帰宅した麗奈は『ママが言ったんでしょう?私が学校辞めたいって言ったこと』と秀明が待ち伏せしていたことをに対して、怒っている様子。『ご飯いらないから』と麗奈は自室に閉じこもってしまった。
『お願いだから余計なことしないで!』直後、真弓は秀明に電話し、釘を刺した。真弓はそれだけ言うと、すぐに電話を切った。(久々に仕事以外で人と話したな・・・)と秀明がしみじみ考えていると、部屋のチャイムが鳴る。昼間、麗奈に住所を渡したことから、麗奈かもしれないと期待した秀明だったが、秀明を訪ねてきたのは雨に濡れた綾子だった。
『急に降られちゃって・・・今日は傘持ってなかったから』という綾子のことを拒絶したいと内心では思いながらも、秀明は綾子を部屋にあげ、タオルを渡してしまうのだった。
秀明が席を外したすきに、綾子は秀明の部屋を物色。引き出しの中から鍵を見つける。
戻ってきた秀明に、仕事が見つかったことを綾子は報告。秀明はそんなことをしなくても、家に戻るべきだと告げる。『私も働いて、秀明さんを支えたい!』という綾子。秀明は(結局、俺のことを必要としてくれるのはこの人だけか・・・その過剰な愛に飲まれて、溶けてなくなるのも楽なのかもしれない・・・)と思ってしまうのだった。
綾子はすんなり帰って行った。部屋を出た綾子は(寂しいくせに)と内心笑いながら、折り畳み傘を差し、帰って行った。
翌朝。麗奈は学校を辞めたいと言い出したのは、タイムが伸び悩んでいたため、軽い気持ちから言ってしまっただけだと真弓に嘘をついた。『な〜んだ!!』真弓はすっかり騙され、笑顔になった。
その日は麗奈の陸上の大会の日だった。競技場に麗奈が到着すると、部員たちが麗奈のことを噂しているのを、麗奈は聞いてしまう。『ねえ、聞いた!?麗奈の家の話!』『ヤバくない?』『麗奈、かわいそうだよね』麗奈はその場から逃げ去ってしまう。
その頃。真弓と真弓の母、秀明も麗奈の応援のため、競技場を訪れていた。そこに楓が走ってくる。『あの!麗奈ちゃんが!!』
麗奈は1人、競技場を抜け出し、慎吾に(元気?)とLINEを送っていた。
ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話のあらすじ(ネタバレ)後編
爆発した麗奈
そこに、真弓が駆けつけた。『大会始まっちゃうよ?楓ちゃんも先生も心配してるよ?!』という真弓に、麗奈は『もう頑張れないよ!』と声を荒げ、父親の浮気や綾子の殴り込みなどの事実が部員全員に知られてしまったことを明かす。
『私が頑張れば、ママが喜ぶのはわかってるけど、もう頑張れないの!ママ全然わかってない!これ以上、私に気を使わせないで!!』そう叫ぶ麗奈を、真弓の母が『今日はサボっちゃおう』と連れて帰った。一部始終を駆けつけた秀明も聞いていた。
麗奈と真弓の母が去った後、秀明は麗奈のSNSから楓とのやりとりが消えたことから、楓と何かあったのかと心配していたことを明かした。何も気づいていなかった真弓は『何やってんだろう・・・見当違いに励まして、気使わせて・・・』と落ち込む。秀明は『全部1人で背負おうとしないで』と優しく真弓を励ました。
綾子が働く食堂を太郎が訪れた。太郎に向かい『お席空いてますよ』と他人を貫く綾子。太郎は仕方なく席に座り、ハンバーグ定食を注文するのだった。
翌日、真弓の実家に、秀明が麗奈のことを迎えに来た。その日は月に一度の面会の日だったのだ。麗奈の気をひこうと必死な秀明だったが、麗奈は喋らなくていいから映画がいいとつれないのだった。
結局、2人はとある茶店に。幼い頃の麗奈との思い出を秀明は語る。しかし、麗奈はスマホから目を離そうとしない。『麗奈、ごめん。パパのせいで・・・パパ酷いことした。麗奈のことすごい傷つけた。でも、パパなんかのせいで走ることも、学校のことも、友達のことも諦めて欲しくない!』必死に謝罪する秀明だったが、大事な大会をサボってしまったことから、もう部には戻れないという麗奈。『もう部活も学校も辞めるから!しつこくしないで!!』麗奈は声を荒げ、走り去っていく。麗奈の後ろ姿を呆然と見送っていた秀明は突如(しつこくて、何が悪い・・・!!)と思い立ち、麗奈のことを追いかけ始めた。
『麗奈!!本当にごめん!!』追ってくる秀明。『ついてこないで!!馬鹿じゃないの!?』麗奈は逃げる。そんな2人の様子を、真弓は偶然目撃してしまった。『麗奈?!パパ?!パパが走って・・・』真弓も2人のあとを追いかけ始めた。
諦めない綾子
やがて、秀明の前で踏切が降りてしまった。踏切の向こうの麗奈は『パパなんて大嫌い!!』と泣き叫ぶ。『でも頑張れ!!』と叫ぶ秀明。真弓が秀明に追いついた。
『高校生になって、大学生になって・・・パパ、一生麗奈のことを応援したいんだよ!!嫌われても、呆れられても、一生麗奈のこと応援したいんだよ!!だから、麗奈、頑張れー!!』と叫ぶ秀明。真弓も『ママも麗奈のこと応援したい!!』と言い出し、2人は踏切の向こうから声の限りに『頑張れ!!』と叫ぶ。
電車が通過したあと、麗奈に追いついた真弓。麗奈は泣きながら、『3人がいい・・・』と言い始めた。『やっぱり一緒がいい』という麗奈のことを抱きしめ、真弓も涙を流しながら『ごめん、麗奈』と謝るのだった。2人がふと我に帰ると、路上に倒れ、力尽きた秀明の姿があった。『見て、麗奈。パパ、死にそう』という真弓。真弓と麗奈は声をあげて笑ったのだった。
結局、その日、秀明は真弓と麗奈とともにかつての自宅で食事を食べた。帰りがけ、秀明は『困ったときは頼ってよ』と切り出す。真弓も『わかった』と答え、秀明は去っていく。
綾子が仕事を終え、食堂から出てくるのを、待ち伏せしていた太郎。太郎は『俺は今まで、お前に嫌な思いをさせていたのか?俺はお前を傷つけていたのか?』と切り出した。『どうでもいい。もう昔のことだし』と答え、去っていく綾子に、太郎は『お前の過去まで消せると思うのか!?』と声を荒げ、『逃げられると思うなよ・・・』とつぶやくのだった。
翌朝。迎えに来た楓と向き合った麗奈。『本当は私怒ってる。なんで言っちゃうの?ひどいよ』という麗奈に、楓は謝罪。麗奈は『わかった!』と笑顔になり、2人は仲良く手をつなぎ、登校していくのだった。
太郎の中学校に、森永が家の建て替えのキャンセルにかかった手数料の請求書を持ってやってきた。『ご存知ですか?今奥さん誰といるか?』森永は意味深な笑顔を浮かべ、太郎に尋ねる。
その頃、真弓は秀明宛てに届いた郵便物や忘れ物などを届けに秀明のアパートへ向かっていた。メモを片手に秀明のアパートへ歩いていく真弓とは別経路で、秀明のアパートへ猛ダッシュしていく綾子の姿があった。綾子は真弓が到着する直前に、秀明のアパートへ到着。この間、秀明の部屋で盗んだらしい鍵を使い、部屋を開けた。
真弓がアパートの前に着いたとき、ちょうど秀明も帰ってきた。真弓の姿を見つけ、『どうしたの?』と嬉しそうな秀明。『お届け物!』と真弓も笑顔で答える。すると、アパートのドアが突然開き、中から秀明のものらしい大きめのパーカーを羽織った綾子が出てきた。綾子は秀明に向かって『おかえりなさい』と微笑み、真弓に向かって『あら、お世話になってます』と微笑む。駆けつけた太郎が、一部始終を目撃していた。
ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話の感想
ドラマ『あなたには帰る家がある』第7話が終了しました。麗奈のピンチに、真弓と秀明がチームプレーで立ち向かった第7話となりました。
表面では気にしていないふりをしながらも、麗奈は麗奈なりに、父親に浮気をされ、離婚することになった母のことを気遣っていたようです。本当は自分も一杯一杯であることを隠し、麗奈は真弓に心配をかけないよう、明るく振舞っていました。
第7話では、これまで流されるままだった秀明が、娘のために初めて自分から動きました。相手に拒否されると、おとなしく食い下がってしまう秀明でしたが、今回は違いました。『しつこくしないで!』と娘に拒否されても、父として退いてはいけないと感じた秀明は、娘のためにプライドも何もかも捨て、食い下がりました。これが前話で、真弓にできれば、離婚せずに済んだのかもな・・・とは思ってしまいますが、真弓との離婚により、秀明もまた変わり始めたのでしょう。
この調子で、綾子もきっぱりと拒否してほしいところですが、綾子はまだまだ秀明との結婚に向けて、爆走中です。鍵を盗み出すなど、犯罪まがいの行動をとっても、なんとか自分と秀明とが『そういうこと』である状況を真弓や太郎に見せつけたいのでしょう。強引なやり方をすれば、自分の思い通りになると見くびられている秀明。完全に舐められていますね・・・
個人的には、『ご存知ですか?今奥さん誰といるか?』と太郎に告げた森永と綾子の関係が気になりました。自分のことを諦めてほしい太郎に、あの状況を見せたいという綾子の願望は、森永の一言がなければ叶わなかったはずです。ちょうど、綾子が秀明宅へ潜り込もうとしている時に、あの森永の一言は偶然が過ぎますね。とは言っても、森永にとって、綾子と繋がることは何の利益も生まれないような気がするので、やはりただの偶然なのか?今後、注目していきたいポイントです。
ドラマ『あなたには帰る家がある』第9話のあらすじ
綾子が秀明のアパートから出てきたことから、2人が一緒に住んでいるのだと誤解してしまった真弓。真弓は秀明のことを見直しつつあった自分のことを責めながら、その場を何事もなかったように去るのでした。
そんな中、真弓には離婚後初のモテ期が到来。カレーショップこまちの三浦を始め、職場でも男性に何かと優しくされ、真弓は悪い気がしません。
綾子と同棲しているわけではないと真弓に弁明しようと、カレーショップこまちの10周年パーティーを訪れた秀明でしたが、そこにはなぜか綾子や太郎の姿もありました。秀明、真弓、太郎、綾子はそのまま4者面談状態となってしまうのでした。
ドラマ『あなたには帰る家がある』第8話を楽しみに待ちたいと思います。
コメントを残す