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ブラックペアン5話ネタバレあらすじ&感想 垣間見えた渡海の善,レントゲンが象徴する因縁とは


二宮和也さん主演ドラマ『ブラックペアン』第5話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。

スナイプを携え、東城大に乗り込んできた高階権太(小泉孝太郎)の本当の目的が、恩師・西崎啓介(市川猿之助)とそのライバル・佐伯清剛(内野聖陽)の権力争いを利用し、島野小春(稲垣来泉)の命を救うことだったことが明らかになりました。

そして、そんな高階をさらに利用し、目的を遂げようとしているのが外科医・渡海征司郎(二宮和也)。そろそろ、渡海の目的が明らかになってくるでしょうか?

以下、ドラマ『ブラックペアン』第5話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『ブラックペアン』第5話がまだ・・・という方はご注意ください。
 

 

ドラマ『ブラックペアン』第5話までの簡単なあらすじ(ネタバレ

帝華大時代から高階権太(小泉孝太郎)が担当している幼い患者・島野小春(稲垣来泉)がスナイプ手術を受けるために、東城大に転院してきました。小春は血液が凝固しにくい病を抱えている上に、輸血困難なアレルギーを持っているため、開胸が必要な佐伯式不可能。高い技術を必要とする小春のスナイプ手術の執刀医として、外科教授・佐伯清剛(内野聖陽)外科医・渡海征司郎(二宮和也)を指名しますが、渡海は断るのでした。

実は高階がそもそもスナイプを国内へ導入した理由は、小春の命を救うため。小春のオペを実現するため、高階は外科教授・西崎啓介(市川猿之助)と佐伯の権力争いを利用してきたのです。高階が近々発表する論文の末尾に、西崎ではなく自らの名前を記して欲しい佐伯を利用し、小春の東城大でのオペを実現させた高階でしたが、高階では圧倒的に技術が不足していました。高階が渡海に頭を下げ、渡海が小春のスナイプ手術を執刀することになります。

実は渡海は渡海で、一度は小春の執刀医を断ったのには理由がありました。何かを企んでいるらしい渡海は、高階に貸しをつくりたかったのです。

こうして、小春のオペを成功させた高階と渡海。目的を達成した高階にはもはや東城大に残る理由はなく、高階は佐伯との約束を破り、論文の末尾に西崎と佐伯の両方の名前を記載。高階はさっさと帝華大へ戻る準備を始めるのでした。

さらに詳しいドラマ『ブラックペアン』第5話までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら

ドラマ『ブラックペアン』第1話〜第4話のネタバレあらすじ
 

 

ドラマ『ブラックペアン』第5話の視聴率

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ドラマ『ブラックペアン』第4話の視聴率は13.1%という結果になりました。これにより、今期ドラマスタート以来、ずっと平均視聴率で第1位だったドラマ『未解決の女』(第1〜5話平均視聴率12.77%)をドラマ『ブラックペアン』(第1〜4話平均視聴率12.87%)が初めて抜いています。

ドラマ『ブラックペアン』第5話の視聴率は引き続き13%前後と予想します。実際のドラマ『ブラックペアン』第5話の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。

※ドラマ『ブラックペアン』第5話の視聴率は13.4%でした

第1話 第2話 第3話 第4話
13.7% 12.4% 12.1% 13.1%
第5話 第6話 第7話 第8話
13.4%
第9話 最終回

それでは、ドラマ『ブラックペアン』第5話ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
 

 

ドラマ『ブラックペアン』第5話のあらすじ(ネタバレ)前編

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見つかったスナイプ手術の弊害

帝華大の外科教授・西崎啓介(市川猿之助)のインパクトファクターが東城大の外科教授・佐伯清剛(内野聖陽)を上回り、日本外科学会理事長選の当選が確実となった。これを受け、目的を果たした高階権太(小泉孝太郎)は帝華大へ戻ることに。島野小春(稲垣来泉)の退院を見届け、高階は東城大を去ることになった。

去りゆく高階と東城大外科医医局の混乱に困惑顔の研修医・世良雅志(竹内涼真)。しかし、看護師・花房美和(葵わかな)は『どんな思惑があったとしても、小春ちゃんがあんなに元気になったんです。それでよかったんじゃないかなって思います』と言う。

世良は高階になぜ佐伯のことを裏切ったのかと尋ねた。『1人でも多くの患者を救うために、西崎教授を選んだまでだ。綺麗事だけでは患者の命は救えない』と高階は笑顔で言い、去っていくのだった。

そんななか、外科医・渡海征司郎(二宮和也)が小春の出後検査の異変に気付いた。それを受け、佐伯は日本外科ジャーナルの編集長・池永英人(加藤浩次)のもとを訪れ、高階の論文の撤回を求めた。小春の精密検査の結果次第で判断すると語る池永。

小春の検査の結果が出た。心臓の中核に感染が起きていた。高階はこのことを西崎に報告。『気づかないことにして、一旦退院させるんだ』と西崎は指示。『しかし・・・!』退院させてしまえば、感染の原因はスナイプではなく、なんとでも後付けできると言う西崎。反論する高階に、西崎は大成したければ、もっと先を考えて行動しろと言うのだった。

『いい研究できてよかったな?』医局の高階のもとを訪れた渡海は意味深に言い捨てる。聞いていた世良が『どういうことですか?』と表情を変える。花房も『小春ちゃん、退院できるんじゃないですか?』と心配そうな表情を浮かべた。迷った末に、高階は『私は医者だ』と立ち上がり、小春の治療を進めることを決意した。

教授室の佐伯の元を訪れた高階は、小春の緊急カンファレンスを開いて欲しいと直談判。指示通り、高階が小春を退院させなかったことを高階からの電話で知った西崎は『お前の居場所はもうない!』と声を荒げた。

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論文が撤回され、西崎のインパクトファクターも元に戻った。再び佐伯のインパクトファクターが西崎を上回ることになる。
 

 

覚醒した高階

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小春のカンファレンス。血液が凝固しにくい病を持っている小春は開胸手術ができない。このことから、渡海は薬物治療に切り替えるべきだと主張。佐伯も賛成し、カンファレンスは終了しかけた。しかし、そこで高階が声を上げた。『小春ちゃんをひとつだけ救う方法があります!ダーウィンです』高階は帝華大にある内視鏡下手術支援ロボット・ダーウィンで小春の再手術をしたいと申し出た。

しかし、西崎が応じる可能性は低いことから、佐伯は高階を小春の主治医から外し、新たに渡海をつけることに決定。渡海は薬物治療に切り替えた。

小春の病室。『今日は高階先生は来ないの?』と不安そうな表情を見せる小春に、渡海は『高階先生は干されたんだよ』と答える。小春はまだ子供なのだから、そういう言葉使いはやめてくれと世良が釘を刺す。今回、渡海が小春に使っている増血剤は治験薬であることから、世良は渡海が結局は治験に協力した際に出る報酬目当てで、その薬を小春に使っているのだと考えていた。

小春は高階の不在を心配していた。『高階先生は絶対戻ってきてくれるから。だから小春ちゃんも頑張ろう?』花房が励ますのだった。

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小春の新たな検査結果が出た。薬物治療の結果で容体は安定していたが、依然いつ命がなくなってもおかしくない状況だった。『ルールを変えても、小春ちゃんの手術を押し通すべきです!』世良は高階に主張する。

その晩、患者・牧野の容体が変化した。牧野の両方の肺動脈が完全に詰まっているが、過去の心臓手術のため癒着が激しく、正面からの開胸が難しい状況だった。手術はできないと判断した渡海に、高階は昔アメリカで左開胸で両側の肺動脈の血栓を除去する手術の助手をしたことがあると言い出した。そんなことは不可能だという渡海。しかし、高階は諦めない。自分が執刀するため、渡海には助手についてほしいと高階は依頼する。『必要ならルールは変えろ。責任は私がとります!』と高階が言い、渡海は応じた。

こうして、高階による左開胸による両側肺動脈血栓の除去手術が始まった。高階は難しいその手術を見事やってのけた。汗だくの高階に渡海は『お前が死にそうじゃないかよ』と言い捨て、手術室を出て行くのだった。

『おかげでようやく気づいたよ。私にはもう何も失うものはない。でも、だからこそ、できることがある』高階は花房に、小春にもうすぐ戻ると伝えておいてくれと言うのだった。
 

 

ドラマ『ブラックペアン』第5話のあらすじ(ネタバレ)後編

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内視鏡下手術支援ロボット・ダーウィン

西崎の元を訪れた高階は頭を下げた。『佐伯教授は島野小春を見殺しにする気です。ダーウィンを使わせていただけないでしょうか?』しかし、リスクの高い小春を帝華大へ転院させ、失敗すれば帝華大が迷惑を被る。高階はダーウィンを借り、東城大でオペがしたいと申し出た。すると、西崎はダーウィンを専門分野とする帝華大の外科医・松岡を執刀医とするならば、ダーウィンを貸すと言うのだった。

こうして、ダーウィンが東城大へ運ばれ、小春の手術のシュミレーションが行われた。『問題ない!手術は成功間違いなしだな』という松岡に、『子供のダーウィン手術は初めてだろう?本当に大丈夫なのか?』と高階は念を押す。『東城大の先生は心配性だな?』と松岡は言い、帝華大から引き連れてきた医師団と高階のことを嘲笑うのだった。

仮眠室の渡海のもとを高階が訪れた。佐伯のことを裏切り、西崎からも見捨てられた今の自分の目的は、小春の命を医師としてただ救いたいという一心のみであることを高階は黙ったままの渡海に訴えた。高階は渡海のテーブルの上に、ダーウィンの資料をそっと置いて去って行った。

そして、運命の小春の手術の日。東城大に西崎が到着した。論文が撤回されて以来、夜も眠れないと皮肉を言う西崎に、佐伯は西崎の名前に傷がつく前に撤回できてよかったと皮肉で返す。両者は形ばかりの握手を交わした。こうして、日本外科ジャーナル編集長・池永や治験コーディネーター・木下香織(加藤綾子)、大勢の医療関係者が見守る中、松岡による小春のダーウィン手術が始まった。

松岡がダーウィンを巧みに操り、感染部に到達。感染部の切除に移る。『楽な仕事だったな〜。では、感染層を切除する』と言いながら手術を進める松岡。すると、松岡の手が突然止まった。『どういうことだ?動かない・・・・』子供の心臓内部は松岡の想定以上に狭く、心臓内でアーム通しが接触してしまっているのだ。このままアームを動かせば、最悪心臓破裂の危険性もある・・・

助けを呼ばなくていいのかという花房に、東城大にはダーウィンを扱える医師はいないと答える世良。小春の出血量はどんどん増える。小春には血液アレルギーがあるため、輸血もできない。
 

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ピンチヒッター

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廊下の向こうからやってきた渡海に、高階が頭を下げた。『渡海先生!力を貸してください!』渡海は最初からそのつもりだったように、『行くぞ!』と高階に声をかけ、オペ室へまっすぐに向かっていくのだった。

『小さな子供の狭い心臓内を想定せずに、アームを調整しなかったお前が悪い。辞表をかけよ』オペ室に入ってきた渡海が松岡に迫った。『松岡、そこどけ!邪魔だ!!』渡海が声を荒げ、渡海も『邪魔』と言い捨てる。

渡海はダーウィンを調整。アームが動くようになり、ダーウィンから急遽開胸手術に切り替えられることになる。出血が止まらないというスタッフの声に『だったら、自分の血使えばいいだろ?』と答える渡海。渡海は今回の場合を想定し、小春に増血剤を投与し、小春の血液をストックしていた。

渡海が小春の胸を開き、鮮やかな手つきで感染部を除去。あっという間に縫合が完了し、手術が成功した。『ありがとうございました』高階が頭をさげる。『これぐらい当然だよ。医者だからな?』と答える渡海。

オペが中継されていたホールは拍手に包まれた。西崎は肩を落としたまま、席を立った。

地下駐車場にて、帰ろうとする西崎の前に高階と松岡が現れた。西崎はすがる松岡に帰る場所はないと切り捨てた。一方、高階には『今後について話したいことがある。後で来てくれ』と西崎は言う。

その後、西崎のもとを訪れた高階に、西崎はその思惑を語る。現在国産ダーウィンの開発に携わっている西崎は、高階に東城大にて国産ダーウィン初めての手術を成功させ、自分のインパクトファクターのために論文を完成させてほしいと依頼するのだった。

看護師長・藤原真琴(神野三鈴)が佐伯の教授室を訪れた。藤原から手渡された封筒から1枚のディスクを取り出した佐伯は、それをPCへ。画面にレントゲン写真の画像が映し出された。その胸には、ペアンの影がくっきりと写し出されている。

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同じ頃、仮眠室の渡海もまた、佐伯と同じペアンが写し出されたレントゲン写真を見つめていた。
 

 

ドラマ『ブラックペアン』第5話の感想

ドラマ『ブラックペアン』第5話が終了しました。西崎と佐伯の権力争いの決め手となった小春のスナイプ手術の弊害が明らかになり、新たに内視鏡下手術支援ロボット・ダーウィンが登場した第5話でした。

小春の命を救いたいがために、西崎を佐伯の権力争いを利用した高階。しかし、小春の心臓に感染が見つかったことにより、高階は東城大でも帝華大でも立場を失ってしまいました。

そんな高階の苦肉の策が、内視鏡下手術支援ロボット・ダーウィンでした。前回、佐伯が論文末尾に自分の名前の記載が欲しいために、小春を東城大へ受け入れたように、症例は欲しいが失敗はしたくない西崎は、ダーウィンの出張手術に応じましたね。

しかし、そもそもダーウィンでの手術のリスクが高いと最初から判断していた渡海は、薬物治療に切り替えたと見せかけ、小春の血液をストックしていました。手術での根本的な治療ができなければ、命を失う状態だった小春の血液をストックする目的は、やはり手術を想定してからであり、そうなると渡海は小春の命を開胸手術で救おうとしていたということになるようです。高階が両側肺動脈血栓症の患者・牧野の緊急手術で見せた医師としての意地と信念が、渡海の心に響いたことは間違いなさそうです。渡海の新たな一面が垣間見えた気がします。

そして、第5話ラストには渡海が隠し持っているのと同じレントゲン写真を、佐伯が確認しているシーンがありました。第6話予告で、渡海に自分の父を佐伯が裏切ったというセリフがあることからも、このレントゲン写真は渡海の父と佐伯の因縁となった事件を象徴する一枚の可能性が高いですね。初回から引っ張ってきたこのレントゲン写真にまつわる因縁が、そろそろ明らかになってきそうな気配です。
 

 

ドラマ『ブラックペアン』第6話のあらすじ

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東城大に、渡海の母・春江が緊急搬送されてきました。外科教授・黒崎が執刀した緊急手術により、一命をとりとめた春江。しかし術後の検査で、腫瘍の取り残しがあることが判明。佐伯が再手術を行うことになりますが、渡海はそれを拒否し、医療過誤だと和解金を要求するのでした。手術による医療過誤、この辺りに、佐伯と渡海の父の因縁がある気がしますね。

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一方、スナイプを使ってのインパクトファクター獲得に失敗した西崎が、日本外科学会理事長選に向け、新たな野望を露わにしました。それはダーウィンの日本版である手術支援ロボット・カエサル。治験扱いでカエサルが東城大へ導入されることが決定し、責任者となった高階は治験第一号の患者として、渡海の母・春江に目をつけるようです。またまた、ややこしいことになってきそうですね。

ドラマ『ブラックペアン』第6話を楽しみに待ちたいと思います。
 

 

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