戸田恵梨香さん主演ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
リニューアルオープンのケーキフェアに際し、従業員全員を一時的に接客業務に従事させた宇海直哉(岩田剛典)。訪れる客を喜ばせたいという気持ちが、従業員1人1人の心の中に芽生え、何かが変わり始めてきたようです。
以下、ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
新たに副支配人に就任した宇海直哉(岩田剛典)は、時貞正雄(渡辺いっけい)を宿泊部主任に、江口竜二(中村倫也)をスーシェフに降格処分。パティシエの鳳来ハル(浜辺美波)が総料理長に昇進しました。
また、宇海は大掛かりな改修工事を決行。宇海に命じられ、従業員全員が顧客名簿に目を通すことになります。かつてホテルの目玉となっていた幻のケーキを復活させ、リニューアルオープンの企画として、ケーキフェアを行うことになりました。
ある日のこと。ケーキフェアに訪れた女子高生がケーキを前にして涙を流すという不可解な事件が起こります。名簿や客からのお礼の手紙をくまなく探した結果、その女子高生が但馬茜という名前で、幼い頃に両親とともに何度かホテルに訪れ、ホテルで誕生日や小学校入学をお祝いしていたこと、茜の両親が亡くなってしまったことがわかりました。
これを知った従業員は、茜の誕生日と高校入学をホテルでお祝い。茜は『あの時と同じだ』と喜び、時貞やバー責任者・枝川(りょう)がケーキフェア失敗のために読んだ辛口ホテル評論家もその様子を目の当たりにし、感動。時貞たちの計画は失敗したのでした。
さらに詳しいドラマ『崖っぷちホテル!』第3話までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話の視聴率
ドラマ『崖っぷちホテル!』第2話の視聴率は6.1%という結果になりました。ゴールデンタイム枠よりも少し遅い時間帯ということで、もともと視聴率が低めの枠のため、妥当な視聴率ではありますが、6%代をキープしたいですね。
ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話の視聴率は引き続き6%代と予想します。実際のドラマ『崖っぷちホテル!』第3話の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。
※ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話の視聴率は6.5%でした
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
10.6% | 6.1% | 6.5% | ー |
第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話 |
ー | ー | ー | ー |
第9話 | 最終回 |
ー | ー |
それでは、ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話のあらすじ(ネタバレ)前編
勃発した企画対決
成功のうちに終了したケーキフェア。『ちょっとはいい方向に向かってるかな・・・?』総支配人・桜井佐那(戸田恵梨香)はおっさんのような笑いを漏らす。
その笑い声を聞いていたバー責任者・枝川(りょう)は、気が気ではない。『あの女と宇海(岩田剛典)、このままにしとくの?』と副支配人から宿泊部主任に降格となった時貞正雄(渡辺いっけい)に食いつく。放っておくつもりはないと答える時貞に、枝川は『なら、あんなやつと組むのがいいんじゃない?』と怪しく微笑む。その視線の先には、同じく降格処分を受けたスーシェフ・江口竜二(中村倫也)の姿があった。
時貞と江口は、降格処分の取り消しを求めて、佐那のもとへ。認められなければ、辞めると主張。そこに宇海が現れ、あっさりと『わかりました!ただし、条件がひとつ。お二人にちょっとお願いしたいことが』と言い始めた。
従業員皆が集められ、江口と時貞が、降格処分取り消しをかけ、企画対決で勝負することになったことが告げられた。時貞は『究極のセレブ体験プラン』、江口は『一流フレンチの調理体験プラン』を企画するらしい。『いいですか?』清掃員・阿部長吉(宮川大輔)が挙手し、かねてから客にベッドメイクを教える企画をやりたいと思っていたと名乗りを上げる。『いいですね!』宇海は認め、急遽阿部も企画対決に参戦することになった。勝負の勝敗を決めるのは、それぞれの客、そして最終的な判断は佐那に託される。
企画対決に際して、時貞は事務責任者・丹沢昭人(鈴木浩介)とウェイター・服部要蔵(佐伯大地)を懐柔する作戦に打って出る。時貞に命じられ、服部は早速江口チームの偵察に向かうのだった。
厨房。料理長・鳳来ハル(浜辺美波)は江口が勝てば、自分が総料理長を降ろされるにもかかわらず、江口のことを手伝う気満々。そんな鳳来を目の当たりにし、江口は『どんなやつだよ・・・』とつぶやいた。
企画対決スタート!
それぞれの企画に参加する客が佐那から発表された。『究極のセレブ体験プラン』には、大事な商談のために来訪する富田(羽場裕一)。『一流フレンチの調理体験プラン』には父・大村敬三(渋川清彦)と息子・裕司(田中奏生)親子が。『プロのベッドメイク講習プラン』には小山内裕子(川栄李奈)が参加することになっている。
最初にホテルに到着したのは、江口の客、大村親子。強面のフロントマン・大田原大志(くっきー<野性爆弾>)を怖がる裕司。ベルマン・ピエール田中(チャド・マーレん)が『この人、顔怖いですけど怒ってないですよ!』と、企画に関係ない他の従業員も客をもてなす。
続けて、時貞の客、富田がやってきた。
江口の企画では、まずは食材を農場にて調達することから始める様子。父・敬三が仕事の所用を片付けなければならないため、息子の裕司だけが江口と鳳来と一緒に農場へ向かうことになる。
そして、阿部の客、裕子もやってくる。阿部と清掃員・吉村尚美(西尾まり)は、早速ベッドメイクの方法を裕子に伝授するのだった。
事務室にて、宇海が懸賞で当てたロバの耳に向かって、『役職かけて勝負っておかしいでしょ!?宇海のバカ!!』と宇海の悪口を佐那が叫んでいると、服部の姿が・・・服部は、まもなく富田が出かけるため、佐那に見送りに来て欲しいと言う。
商談に向けて、出発しようとしている富田に佐那が挨拶に向かった。富田は車の商談を進める予定の客に、プレゼントするためのミニカーを手にしている。そこに、裕司が江口たちと一緒に農作物を抱え、農園から戻ってきた。『いっぱい獲れましたね!お父様にも見せて差し上げなきゃね』と佐那が言い、裕司が敬三のもとに走り出した瞬間、富田とぶつかり、転倒。ミニカーが壊れてしまった。
『走っちゃダメでしょう!?』と裕司に声を荒げる時貞。しかし、富田は『ちょっと壊れちゃったけど、これあげるよ』とミニカーを裕司に差し出し、出かけて行った。
ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話のあらすじ(ネタバレ)後編
大接戦
江口たちは調理を始めようとするが、敬三はまだ仕事が終わらないため、裕司だけが体験させてもらえればよいとのこと。急遽、子供が1人で作れるフレンチメニューに変更となり、江口は頭を悩ませる。
『江口さん、聞いてくださいよ〜!!』自分の腕が信用できないため、時貞が、富田には外からシェフを呼ぶらしいと鳳来が、江口に泣きついてきた。江口はこれを聞き、激怒。時貞に殴り込みに行き、それが原因で枝川が富田のために作ったカクテルが床にこぼれてしまった。
『いい加減にしてください!!』と佐那は声を荒げるが、『あんたでしょ?争わせたの』と枝川に返され、佐那は言い返すことができなかった。
佐那は対決をやめにした方がよいのでは?と宇海のもとへ。しかし、宇海はやめる気は全くない。『せっかくいい方向に向かいだしたと思ったのに・・・』と漏らした佐那に、宇海は『あなたの言ういい方向ってどっちですか?』と笑顔で尋ねる。この船の船長は佐那。どこを目指しているのか?と宇海に具体的に問われ、佐那は答えることができないのだった。
その頃。『今度は3回やってみていいですか?!』阿部は予想外の裕子の熱意に、タジタジとなっていた。
厨房。予想外の裕司の手際の良さを江口が褒めると、『お母さん出て行ったから。お父さん、仕事が忙しいし。だから料理うまくなりたくて』と裕司は語る。しかし、裕司は将来コックさんにはならないと言う。裕司は車が好きだと語った。
富田が帰ってきた。『ダメでした!』どうやら、商談はまとまらなかったらしい。時貞は『ミニカーのせいですか?!』と気が気ではない。
レストランに案内された富田に、豪勢な刺し盛りが運ばれた。『なんか商談失敗したのに、不釣り合いですね・・・』とつぶやく富田に、そんなことはないとフォローしているつもりの時貞。
裕司の料理も完成した。レストランにて待っている父・敬三に裕司が料理を運ぶ。『春の山菜盛り合わせです。季節のソースで召し上がってください。お父さん、いつもありがとう!』疲労に効く山菜を、裕司が選んで採ってきて、料理したのだと江口が説明する。父が自分のために仕事を頑張っているのは理解できるが、『お父さんが元気ないのは嫌で・・・』と言う裕司。敬三はおもちゃ屋を営んでいて、裕司が車を好きになったのは、店にたくさん並んでいるミニカーから。将来は絶対に店を継ぐという裕司の言葉を聞き、敬三は涙を流しながら、料理を食べた。
勝敗の行方
その様子を見ていた富田。『美味しそうですね〜!』という富田に、時貞は『それはどうでしょう?』と答える。そんな会話が耳に入った裕司は、山菜のてんぷらを取り分け、富田のもとへ。『さっきはぶつかってごめんなさい』と差し出した。『これ、うまいね!!』富田は声を上げた。
『先ほどはちゃんとお詫びもせずに申し訳ありませんでした』敬三も富田のもとへ。富田は快く許してくれた。疲労に効く山菜をよく知っていたねという富田の言葉に、裕司は遠くに立っている宇海の姿を指差し、『お兄ちゃんが教えてくれた』と答える。江口は微笑んだ。
すべての客が満足して、帰って行った。従業員たちが集まられ、結果を佐那が発表する。『私なりに考えました。今回の企画で私が勝ちだと判断したのは・・・江口さんです。お客様に喜んでもらうために、欠けてはならないもの、それは考えることです』宇海に尋ねられ、ホテルを客の思い出の場所にしたいという答えにたどり着いたという佐那。江口が裕司の気持ちを考え、裕司が敬三のことを考えた結果、2人が喜ぶことになり、思い出の場所となったと佐那は語る。
こうして、江口は総料理長に戻れることに。しかし、江口は『俺は総料理長には戻りません。このままでいいです』と席を立った。
『ちょっと話さないか?』江口が宇海を誘った。『俺も裕司と似てんだよ』父子家庭で育ち、疲れて帰ってきた父親が涙を流しながら、美味しいと言い、料理を食べてくれたことが、料理人を志したきっかけだと江口は明かす。『でもな、そういうこと忘れてたんだよな〜。そういうこと気づいて、降格させたんでしょ?あんた、なんか怖いよ』と江口は語った。
支配人室。『これでいい!これでいいんだぞ!』ロバの耳に佐那が叫んでいると、事務責任者・丹沢昭人(鈴木浩介)が入ってきた。丹沢はホテルを辞職したいと切り出した。『このホテル、もう潰れますから』と丹沢は言い、佐那は『え〜〜!?』と驚くのだった。
ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話の感想
ドラマ『崖っぷちホテル!』第3話が終了しました。降格処分取り消しを賭け、江口と時貞の企画対決が描かれた第3話となりました。
今回の企画対決にあたり、大事なことをそれぞれが気づくことになりました。総支配人の佐那は、自分が目指している場所へ行くためには、従業員それぞれが客の気持ちを考えることが重要だと、改めて気づいたようです。そして、江口も企画を通して、知らず知らずのうちにかつては当たり前のようにしていた、どんな席なのか?食べる人の性別や体調、その気遣いに気づき、宇海の人事についての真意に気づいたようです。江口はこれからは大丈夫そうですね。
一方の時貞は、セレブプランの名の通り、豪華さだけを考え、客である富田が今どんな状況で、どんな心中なのか?を全く気遣えていませんでした。勝負が終了してからも、全く気づいていない様子の時貞は、ホテル再生にあたり、かなり手ごわい存在ですね。
そして、第3話ラストでは、事務責任者・丹沢が辞職を申し出ました。新たな波紋が起こりそうです・・・
ドラマ『崖っぷちホテル!』第4話のあらすじ
辞職を申し出た丹沢は、近くに建設予定のビジネスホテルに転職するとのこと。丹沢に続き、清掃員の吉村とフロントマンの太田原が同じビジネスホテルに転職すると、辞職を申し出ます。
今のメンバーでホテルを再生させたいという思いの佐那は当然引き止めますが、宇海は去る者は追わずの姿勢を貫く様子。宇海は3人の送迎会、新たな従業員の面接に胸を膨らませるのでした。
そして、迎えた採用面接の日。訪れた人々はホテルマンとしては絶望的な人物ばかり・・・そんななか、宇海は1人の初老の男性・小山内(長谷川初範)のことを気にいるようで・・・枝川は小山内に佐那の父で、前支配人の面影を感じるのでした。
従業員を引き止めようとはしない宇海の真意、そして第4話で誕生するという新たなホテルの救世主が気になりますね。
ドラマ『崖っぷちホテル!』第4話を楽しみに待ちたいと思います。
コメントを残す