芳根京子さん主演ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
天水館を守るために、実業家・カイ・フィッシュ(賀来賢人)に買われ、デザイナーとして海外へ行くことを決意した月海(芳根京子)。しかし、月海と尼〜ずたちは離れたくない、離したくないというお互いの気持ちに気づいた結果、月海が再び戻ってきました。
最終回で、大きく成長した尼〜ずたちが迎える結末、そして月海と蔵之介(瀬戸康史)・修(工藤阿須加)の三角関係が迎える結末とは、果たして・・・?!
以下、ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
実業家・カイ・フィッシュ(賀来賢人)にデザイナーとしての才能を見込まれ、シンガポールに行くことになった月海(芳根京子)。しかし、月海は、カイのブランドにて最も重きが置かれる点が売り上げで、カイのブランドの服が毎シーズン大量生産され大量廃棄されているという現実を目の当たりにし、違和感を感じるのでした。
そんななか、月海を取り戻そうと考えている尼〜ずたちと蔵之介(瀬戸康史)、修(工藤阿須加)。都内のパスポートセンターに張り込み、パスポートを受け取った月海が成田空港に向かったことを知った蔵之介が成田に向かいますが、すでに月海は機内に・・・
しかし機内にて、悲しそうな月海を目の当たりにしたカイの秘書・ファヨン(伊藤ゆみ)は『あなたを待っている人がたくさんいます。あなたは我々に消費されるべき人間ではありません』と言い、月海を解放。月海が天水館に戻ってきました。
天水館に戻った月海は、尼〜ずたちが働いたお金で用意したすき焼きを振舞われ、尼〜ずたちがすでに自立への第一歩を踏み出していたことを知り、感動。自分たちが天水館を出てもやっていけることに気づいた尼〜ずたちが天水館をついに後にするのでした。
更に詳しいドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回の視聴率
ドラマ『海月姫』第9話の視聴率は6.0%という結果になりました。最終回を前に、大きく視聴率が伸びてきました。
ドラマ『海月姫』最終回の視聴率はさらに上昇し、6%代と予想します。実際のドラマ『海月姫』最終回の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。
※ドラマ『海月姫』最終回の視聴率は5.8%でした
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
8.6% | 6.9% | 5.9% | 7.5% |
第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話 |
5.3% | 5.0% | 4.9% | 5.0% |
第9話 | 最終回 |
6.0% | 5.8% |
それでは、ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回のあらすじ(ネタバレ)前編
尼〜ずたちの卒業制作
クラゲのクララの飼育方法を漫画喫茶の倉下月海(芳根京子)のもとに尋ねに来た蔵之介(瀬戸康史)。すると、そこには千絵子(富山えり子)やまやや(内田理央)、ばんばさん(松井玲奈)、ジジ様(木南晴夏)の姿が・・・蔵之介は『さよなら尼〜ずとか言って、結局みんな一緒にいるんじゃん?!』と言って、呆れる。
鯉淵慶一郎(北大路欣也)に呼び出された稲荷翔子(泉里香)と佐々木公平(安井純平)。2人は慶一郎の自宅で、再開発が見直しとなったということを聞かされた。反対派の存在が見逃せなくなったため、再開発は中止となると説明する慶一郎。恋も仕事もダメになった稲荷の落ち込みようは激しい。
クララの世話をしに天水館を訪れた月海と蔵之介。すると、そこには実業家・カイ・フィッシュ(賀来賢人)の姿があった。『これからどうするつもり?』というカイに、月海はデザイナーをやめると語る。『君は彼女に才能を捨てさせた。それが君がやったことの結末だよ』とカイは蔵之介に告げ、本当にそれでいいのか、よく考えるよう言い、去っていった。
『ずっと考えてたんだ、これじゃダメだって・・・』尼〜ずたちに切り出した蔵之介。どんどん成長していく尼〜ずたちに対し、自分は全く成長できていないという蔵之介。蔵之介は『俺、一からちゃんとファッションの勉強する。だから、ジェリーフィッシュは解散しよう』と告げた。
『だったら、最後にまたショーをやりませんか!?』月海が切り出す。月海は尼〜ずたちが着たいと思うような服を作ってみたいと思っていたとデザイン画を差し出す。皆、乗り気で、蔵之介が『やろう!俺たちの卒業制作だ!』と言う。こうして、月海たちは最後のドレスを作ることになった。
天水館に戻ってきた尼〜ず。ドレスのコンセプトを月海が説明する。クラゲは成長の過程で変態といい、姿形を変え、成長していく。英語で言う所のメタモルフォーゼが今回のコンセプトだと月海は説明した。
『待ってください』早速ドレス作りに取りかかろうとする尼〜ずたちを、月海が止めた。『作業を始める前に、ちゃんと弟さんと話をしておかねばと思いまして・・・』蔵之介が『いいよ』と許可する。
月海が出した答え
修(工藤阿須加)を呼び出した月海。『すごく嬉しかったんです・・・この私を守ってくれると言ってくださって。でも守ってもらうだけじゃダメだと思うんです。・・・私、何もやれてないんです』今作りたいものがあると話す月海に、修は『兄貴と?』と尋ねる。月海はそうだと認め、婚約指輪を返したのだった。
カイの抱える工場が大きな損失を出し、カイは従業員もろとも切り捨てるよう、冷酷に指示。直後、秘書・ファヨン(伊藤ゆみ)は会社を辞めると言い残し、去っていく。
天水館にノムさん(安達祐実)・インド人・ナーシャ(江口のりこ)を招き、ドレス作りがスタート。まややのジャージを見てひらめた月海が、『伸び縮みするこの記事・・・これだ!!』と新しいドレスの素材をジャージー素材にすることが決まった。資金調達のため、目白先生に融資を頼むと、目白先生はまた以前のようなショーが見られるなら、と快諾した。
鯉淵家。修は、蔵之介と月海と3人で暮らすことができたら楽しいだろうな、と切り出した。『もしそれができたら、母さんもこの家にいれただろうな』世間からどう見られるか、そんなことを気にせず、母・リナ(若村麻由美)も一緒に暮らせたら良かったと蔵之介は悲しげに呟いた。
今回のドレスのコンセプトがクラゲのメタモルフォーゼであることを知った修が、ファンションショーを水族館で行ってはどうかと閃いた。修は水族館を訪れ、無料でショーのための水族館の使用許可を取り付けたのだった。
おやつ中のまやや、ばんばさんと偶然公園で出会った花森よしお(要潤)。花森はたい焼きをぱくつきながら『もし蔵之介さんが女だったら、速攻アタックしますね』と言い始めた。驚くまややとばんばさん。『ていうか、俺口止めされてましたっけ?蔵之介さんが男だって・・・』という花森。
このことが目白先生に知られては恐ろしいことになると察したまややとばんばさん。2人はショーが終わるまでは、このことを黙っていることに決めた。
カイの会社の役員会議。カイのSEOの解職が可決された。
天水館ではショーのためのドレス作りが急ピッチで進んでいた。蔵之介は招待状を、稲荷や慶一郎、今までお世話になった多くの人に送った。招待状を受け取った慶一郎は、修に明日ショーに行くのか?と尋ね、修が行くと答えると『だったらひとつ頼まれてくれないか?』と切り出した。
ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回のあらすじ(ネタバレ)後編
ラストステージ
ファッションショー当日。会場となった新江ノ島水族館のクラゲのコーナーに、司会の花森が現れ、ショーがスタートした。観客席にはカイ、ファヨンの姿もあった。モデルの蔵之介、まややがランウェイを歩く。
カイはSEOの座を解任されたことをファヨンに告げる。『彼女が僕たちの服に命を注ぎ込んでくれるはずだったのにな・・・』とカイはつぶやく。
ランウェイを歩いていた蔵之介の目に、観客席のリナの姿が飛び込んできた。蔵之介は大きく取り乱し、観客がざわつく中、バックステージに走って戻ってしまう。
控え室にまややが蔵之介を支えながら戻ってきた。『母さんが来てる・・・俺なんか動揺しちゃって・・・』と声を震わせつぶやく蔵之介に、月海は『少し休んでてください』という。『今まで蔵子さんにたくさん助けてもらったから、今後は私たちが助ける番です!』という月海。千絵子たちは取り乱すが、ジジ様が率先してドレスに着替え始めた。背中を押されるように、皆がドレスに着替え始める。
次々にランウェイに登場する尼〜ずたちに、稲荷も『嘘!?これみんなあのオタク軍団?!』と驚く。月海は(お母さん、あなたが言ってた通りでした。女の子は大きくなったら、みんなみんなお姫様になれるんだよって・・・)と感動していた。
控え室の蔵之介の元にリナが訪れた。慶一郎から、立派になった蔵之介を見てやってほしいと連絡をもらい、駆けつけたのだとリナは明かした。『本当に立派になったわね・・・』というリナ。『俺、ずっと母さんのこと・・・』蔵之介が涙で言葉に詰まると、リナは『本当にごめんね』と蔵之介を抱きしめた。
ジェリーフィッシュのショーもいよいよクライマックスへ。バックステージの月海に、タキシード姿に着替えた蔵之介が『これが俺たちのラストステージだ、行くぞ!』と声をかけ、手を引く。『愛してる』ランウェイに出る直前、蔵之介は月海に告げた。
ショーの終了後、修が月海にリナからの伝言を伝える。『私の分まで愛してあげてって・・・』修は去っていった。
天水館に訪れた結末
天水館。ショーの打ち上げをする尼〜ずたち。蔵之介は明日からニューヨークにファッションを学びに行くと皆に告げた。そこにカイトファヨンがやってきた。
ショーを見たというカイはショーを褒め、SEOを解雇され、退職金代わりに天水館をもらったことを明かす。カイはここのオーナーとして、ジェリーフィッシュの服作りを応援していくと言いだした。『いや、でももう服は・・・』と蔵之介が切り出すと、まややが『作りますぞ!そのためにお主は海外へ勉強しに行くのだろ?』という。皆がここで服を作りながら、蔵之介の帰国を待つと言い、蔵之介も天水館で服をまた作りたいと明かした。
カイたちが帰った後、『実は俺、男なんだ!』と切り出した蔵之介。とっくに気付いていたというジジ様とナーシャ。蔵之介が男でも女でももうどっちでもいいというばんばさん、まやや。千絵子も『そうよね・・・we are尼〜ずよね?』と言う。
『ていうか誰!?』蔵之介がいつの間にか隣にいた男性に気づき、声を上げる。するとそこに(目白樹音は男です)という紙を持ったロン毛の男性(滝藤賢一)の姿が・・・『目白先生まで男だったなんて・・・!?』千絵子は卒倒してしまった。かつて千絵子に一目惚れした目白は、他の男性を千絵子に近づけたくないがために、天水館を男子禁制にしていたこともわかる。
2人きりとなった蔵之介と月海。月海は、蔵之介と出会い、開けたくても開けられなくなった扉を開けることができたとお礼を言う。『蔵之介さんが私に魔法をかけてくれたから・・・でも遠く離れてしまった蔵之介さんに頼ることはできないですよね?だから私は待って・・・いません!』蔵之介抜きでも、ジェリーフィッシュを存続させていくことを月海は宣言した。
『俺がいないとただのクラゲオタクだったくせに・・・』話し始めた蔵之介の口に、月海がキスをする。『挨拶代わりです!』とかつて自分にキスをしたときの蔵之介の言葉を真似る月海。蔵之介は微笑み、月海を抱きしめるのだった。
ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回の感想
ドラマ『海月姫(くらげひめ)』最終回が終了しました。最後のファッションショーを成功させた尼〜ずたち、一時解散と思われたジェリーフィッシュを天水館にて存続させていけることになり、全てハッピーエンドとなった最終回でした。
概ね原作通りの展開となったドラマ『海月姫』の最終回。若干の変更点はありましたが、ハッピーエンドでとても気持ちのよい結末であることは変わりありません。
第1話当初、自分たちが世間一般とは懸け離れた趣味・外見であるがために、傷つくことを恐れ、働きもせず天水館に引きこもっていた尼〜ずたち。蔵之介と出会うことで、途中衝突することもありましたが、性別を超えた友情が生まれ、自分のため、大切な人のために、大きな成長を遂げました。
また、何をするでもなく、尼〜ずたちと同じ親の庇護のもとフラフラと生きていた蔵之介を変えたのも、尼〜ずたちでしたね。自分たちの外の世界の人間と関わり合うことで、すてきな化学変化が起きた素敵なドラマとなりました。
また、個性的な登場人物1人1人を演じた俳優陣も、とてもよかったと思います。最終回で気になっていた目白先生を誰が演じるのか?という点ですが、まさかの滝藤賢一さんでしたね。出演は一瞬でしたが、原作のむさ苦しい中にも優しそうな雰囲気のあった目白先生の感じが、よく出ていたと思います。
そして、敵ながらなぜか憎めない存在の稲荷も、最後の最後で笑わせてくれました。修の好きな女性を真似てみるという稲荷の努力がシュールでしたね・・・
ドラマ『海月姫』、視聴率的にはイマイチ伸びませんでしたが、週初めの夜に、ゆる〜い気持ちで純粋に楽しめるよいドラマだったと思います。次の月9が楽しみです。
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