仲里依紗さん主演ドラマ『ホリデイラブ』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
破り捨てた杏寿(仲里依紗)が純平(塚本高史)に宛てた手紙を修復し、純平に返した里奈(松本まりか)。その手紙のおかげで、杏寿・純平夫婦は絆を取り戻すことができました。
反省の色も見受けられた里奈でしたが、最終回にて見せる最後の悪あがきに注目です。また、それぞれの夫婦に訪れる結末も見逃せないですね。
以下、ドラマ『ホリデイラブ』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『ホリデイラブ』最終回がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
ドラマ『ホリデイラブ』最終回までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
職場で浮上した純平(塚本高史)と自分の不倫疑惑に関して、そのような事実はないと不倫を否定した里奈(松本まりか)。里奈はかつて破り捨てた杏寿(仲里依紗)が純平に宛てた手紙を修復し、純平を送る花束に忍ばせ、杏寿にも謝罪。純平とのことは自分の中で過去のものになっていると伝えます。
そんななか、杏寿への不倫疑惑が流出したことによる嫌がらせはまだ続いていましたが、杏寿は新しいサロンに就職し、娘・七香(渋谷南那)のために日々奮闘しながら純平の帰りを待っていました。
一方、家出した里奈はネットカフェに連泊中。子供の親権が欲しいと渡(中村倫也)に掛け合うものの、調停の2文字をちらつかされ、勝ち目がないことを悟る里奈。所持金も千円のみとなり、追い詰められた里奈は再び純平への思いを爆発させるのでした。
杏寿から届いていた手紙を読み、自分の気持ちに気付いた純平が帰宅し、夫婦の絆が再び戻りました。杏寿が七香の卒園式に夫婦揃って出席できる喜びをかみしめたのもつかの間、七香に近づく里奈の姿が・・・卒園式終了後、七香の姿が見えなくなってしまいます。
更に詳しいドラマ『ホリデイラブ』最終回までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
ドラマ『ホリデイラブ』最終回の視聴率
ドラマ『ホリデイラブ』第7話の視聴率は5.6%という結果になりました。引き続き、この時間帯放送のドラマとしては、高いレベルの視聴率をとっています。視聴率的に見ても、ドラマ『ホリデイラブ』はヒットしたドラマの部類に入りそうです。
ドラマ『ホリデイラブ』最終回の視聴率は最終回ということで上昇し、6%前後と予想します。実際のドラマ『ホリデイラブ』最終回の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。
※ドラマ『ホリデイラブ』最終回の視聴率は5.3%でした
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
5.1% | 5.8% | 5.1% | 4.7% |
第5話 | 第6話 | 第7話 | 最終回 |
4.2% | 5.7% | 5.6% | 5.3% |
それでは、ドラマ『ホリデイラブ』最終回ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
ドラマ『ホリデイラブ』最終回のあらすじ(ネタバレ)前編
渡の決意
卒園式終了後、娘・七香(渋谷南那)がいなくなったことに気づいた杏寿(仲里依紗)と純平(塚本高史)。里奈(松本まりか)が連れ去ったのではと不安になった杏寿は必死に七香の名前を呼ぶ。『七香!七香!!』すると、離れたところにいた七香が現れた。
その晩、手巻き寿司で卒園をお祝いする杏寿たち。この食卓を大事に育むことこそが、自分の幸せなんだと改めて実感した杏寿は思わず涙する。
すると、七香が突然『あ、そうだ!未来のママってどういう意味かな?知らないおばちゃんが言ってた』と言いだした。卒園式終了後、知らない女性に声をかけられたことを七香は明かす。杏寿たちはその女性が里奈だと確信した。
七香が寝た後、話し合った結果、杏寿たちは里奈が七香の前に現れたことを渡(中村倫也)に知らせることにした。
渡に電話をした杏寿は娘の卒園式に里奈と思われる女性が現れ、未来のママだと話しかけていたことを明かし、『二度とやらないで欲しいんです』と言う。『娘に近づくなんて、怖くて怖くてたまりません!』と声を荒げる杏寿に、渡は里奈とは今は戸籍上の夫婦となっていて、自分にできることは何もないと電話を切った。
『警察に相談しようか?』という純平。杏寿は『そのほうがいいかも・・・』と答えた。
その後、渡が慰謝料を返しに杏寿の自宅へやってきた。『でも・・・』という杏寿に、『いいんです。痛みわけです』と答える渡。
里奈とは現在別居中で、最初は愛情の裏返しで憎くてたまらなかったと語り始めた渡。しかし、子供達との時間が増える中で、渡には新たな気づきもあった。
子供が自分の洗濯物をたたんでくれているのを目の当たりにした渡は、そういう子供に育ててくれた母親は里奈であることに気づく。里奈は母親としてはよくやっていた。
『お子さんと触れ合われる中でそう気づかれたんなら、本当にそうだと思います』と言う杏寿。渡は仕事に追われ、自分が父親として、夫として、失格であったことに気づいたという。最初は貧しかった里奈に豊かな暮らしをさせるために、仕事を頑張っていた渡だったが、いつしか、その大変さを里奈や子供達に押し付けるようになっていた。
『里奈がああいう風になってしまったのは、私の責任でした。もう遅いかもしれませんが・・・』という渡。杏寿は『遅いかもしれませんね。でも、私だったら、気づいた時が第2のスタートだと思うようにします』と伝えた。
全てを失った里奈
志賀拓巳(山田裕貴)の前に里奈が現れた。『もう一度協力してくださいね?』夫婦にまた溝のできる頃、再度杏寿に近づいて欲しいと里奈は切り出した。誰が相手でも、杏寿を落とすことは無理だと答える志賀。里奈は笑い始めた。
協力するつもりはないという志賀に、里奈は現在一流企業の社員となった志賀の弟のことを調べていること、過去志賀が起こした傷害事件をバラすと脅迫した。『弟にはもう話したんで!俺、自首します。二度とあんたに協力する気はないから』志賀はこのまま逃げていたら、一生変わらないことを教えてくれた人がいたからと明かした。『本当にあの純平さんって人があんたのこと見てくれると思ってるの?二度とないよ?いい加減目を覚ましなよ』と里奈は志賀からはっきり言い切られてしまった。
里奈の元に渡から電話がかかってきた。『子供達に会わせたい』と切り出した渡は、今里奈が東京にいることを知ると、明日東京に子供達を連れて行くという。電話を切った里奈は大喜びで走り始めた。
翌朝。子供達に朝ごはんを食べさせた渡は、子供達のよそ行きの服にアイロンをかけ、着替えさせた。『ママに会えるぞ』と渡が明かすと、『やった〜〜!』と子供達は大喜び。
待ち合わせ場所に里奈が現れた。『カイ!レミ!!』走ってきた里奈は子供達を抱きしめ、会いたかったと涙を流す。そんなに里奈に近づいた渡。『戻ってこないか?これまでのことは、お互い水に流そう』しかし、里奈は『冗談じゃないわ・・・』と表情を変える。
いじめと同じで、やった方はやったことを忘れ、やられた方は一生覚えているという里奈は復縁を拒否。渡は里奈をこんなふうにしてしまったのは自分であることを認め、子供のため金銭的に援助することを伝えた。『カイとレミをよろしく頼む』
『言われなくても』と里奈は言い、結婚指輪を外し、渡に差し出した。
去り際、渡のことを気にするカイ。『お前は男だから、ママとレミをきちんと守るんだぞ』と渡は伝えた。『さ、行きましょう』子供達は里奈に手を引かれ、歩き出す。すると、突然子供達が『パパといたい!』と言い始めた。
『何言ってるの?!ずっとずっとカイくん達のこと考えてたのよ!』と取り乱す里奈に、カイは『ごめんね、ママ』と謝り、渡のもとへ走って行ってしまった。
杏寿の前に志賀が現れ、里奈がまだ諦めていないことを報告。『なんかやると思う。とにかく気をつけて』去っていく志賀。
ドラマ『ホリデイラブ』最終回のあらすじ(ネタバレ)後編
正妻VS不倫相手
仕事を終え、帰宅途中の杏寿の前に里奈が現れた。『私は何もなくなった・・・なのになんで?あなたは何もなくしてないの?』という里奈。里奈は子供達が自分ではなく、渡の方を選んだことを明かした。『七香ちゃんのことも一緒に育てようと思ってたのに』という里奈に杏寿は恐怖を隠せない。
『あれはいつだったかな・・・』かつて、ファミレスで杏寿たち家族を目撃していた里奈。店内で火災報知器が鳴り、客たちが避難するが、カイが動かない。レミを抱っこしている里奈が動揺していると、純平がカイのことを抱き上げ、連れ出してくれた。この人が自分の夫だったら・・・と思わずにはいられなかったと里奈は明かした。
『どうして結婚相手を間違えてしまったんだろう・・・あなたが七香ちゃんを手放したくないなら仕方ない』養育費を渡すよう、純平に伝えるという里奈。『純平は私の夫です!あなたとのことは過ちだったって・・・・』と杏寿が言うと、里奈は『違う!!』と大声をあげ、あくまでもお互いが結婚相手を間違っただけだと言う。
『私たちはやり直すって決めたんです。どんなことがあっても、離れることはありません』と宣言した杏寿。純平がいれば幸せだという里奈に、純平の幸せはどこにあるのか?と杏寿は尋ねる。里奈は何も答えることができなかった。『自分自身で生きようとしない人が、誰かのことを幸せにすることなんて絶対できない』と杏寿は言い切った。
そこに純平が現れた。純平は里奈の前を素通りし、杏寿の前に立ちはだかる。卒園式にて、七香に近づいたことを純平が問いただすと、ついやってしまったと里奈は土下座する。『二度と俺たちの前に現れないでくれ。俺が君と一緒になることはない。たとえ、死んでも、たとえ生まれ変わっても、君と一緒になることはない。今すぐ行って。行かないなら警察を呼びます』と純平に言われた里奈は、呆然としながら去っていった。
それから、里奈が姿を見せることはなかった。平穏な日々を過ごしながらも、ふとした瞬間に誰かに見られている気配を感じる杏寿。杏寿の嫌な胸騒ぎは消えなかった。
里奈に当たった罰
ある日。本社に里奈が現れた。出張してきたという小泉駿(飯島寛騎)と一緒に出勤した純平は里奈を目撃し、表情を変える。その頃。里奈による、純平の不倫を告発する一斉メールが社内に届いていた。
本社のロビーにて突然大声で『私は高森純平さんと不倫をしていました!』と叫び始めた里奈。驚き、見ている純平を里奈は指差す。『お互い家族はありました。それでも燃え上がる炎は止められず、私たちは愛し合いました!私は何もかも失いました。でも高森純平は何事もなかったように生きています。こんなことって許されますか?!許されるんですか?!』駆けつけた警備員に取り押さえられる里奈。『ずるいのよ!!最低の男!地獄に落ちろ!!』と里奈は叫び、警備員を振り払い、逃走。表で走ってきた車にひかれてしまった。
幸い、一命をとりとめた里奈。純平は依願退職することになった。
数ヶ月後。引越しの準備を進める杏寿と、それを手伝う春田龍馬(平岡祐太)と杏寿の姉。『家も仕事も失うことになるなんて・・・』と姉が不憫そうにつぶやく。
七香と買い物に行っていた純平が帰ってきた。新しい仕事が見つかった純平は、家を手放し、杏寿たちと狭いアパートに引っ越すことになっていた。仕事も家も失った純平だったが、杏寿は『また0から頑張ればいい!私だって仕事してるし。何があっても生きていけるって!』と笑って、励ましたのだった。
純平と春田がコンビニに酒とつまみを買い出しに行くことになる。帰り道、里奈のことを尋ねた春田。純平は入院したらしいが、あれ以来会っていないと答える。
『美容室って、大抵みんなきれいになりにくるじゃない?でも旦那さん気づかないんだよね。それってショックじゃない?奥さんのこと見てないってことだから』という春田。純平は『俺はちゃんと奥さんのこと見てるよ』と宣言した。
婚活パーティーにて、婚活に励む渡。渡は一度結婚に失敗をしていることから、過ちを二度と繰り返さないようにしたいと話した。そんな渡たちを見守っている主催者らしい坂口麗華(壇蜜)は『今日は2組ね』と微笑む。
麗華と街中で偶然会った杏寿。麗華は杏寿と一緒にいる純平の姿を見て、『あなたとご主人、やっぱりツインソウルだったのね、運命の人』と言う。『私、そっち系じゃないんで』と杏寿は言い、家族の元へ戻っていく。杏寿の後ろ姿を見て、麗華は『いいオーラ』とつぶやいた。
その後、七香を連れ、公園に向かった杏寿たち。何気ない幸せを噛みしめながら、杏寿は(真っ白から自分たちの色を作っていくのが、結婚生活なのかもしれない)と心の中で思っていた。
ドラマ『ホリデイラブ』最終回の感想
ドラマ『ホリデイラブ』最終回が終了しました。最後まで純平のことを諦めなかった里奈が、交通事故に遭い強制終了。里奈以外の関係者が、新たな一歩を踏み出した最終回となりました。
原作コミック内では、まだまだ継続して純平のことを狙っている里奈。ドラマがどのような結末を迎えるのか、非常に気になっていましたが、まさかの強制終了でしたね・・・里奈が車にぶつかった瞬間、思わず声を上げた視聴者も多かったのではないでしょうか??
最終回で、里奈と対峙した杏寿は、里奈の純平への想いが愛ではなく、エゴであることを突きつけました。確かにその通りで、愛とはその人の幸せを考える想いです。里奈は自分の幸せばかりで、純平の大切なものを壊してばかり・・・そう考えると、里奈の好きなようにさせてくれようとした渡が抱いていた想いは、確かに愛だったということになるでしょう。
夫、子供、住むところ、お金も失い、挙げ句の果てに事故に遭ってしまうというかなり凄惨な結末となりましたが、里奈がこれまでにしてきたことを考えると、自然な成り行きのように思えます。
杏寿と純平、渡が第2のスタートを切り、かつては過ちを犯した志賀でさえも前を向いて進もうとしている中、里奈だけが強制終了させられてしまい、想像以上にブラックな結末となりました。里奈のようになかなか自分が間違っていることに自分で気づけない人間には、神様から強制的に考える時間が与えられるのかもしれませんね。
しかし、事故で顔がぐちゃぐちゃになりながらも、純平たち家族を密かに追っているのではないかとかなりホラーな里奈のその後を想像してしまいます・・・事故後、入院したらしいという情報のみで詳細不明の里奈のその後が気になるこの結末、なかなか考えられたうまいエンディングだと感じました。
ドラマ『ホリデイラブ』、里奈の暗躍に目が離せない、面白いドラマでした。
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