松本潤さん主演ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
第6話以前にも度々描かれてきた舞子(木村文乃)の裁判官時代のトラウマの記憶。舞子が裁判官を退くきっかけとなったそのトラウマには、舞子の弟が大きく関わっているようです。第6話にて、その全貌が明らかになります。
以下、ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
少年法改正を推し進める最高裁判所事務総長・岡田孝範(榎木孝明)は、そのきっかけとなる事例を欲しがっていました。川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)は『期待してるよ』と岡田に声をかけられます。
そんななか、女子高生・工藤久美子(清原果耶)が被害者で、加害者・山崎大輝(市川理矩)と大江徳弘(福山翔大)も10代の少年という、まさに岡田が待ち望んでいたような強制わいせつ事件が起こります。川上は事件を担当する裁判官・遠藤(甲本雅裕)に『ええ判決せえよ』と静かな圧力をかけます。
検察側と裁判官側の意向がマッチし、容疑を否認する山﨑たちに対し、有罪ありきの裁判が進められていくなか、弁護士・深山大翔(松本潤)は加害者のうちの1人とされている大江が犯行時間に別の場所で強盗致傷事件を起こしていたことに気づきました。裁判の途中から、罪を自供した大江でしたが、その背後には強盗致傷罪よりも強制わいせつ罪の方が罪が軽いと判断し、事件のアリバイ作りのために別の事件を利用するというもくろみがあったのでした。
出会い系で出会った男性とデートしていたことを親に知られたくなかったため、嘘をついていた被害者・久美子が嘘を認め、山﨑は無罪に、大江は別件で逮捕されることになったのでした。
更に詳しいドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話までのネタバレあらすじはこちら
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話の視聴率
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第5話の視聴率は17.0%という結果になりました。ドラマ放送時間がオリンピック放送と被ることにより、多くのドラマが視聴率を落とす中、ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第5話はその高視聴率をキープしました。人気の高さが伺えます。
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話の視聴率は、少し上昇し17%代と予想します。実際のドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。
※ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話の視聴率は17.0%でした
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
15.1% | 18.0% | 16.2% | 16.8% |
第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話 |
17.0% | 17.0% | ー | ー |
第9話 |
ー |
それでは、ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話のあらすじ(ネタバレ)前編
逮捕された尾崎の弟
大酉寿司で働く弟・尾崎雄太(佐藤勝利)の姿を気づかれないように見に来た弁護士・尾崎舞子(木村文乃)。尾崎の脳裏に、2年前の雄太が逮捕された事件が蘇る。
大酉寿司店主・新井英之(竜雷太)が尾崎を訪ねて、班目法律事務所にやってきた。『実はある殺人事件で、私が犯人と疑われているみたいで・・・』と切り出した新井は、不動産屋・平田(三又又三)が殺害された事件にて、警察から疑われているらしい。新井は平田の遺体の第一発見者となっていた。
当日、平田と会う約束をしていた新井は、事務所で平田が殺害されているのを発見した。大酉寿司店のある土地が再開発の対象となり、新井は平田から立ち退きを求められていた。
尾崎と弁護士・深山大翔(松本潤)は平田の事務所近くにある煙草屋店主・飯田(ダンカン)のもとを訪れた。平田の事務所に行くためには、必ず飯田の店の前を通る必要がある。
事件があった日。11時過ぎに店を開けた飯田の店に昼食後の13時28分、新井がタバコを買いに来た。その時新井が時計を指差し、合っているか確認したのち、平田の事務所に向かったため、飯田は時間をよく覚えていた。
同じ日の12時半ごろ、茶色のブーツを履いた若い男通った以外に人は通らなかったと飯田は証言。飯田の店の前に設置されているセンサーは人感センサーの感度が良すぎ、店の前を誰かが通れば必ず反応するようになっていた。
『本当に2人以外通らなかったのかな?』という深山は、パラリーガル・明石達也(片桐仁)を使って、なんとかセンサーに感知されずに平田の事務所まで行けないかを確かめてみるが、ほふく前進をしても明石はセンサーに感知されるのだった。
また、新井役の尾崎が平田の事務所まで行って戻ってくる。尾崎が帰ってくるまでの時間はおよそ3分間で、それは新井が平田の事務所に入ったなり、遺体を発見し戻ってきたという時間と符合していた。
直後、刑事専門ルームでニュースを見ていた深山たちは、平田殺害の容疑で尾崎の弟・雄太が逮捕されたというニュースを見て、驚く。同時に尾崎に弟が逮捕されたという連絡が入った。
尾崎と深山は早速警察に向かう。警察署の前で新井に会った。検死の結果、平田の死亡時刻が12時〜13時であることがわかり、新井の容疑は晴れたという。前科がある雄太はなかなかアパートが借りられずにいて、その件で当日の12時半頃、平田の事務所を訪れていた。
尾崎の弟が逮捕されたことを所長・班目春彦(岸部一徳)に報告した弁護士・佐田篤弘(香川照之)。班目は『もしそうなら尾崎先生には辞めてもらおう』と言う。他の顧客の手前、殺人犯の身内をおいては置けないという班目に、佐田は戸惑いの表情を浮かべる。
今回、雄太に容疑がかかったのは平田の事務所に、2年前の窃盗事件で盗まれた100万円の腕時計が残されていたため。雄太はその窃盗事件にて、窃盗の罪で逮捕されていた。警察は2年前の件で雄太が平田から脅されており、その末に雄太が平田を殺害したと考えていた。
雄太に会ったなり、『本当にあなたがやったの?』と切り出した尾崎に、雄太は『その人は外してもらえますか?』と深山に言う。『雄太?!』声を荒げる尾崎だったが、深山に諭され、尾崎は部屋を出て行った。
2年前の事件
尾崎が出て行くなり、『俺は犯人じゃありません』と深山に訴えた雄太。岐阜県出身の雄太は高校卒業後に寿司職人を目指し上京していた。
12時半に平田の事務所に着いた雄太は中に誰もいなかったと証言した。近くに出かけているのかもしれないと思った雄太は、15分くらい事務所で待っていたという。
警察が2年前の窃盗事件で、平田に雄太が脅されていたと考えている旨を深山が雄太に説明すると、『そもそも2年前の事件もやってないですから!』と雄太は声を荒げる。2年前、やっていないという雄太の主張を聞かずに、姉の尾崎は『被害者の方と示談してくるから。大丈夫、私が助けてあげるから』と雄太がやったと決めつけ、早々に示談に向かった。そのことを思い出した雄太は途端に口を閉ざしてしまった。
刑事専門ルーム。『もし雄太さんが犯人なら、あれだけ現場を荒らしたのにどうしてその腕時計を持ち帰らなかったんですか?』深山は自分が疑われるきっかけとなる腕時計を現場に残したまま雄太が去ることは不自然だと言う。
雄太の起こしたという窃盗事件について、詳しく調べてみることになった。当時、笹寿司で働いていた雄太は、社長・糸村信彦(横田栄司)が23時10分に帰った後、1人で店に残り、23時55分に最後に店を出た。翌日、事務所が荒らされ、現金と腕時計が盗まれた。雄太がコインロッカーの鍵を持っていて、そのコインロッカーから盗まれた現金が出てきた。
裁判にて、雄太の友人・大西達也(金子大地)が雄太が近々大金が手に入ると話していたこと、実際に雄太が500万円を持っていたのを目撃したことを証言し、雄太は有罪となっていた。
深山は社員である雄太が、窃盗のために事務所を荒らしまわるのはおかしいと漏らす。 『まさか事件を調べずに、調書を鵜呑みにして示談をしたんじゃないよね?』と深山に尋ねられ、尾崎はそうであることを認めた。
大西の元を訪れ、本当に雄太が500万円持っているところを見たのか?と尋ねる尾崎。『さあ?どうだったかな?』大西ははぐらかした。
尾崎の記憶。窃盗事件の裁判後、出てきた雄太に『執行猶予で済んでよかったわね』と話しかけた尾崎は、『二度と連絡してこないで』と言われてしまう。
尾崎が思い出していると、雄太の交友関係を調査していた佐田たちが帰ってきた。佐田に命じられ、尾崎と深山は府中北刑務所に服役中の友人・坂本卓(古舘佑太郎)に話を聞きに向かうことになる。
尾崎たちと対面した坂本は語り始める。雄太と同郷の坂本は、上京後、不良である大西に雄太を紹介した。大西たちは質屋の強盗を計画、実行犯となった坂本が逮捕された。坂本の事件の担当裁判官となったのが尾崎で、そのことから大西は雄太に刑を軽くするよう口利きしろと脅迫。しかし、雄太は聞かなかった。やがて尾崎が有罪を坂本に言い渡し、刑に処された坂本。口利きをしなかった雄太は、大西たちに恨まれるようになる。そんな坂本の前に、2年前、大西が現れた。『きっちり責任取らせたって言われたんだ』おそらく雄太は大西たちにハメられたのではないかと言う坂本。
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話のあらすじ(ネタバレ)後編
2年前の事件の真相
深山と佐田が、雄太の接見に訪れた。『坂本さんの言うことは本当ですか?』口を閉ざす雄太。佐田が尾崎を招き入れる。気を利かせた佐田と深山は帰って行った。
『なんで話してくれなかったの?』という尾崎に、『最初から疑ってたのは姉ちゃんだろ?』と声を荒げる。『俺のこと信じてなかったってことだろ?!俺はそれが1番辛かったんだよ!1番信じて欲しかった家族に信じてもらえなかったんだよ!』雄太は自分のせいで、尾崎に裁判官を辞めさせることになってしまったと自分のことも責めていた。『あなたの無実は私が絶対証明してみせる』と尾崎は宣言した。
2年前の窃盗事件の被害者である糸村のもとを訪れた深山・佐田・尾崎。しかし、糸村から有力な情報は得られなかった。秘書の柴田(渡辺早織)に目をつけた深山は、外に出てきた柴田に当時の状況を尋ねる。当時事務所が著しく荒らされており、自分が翌日出社し通報したと柴田は語った。
深山はこんなにも部屋が荒らされていることに不審感を抱いていた。『犯人の目的は部屋を荒らすことだったのかも・・・』深山は荒らされた部屋が写っている写真を拡大コピーし、何か手がかりがないかを1枚1枚調べ始める。
深夜、佐田からの差し入れらしい寿司桶が届いた。眠ってしまった他のメンバーをそのままに、尾崎と深山2人が寿司を食べ始めた。『ねえ、なんで雄太さんが寿司職人を目指したか知ってる?』と切り出した深山。初めて東京に行った時、姉が寿司を食べに連れていってくれたとかつて深山に語った雄太。その時の寿司が忘れられないくらい美味しかったことが、雄太が寿司職人を目指したきっかけだった。
『あ!!』翌朝、尾崎があるものを発見した。
佐田・深山・尾崎は糸村のもとを再度訪れた。当時、税務署の調査を控えていた糸村。『あなたは書類を紛失したように見せかける必要があった。つまり自作自演だということです』と深山が迫る。尾崎が証拠となる現場の拡大写真を差し出す。そこにはファックスと受信した書類が写っていた。受信時刻は23時7分。床に落ちたファックスから書類が出た状態のため、現場が荒らされた後にファックスを受信したことになるという尾崎。糸村が会社を出る前に、すでに事務所が荒らされていたことがわかった。
窃盗事件で盗まれたことになっている腕時計が、今回の殺人事件の現場にあったことから『平田さんを殺害したのもあなたですよね?』と深山が迫ると、焦り出した糸村は『俺は殺人なんかしてない!』と反論。時計は新井に貸したものだと証言した。しかし、新井が現場にいた時間と、平田の死亡推定時刻には誤差がある。
真犯人
新井が犯行可能な方法を考えていた深山がひらめいた。あの日、飯田のたばこ店が開く11時前に、平田の事務所に向かった新井。新井は部屋の片隅に身を潜め、雄太が来て、そして帰っていくのを待つ。その後、部屋を荒らした新井は平田の事務所から身をかがめ、たばこ店を通りかかる。センサーが鳴り、新井はあたかも逆方向からやってきたように、飯田に対応したというのが、深山の推理だった。
当日、飯田が食べていたのがパクチー弁当屋の店主(IZAM)の店の弁当だった。その店の店主が新井の姿を目撃している可能性が出てきた。早速、深山たちは弁当店店主の元に向かう。しかし、新井の写真を差し出すも、『だってあの日大変だったから・・・』と言い、覚えていないという店主。
斑目法律事務所に新井を呼んだ深山たち。『あの日のことをいくつかお伺いさせていただきます』当時の状況を確認し始めた深山たち。新井はあの日、確かにバクチー弁当屋を見たと語った。突然深山は『これで平田さんを殺した犯人はあなただということがわかりました』と告げる。
あの日、無許可で営業していたパクチー弁当屋は、警察が来たため11時半にはその場から撤収していた。新井が見たという弁当屋は、新井が平田の事務所に来た11時頃のものということになる。すると、追い詰められた新井がテーブルに頭を叩きつけた。『平田がいけないんだ・・・20年もあそこでやってきて、今更他に移れるわけないだろう!!それなのに法外な賃料請求をしやがって!』新井は自白した。
新井は最初から雄太に濡れ衣を着せる目的で雄太を雇っていた。なぜ、わざわざ雄太の姉がいる斑目法律事務所に依頼に来たのか?と佐田が尋ねる。『あんた巻き込めばうまくいくと思ったんだよ!弟1番信じてないのは、あんただからな!』と新井は尾崎に向かって言い捨てた。
釈放された雄太と対面した尾崎と佐田、深山。『私が雄太のこと信じてたら、こんなに辛い思いさせずに済んだのにね。ごめんなさい!』尾崎が頭を下げた。『裁判官は弁明せずじゃなかったの?』と冷やかす深山に、尾崎は『私、弁護士ですから!』と答える。佐田が雄太にとある寿司店の名刺を差し出した。佐田は知り合いの寿司店で雄太が働けるよう、口利きをしてくれたようだ。
やがて2人きりになった尾崎と雄太。尾崎は奢るから寿司をこれから食べに行こうと雄太を誘うが、雄太は行かないと言う。『俺が日本一の寿司職人になって、日本一の寿司を姉ちゃんに食べさせてやるから。それまで待ってて』という雄太。『うん!』尾崎は笑顔でうなづいた。
警察署を出た佐田と深山。2人を遠くからスーツ姿の男性2人がマークしていた。
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話の感想
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第6話が終了しました。尾崎の裁判官を辞めた原因となっているトラウマが明らかになった第6話でした。
2年前。粉飾決算を行っていた笹寿司社長の糸村は、税務署に見られてはまずい書類を紛失するために、窃盗事件を自作自演しました。その犠牲となったのが、尾崎の弟・雄太。背後に不良仲間の因縁が絡んでいたせいで、不利な供述をされたこともあり、雄太は無実の罪で有罪となりました。
そして、2年後の現在。再び悪人・新井の犠牲となってしまいかけた雄太でしたが、新井が雄太に濡れ衣を着せようとしたことがきっかけで、2年前の事件の真相が明るみに出ることとなり、そのあたりの複雑な話の構成はさすが99.9という感じでしたね。
裁判官時代、自分が正しい判決ができていると信じて疑わなかった尾崎でしたが、斑目法律事務所に入り、深山と出会ったことで、そうではなかったことに気づき、同時に弟を救うことができました。第6話ラスト、『私は弁護士です!』と言い切った尾崎に、心がジーンとしました。
尾崎のように、これまでとは違う立場に立つことで、以前からの角度からでは見えなかったものが見えてくる、そういう新しい気づきもあった第8話でした。
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第7話のあらすじ
第6話ラストで、マークされていた深山と佐田ですが、実際に目をつけられていたのは佐田のようです。
佐田にかかった容疑は、業務上横領幇助。佐田が顧問を務めていた会社の社長・緒方が、3000万円を横領失踪中で、失踪当日に佐田の口座宛に緒方から300万円の振込みがあっているのが疑惑の発端でした。
佐田の弁護を請け負うのは、深山と尾崎。面白い掛け合いが見られそうでそうですね!
そして、今回の担当裁判官に近づく川上の影が・・・以前、少年らが起こした強制わいせつ事件でも暗躍した川上ですが、今回はどのような黒い思惑があるのでしょうか?
ドラマ『99.9ー刑事専門弁護士ーシーズン2』第7話を楽しみに待ちたいと思います。
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