石原さとみさん主演ドラマ『アンナチュラル』第6話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
恋人・糀谷ユキコを何者かに殺害され、未だその犯人が捕まっていないことから、永遠に答えが出ない問いと戦い続けている法医解剖医・中堂系(井浦新)。
その悲壮な過去から『殺す奴は殺される覚悟をするべきだ』と危険な思考をする中堂のことを放っておけないと感じたミコト(石原さとみ)は、ユキコの死の真相究明への協力を申し出ました。第6話で、新たな手がかりは出てくるでしょうか?
以下、ドラマ『アンナチュラル』第6話ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『アンナチュラル』第6話がまだ・・・という方はご注意ください。
目次
ドラマ『アンナチュラル』第6話までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
UDIに鈴木巧(泉澤祐希)が恋人・カホの遺体を運び込んできました。カホが海に飛び込んだところを目撃した人物がいることから、自殺と判断されたカホ。しかし、鈴木とカホは、死の前日に婚約指輪代わりのネックレスを選んでおり、カホは自殺ではないと鈴木は主張します。
カホが海に転落した場所と発見された場所との間に距離があったことから、法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)と法医解剖医・中堂系(井浦新)はカホの肺にあるプランクトンの数を地道に数え、両地点の海水と比較することでカホの入水地点を確定します。カホが発見地点で入水したことが明らかになります。
さらにカホの死後CTを入手したミコトと中堂は、カホに顔面から入水した際に起きるドライドローニングという現象が起きていたことを突き止めます。目撃者はカホは足から海に転落したと語っていることから、カホを発見地点にて殺害した後、入水地点とされる場所で目撃証言作りのため、海に飛び込んだ第3者がいることが明らかになりました。
中堂が所見を鈴木に伝えると、鈴木は犯人として思い当たる人物がいた様子。犯人はカホの女友達。自分以上に幸せそうなカホを妬んだ末の犯行でした。
鈴木は復讐のため、犯人を刃物で刺しました。なぜ鈴木を止めなかったのか?と尋ねるミコトに、中堂は『殺す奴は殺される覚悟をするべきだ』と復讐を肯定。そんな中堂のことを放っておけないと感じたミコトは、中堂の恋人・ユキコの死の真相究明への協力を申し出たのでした。
更に詳しいドラマ『アンナチュラル』第6話までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
ドラマ『アンナチュラル』第6話の視聴率
ドラマ『アンナチュラル』第5話の視聴率は9.0%という結果になりました。平昌オリンピックが始まったことにより、連続ドラマ全体の視聴率が下がってきています。ドラマを録画で見る視聴者が増えたのでしょう。
ドラマ『アンナチュラル』第6話の視聴率は、注目度の高いオリンピック種目と放送時間がかぶるため、引き続き9%代と予想します。実際のドラマ『アンナチュラル』第6話の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。
※ドラマ『アンナチュラル』第6話の視聴率は10.1%でした
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
12.7% | 13.1% | 10.6% | 11.4% |
第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話 |
9.0% | 10.1% | ー | ー |
第9話 |
ー |
それでは、ドラマ『アンナチュラル』第6話ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
ドラマ『アンナチュラル』第6話のあらすじ(ネタバレ)前編
夕子の隣にあった遺体の謎
8年間。当時当番だった法医解剖医・中堂系(井浦新)は、恋人・糀谷ユキコの遺体を解剖した。犯人は未だ捕まっておらず、中堂は恋人を殺した犯人を、死の真相を解明することで突き止めようとしている。
『糀谷ユキコさんのこと話して。さっさと解決して、永遠の問いに決着つけましょうよ?』法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)は中堂に言うが、中堂は『お前には関係ない』と言い、去っていった。
その場に居合わせた記録員・久部六郎(窪田正孝)と帰路に着いたミコト。ミコトは中堂をやめさせたいわけではなく、何とかしたいだけだと語る。『あれ?久部くんてなんでいるんだっけ?』さっき電話でミコトが泣いていたので駆けつけたのだと六郎が明かすと、ミコトは『優しいね?そのままでいてくれ』と六郎を弟扱いするのだった。
復讐殺人に加担したことになるところだったとミコトと中堂は、所長の神倉保夫(松重豊)に説教される。『今後、遺体解剖について事件性があると判断した時は速やかに警察に届けること!』『はい・・・』とミコトはうつむきながら答える。
更衣室にて、臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子)から合コンに誘われたミコト。今日は月会費5万円の高級ジム主催の合コンらしい。しかしミコトは断り、夕子1人で参加することになった。
翌朝。夕子がホテルの一室で目を覚ますと、ベッドの横には同じ合コンに参加していた権田原(岩永洋昭)の姿があった。
その頃、出勤してこない夕子のことを心配するミコトの元に、夕子から電話が・・・『今すぐ来て!!』
駆けつけたミコトは『死んでるね・・・?』と権田原のことを判断。『あったこと全部話して』とミコトは取り乱す夕子に頼む。『正直に言うけど、全然覚えてない』という夕子。昨晩、権田原と飲み、そこまで飲んだ覚えもないのに意識が朦朧とし、気が付いたらここにいたという。ミコトは酒に薬を入れられた可能性が高いという。ミコトは夕子の血液検査を始める。『この人さ、窒息死みたいなんだよね。かすかにチアノーゼが出てる』と言うミコト。
やがて、刑事・毛利忠治(大倉孝二)がやってきた。昨晩、権田原はホテルの部屋を予約しており、計画的だった可能性が高くなる。しかし、夕子の血液から薬物反応は出なかった。薬物によっては、すでに体内から成分が消えている可能性もあることから、薬物を盛られた可能性がなくなったわけではないとミコトは毛利に説明する。
さらなる犠牲者
UDIラボに帰ってきた夕子は、こんなことになるのなら昨日目当てにして行ったが現れなかった細川とが良かったと愚痴を言う。解剖室に入った夕子が突然悲鳴をあげた。『細川さん!!』
解剖室にて、今まさに解剖の真っ最中だった遺体は、夕子と同じジムに通う細川のものだった。細川は昨日、道端で窒息死したらしい。ミコトが細川の耳に跡がついていることに気づく。権田原の耳にもイヤーカフのようなものがついていたことを思い出すミコト。『あれは、うちのジムのバイタルセンサー』という夕子。耳の毛細血管からとったデータを腕時計型の端末に飛ばし、健康管理に役立てているのだと夕子は説明する。データを見ることができれば、窒息が起こった当時の詳しい状況を知るかもできないという中堂。
UDIを訪れた毛利が、権田原と細川がグルになり、女性に睡眠薬を飲ませ、暴行していたことが明らかになったという。過去、2人の女性から被害届が出ていたが、泣き寝入りに終わったと語る毛利。
権田原の遺体を解剖した臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹)のもとを訪れたミコトと六郎。2人は何とか所見を聞き出そうとする。死因は窒息死だったが、何による窒息死かは不明だと坂本は明かす。また、坂本は容疑者として夕子が浮上していることをほのめかした。
UDIに警視庁の人間がやってきた。慌てる夕子に、一旦逃げろという中堂。『クソつまらん理由で拘束されるとやってもいない罪を自白させられる』夕子は逃げ出した。やってきた刑事たちに、今日は休ませたと神倉が嘘をつく。
夕子と合流したミコトは、『亡くなった2人のバイタルデータが見たい!』と言い、夕子はミコトを連れ、開発した会社を訪れる。対応したのは岩永。岩永も夕子と同じジムの会員だ。介護士と名乗ったミコトは、働いている介護施設へのバイタルデータの導入を考えていると語る。『実際のデータが見たいんです』岩永がデータを用意してくれることになった。
ドラマ『アンナチュラル』第6話のあらすじ(ネタバレ)後編
犯人の目的
データを待っている間、なぜ前の彼氏と別れたのかとミコトに尋ねる夕子。ミコトは語らない。『ミコトってそういうとこあるよね。まあいいけど。別にうちら友達じゃないし』夕子は機嫌を損ねた様子。
用意されたデータは会員名がイニシャルで表示されていた。社員が席を外したすきに、写メを撮影するミコトたち。そこに警察がやってきたため、ミコトたちは逃げ出した。
データを見た結果、呼吸停止の3分前から心拍数が上がっていることがわかった。2人に共通の発赤(赤い跡)があったことから、自らの所見を中堂に伝えるミコト。中堂は『ありえなくない』と答える。
権田原と細川の情報を求め、フリー記者・宍戸理一(北村有起哉)に接触した六郎。宍戸は2人が学生時代に強制わいせつ罪に問われていたことがわかったと明かす。また、2人はビットコインの詐欺罪でもマークされており、騙した人間から総額4億円を奪い取っていたことが明らかになる。宍戸は詐欺罪に関与していた仲間があと2人いて、それがパイロットの橘と岩永であることを明かした。
UDIラボの中堂がバイタルセンサーからのデータを受信する腕時計型の端末を壊し、調べたところ、ハイパワーのコンセンサーが組み込まれていることがわかった。ここに電流を起こすことにより、横隔膜が麻痺。結果、窒息死が起こっていたことがわかる。
『端末を改造できる人なんて、1人しかいなくない?』という夕子。『いないね』と答えるミコト。改造を端末に施した犯人は岩永で、目的は詐欺によりせしめた金の独り占めだった。その頃、岩永はもう1人の仲間である橘の端末に電流を流すため、PCを操作していた。
橘が権田原と同じく新しい端末を岩永からもらったと言っていたことから、橘が危ないというミコト。夕子が橘が働いている飛行場のHPを調べたところ、夕方からサンセットクルーズの予定があることがわかった。『フライト中に電流のスイッチ入れられたら・・・』ミコトの顔が青ざめる。
明らかになる脅迫者
そこに突然フォレスト葬儀社の大林南雲(竜星涼)が駆けつけた。ミコトたちが事情を説明し、飛行場へ向かう。橘は一般客を小型飛行機に乗せ、離陸のため滑走路を走り始めていた。
車は飛行機に並走。窓を開けたミコトと夕子が止まるよう、声をかける。その時、橘の端末に電流が流される。客がブレーキをかけ、飛行機は止まった。
操縦席の橘は気を失っていた。『離れてください、俺がやります!』駆けつけた六郎が人工呼吸をし、ミコトが心臓マッサージを施す。橘は一命をとりとめた。
警察が駆けつけ、夕子への疑いは晴れた。『飲みに行く?』と尋ねるミコトに、『行く!!』と夕子が答える。『仲がいいですね?』という大林に、2人は『仲良くありません。ただの同僚です』と言い、仲良く去って行った。
UDI。『いや〜三澄さんの行動力には驚きますね?』という神倉は、この間ミコトが葬儀場まで中堂のことをつけ、無断で遺体を調べている様子を目撃していたことを明かす。『三澄さん調べるつもりですよ?』中堂の恋人・糀谷ユキコの件についても、ミコトが調べるつもりらしいと神倉は言う。『あいつは暇人か?』とつぶやく中堂に、神倉は『いいお目付役ができた。三澄さんなら適任だ』と満足げに言うのだった。
バーの宍戸のもとに、六郎が情報料を払いに訪れた。情報料はいいという宍戸は『あいつどんな顔してた?中堂系がこれ見た時の』と脅迫状を差し出す。脅迫状を中堂に送りつけていたのは宍戸だった。
宍戸は六郎を脅迫する。『六郎くんのお父さんは開業医なんだよね?家族が問題を起こしたらどう思うかな?あ、あの女先生もどう思うかな?三澄ミコト先生だっけ?一家心中事件の生き残りの。全部六郎くん次第だ、どうする?』
ドラマ『アンナチュラル』第6話の感想
ドラマ『アンナチュラル』第6話が終了しました。腕時計型の端末を使った連続殺人事件と、女どおしの友情、そして中堂に脅迫状を送っていた犯人が明らかになった第6話でした。
『お前のしたことは消えない、裁きを受けろ』という脅迫状を中堂に送ったのは、フリー記者・宍戸でした。中堂がこれまでも複数の脅迫状をもらったことがあると明かしていましたが、おそらくそれらの脅迫状全てが宍戸によって送られたものだということが推測されます。
宍戸の言う『お前がしたこと』とは一体何を指すのか?中堂は今までに恋人を殺した犯人を突き止めるため、無断で遺体を調べるなどの違法行為をしてきています。宍戸に中堂を葬りたいという個人的な恨みがあり、葬るためにそれらの中堂の行為を公にしようとしているのでしょうか?
しかし、フリー記者である宍戸が中堂の違法行為により被害を被ることはないと思うので、それ以外の罪が中堂にあるのかもしれませんね。
宍戸が糀谷ユキコの家族で、ユキコが殺された原因が中堂にあると考えているなどの線も考えられるでしょうか??ユキコの死の真相、犯人追及に加え、新たな謎が出現し、どんどん面白くなってきました。
ドラマ『アンナチュラル』第7話のあらすじ
予備校で働く弟・秋彦から、法医学に興味を持つという高校生を紹介されたミコト。その高校生から受け取ったメールには、『これを見たら電話をください』というメッセージとあるリンクが・・・リンク先に飛んだミコトが見たのは、信じられない映像でした。
その映像は殺人実況生中継と題し、殺人者Sと名乗る人物が、Yという人物を殺害する映像でした。殺人者Sは、映像のみでミコトがYの死因を特定できるか?ミコトに挑戦状を叩きつけます。なお、特定できなかった暁には、現在人質に取っているXという人物も殺すと殺人者Sは予告。ミコトが遠隔診断に挑戦することになります。
ドラマ『アンナチュラル』第7話を楽しみに待ちたいと思います。
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