篠原涼子さん主演ドラマ『民衆の敵』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
市長になった智子(篠原涼子)へ辞職を求める署名が集まる中、起死回生の一撃としてなんとか犬崎和久(古田新太)の不正を暴くべく奮闘する智子。
しかし絶大な信頼を置く藤堂誠(高橋一生)に犬崎からの刺客説が浮上し、ますます結末が読めない展開となっていきそうです。
以下、ドラマ『民衆の敵』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『民衆の敵』最終回がまだ・・・という方はご注意ください。
ドラマ『民衆の敵』最終回までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
ニューポート計画を何が何でも推し進めたい構えの議会のドン・犬崎和久(古田新太)は、開発予定地にアミューズメントパークあおばランドの建設を急遽発表。これにより、市民は一斉に計画に賛同する流れとなり、計画に反対している智子(篠原涼子)への風当たりが激化していきます。
そんななか、犬崎の差し金により智子に不正献金疑惑が浮上し、智子の支持率は地に落ちました。智子は自分と同じく犬崎にハメられ市長の座を追われた河原田晶子(余貴美子)に会いに行きました。
福祉課の職員・小野祐樹から、富田恭一(渡辺いっけい)からの指示で河原田の秘書・望月守(細田善彦)に近づいたことを聞いた智子は、富田に証言させれば犬崎の不正を暴けると考え、富田の行方を追うことにします。
一方、新聞社に勤める元政治部記者・平田和美(石田ゆり子)はなぜ犬崎がニューポート計画にそこまでこだわるのかという謎が解けずにいました。最近頻繁に地元に帰ってきているらしい藤堂誠(高橋一生)の兄・明(山中崇史)が1枚噛んでいるのではと推測する和美は、犬崎のバックに藤堂家がいることを察します。一族の意向とは逆の立場で、智子を応援する姿勢を示す藤堂に、和美は違和感を感じるのでした。
さらに詳しいドラマ『民衆の敵』最終回までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
ドラマ『民衆の敵』最終回の視聴率
ドラマ『民衆の敵』第9話の視聴率は、第8話を1.7%上回り、7.0%という結果になりました。わずかにですが、最終回を目前に視聴率が上昇してきました。
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 |
9.0% | 7.1%(↓1.9) | 7.5%(↑0.4) | 7.6%(↑0.1) |
第5話 | 第6話 | 第7話 | 第8話 |
6.9%(↓0.7) | 6.5%(↓0.2) | 5.8%(↓0.7) | 5.3%(↓0.5) |
第9話 |
7.0%(↑1.7) |
ドラマ『民衆の敵』最終回の視聴率は7%代半ばと予想します。実際のドラマ『民衆の敵』最終回の視聴率は発表され次第、追記したいと思います。
それでは、ドラマ『民衆の敵』最終回ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
ドラマ『民衆の敵』最終回のあらすじ(ネタバレ)前編
智子たちの反撃
佐藤智子(篠原涼子)が1人公園でボーッとしていると、新聞社に勤める元政治部記者・平田和美(石田ゆり子)が現れた。『私、民衆の敵って言われた・・・』『それは奇妙な風のせい。この街にニューポートを作りたがっているのは藤堂家じゃないかな?』議会のドン・犬崎和久(古田新太)は藤堂家にただ指示されているだけだと推測している和美。
『おかしいよ。私の味方っておかしくない?』ニュポート計画を進めているのが藤堂家ならば、一族である藤堂誠(高橋一生)が自分の味方をするのはおかしいという智子。和美は、藤堂が本当に智子の味方なのか?と不安を漏らす。しかし智子は藤堂のことを信頼しており、富田恭一(渡辺いっけい)を捕まえ必ず証言させて見せると宣言した。
市長室にて、富田に電話をかけまくる智子。しかし相変わらず富田は出ない。その頃、富田は犬崎のオフィスにいた。犬崎はあと3000人ほど智子のリコールに署名が足りないことを知り、金で署名を手っ取り早く集めようと画策しているようだ。
とある地下駐車場にて、藤堂と接触した和美。『犬崎会派の領収証のコピーです。かなり大掛かりにやってます。不正流用』藤堂は和美にダンボール箱いっぱいの領収証を差し出した。『お願いできませんか?』ジャーナリストとして、犬崎の不正を暴いて欲しいという藤堂。
新聞社に帰った和美は、早速領収証の裏取りを始める。『何だよ?明らかに金額書き足してるじゃないか?』同僚・西村健吾(長谷川朝晴)も加勢する。
智子の自宅を訪ねた和美は、藤堂が智子のために、かなりのリスクを冒して犬崎会派の領収証を持ち出していることを報告。『やっぱり私の間違いだったのかもね』と和美は藤堂を疑ったことは間違いだったかもしれないと思い始めた。
智子がついに富田のことを捕まえた。智子は市長室に富田を招き入れる。『全部バレちゃってるよ?』智子は福祉課の職員・小野祐樹が全てを明かしたことを告げる。『お願い。証言して。全部犬崎の指示だったんでしょう?今私市長をやめるわけにはいかないの!』智子が頭をさげると、富田は『俺に何の得があるんですか?』と尋ねた。
医者を目指しているという富田の息子。富田は多額の教育費が息子にかかることをほのめかした。『だからってそんなに汚いやり方・・・』言葉を荒げる智子に、富田は子供が犬崎のような汚い奴に顎で使われる奴にならないために、自分が汚れ役になっていると弁明した。『俺にだって良心はあるよ!あんなことしたくなかった!でもさ、俺を責める前にこんな世の中を責めてくれよ!』という富田に、智子は『お願い、考え直して』と心から訴える。富田は何も言わずに、市長室から出て行った。
智子を解任できるほどの署名が集まった。『いよいよ住民投票だ!』声を上げる犬崎に、和美が領収証の件で嗅ぎ回っていることが犬崎の秘書・若宮寛(若旦那)より報告される。『取引先に連絡しろ!口裏合わせとけ!』と指示する犬崎。
『ニューポートができたら、この景色も変わっちゃうんですね・・・』海沿いを反対派の代表・井上(菅原大吉)と歩く智子。『あれ何ですか?』智子は3年前に行われたというボーリング調査の跡を見つけた。
ニューポート計画の真相
市長室に藤堂が入ってきた。『見せたいものがあります』藤堂が差し出した動画では、富田が犬崎の指示で河原田晶子(余貴美子)の汚職疑惑や智子の不正献金疑惑をでっち上げたことを告白していた。
『どうして急に・・・』驚く智子に、藤堂は理由はどうあれ早速マスコミに動画を流すという。『あすの朝刊出るまで待てないかな?』という智子。今和美たちがあすの朝刊に犬崎の不正流用の記事を出すべく奮闘していることを智子は知っていた。『待てますよ』藤堂は笑顔。
『入金確認しました』藤堂と話す富田。藤堂は金で富田から証言を買ったらしい。
あすの朝刊にて、犬崎のスキャンダルが報じられることを知ったらしい前田康(大澄賢也)が犬崎に会派を離れる旨の書類を提出した。『危機管理です』という前田。『お世話になりました』前田は笑いながら部屋を出て行き、取り残された犬崎は呆然とした表情を浮かべた。
翌朝。『犬崎市議不正発覚』という見出しが1面に出た。和美と智子は抱き合って喜ぶ。一方、犬崎はマスコミに追い詰められていた。続けて、富田の告発が報道される。犬崎は頭を抱え、路上に座り込み、秘書の若宮も見限ったようにその場から離れていった。
新聞社の屋上。『ボーリング調査・・・私、わかったかも!ニューポートの正体』和美が西村に伝える。『ボーリング調査は港のためなんかじゃない!』
藤堂が父の元を訪れた。『今日は縁談の件で来ました。お断りします。申し訳ありません』すると父は犬崎が持ってきたという封筒を差し出す。『これが理由か?この写真の女』その写真にはデリヘル嬢・莉子(今田美桜)が写っている。
『やっと政治家になる覚悟ができました。自分がしていることは100も承知しているつもりです』という藤堂に、父は藤堂家の看板なしに何ができると声を荒げる。
『僕だってやっと父さんのことを尊敬できるようになったんです。敷かれたレールの上を歩いていたら、いつまでたっても父さんを追い越せません』藤堂は涙ながらにそう訴え、父のオフィスを出て行った。
智子のリコールが取り消された。マスコミに囲まれた智子は、やっと市長の仕事ができると喜びを語る。
直後、智子は議会に1人佇む藤堂に話しかける。『もう1人副市長をお願いしようかなって思ってるんだけど』智子は河原田を副市長にしたいと相談。しかし藤堂は自分はニューポート計画に賛成しているため、反対派の河原田を副市長にするのには反対だという。
『今まで騙してたの?』と尋ねる智子に、藤堂は計画に1度も賛成か反対か聞かれたことがないから黙っていただけだと答える。
『産廃処理場です』藤堂はニューポート建設予定地に本当に建設されるものを明かした。受け入れたくないという智子。しかし、藤堂は国のどこかが受け入れなくてはならないこと、受け入れにより国からの多額の補助金が出ることで、市民の暮らしが良くなることを説明した。『なんで最初から言わないの?!』声を荒げる智子に、藤堂は『最初から言ってれば反対してたでしょ?』と言う。時には民衆には言わずに導いた時がいいこともあると藤堂は続ける。
次ページのドラマ『民衆の敵』最終回のネタバレあらすじ後編に続きます。
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