高畑充希さん主演ドラマ『過保護のカホコ』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめてみました。
いつか必ず来る愛する家族との別れ。祖母・初代(三田佳子)が亡くなり、激しい喪失感に苛まれるカホコ(高畑充希)ですが、『こんなときだからこそ結婚しよう』という初(竹内涼真)の音葉に背中を押され、初との結婚を進める決意を固めました。
最大の難関である母の泉(黒木瞳)の祝福を勝ち取り、2人は結婚することができるのか?親と子、それぞれにとって人生の大きな転機である結婚を、カホコと泉がどう迎えるのか、注目です。
以下、ドラマ『過保護のカホコ』最終回ラストまでのネタバレあらすじと感想をまとめています。ネタバレしますので、ドラマ『過保護のカホコ』最終回がまだ・・・という方はご注意ください。
ドラマ『過保護のカホコ』最終回までの簡単なあらすじ(ネタバレ)
病状が悪化した初代に死期が迫りました。初代の意向により、初代は自分の生きた歴史ともいえる自宅に戻ってきました。
しかし、相変わらずそれぞれの家庭が抱える問題は解決しておらず、次女の環(中島ひろ子)は衛(佐藤二朗)と離婚。三女の節(西尾まり)は娘・糸(久保田紗友)との関係がやはりうまく行かずに勘当状態となっていたのでした。
環や節は甲斐甲斐しく初代の看病をする泉に憎まれ口を叩き、売り言葉に買い言葉で泉も応戦。母の死を間際に控えてもなお姉妹喧嘩をする3人でしたが、カホコが初代に頼まれ、持ち出してきた3姉妹の思い出の品を目の当たりにしたことで状況が一変。仲の良かった子供時代を思い出した3姉妹は、昔のように笑いあうことができるようになったのでした。
お見舞いに現れた初に、新しい家族の一員となってカホコを支えてほしいという自分の希望を話した初代は、自分の死後の家族をカホコに任せ、静かに息を引き取りました。
祖母の死に直面し打ちひしがれ、結婚どころではない状態に陥ったカホコを励ましたのは、初でした。今やったことがすぐに結果として返ってこなくても、今蒔いた種が将来的に芽が出ることを信じようという初は、こんなときだからこそ結婚しようとカホコに改めてプロポーズ。カホコも改めて決意を固めますが、こんな状況なだけに、他の家族は2人の結婚を応援してくれるのでしょうか?
さらに詳しいドラマ『過保護のカホコ』最終回までのネタバレあらすじが知りたい方はこちら
ドラマ『過保護のカホコ』最終回の視聴率
ドラマ『過保護のカホコ』第9話の視聴率は、第8話の視聴率を1.6%下回り、9.9%という結果になりました。
ドラマ『過保護のカホコ』最終回の視聴率は、最終回ということで上がり11%代くらいになると予想します。実際のドラマ『過保護のカホコ』最終回の視聴率は発表され次第、追記します。
※ドラマ『過保護のカホコ』最終回の視聴率は14.0%でした
それでは、ドラマ『過保護のカホコ』最終回ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです。
ドラマ『過保護のカホコ』最終回のあらすじ(ネタバレ)前編
ベッドの中のカホコ(高畑充希)は、ベッドサイドに置かれた亡き初代(三田佳子)から譲り受けた指輪を眺めている。大切な人と一緒に家族を守っていって欲しいという初代の言葉が、カホコの脳裏に蘇ったのだった。
その後、眠りに落ちたカホコは初代の夢を見る。『カホコ、大好きよ。いつまでも元気でね』と初代はカホコに笑った。
翌朝。目を覚ましたカホコはベッドサイドに置いたはずの指輪がなくなっていることに気づき、慌てる。『え?!嘘?!』
その朝、泉(黒木瞳)は風邪で体調を崩していた。『こんな時だからこそ、初(竹内涼真)くんと結婚したいの!』切り出したカホコに、風邪で声が出なくなっている泉は正高(時任三郎)を通して、その件は引き続き反対だということを伝える。『ママとパパにちゃんと認めてもらえるよう、カホコ、頑張るから!!』カホコは宣言し、福士(西岡徳馬)のもとへ向かった。
家に福士はいなかった。カホコは福士に電話する。『ばあばに会いに行ってくる。もう探さないでくれ』電話は一方的に切れた。
福士が自殺を考えているのではないかと心配するカホコは、衛(佐藤二朗)に福士捜索の協力を仰ぐ。そこに環(中島ひろ子)や節(西尾まり)も駆けつけた。ぎこちない衛と環。
福士がいなくなったという噂を聞きつけた泉と正高がカホコに電話してきた。泉は初代との思い出が詰まっている場所は、福士の自宅以外ありえないと正高を通して伝えてきた。
カホコが福士の自宅に戻ると、心配した初も駆けつけた。2人で自宅をくまなく探す。『じいじ?!じいじ?!』そこに環たちや、泉たちも駆けつけ、一緒に福士を探すことに。
やがて、カホコは庭の植木の裏で座り込んでいる福士を見つけた。『ずっとここにいる!!』と泣きながら駄々をこねる福士。
『ばあばとよくここでかくれんぼしたんだ・・・』昔、姑や小姑に初代がいじめられていた際、初代はこの茂みの中で泣いて出てこなかったという思い出を語り始める福士。『俺と一緒にならなかったら、こんなことにならなかったかもしれない・・・』
号泣する福士にカホコは『そんなことない!』と反論。かつて、初代から聞いた福士との思い出話をカホコはひとつひとつ語り出す。『じいじと一緒にいると、辛いこととか、苦しいこととか、ふっとんじゃうんだって!だから、もとのじいじに戻ってよ』
『悪かった。じゃあみんなで写真撮るぞ、写真!』気を取り直した福士がカメラを手に、立ち上がる。ちょうどそこに駆けつけた衛に、一緒に写真を撮ろうと誘うと、衛は自分はもう家族じゃないからいいと断った。
カホコが衛と環、2人にこのままでいいのかと声を上げる。抱えている問題だけをクローズアップするよりも、『今の自分の愛とか、優しさを信じながら生きていったほうがいいんじゃないですかね?』初も加勢した。
すると、衛が泣き出した。『離婚届出した時にさ、ここにいるみんなともう家族じゃないって思ったら、悲しくなっちゃってさ・・・』初が言うように、2人が抱えている問題ひとつひとつに一生をかけて向き合っていこうという衛。環は衛の手を取った。
改めて家族写真を撮ろうという福士に、カホコは『まだダメ!糸(久保田紗友)ちゃんがいないもん!』と声をあげ、糸も含めて家族写真を撮ろうということになった。
糸がチェロを売りに楽器店を訪れたところを見つけたカホコと初。『すいません!これは売り物ではないので!!』カホコは店員に断ると、糸のチェロを持って走り出す。
『ちょっと!!待ちなさいよ!!』糸とカホコがチェロを巡ってもみ合いとなる。『じゃあカホコが買う!!』自分がチェロを買い取り、将来糸が必要になった際に譲るとカホコは言い出した『馬鹿じゃないの?!なんでそんなにお節介なのよ!!』『だって家族だから!!』
糸の才能は人を幸せにするためにあることは確実で、自分の好きなものを手放してはいけないと初も加勢。糸は黙って、チェロを抱きしめた。
正高の実家をカホコと初が訪れた。以前、話題に上った自宅上につくる親と一緒に過ごせない子供たちのための施設の件は、着々と話が進んでいた。教子(濱田マリ)はやる気満々。『だって自分が傷ついても、帰ってこられる場所があることがどんなに幸せか、私が1番わかってるからさ!』教子はいままで育ててもらったお礼を、多枝(梅沢昌代)と正興(平泉成)に述べた。
『2つお願いがあります!』と切り出したカホコは、預金通帳を差し出し、教子にこれでまずは借金を返して欲しいと言う。そして、2つ目のお願いはいずれ自分が保育士の免許を取った暁には、教子の施設で働かせて欲しいとカホコは続ける。教子は快諾した。
カホコと初は、改めて泉と正高と話をすることに。『これからのことなんだけど・・・』カホコは教子のつくる施設で働くために、保育士の免許を取ろうと思うと切り出す。『許してもらえますか?』正高は賛成した。泉は何も言わない。
『それから結婚のことなんだけど・・・できれば今度の水曜に婚姻届を出したいと思います』
次ページのドラマ『過保護のカホコ』最終回のネタバレあらすじ後編に続きます。
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