女の勲章あらすじ(ネタバレ)結末まで!後味最悪!運命と時代に翻弄された女の結末が悲壮!

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ドラマ原作『女の勲章』のあらすじ(ネタバレ)後編

白石との出会い

人が羨む成功を手中に収めた式子だったが、その胸の内には葛藤が渦巻いていた。銀四郎との関係に愛はなく、あるのはただ打算のみ。与え、欲しいものを得るという関係で築いた華やかな生活が、式子の虚しさを増長させるようになっていた。しかし式子は銀四郎から離れられない心の弱さもあり、式子は葛藤することになる。

そんな折、大学時代銀四郎を教えていた教授の白石庸介(長塚京三)と出会った式子。式子は白石に恋をするが、白石には人を寄せ付けない雰囲気があった。その原因は白石の妻を失った過去にある。白石には、妻と教え子との不倫の末、妻が自ら命を絶つという壮絶な過去があった。妻のことを愛していた白石にとって、妻の裏切りは許しがたく、以来固く心を閉ざし、人を愛することはないと心に決めていたのだ。

式子の自分への愛を感じながらも、白石は戸惑っていた。そして、白石の心は式子の愛によって徐々に開いてくることとなる。

さらなる成功

フランスへ出かけた式子。その目的は世界的に有名なデザイナー・ジャン=ランベールの型紙の購入権を獲得することだった。彼の作品は今までにない全く新しい立体製図と裁断で作られており、式子は型紙を買い、日本に紹介しようとしていたのだ。

しかしランベールは一つの国につき、一つの業者にしか型紙は売らないということを信念としている。式子は型紙の購入権を希望している日東貿易と競合することになった。

ランベールの求める水準の縫製が審査基準となり、結果、式子が購入権を手に入れることに成功。式子が持つ優秀なスタッフと技術が勝因だったことはいうまでもないが、それに加えて、白石教授のランベール側の関係者への働きかけがあったのだった。
 

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結ばれた式子と白石

ますます愛を深めた式子とその愛に応える気持ちになった白石。2人はパリを発ち、向かった先のポルトガルでついに結ばれ、式子は銀四郎との関係を終わらせる決意をした。式子は白石との幸せな結婚を望んでいた。

自分と銀四郎の関係を白石が許してくれのかという不安が式子を苦しめていたが、式子はそのことを白石に告白しようと試みる。しかし、白石は聞くことを拒否。いまだに自分を裏切った妻の不貞が白石には許せない。白石が自分の純潔さを信じていることを知った式子は、とても銀四郎との関係を告白することなどできなかったのだった。

白石と銀次郎の対決

その頃。帰国しない式子に苛立ちを募らせた銀四郎が、ポルトガルまでやってきた。空港にて、鉢合わせとなった3人。白石は銀四郎と式子が男女の関係であったことを知り驚愕し、同時になんとも言い難い不快な気持ちに支配されていた。かつて失った妻も教え子と不倫していたのである・・・立ち去ろうとする白石に式子は泣いて謝りすがるが、白石は去っていった。放心状態の式子は銀四郎と帰国した。

帰国した式子には購入してきたランベールの型紙を使って仕上げた作品の発表という大役が待っていた。そんななか、式子は白石と再会。式子への深い愛情に気づいた白石は、2人で結婚し幸せになるため、銀四郎と3人で話をし、関係を清算しようと言う。再び愛の力で精気を取り戻した式子は仕事に没頭し始める。

そして式子と白石は銀四郎を呼び出し、銀四郎の活躍のおかげで手に入れたもの全てを銀四郎に渡す代わりに別れて欲しいと伝えた。しかし、銀四郎はこれを拒否。学校には銀四郎が式子名義で借り入れた莫大な借金があったのだ。銀四郎はそれらの借金を払わなければ、式子とは別れないという。銀四郎と言い争う式子。白石のなかで何かが切れた。白石にとって、銀四郎と式子の言い争いは耐え難い、汚れたものにしか映らなかったのだ。白石は式子が銀四郎側の世界の人間であると結論を出した。白石は式子に別れを告げた。
 

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女の勲章を手に入れた末の結末

抜け殻となった式子には直後にランベールのショーが控えていた。しかし愛を失った今、そんなことなどどうでもいいことのように思えた。式子は学校へ行き、1体のマネキンと対峙した。絢爛な衣装をまとい、きらびやかな勲章のような飾りをつけ、すましているマネキンは、外側だけを偽りで塗り固めた醜い自分に見えた。式子は裁ちばさみをマネキンに突き刺し、切り裂く。そして、そのハサミを式子は自分の喉元めがけて、突き刺した。

式子の死をショーの直前に知った倫子たち。大きな衝撃が走るが、式子は急病ということにして、何事もなかったのようにショーを執り行う。ショーは大成功のうちに終わった。

式子の死後、院長の座は倫子が手に入れた。式子がいなくなっても、そのほかのことは滑稽なくらい何も変わらなかった。自分たち3人と銀四郎が欲しいものを手に入れたにもかかわらず、結局式子だけが死んでしまい1番損をしていると呟く富枝に、銀四郎は反論する。

『おれは大庭式子の欲しがった虚栄を与え、胸に勲章を飾り立ててやるように名声と富を築いてやったのだ。いわば俺は女の勲章を製造し、それを女の胸にぶら下げさせて、おれの商売にしてきただけのことだ。大庭式子は、自分の勲章が気に入らなくなったからといって、なにも死ぬほどのこともないのだ。気に入らなければ勲章を取り換えさえすればよいのだ』
 

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ドラマ原作『女の勲章』の感想

壮大なスケールのなか描かれた原作小説『女の勲章』。タイトルとなっている『女の勲章』には、一見華やかで名誉に見える式子が手に入れた生活やキャリアのことを指しているようです。

式子が欲しがっていた勲章を、自分が欲しいものをもらう代わりに式子に与えた銀四郎。ギブアンドテイクの関係の何が悪いんだというのが銀四郎の主張です。

式子が手に入れた勲章は、式子が本当に心から望むものではありませんでした。式子の望んだ本当の女の勲章は、愛する人・白石との幸せな結婚生活だったのでしょう。しかし、その勲章はもう手に入らない・・・銀四郎の言うように、簡単に取り替えられるようなものではなかったわけです。

おそらく、銀四郎はこれまでの人生で、唯一無二の愛というものを経験してこなかったと思われます。ラストの銀四郎のセリフはだからこそ言えるものなのかもしれません。あるいは、女性は男性と違い、ビジネスでどんなに成功しても満足はせず、結局は愛する人からの愛情を欲する生き物なのだということなのかもしれませんね。

女の勲章って何なんだろう?思わず考えさられる作品です。ドラマの方も楽しみにしたいと思います!

<追記>ドラマの方では、式子が裁ちばさみを突き刺した穴から(あなたには勝たせない)と書かれた遺書を銀四郎見つけるという展開になりました。なお、結末では銀四郎が涙を流すという展開となり、原作と比較すると救いのある結末となっています。
 

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コメント

    • 銀四郎
    • 2017年 4月 16日

    銀四郎です

      • aoi-sea
      • 2017年 4月 16日

      銀四郎さん、ご指摘いただきありがとうございます。
      修正させていただきました。

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