ドラマ『嘘の戦争』の六車=大杉漣(三瓶)説について徹底検証してみました!
30年前に何者かにより一家心中に見せかけ、家族を殺された男・千葉陽一(草彅剛)。
陽一が天才詐欺師・一ノ瀬浩一と生まれ変わり、家族の仇を晴らすため、30年前の『嘘』に迫ります。
ドラマ『嘘の戦争』第1話〜第5話にかけて、30年前の事件関係者である合計6名に復讐を果たした浩一。
事件の黒幕が二科興三(市村正規)であることは明らかになっていますが、視聴者最大の注目が集まっているのが興三の手下・六車が誰なのか?六車の正体です。
そして、六車が誰なのか?六車の正体として浮上しているのが児童養護施設『宮森わかばの家』園長の三瓶(大杉漣)なんですね。
「六車は誰」
…あくまで…!妄想で!絶対違うことを願って…「大杉漣さん」では…(泣)
漣さん!違うと言ってぇぇ!!#嘘の戦争— 📎ハチヒリラソ📎 (@hachihi69273) 2017年2月7日
六車ってまさか三瓶(大杉漣)さん?#嘘の戦争
— たると (@tarte25252) 2017年2月7日
浩一の父親の後輩医師で、浩一の良き味方であるはずの三瓶(大杉漣)が興三側の人間・六車であると予想されている理由について探ってみると、そこには三瓶(大杉漣)自身による六車であることを匂わせるような自白がありました!
ドラマ『嘘の戦争』第1話からの浩一の復讐劇から30年前の事件について整理するとともに、ドラマ『嘘の戦争』の六車=大杉漣(三瓶)説について徹底検証してみました!
※ドラマ『嘘の戦争』六車=大杉漣(三瓶)説について徹底検証するとともにドラマ『嘘の戦争』最終回を予想しています。ドラマのネタバレにつながる可能性がありますのでご注意ください!
※ドラマ『嘘の戦争』第7話にて六車が神保悟志さんであることが明らかになりましたが、以下の大杉漣(三瓶)の怪しい言動の数々から大杉漣(三瓶)が事件に関わっている線が濃厚です。引き続き、展開を見守っていきたいと思います
ドラマ『嘘の戦争』浩一の復讐と発覚した新事実,六車情報まとめ
『嘘の戦争』の六車の正体について探っていく前に30年前に起きた浩一の家族の殺害事件に関する情報と、そもそも六車って何者なのか?という点を『嘘の戦争』第1話から振り返っておさらいしてみたいと思います。
『嘘の戦争』第1話
ターゲット
五十嵐(甲本雅裕)
五十嵐の役割
実行犯(浩一を押さえつけるなど補助的なもの)
五十嵐が事件に加担した理由
借金返済のため
第1話で出てきた新事実
- 五十嵐とは別にもう1人実行犯が存在した
- 浩一の家族に直接手をかけたのはもう1人の実行犯
『嘘の戦争』第2話
ターゲット
六反田(飯田基祐)
六反田の役割
事件当日、浩一の父親が『ごめん』と泣き叫んでいたのを聞いたという嘘の証言をした
(六反田の嘘により一家心中説が有力視された)
六反田が事件に加担した理由
苦学生だったため金(学費)が欲しかった
第2話で出てきた新事実
- 興三が黒幕である旨を語ったテープが存在
- 浩一の家族殺害の原因となったのは同じく30年前のOL殺しの隠蔽のため
『嘘の戦争』第3話
ターゲット
三輪(六平直政)
三輪の役割
30年前の捜査を妨害して、証拠を隠蔽
三輪が事件に加担した理由
心臓に問題があった当時1歳の娘・沙織に
アメリカで移植手術を受けられるようにするため
『嘘の戦争』第4話
ターゲット
四条綾子(ジュディ・オング)と息子・司
四条の役割
浩一の家族殺害事件の発端となったOL殺しの隠蔽を興三に依頼
第4話で出てきた新事実
- OL殺しの主犯は九島である
- 興三の証拠テープとそれを聞いた人物の抹殺を興三が六車に依頼
『嘘の戦争』第5話
ターゲット
九島(平岳大)
九島の役割
浩一の家族殺害事件の発端となったOL殺しの主犯
第5話で出てきた新事実
- 興三が隠蔽をしたのは当時大学生だった息子・晃がOL殺しに関わっていたため
- 六車が興三のテープとそれを聞いた人物の抹殺のためすでに動いている
ドラマ『嘘の戦争』そもそも六車って誰?
六車の初登場は『嘘の戦争』第4話
現在までのところ、六車はドラマ『嘘の戦争』に興三の話の中でしか登場していません。
(別の人物として登場している可能性はありますが、その件については後ほど!)
六車が興三の話の中に初登場したのは『嘘の戦争』第4話。浩一が弁護士の六反田に復讐を果たし、興三自身が30年前の事件について自ら指示を出したことを告白している肉声が録音されているテープがあることが発覚した回です。
興三と隆はこれまでの二科家近辺での不審な動きが30年前の千葉医師殺害事件についての復讐で、自分たちを脅かしているのが息子の千葉陽一なのではないかと勘づきます。
そして、テープの存在に焦った興三はテープとテープを聞いた人間の抹殺を計画。そこで登場したのが『六車』の名前なのです。興三は六車を使って、それらの汚れ仕事を遂行させようと企んでいます。
再び父が悪に手を染めることを良しとしない息子の隆(藤木直人)は千葉陽一について自分の方で探りを入れてみることを提案。興三は1週間だけ待つが、それ以上かかるならば自分の方で六車に依頼する意向を語りました。
六車の正体は千葉医師一家殺害の実行犯で興三の腹心的な存在?
1週間後、依然千葉陽一の手がかりがつかめない隆。興三は約束の1週間が過ぎ、六車に依頼、すでに六車が動いている旨を隆に報告しました。
『六車が・・・』という隆の驚きが混じった言葉から、六車が30年間の事件においても中心的な役割を担っていたことが推測されますね。
おそらく六車は五十嵐とともに浩一の自宅に押し入った実行犯のうちの1人ではないかと推測します。
このとき、実際に浩一の家族を手をかけたのは自分とは別のもう1人の実行犯であったことはドラマ『嘘の戦争』第1話で五十嵐が語っていますね。
事件を画策し指示を出した興三と同じくらい浩一にとって憎い存在が家族を手にかけたもう1人の実行犯のはずです。しかし、『嘘の戦争』第1話で、1番憎いであろうもう1人の実行犯に浩一の怒りが向かう描写はありませんでした。そして『嘘の戦争』第2話以降も、もう1人の実行犯を探ってやろうという浩一の描写もありません。
なぜなのか?
それはこの部分こそが、ドラマ『嘘の戦争』最終回までの核心的な謎で、最終回までとっておきたい製作側の意向があるからだと推測します。
隆は六車が誰か知らない可能性大!の理由
30年前の事件についてよく知っている隆ですが、隆は六車が誰なのか?について知っているのでしょうか?
もし、隆が六車の顔を知っているのであれば、これまでに隆と面識のあるドラマレギュラーキャストのなかに六車はいないということになりますね。(もし隆が六車の正体を知っていれば、初見の際に必ず隆に反応があると思われるので)
大杉漣さんが六車説もあるけど隆と対面してるしなぁ
— 彩ちゃん (@aya717) 2017年2月7日
しかし、隆は六車が誰かは知らない可能性が高いでしょう。
というのは、30年前の事件が起こった当時、隆は少なくとも高校生以下だったからという理由です。当時高校生だった隆が、30年前の事件についてリアルタイムで知っていたという可能性は極めて低いものと推測されます。
となると、後日隆がニシナコーポーレーションの有力な跡取りとして晃を抑え出てきた時点で、将来の経営にかかわる可能性のある重要事項として興三の口から事件が語られた際に『六車』という名前の人物が事件に関わっていたと隆が聞いたと考えるのが自然ですね。
つまり、隆は六車を名前でしか知らず、六車が誰なのか?という正体に関しては知らないということなのでしょう。
隆が六車の正体を知らない以上、隆が今までに会ったことのある人物が実は六車だった・・・という展開があり得るということになります。
六車が初登場キャストだった場合、最終回があまり面白くない点
六車が誰なのか?という議論において、六車の正体が未だ『嘘の戦争』には登場していない今から出てくる人物なのではという推測もありますね。
「六車は誰が演じるのか?」
こればっかり、考えている。濃厚な役者と直接対峙する剛が待ち遠しい#嘘の戦争 #草なぎ剛
— ねこつよし (@gata222gata) 2017年2月7日
しかし、その線は可能性的に低いと考えます。なぜなら、ドラマ『嘘の戦争』では黒幕が誰なのか?がすでに明らかになっているから。
通常、『嘘の戦争』のようになんらかの事件があり、その事件の真相について迫る内容のドラマであった場合、
視聴者を最終回まで引きつけていく謎は『事件の首謀者が誰なのか?』であることが一般的です。しかし、『嘘の戦争』では事件の首謀者が二科興三であることはすでに明らかになっています。
ドラマ『嘘の戦争』第1話から黒幕である興三の手先となって事件に関係した人物から復讐を遂げて行っている浩一ですが、
ドラマが最終回に進むにつれ、黒幕の興三へと近づいていき最終回にて興三に復讐を遂げる・・・というストーリーは面白みが全くありません。
また、最終回以前に新キャストが登場し、『自分が六車で浩一の家族を直接殺した実行犯だ』という事実を告白したとしても、驚きも衝撃も低いですね。
以上の理由で、六車の正体はすでにドラマ『嘘の戦争』に登場している人物である可能性が高いと考えます。
次ページでは、なぜ六車の正体として浩一の良き味方である大杉漣(三瓶)の名前が挙がっているのか、
ドラマ『嘘の戦争』第1話からの大杉漣(三瓶)の怪しい言動、大杉漣(三瓶)自身が事件に関係していることをほのめかしている自白をご紹介します!
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