香里奈さん主演の新ドラマ『嫌われる勇気』第1話ラストまでの
ネタバレあらすじと感想をまとめてみました!
ドラマ『嫌われる勇気』の原案はアドラー心理学についてわかりやすく解説した
ベストセラー本『嫌われる勇気』です。
今までどの心理学にもなかったアドラーの新しい考え方は大きな衝撃を与え、
『自己犠牲』が尊いという風潮が根強く残る日本でもベストセラーとなりました。
そんな注目のアドラー心理学『嫌われる勇気』が
今回なんと刑事ドラマ化されることになり、大注目している方も多いですよね!
新ドラマ『嫌われる勇気』第1話ラストまでのネタバレあらすじまとめるとともに、
アドラー心理学に馴染みのない方のために
ドラマ『嫌われる勇気』第1話をアドラー心理学的に解説、感想もまとめてみました!
※ドラマ『嫌われる勇気』第1話ラストまでのネタバレあらすじをまとめています
ドラマ『嫌われる勇気』第1話がまだ・・・という方はご注意ください!
目次
ドラマ『嫌われる勇気』第1話ネタバレあらすじの前にアドラー心理学について少し
新ドラマ『嫌われる勇気』の原案は2013年に発売され、
今もなお世界的に売り上げ部数を伸ばしているベストセラー本『嫌われる勇気』です。
嫌われる勇気 [ 岸見一郎 ]
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『嫌われる勇気』と出会い、人生が変わったという方も多いでしょう。
かくいう私もそのうちの1人です。
ドラマ『嫌われる勇気』を何倍も面白く観るために欠かせない
アドラー心理学について少しだけ簡単にご説明します。
アドラーは人間の悩みの全ては人間関係に起因したものであると言い切っています。
なので、人間関係の悩みを解決すれば
全ての悩みから解き放たれると提唱しているんですね。
家族との関係・恋人との関係・友人との関係・職場での人間関係などなど、
確かに私たちの悩みは突き詰めていけば
人間関係の悩みに収束するといっても過言でありません。
では、どうやって人間関係の悩みを解決するのか?
そこで登場するのが、
『自分の問題』と『他者の問題』を完全に別のものとして考える『課題の分離』。
あの人が私のことをどう思うか、どう動くかはあの人の問題で私の問題ではなく、
そこに私が介入する余地は全くありません。
よって、『あの人』のことをどうこうしようとか、
『あの人』にどう思われるのか?などという問題は
『私』にとって全く思い悩む必要のない問題(=問題でない)ということになります。
そして、私がどうこうできるのは私がどう考え、どう動くかだけで、
突き詰めていくと私は私の幸せのためにしか生きることしかできないということになっていくのです。
アドラー心理学のこの部分だけをクローズアップすると、
アドラー心理学が他人との関係を排除し
自分優先で自分勝手な生き方を推奨する考え方のようにも見えますが、
それは全くの誤解。
『嫌われる勇気』の続編、『幸せになる勇気』のなかで、
アドラーは幸せとは自分以外の誰かを愛することだと解いています。
課題の分離という考え方から究極の幸せまでの道すじは、
ドラマ『嫌われる勇気』のなかで
アドラー心理学を地でいくドラマ主人公・庵堂蘭子を通じて描かれていくことになりそうですね。
それでは、
ドラマ『嫌われる勇気』第1話ラストまでのネタバレあらすじ、スタートです!
ドラマ『嫌われる勇気』第1話ネタバレあらすじ&感想〜事件の始まり〜
1999年。
楽しそうに山道を進む女子学生たち。
庵堂蘭子(香里奈)は林の中に咲く一輪の百合の花に見せられ、
1人列を離れ林の奥深くへ・・・
そこに人影が忍び寄った。
2017年、東京。
『全く理解不能です!大文字さんに教えて欲しいんです。
あの人とうまくやっていくコツを』
警視庁捜査一課8係の新人・青山年雄(加藤シゲアキ<NEWS>)は
帝都大学文学部心理学科の大文字哲人(椎名桔平)の前で訴えた。
大文字は冬の井戸水と夏の井戸水が同じ18℃という温度であるにもかかわらず、
触れた人間の主観によってあったかいとも冷たいとも感じうる例えを引用。
すべての人間は主観の中で生きていること、
よって考え方を変えた瞬間から世界が変わると言い、
戸惑いの表情を見せる青山にこう断言した。
『あなたに必要なのは嫌われる勇気です』
捜査一課に出勤した青山は
モデル殺人事件についての調書を読む。
殺害されたのはモデルとして活躍する留美。
留美はスタンガンで気絶させられたのち胸を刃物で一撃されており、
遺体のまわりにはクッションの羽毛が飛び散っていた。
そして現場には24cmの女性ものの靴の足跡が残されていたのだった。
早速現場周辺に出向いた青山は蘭子を発見。
バディとなった旨を説明、自己紹介をする。
そこへ青山の携帯に2番目の被害者がでた連絡が入った。
殺害されたのは1番目の被害者と同じ雑誌で活躍していたモデル・優香で
殺害方法は一致。
遺体の周辺にはバラの花びらが散乱していた。
現場に到着した蘭子は先輩の小宮山正明(戸次重幸)の
犯人は神経質な女性という推理を否定。
『その推理、明確に否定します』
蘭子はもし本当に神経質ならば花びらの向きを揃えると主張した。
帝都大学医学部法医学教室・相馬めい子( 相楽樹)は
被害者の腕に男性の手のサイズのあざがあったことから犯人は男性だと指摘。
しかし、蘭子はスタンガンによって気絶している被害者を抑えつける必要がないことから、
めい子の推理も否定した。
捜査一課では今回の被害者の周辺の羽毛や花びらが
被害者の雑誌での撮影画像と酷使、
遺体とディスプレイしていることに気づく。
そのことから被害者2人のせいで最近ページ数を減らされていたモデルの同僚、
天野真紀(南野陽子)が捜査線上に浮かんだ。
ドラマ『嫌われる勇気』第1話ネタバレあらすじ&感想〜アドラーと蘭子〜
真紀はモデルという職業を生かし、
主婦たちを相手に料理教室を開いていた。
早速、教室に向かう蘭子と青山。
その道すがら、
捜査会議にも出席しない蘭子の勤務態度に青山は駄目出し。
蘭子は情報共有の会議は無駄であり、
自分が必要と判断した会議のみ参加すると相変わらずマイペース。
『15分後に入ってきてください』
蘭子は1人、真紀の料理教室に乗り込み、
青山とともに勝手に教室に参加することにしてしまった。
『最悪だ。こんなんじゃこっちまで浮いちゃうし』
教室前で愚痴をこぼす青山のことを
サングラスにトレンチコート姿の男性が伺っていた。
半田の命令で帝都大学文学部心理学科を落とすれた青山は
たくさんの書に囲まれた書斎にて大文字と対峙した。
青山は今回のモデル連続殺人事件の概要を説明、
大文字の考える犯人像を聞きたいと語る。
真紀主催の女子会に参加した蘭子。
蘭子はケーキ店に1つしかなく、
注文の列に蘭子よりも後に並んだ少女が食べたいと言ったショートケーキを躊躇なく注文。
少女が泣き叫ぶ中、美味しそうにケーキをほうばった。
真紀はその場で自分のプロデュースしたこんぶ茶を販売し始めた。
こぞって買う生徒たちは購入をためらう1人の生徒・美里に購入を半ば強要。
『みなさんは真紀さんが動物の糞を美肌効果があると
プロデュースなさってもお使いになるのでしょうか?』
蘭子の一言は冗談として一笑に付される。
その頃。
青山は大文字に『嫌われる勇気』が必要だと説かれていた。
蘭子を理解したいという青山に向かって大文字はアドラー心理学について説明を始める。
アドラー心理学の根底にある
すべての悩みは対人関係の悩みであるというものは
犯罪心理学にも通じるものがあると語る。
『どんな凶悪な犯罪であろうと然るべき理由があっての犯罪なんです。
犯罪者にとっての善です』
捜査一課には雑誌社に届いていたという脅迫状が届いていた。
(天野真紀のページを増やせ。留美と優香はいらない)
ドラマ『嫌われる勇気』第1話ネタバレあらすじ&感想、
次ページで結末を迎えます!
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