山田涼介さん主演の月9ドラマ『カインとアベル』第9話ラストまでの
ネタバレあらすじと感想をまとめてみました!
ドラマ『カインとアベル』第8話でついに心の均衡を失い、
盗聴器を社内の各所に仕掛けるという常軌を逸した行動に出た隆一(桐谷健太)。
取締役への昇進をきっかけに仕事の魔力に取り付けれ、
かつての面影を失った優(山田涼介)は
隆一にクビという非情な決断を下しました。
社長である父親に認められることを生きがいにしてきた隆一が
職を失い、梓(倉科カナ)との結婚式を普通に挙げられる訳もなく、
隆一は式・披露宴をすっぽかし、失踪してしまったのでした・・・
ドラマ『カインとアベル』第9話では、
式が流れたことに内心悪い気がしていない優が再び梓にアプローチ、
梓は隆一を追いますが、
梓と優の関係を疑っている隆一にはすんなり梓を受け入れることができません。
そして、高田に代々伝わる禁断のプロジェクトを見つけてしまった優。
宗一郎(寺尾聰)・貴行(高嶋政伸)・隆一らが
そのあまりにも大きいリスクのために手を出さなかったという事情を知った優の中に
危険な欲望が生まれ、暴走してしまうことになりそうです。
そんな優が接触したのが
第8話で怪しげな動きを見せた黒沢幸助(竹中直人)。
兄弟を影で操るようにも思える黒沢の言動の真意も気になりますね!
いよいよ最終回前話となる月9ドラマ『カインとアベル』第9話ラストまでの
ネタバレあらすじと感想をまとめるとともに、
最終回の展開についても考えてみました!
※新月9ドラマ『カインとアベル』第9話ラストまでの
ネタバレあらすじと感想をまとめています。
ドラマ『カインとアベル』第9話がまだ・・・という方はご注意ください!
月9ドラマ『カインとアベル』第9話ネタバレあらすじ&感想〜パンドラの箱〜
矢作梓(倉科カナ)との結婚式をすっぽかした高田隆一(桐谷健太)は
葉山の別荘にいるらしい。
『隆一にとってもそれがいいだろう。
あいつには時間が必要だ・・・』
高田貴行(高嶋政伸)は渋い顔でつぶやいた。
梓を呼び出した高田優(山田涼介)は
高田の人間として式の件を謝罪。
『このまま仕事を続けたらいいじゃないですか?
だって兄貴との結婚はもう・・・』
『私は今でも隆一さんの婚約者です』
『本当にそう思ってるんですか?!だってあなたの前から姿を消したんですよ?!』
本日退職する意思は変わらないと立ち去ろうとする梓に
優はアウトレットモールの立ち上げを
共に頑張った時の情熱を思い出して欲しいとすがる。
『兄貴は今、何も持ってないじゃないですか?!』
『私は隆一さんがいればそれで幸せなの』
梓は優の説得に応じることなく、取締役室から出て行った。
隆一のいる葉山の別荘を梓が訪れ、チャイムを鳴らす。
しかし、隆一は応じない。
『隆一さん・・・また来ますね』
貴行は隆一が抱えていた仕事をひとつひとつ振り分けていく。
ダンボールの中のたくさんのファイルのなかに
ひときわ目を引く分厚いファイルが優の目を捉えた。
『これは何ですか?』
『会長が社長の頃から話に上がっては諦めてきた事業だ』
貴行は隆一もかつて取り組もうとしたが
そのリスクの大きさに断念したとの経緯を優に話して聞かせる。
『兄貴が諦めた仕事ですね?』
優の目の中に危ない輝きを見た貴行は
今ある仕事に打ち込めと言い聞かせたのだった。
その夜。
渋谷第二地区開発事業と書かれた例のファイルの前で
優は1人物思いにふけっていた。
(私は隆一さんがいればそれで幸せなの)
梓の言葉が優の脳裏に響く。
優はおもむろにスマホを取り出し、電話をかけた。
『明日お会いできませんか?』
月9ドラマ『カインとアベル』第9話ネタバレあらすじ&感想〜取り戻す隆一,失う優〜
翌日。
優が呼び出したのは黒沢幸助(竹中直人)だった。
『ある政治家を紹介して欲しいんです。
民営等の大田原代議士です』
『・・・お前、何企んでんだ?いろいろと噂が多い男だぞ』
『その覚悟です』
黒沢は少し時間がかかるが段取りをつけると優に約束した。
その頃。
葉山の別荘を今日も梓が訪れていた。
チャイムを鳴らすが応じない隆一。
梓が立ち去ったあと、隆一が扉を開けてみると、
ドアノブに紙袋がかけられていた。
(隆一さんへ お父様からです)
そこにはいつか隆一が貴行に頼んだ万年筆が入っていた。
高田桃子(南果歩)が優のオフィスを訪れた。
『これが隆一を追い出してまで貫いた優のやり方なんだ?
でも驚いちゃった!隆一、結婚式に来なかったんだって?』
『この決断は高田の未来のためです』
桃子は周りの人間の言葉に耳を傾けることも大事なことだと優をなだめたのだった。
梓を追った隆一。
『どうして誰も俺を責めない?
俺は父さんも梓のことも裏切ったのに・・・・』
『家族だからじゃない?』
家族だからこそ、いつまででも待てる、
許されるならば式場で何日間でも隆一のことを待ちたかったと梓は笑顔で続ける。
『俺でいいのか?俺、何も持ってないぞ?』
『隆一さんがいればそれでいい』
『俺たちは俺たちの形で幸せになろう。結婚してください』
『はい!』
隆一と梓は夕日の中で固く抱き合った。
黒沢から優に代議士とのアポが取れたとの連絡があった。
直後、優は貴行から呼び出された。
『どういうことだ?!新宿第二地区の調査をしているそうだな?
危険な仕事だと言ったはずだ』
今は隆一の抜けた穴を埋めることが先決で、
勝負するのはそれからでいいと言う貴行。
『これは社長命令だ。すぐに中断しろ!』
『・・・失礼します』
貴行の命令への返事はせずに社長室を出ていく優の目は
怪しげに輝いていた。
月9ドラマ『カインとアベル』第9話ネタバレあらすじ&感想、
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