真昼の悪魔 ネタバレあらすじの最後に超鳥肌!火の粉越え!?遠藤周作の原作,本当の悪魔が予想外過ぎ!


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もう1人の悪魔

病気が全快していないにもかかわらず、いなくなったというその患者のことが気になった難波が顔見知りとなった気の良さそうな掃除員・芳賀(篠原篤)にそのことを話すと、芳賀はその患者について調べてみるという。芳賀も難波と同じく、病院での色あせた毎日に退屈しているらしかった。

芳賀はその患者の家族に接触。患者がこの第三病院で何者かにより催眠術をかけられたうえに辱めを受けたこと、そのことについて言及するとノイローゼ扱いされ精神病棟に移されたこと、もう2度とあの病院には戻りたくないと勝手に出てきたことが発覚した。

医学生時代にすべての医師が催眠術をひととおり教わることから、難波と芳賀は犯人が医師の誰かであること、失踪した患者が女の笑い声を聞いたと語ったことから、その犯人は女医であるという推測に至った。

そして、2人は最近病院内で起こる不審な事故が単なる事故ではなく、その犯人によって仕組まれた犯罪であることに気づいた。

貧しいために窃盗をする、恨みを晴らすために殺人をする、そんな同情の余地があるような動機がもとの悪事とは全く別の悪の行為のために悪事を働く、そんないやらしい悪の存在が一連の事件の背後にあると芳賀は言った。

芳賀のアドバイスにより、難波は第三病院の女医にカマをかけてみる作戦を決行。一連の不審な事件の犯人を知っていると女医の一人一人に告げ、相手がどんな行動を起こすのか見るという作戦だ。

その結果、報復として難波の薬が何者かによって下剤とすり替えられるという事件が発生。堪え兼ねた難波はこの病院にはびこる悪の存在を医師らに激白するが、難波はノイローゼ扱いされ、精神科に移されることになってしまった。

難波は自分がノイローゼでないことを証明するため、芳賀に話を聞いてくれと医師らに懇願。しかし、芳賀は『何のことを言っているのかわからない』と難波を突き放した。

こうして難波がノイローゼであることが証明され、難波は精神科にて拘束されることになる。
 

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1の犠牲で救える100の命

その頃。葉子は病室に入院している小林トシという老婆について考えていた。トシは回復の見込みのない病に冒されており、死を待つばかりの状態だ。誰の役にも立たないトシのために、病床が占領され、治る見込みのある患者を受け入れることができない。トシの看護に時間を取られるのも無駄だ。いっそトシは死んだほうが皆の役に立つ・・・そう葉子は考えた。

折しも、病院に縁が深い特別患者が第三病院に入院してきた。特別患者はがんを患っており、手術を成功させることが吉田や葉子らにとって重要な任務となる。その患者に新しい治療法が試されることになる。しかし、その治療法はマウスでは成功しているが、人に試されたことはない。

その新しい治療法は特別患者の病状にぴったりで、マウスでは著しい効果が見られている。この治療法が人でも有効だという症例が見られたなら・・・

そこで葉子が思いついたのがトシの存在だった。何の役にもたたないトシを人体実験につかおうというのだ。

葉子は吉田に自分の考えを提案。驚き、拒否する吉田に葉子は甘い言葉を並べ立てる。

生きていても役に立たないトシで実験することによって多くの命が救えるようになること。この治療法で特別患者も快方に向かうだろう、加えて、新しい治療法が有効であることを証明することによって、吉田の地位も上がるに違いない・・・

吉田は葉子に許可し、葉子はトシで連日人体実験を行うことに。実験の結果、問題が見つからなかったため、特別患者にこの新しい治療法を施し、患者は全快し、退院していった。

葉子は自分が行った悪が結果的に善のほうへ動いていることを面白く感じながらも、その後もトシであらゆる人体実験を行っていくのだった。
 

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原作小説『真昼の悪魔』最後までのネタバレあらすじ 後編

悪魔との対峙

ある日。神父が難波を見舞いに訪れた。大学で教えている神父と難波は学生時代に知り合いだったのだ。

第三病院に到着した神父は病院の雰囲気に言いがたい嫌な気配を感じる。それは以前悪魔崇拝の黒ミサが行われていたという民家で感じたものと同じものだった。

精神病棟にて隔離されている難波に面会した神父。難波は神父にすべてを語り、神父は難波のことを信じた。神父は難波がなんとか他の病院に移れるよう尽力することを約束し、難波の病室を出た。

そこで神父は葉子と出会う。葉子は相変わらず乾ききった自分の心のことを神父に話す。トシに行った人体実験のことも・・・

葉子は100を救うために1を犠牲にすることは善であると主張するが、神父はそれは悪魔の考え方だと声を荒げる。説得をしようにも全く神父の言葉が響かない葉子。神父は葉子に黒ミサの現場で感じたのと同じような猛烈な吐き気を感じた。

葉子と別れた神父はエレベーターで芳賀と乗り合わせた。言葉を交わしているうちに、自分の目の前にいる男こそが難波を裏切った者であることに気づいた神父。

なぜ、難波を裏切るようなことをしたのか?神父は芳賀を激しく叱責。芳賀は悪びれる様子もなく、こう答えた。『だって神父さん、そうでもしなけりゃ退屈じゃないですか?』

次ページでついに芳賀の衝撃の正体と女医・葉子の最後が明らかに!『魔筆の悪魔』、結末を迎えます!
 

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