ジェイシーデュガード誘拐され18年ラン拷問…逃げなかった理由は誰もが被害者になりうる悪魔の洗脳だった

Pocket

アメリカのカリフォルニア州で起こった

ジェイシー・リー・デュガード誘拐事件にスポットを当ててみたいと思います。

 

11歳のときに誘拐され、

29歳になって保護されたジェイシー・リー・デュガードさん。

 

18年間にも及ぶ犯人夫婦との生活。

 

途中、犯人の子供を2度身篭らさせられ、

生まれた2人の子供と犯人の母親と

ジェイシー・リー・デュガードさんは6人で暮らしており、

24時間拘束されていたわけではなかったのです。

 

なぜジェイシー・リー・デュガードさんは逃げ出さなかったのでしょうか?

 

彼女の心を縛っていたのは本物の鎖よりも恐ろしい

「ラン」と名付けられた拷問と洗脳という名の鎖でした。

 

ジェイシー・リー・デュガードさん誘拐事件にみられる

人の心の弱さと強さについて考えてみたいと思います。

 
 

誘拐されたジェイシー・リー・デュガードと犯人夫婦との18年間 仕事も電話・メールもしていた

240px-Philip_Garrido_2009_mugshot

フィリップ・クレイグ・ガリドー

画像:Wikipedia

240px-Nancy_Garrido_mugshot

ナンシー・ガリドー

画像:Wikipedia

ジェイシー・リー・デュガード誘拐事件の犯人夫婦が住む

アンティオックのウォルナット通りにある家に

突然1人の少女が現れました。

 

少女の名前はジェイシー・リー・デュガード。

当時11歳でした。

 

誘拐犯であるフィリップ・クレイグ・ガリドーは当時40歳で

妻のナンシー・ガリドーは36歳。

 

ジェイシー・リー・デュガードさんのことを

周囲には娘だと説明していたガリドー夫妻。

年齢的に見ても全く違和感のないこの嘘を周囲の人は信じていました。

 

ガリドー夫妻が暮らしていた家は

もともとフィリップ・ガリドーの母親の家で、

フィリップ・ガリドーの母親・夫妻そして

誘拐してきたジェイシー・リー・デュガードさんと4人で暮らしていたのでした。

 

ガリドー夫妻の家は木立で周囲から目に付きにくい状態であったのにもかかわらず、

さらに家の周りにフェンスを立てるなど、

今考えれば…というような特徴を備えた家でした。

 

ジェイシー・リー・デュガードさんは24時間拘束されているような状態ではなく、

庭に出てくることもあったそうです。

 

フェンス越しに会話をした隣人もいました。

隣の家の庭に普段見かけない少女がいたことから、

ここに住んでいるのか、それとも遊びに来てるの?と

ジェイシー・リー・デュガードさんに訪ねた隣人。

 

すると、幼いジェイシー・リー・デュガードさんは

住んでいると答えたそうです。

 

その後、間もなくしてガリドー夫妻の家に

次々に赤ちゃんが生まれます。

 

ジェイシー・リー・デュガードさんは

それらの子供たちを年の離れた自分の妹たちだと紹介し、

子供達もジェイシー・リー・デュガードさんのことを姉だと言っていたそうです。

 

やがて、ジェイシー・リー・デュガードさんが成長すると、

彼女はガリドー夫妻が経営する印刷会社で

グラフィック・デザイナーとして働き始めます。

 

ジェイシー・リー・デュガードさんは会社で

普通に電話やメールなどを使っていて、

また会社を訪れる顧客に対しても常に普通に応対していました。

 

その仕事ぶりも申し分なく、

このガリドー夫妻とその会社で働く娘のことを

不審に思う人は全くいなかったのです。

 

また、フィリップ・ガリドーは過去に強姦罪を犯したことから、

GPS追跡可能ブレスレットを足首にはめられ

規則的に警察官の訪問を受けるなど監視下に置かれていました。

 

ガリドー夫妻の家には度々警官が訪れていたのです。

 

家業を手伝う女性が、実は誘拐してきた女性で、

しかも2人の妹は父親であることになっているフィリップ・ガリドーとの間の子供であり、

幸せそうなあの家で地獄のような拷問が行われていることに

18年間誰も気づくことはなく、

そして被害者であるジェイシー・リー・デュガードさんが

逃げ出すことも周囲に助けを求めることも一切ありませんでした。
 

ジェイシー・リー・デュガード誘拐犯 フィリップ・ガリドーの生い立ちと誘拐事件の概要

フィリップ・ガリドーの父親は、

自身の子供のことを「いい子だった」と語っています。

 

しかし、フィリップ・ガリドーは10代の頃から

薬物依存状態に陥り、

21歳のときには14歳の少女相手に暴行事件を起こしています。

 

被害者少女が証言を拒否したために不起訴となったフィリップ・ガリドーは

その強姦事件を起こした翌年高校の同級生と結婚。

 

しかし結婚生活はうまくいかず離婚しようとした元妻ですが、

逃すまいとするガリドーに拉致されたというエピソードもありました。

 

暴力で他人を支配しようとする性質が

このときすでに確立されていたのでしょう。

 

離婚後、ガリドー25歳の時には

再び暴行事件を起こし、

裁判所の行った精神鑑定において「性的異常者かつ慢性的薬物常用者」

という診断がでることになりました。

 

この罪で服役中、

祖父の面会に訪れたナンシーと刑務所内で出会い、獄中結婚。

 

ナンシー・ガリドーも暴力に支配され育った過去があったのでしょう。

 

 

 

その後、フィリップ・ガリドーは

GPS追跡可能ブレスレットを足首にはめられ仮釈放されますが、

そのわずか3年後、40歳になった彼は

妻と2人で11歳の少女を誘拐し、自宅に連れて行くのです。

 

誘拐されたジェイシー・リー・デュガードさんは

自宅近くのスクールバスの停留所でバスを待っている最中でした。

 

いつもと変わらない1日の始まりの光景。

ジェイシー・リー・デュガードさんは父親が見ているなか、

突然彼女の前で止まった車に押し込まれ誘拐されたのでした。

ページ:

1

2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

About this site

child-428690_640 日々起こる新しいをいち早くキャッチ、
勢いがあるうちにあなたにお届けするウェーブキャッチ型エンタメウェブマガジン、
それが"Nami Machi"です!!
【スポンサーリンク】
pretty-woman-1509956_640
woman-1006102_640
time-1897986_640
heart-387972_640
parents-1342348_640
popcorn-1085072_640
sharp-1844964_640
ページ上部へ戻る